滋賀報知新(ニュース)平成14年9月26日(木)第13232号

栗東市長選

RD問題 ・財政再建 アンケート

=(上)=

(全 県)
 滋賀報知新聞社は、十月二十日告示の栗東市長選挙にあたり、現在までに出馬表明している前助役の高田徳次氏(62)、司法書士の国松正一氏(54)に対して、(1)RD社の産廃問題(2)財政再建----についてアンケート取材し、抱負を聞いてみた。

 それによるとRD問題では、主張に大きな隔たりはなく、地下水汚染を危惧し、同社による廃棄物早期撤去を要求している。また、財政再建については、高田氏はネックになっている同市土地開発公社の不良債務の解消、国松氏はバランスシートによる財政透明化を挙げている。次回は、(3)新幹線新駅設置(4)市町村合併---について二面に掲載する予定だ。


高田氏
高田氏

(1)RD問題

至急、地下水対策を


 解決は私の宿命と考え、全力を投球して解決する。最終目標は撤去だが、その方法、場所、期間など長期に及ぶことが予測される。ダイオキシン対策、周辺住民の健康管理のほか、跡地に植える菜の花による車両油の生産など、環境美化に万全の対策を行っていく。

 RD社は、県の改善命令に対して国に不服申し立てしているが、至急取り下げて従うべきである。有害物質を含んだ廃水が地下水に浸透している事実が指摘されている。地下水の止水を大至急RD社の責任で実践させることが必要だ。

(2)財政再建

塩漬け土地の解消


 二十世紀型から二十一世紀型、町型から都市型へと変ぼうする中、徹底した行政改革の断行が必要。具体的には、都市計画税の公平負担の確保、土地開発公社先行投資の早期解決(開発事業団当時の不良債務の解消)などだ。また、公共事業に民間活力を利用したPFI、土地信託方式は、行政改革の基本だ。企業育成や雇用の創出など効果が大きく積極的に推進していきたい。

 財政難の中でも、総合福祉センターは、市民の一層の福祉の向上を図ることから推進が必要だ。また、JR手原駅の改修に関しては、多くの市民も疑問視しており、あらためて市民の意見を聴くべきだ。一方、障害者福祉の立場からエレベーターやエスカレーター、ホームの屋根設置、駅東北部からの利用など利便性の確保に努めていく。


国松氏
国松 氏

(1)RD問題

県命令に従い撤去を


 市民が安全、安心な生活が営めるよう、早急に解決しなければならない。栗東市の上水道は大半を地下水に頼っており、地下水汚染の現状を長く放置してはおけない。よって、県の指示を仰ぎながら有害廃棄物を除去、無害化の上、搬出することを考えている。これをRD社の企業責任においてすべきだ。

 県の改善命令のうち、有害物質が埋まっていると指摘されている深掘穴の廃棄物移動等に対して国に不服申し立てしているが、企業倫理の視点から直ちに取り下げ、改善命令に沿って対応すべきだ。

(2)財政再建

財政の透明化図る


 栗東市の最重要課題と認識している。一般会計、特別会計で財務諸表(バランスシート)を作成し、まず、専門家の分析も踏まえて現状を把握しなければならない。その上で徹底的に行政コストの削減に取り組む。

 具体的には、プロジェクト事業について今必要なものとそうでないものを区分して取り組み、各種事業の民営化や民間委託を進め、市職員の行政能力の高度化、専門化を図る。

 PFIは、公共施設の設計、建設、維持、運営に民間の資金とノウハウを活用し、財政支出の削減を図りながら、より質の高い公共サービスの提供を図ることを目的とするもので、行財政の有効な手法として、積極的に活用を進める。土地信託方式も同様である。


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外来魚リリース禁止条項

全国から反対意見続々

=関係業者も撤回求め質問状 =

滋賀報知新聞社に寄せられた投書
(全 県)
 バス釣り愛好者や関係業者が外来魚リリース(再放流)禁止条項の撤回を求めている県の「琵琶湖レジャー適正化条例案」について、滋賀報知新聞社が社説などで取り上げたところ全国から反響があり、Eメールなどで約八十通の投書が寄せられた。

 主なものを見ると、「大半の食害はブルーギルで、放流したのは県水産試験所」▽「外来魚駆除事業で在来魚が混入され、公金が不正に使用されたのは雪印や日ハムと同じ詐欺行為」▽「在来魚減少の主な理由は人口増加による水質汚染、琵琶総などの国土開発による産卵場所の減少」-などで、全てがリリース禁止に反対だった。

 これらに対して県は、ブルーギルの拡散については、昭和三十五年にアメリカから日本に贈呈されたもので、上野水族館を経て、昭和三十八、三十九年ごろにイケチョウ貝幼生の寄生に用いるため、県水産試験場に分与されたとし、管理された水面で飼育されていたと反論している。

 外来魚駆逐事業の水増し疑惑については、県フィッシングボート協同組合が、琵琶湖の外来魚を県が買い取る事業は、回収した魚に在来魚が混入しているため不正な公金支出だとして県監査委員に住民監査請求し、二十日に受理されている。監査期限は十一月十一日で、十月一日に請求人の意見陳述が行なわれる。

