滋賀報知新(ニュース)平成14年9月13日(金)第13217号

またもや結論、持ち越し!

未解決は八日市市議会だけ

次回は「2市5町」で一致へ
=1市3町首長・議会代表者会議=

異例の日曜日(8日)の夜に開かれた1市3町首長・議会代表者会議
(湖東・広域)
 近江八幡市、愛東、湖東町の1市2町からの合併枠組みへの参入を受け入れるのかどうか、話し合いを続けている八日市市、蒲生、日野、永源寺町の1市3町の首長・議会代表者会議が8日午後7時から日野町の林業センターで開かれたが、結局この日も結論は出ず、またも持ち越しとなった。

 この日の会合では、先月30日に開かれた東近江地域の首長会議で、中村功一八日市市市長が示した「東近江は1つ」の提案を3町が持ち帰り、各町議会の話し合いの結果も踏まえた議論の場となった。

 永源寺町は、将来的には2市7町、2市9町の約束がとれる方向で1市2町の参入を容認するとの判断を示したのに続き、日野町も(まずは)2市5町の枠組を早い時期に立ち上げる必要性を強調した。蒲生町は、中村市長の提案を受け入れる方向で議会の理解も得られていると、まずは2市5町の枠組みの推進を追認した。

 3町が示した方向性に対し、中村市長は「『東近江は1つ』の提案は(いまのところ安土、能登川、五個荘町の)3町を除いて理解してもらっている。大同合併のステップとして2市5町が良いのではないか」と新しい視点に立った考えを改めて示し、各町と意見の一致を見ていることを強調した。

 これに対し、志井弘・八日市市議会議長は「まだ、議会内にいろんな枠組みの考えがあって意見集約することは出来なかった。(2市5町の方向で)1つにまとまるにはまだ議論が必要なため、もう少し時間が欲しい。9月議会の中で話し合いたい」と議員間の意見調整に手間取り、議会としての方向性がまだ見出せていないことを明らかにし、結論をもう少し待って欲しい思いを伝えた。

 また、結論をもう先延ばしすることが出来ない時期に来ている認識も示し「決して意固地になっているのではない。(議長としての結論は持っているが)次回会合の13日までに議会としての結論を出すよう努力したい」と理解を求め、各町がこれを受け入れた。

 3町の議会は、2市5町での方向で意見集約が出来ており、1市3町の行政間でも、大同合併を前提として2市5町で進むことで合意が得られている中で、八日市市議会だけがまだ結論を出せていない状況が浮き彫りになった。

 3町の議会も市町側も2市5町でまとまっているのに、今回も八日市市市議会の不調で、結論が再び先延ばしされることに不満が表面化しなかったのは「全員一致で結論をまとめあげたい」との共通の思いが働いているからと見受けられる。しかし、八日市市議会に「不信」を抱きながら会場を去った首長や他議会代表者が居ても不思議ではなかった。

 次回会合の13日までわずかな日数であることや論議の方向性としては揺るぎがないことなどから、結論が延期されたことに対しての不満の声は出されなかったが、同市議会の信頼が薄らいだことは否めない。

 そもそも先月22日に開かれた前回会合で、中村市長が問題の打開策として「東近江は1つ」の提案を示し、まずは2市5町での枠組みに方向転換したことに各町から賛意が寄せられ「勇断」との評価も集まった中で、八日市市市議会が「もう一度持ち帰って議論をする必要がある」と、「2市5町」に決めることをためらったために「結論の日」を今回に延期し、議会の日程とも重なることを避けて異例ともいえる日曜日の夜に会合を持った経緯がある。

 当然、この日に同市議会も議会としての結論を持って会合に臨むことを期待し、「2市5町」の結論が出るものとの見方が支配的だった。この問題に早く決着させたいという市町側の強い思いの中で、前回結論を先延ばしした八日市市議会がまたも「まだ意見集約が得られない」との理由で、問題の終止符が打てない状況にしてしまったことは、相手がある協議を進めていくうえで問題がないとは言えない。

 結論が導き出せなかったため、1市3町の合併協議会の今後も視界に入らず、1市3町そのものも中途半端な状況に置かれている。次回会合では、八日市市議会を信じて「2市5町」に決められるというムードも生まれたため、何事もなく散会し、枠組み問題の終結を待つことにした。

(畑 多喜男)


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3回シリーズで「廣重・英泉の旅」

中山道の風景、人に出会える

=作風の味わいも るーぶる愛知川=

「木曾街道六十九次」で当時の中山道を垣間見ることができるギャラリー展
(湖東・愛知川町)
 愛知川駅コミュニティハウスるーぶる愛知川で、ギャラリー展「廣重・英泉の旅――日本橋〜下諏訪――」が開かれている。

 中山道開通四百年を記念して開かれている「中山道400年祭」の関連イベントとして、浮世絵師の安藤廣重(一七九七―一八五八)と渓斎英泉(一七九○―一八四八)による合作「木曾街道六十九次」の全作品を三回に分けて展示する。

 第一回目の今回は、起点の日本橋から甲州街道との合流点の下諏訪までの三十点を紹介。当時の旅人や店、まちの様子、文化、自然などがいきいきと描かれていて、当時の旅人になりきれば、中山道踏破の旅の気分を疑似体験できる。

