滋賀報知新(ニュース)平成14年8月27日(火)第13197号

たつみ会「一枚の繪 八日市絵画展」

今年も市へ寄贈

工藤和男作「水揚げ」

=絵画や手づくり物品販売 収益金は福祉支援に=

工藤さん(中央)からの寄贈作品「水揚げ」を手渡される中村市長(右)
(湖東・八日市市)
 地域民間福祉の充実を目指すボランティアグループのたつみ会(小島智津子代表)は、八日市駅前のショッピングプラザ・アピア四階研修室で二十四日から三日間開いた「一枚の繪 八日市絵画展」の出品者の一人、日展会員で審査委員もつとめる工藤和男さん(69)の作品「水揚げ」を市に寄贈した。

 同展は、市民や絵画ファンに芸術家の巨匠から新進気鋭の作家まで、その優れた作品を気軽に鑑賞してもらおうと平成二年から毎年開催しているもので、今年で第十一回を数え、六年前からはゲスト作家の作品寄贈を続けている。

 今回の「水揚げ」(縦約四十一センチ、横約三十二センチ)は、漁港の朝焼けの中で荒々しく立ち働く人々の姿やその情景が、濃厚な色彩とで工藤さんの取り組むテーマの一つ“生きる”躍動感を感じさせる力強いタッチで描かれている。

 絵画展会場には中村功一市長も訪れ、贈呈式では工藤さんから中村市長に寄贈作品が直接手渡された。作品は市役所内に展示して、市民に鑑賞してもらうことにしている。

 会場では同展のほか、たつみ会ソーイング部による手づくりの座布団、布団カバー、敷マット、小物入れなどの販売も行われ、収益金は支援金や介助器具などとして福祉関係施設や機関に贈られる。


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八日市バレーボール

カーニバル開く

=参加チーム募集=

(湖東・八日市市)
 八日市市バレーボール協会(辻川源一郎会長)は、第十回バレーボールカーニバルへの参加チームを募集している。

 カーニバルは九月一日に同市立布引運動公園体育館で開かれ、中学生以上の九人(男子四人、女子五人)による男女混合チームが参加できる。参加料は一チーム二千円(協会登録チーム千五百円)。

 出場希望チームは、所定用紙に必要事項を記入し、二十八日までに〒527―0033八日市市東沖野五―二○―六、奥村文子さんへ郵送する。FAX(23―2376)も可。詳しくは、辻川会長(TEL22―3473)か坪田理事長(TEL23―4553)へ。


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早くもコンバイン始動

安土町内の藤井さん

=「あきたこまち」収穫 =

極早稲品種「あきたこまち」の収穫をはじめた藤井さん
(湖東・近江八幡市)
 安土町内の水田で早くも稲刈りがはじまり、黄金色に輝く稲穂を収穫してコンバインの快音が響いている。

 近江八幡市や安土町で米18ヘクタール、麦4ヘクタール、大豆8ヘクタール、野菜2ヘクタールを栽培している同町内野の専業農家、藤井通生さん(64)が、極早生品種「あきたこまち」の収穫を20日からはじめたもので、藤井さんは消費者が喜んでもらえる農作物生産を心がけ、有機や無農薬、減農薬での栽培に取り組み、今年から不耕起栽培も取り入れた。

 安心して食べられる作物づくりの研究にも情熱を燃やし、米づくり全国大会などにも参加して優秀な成績を収めている。

 同町西老蘇に拠点を設けて経営するグリーン・オアシス藤井では安全で環境にやさしい「環境こだわり農産物」の認証を受けた米や自家農作物の直販を行っている。問い合わせは、グリーン・オアシス藤井(TEL46―3652)へ。また、ホームページ(http://www.kinuhikari.com)でも紹介している。


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最優秀は大林組の提案に

PFI方式による新市民病院改築

30年間で総額661億円
=東大病院も視察に訪れる反響 =

著名な見識者で構成された選定業者審査委員会の会合
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市はこのほど開かれたPFI方式による市民病院改築の選定業者審査委員会の報告を受け、事業着手に向けた基本協定を結ぶ優先交渉権者に大林組、次点に清水建設を決定した。

 PFI方式は、病院建物の設計から建設、開院後30年間の維持管理、病院運営を民間で組織する運営管理事業者(会社)が行い、市がその経費を年単位で支払い、契約終了後は市に無償譲渡するという新しい建設経営システムで、民間の経営能力と運営技術か導入されることにより自治体病院の運営コストの削減と利用者サービスの向上が図れるメリットがある。

 事業者が手がけるのは、医療部門を除いたすべての病院運営に関することで、市が直轄する医療部門と民間事業者が担う病院施設の管理運営の役割分担が明確化され、医師や看護師が施設管理業務から離れて医療行為だけに専念できる効果も生まれる。