 二十一日からは塩尻から今須、十月十二日からは「近江中山道の旅」と題して柏原から大津までの作品を、一つひとつ解説を付けて紹介する。

 「木曾街道六十九次」に描かれている中山道は、起点の日本橋から武蔵、上野、信濃、近江を通り、東海道と合流する草津宿から、京都三条大橋まで百三十五里あまり、約五百四十キロの行程。

 当初、妖艶な美人画(枕絵)が得意だった英泉に製作依頼されたものであるが、途中、版元との折り合いが悪くなり、急きょ、「東海道五十三次」で知られる叙情的風景画を得意とする廣重が別の版元のもとで引き継ぐことになった。作品は英泉が二十四図、廣重が四十六図の計七十枚。このため、二人の作風の違いを知ることができる作品としてもおもしろい。

 るーぶる愛知川は入場無料。年中無休。ギャラリー展示は午前八時から午後五時まで。


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防災・防火 イベントで啓発

楽しく、しっかり習得

=愛知消防・東近江消防=

乗車体験ではしご車に乗り込んだ親子
(湖東・愛東町)
 「救急の日」(九月九日)に向けたイベントが各地で開催され、消防職員らが地域住民に救急の知識を広げる様々な取り組みが繰り広げられた。

 あいとうマーガレットステーション(愛東町妹)では愛知郡広域行政組合消防本部による「楽しく学ぼう 防災・救急ひろば2002」が開かれ、はしご車や地震体験車などの乗車体験、応急手当や初期消火体験などがスタンプラリー形式で行われ、各コーナーに長い列ができた。特設ステージでは寸劇や紙芝居を通して子どもたちにもわかりやすい防災・防火の啓発も行われた。

 八日市駅前のショッピングプラザ・アピアでは東近江行政組合消防本部が「救急フェア」を開催。心肺蘇生法体験や血圧測定、ビデオやアンケートなどによる啓発などが行われ、買い物客らの関心を集めていた。


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I Love能登川

好きな風景を撮ろう

=コンクール作品募集=

(湖東・能登川町)
 能登川町では、町内を被写体にした「I Love Notogawa2002 写真コンクール」の作品募集を行っている。

 日々変わりゆく能登川の景色。個々の好きな風景や、まちで見かける様子、地域の行事など、能登川らしさが込められた一コマを募っている。参加無料。

 作品規定は、四ツ切り〜ワイド四ツ切りのプリント写真で、一人二点まで応募できる(未発表のものに限る。版権は能登川町に属する)。

 応募者は、役場生涯学習課と社会教育施設(町立図書館・博物館、埋蔵文化財センター、スポーツセンター、中央公民館)に設置してある申込用紙に必要事項を記入し、写真を添えて十月三十一日までに役場生涯学習課または町立博物館に提出する。

 最優秀一点、優秀数点、佳作数点が表彰され、全応募作品が町立博物館ギャラリーに展示される。展示期間は十二月四日から同二十二日まで。問い合わせは町生涯学習課(電話0748―42―9926)まで。


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全国の小・中学校教諭集合

へき地教育研究滋賀大会

=指定校13校などで開催=

(全 県)
 全国の小・中学校教諭を対象にした「第五十一回全国へき地教育研究大会滋賀大会」と「第十七回近畿へき地教育研究大会滋賀大会」および「平成十四年度滋賀県へき地・少人数教育研究大会」が十月十・十一日の二日間、県内のへき地指定校などで開催される。

 へき地、小規模、複式学級を有する学校の経営と学習指導上の諸問題について研究協議する大会で、全国各地におけるへき地教育の研究成果を公開し研究するもの。

 大会スローガンは「びわ湖から未来へ夢が広がるへき地の教育」であり、全体会と分散会は県立体育館と大津プリンスホテルで。分科会は大津市、近江八幡市、土山町、甲南町、信楽町、永源寺町、伊吹町、木之本町、余呉町、マキノ町、今津町、朽木村の県内へき地指定校十三会場で開かれる。

 主催は、文部科学省、県教委、全国へき地教育研究連盟、近畿へき地教育研究協議会、県へき地・少人数教育研究会と県内十二市町村の教委。参加人数は県外から八百三十二人、県内から二百四十八人の計千八十人(八月二十四日現在)の予定。

 全体会は、十日午前九時半から県立体育館で開かれ、滋賀大学教育学部附属環境教育湖沼実習センター・川嶋宗継教授の記念講演「びわ湖と滋賀の環境教育」が行われる。

 川嶋氏は、京都大学理学部博士課程を修了後、滋賀大学教育学部助手を経て、同学教授に就任。学校教育や生涯学習で活用できる環境学習プログラムと教材開発を行い、湖沼・降水・大気等の環境科学的研究を行うほか、開発途上国における環境教育の方法論を研究している。昨年の第九回世界湖沼会議では第二分科部会長を務めた。

 二日目の分科会は、指定校十三校が会場となり、近江八幡市の沖島小学校では「ふるさとを愛し、共に支え合いたくましく生きる沖島っ子の育成」、永源寺町の政所小学校では「自ら学び考えることのできる子どもの育成」を主題に研究し、へき地教育の充実を図る。

 問い合わせは、滋賀大会実行委員会事務局の永源寺町教委事務局(電話0748―27―8145 http://www.ex.biwa.ne.jp/~siheki Eメールsiheki@ex.biwa.ne.jp )へ。


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