 新病院の経営業務を30年間、民間事業者に託すことになる新病院建設計画では、問題発生時の対応策も含めたマスタープランを作成し、資格審査をパスした事業者から同プランに沿った建設運営計画案を募集。同委員会で応募案を審査し、最もふさわしい提案事業者を決定した。

 同委員会は、聖路加国際病院理事長の日野原重明氏を特別顧問に医療経済の権威、西村周三京大教授、病院建築の第一人者の栗原嘉一郎筑波大名誉教授、弁護士で内閣府PFI推進委員の前田博氏など著名な権威者も含めた13人で構成され、昨年4月から計10回の審議と各部会など計22回もの会議を開催し、詳細なチェック項目による点数評価で事業者の選定作業が行われた。

 最優秀に選ばれた大林組の提案は、病院の設計建築から30年間の運営管理費を含めた総事業費を661億5、223万3、080円とするもので、次点の清水建設は744億7、246万2、270円だった。

 次点を選定する際に清水建設より安価な提案があったが、設計の評価が低く、総合的な判断が重要された。

 当初、PFIでなく市の直轄で行った場合の病院建設費は150億円ぐらいと試算されていたが、PFIで取り組むことにより4事業者が示した建設費はいずれも100億円以下だったことは、民間の競争原理が有利に働いていると評価された。

 また、予想される新病院の年間経費は100億円で、うち管理運営等の経費はおよそ25億円と試算されているが、PFI方式では22億円にとどまり、差額3億円が30年間続くことにより計90億円のコストダウンがPFI導入によって可能となるとしている。

 市では、平成17年秋の開院を目指して10月には選定事業者との基本協定を行い、事業計画を進めたいとしている。

 現在、市が取り組んでいる設計から建設、維持管理、運営、譲渡までを含んだPFI方式による同病院改築事業は、全国初のもので、導入決定から全国的に高い関心を集め、東京の事業説明会でも会場いっぱいの関係者が集まった。

 これまでに新病院建設整備課には、東京大学医学部付属病院をはじめトップクラスの公立病院関係者など50件余りの視察団が訪れ、ホームページでの質問件数も約2、300件にものぼっている。時代が求めるPFI方式による公立病院づくりの全国先進例になっている。


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蒲生町で「第51回県公民館大会」

人づくり、まちづくりの拠点に!!

=東近江ブロックから6人が優良職員表彰=

住民主体の取り組みを呼びかける外池必佐公民館館長
(湖東・蒲生町)
 「第五十一回滋賀県公民館大会」がこのほど、蒲生町のあかね文化センターで開かれ、県内の教育および公民館関係者ら約三百二十人が一堂に会し、魅力ある公民館運営について意見交換した。

 今大会のテーマは、「子どもの世紀元年と公民館活動」。冒頭、県公民館連絡協議会・西野久則会長が「物質面での豊かさに加え、精神面での豊かさが現代では求められている。公民館は地域の一人ひとりが、地域の特性を生かしながら学ぶ楽しさとそれを生かす喜びを創造する場であり、さらなる組織の充実を」とあいさつした。

 続いて、優良職員として五十四人の受賞者が表彰された。東近江ブロックの受賞者は、八日市市立中野公民館・川島比朗子さん、同玉緒公民館・山本弘子さん、同南部公民館・松下美恵子さん、同御園公民館・稲森裕美子さん、同平田公民館・大溝加代子さん、近江八幡市島公民館・雪吹とし子さんの六人。

 式典終了後、大津、甲賀、東近江の三ブロックの代表者が、事例発表を行った。東近江ブロックからは、職員の立場として「必佐公民館五十年の歩みより」と題して、日野町立必佐公民館の外池順一館長(72)が報告。四十年の教師生活を経て公民館運営に取り組む外池館長は、現在の公民館となるまでの歴史をひも解きながら、「昭和二十〜四十年代は、地域や学校が一体となって子どもの教育に携わっていた。教育イコール学校ではない。いつからか出来上がった学校教育と社会教育の縄張り意識を解かなくてはいけない」と参加者に呼びかけた。

 また、今後の公民館の在り方について、「行政主導ではなく、自分たちで考え自分たちで即実行に移すという必佐地区が培ってきた姿勢は残していきたい。地域全体を見ながら企画運営し、子どもの教育に社会全体でかかわれる環境づくりを築いていかなければならない」と、住民主体での取り組みの重要性を強調した。

 現在、公民館は地域の中核施設として、住民の生活に即した学習意欲を満たし、完全学校週五日制の実施にあわせて県下全域で進められている「しが子どもの世紀三カ年プロジェクト推進事業」において、地域と家庭、学校の三者を結びつけ社会全体で子どもを育てる環境づくりの役割を担っている。事例発表や記念講演を通して、参加者は地域住民の学習ニーズの把握と子どもたちの「生きる力」を育む環境充実に努める決意を新たにした。


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