 公共工事の環境破壊に関しては、保全整備計画でヨシ再生、多自然型工法などで自然再生を図っているとし、レジャー面でもリリース禁止によって外来魚を再び琵琶湖に戻さないことで生態系保全を進めるとしている。

 このほか日本釣振興会は、二十日に国松善次知事に対して外来魚リリース禁止条項の撤回を求め、公開状を提出。外来魚激増と在来魚減少の因果関係、過去十年間における被害の科学データの提示など十四項目にわたり質問し、三十日までの回答を求めた。同会の高宮俊諦常務理事は、「漁獲量(平成八〜十二年)の一・二四%にすぎないブラックバスに食害原因を求めるのはおかしい」と話している。


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北の大地の恵み

ふるさと小包に

=富良野郵便局=

(全 県)
 テレビドラマ「北の国から」の舞台となった北海道富良野市にある富良野郵便局は、北の大地の恵みである「玉ねぎとじゃがいも」を全国で味わってもらおうと、ふるさと小包として販売している。

 商品は二千箱限定で、玉ねぎ約一・九キロ、男爵じゃがいも約一・九キロ入りで全国均一価格千五百円(郵送料、消費税込み)。

 希望者は、はがきに申し込み個数、郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入し、十月十一日までに〒076−8799富良野市若松町四番一号、富良野郵便局「富良野の秋野菜」係へ。

 問い合わせは佐藤農園(0167-22-3464)、または同局(0167-23-2652)まで。


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地方新聞標語決まる

全国から7529作品が応募

天賞 辻さん 人賞 田窪さん
=10月15日 東京の全国大会で表彰=

(全 県)
 社団法人日本地方新聞協会(会長・中島繁治主役新聞社長)は、このほど開催の第二五七理事会で、十月の新聞週間にちなんで全国の愛読者から募集していた「地方新聞標語」の優秀作品を決めた。

 天賞(最優秀賞)には、本紙愛読の八日市市市辺町一○二六―六、無職辻学さん(62)の作品「地方紙で触れ合い深まる人と街」が選ばれた。辻さんは、十月十五日にスクワール麹町(東京・千代田区)で開かれる第五十三回全国大会に招待され、中島会長から表彰状とともに賞金五万円が贈られる。

 全国各地から七千五百二十九通の応募を受け、同協会専属の選考委員会が行う第一次審査で一千点を選考し、このうち三百点が第二次審査を通過している。さらに今月十日に同協会本部(東京・新宿)開かれた理事会で、第二次をパスした作品について最終審査を行い、優秀作となる上位八点を選出した。

 天賞に続く地賞(賞金三万円)に東京都町田市金森二二二、無職白田敬一郎さん(65)の作品「地方紙の伝えるニュース今朝も待つ」が選ばれたほか、人賞(同二万円)には八日市市ひばり丘町四―一二、無職田窪賢さん(70)の「地方紙の知恵と勇気で街づくり」が輝いている。

 これら三賞をはじめ入選作は全国大会で表彰され、表彰状や賞金、記念品が贈られる。佳作に選ばれた作品は次の通り。敬称略。

 佐々木公一郎68(福島県須賀川市)「地方紙が示す地域の未来像」▽松浦康彦63(徳島県上板町)「地方紙のニュースが主役で町おこし」▽吉澤由美子45(東京都町田市)「地方紙が日本の縮図を写し出す」▽来代恵子36(千葉県印西市)「地方紙の小さい記事が胸を打つ」▽佐藤久恒40(茨城県藤代町)「地方紙に孫が載ったと自慢顔」


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県内から4個人・4団体

厚生労働大臣表彰

=全国老ク連会長表彰=

(全 県)
 日比谷公会堂(東京都日比谷区)できょう開かれる「全国老人クラブ連合会創立四十周年記念大会」において、県内から老人クラブ育成指導功労に二個人、優良老人クラブに一団体および全国老人クラブ連合会会長表彰に一個人など四個人・四団体が表彰される。

 老人クラブの発展向上に尽力した功績と労苦に報い、優良老人クラブおよび優良市区町村老人の活動の成果を称賛するもので、厚生労働大臣表彰ならびに全国老人クラブ連合会会長表彰を行うもの。

 被表彰者と団体は次の通り(敬称略)。

 ◎厚生労働大臣表彰

 【老人クラブ育成指導功労者】
 疋田茂松(89、彦根市)県老人クラブ連合会副会長
 山本喜重郎(90、大津市)県老人クラブ連合会会長

 【優良老人クラブ表彰】
 愛柑クラブ(甲南町、辻博夫会長)=梅林経営を行うとともに、製品の付加価値を高める梅干しづくりの技術保存・伝承を重視。梅干しを学校給食センターに納入し、健康食品を学童・生徒に提供している。

 【優良市区町村老人クラブ連合会表彰】
 山東町老人クラブ連合会(山東町、谷口正一会長)=美しい街づくりとして花いっぱい運動を展開するとともに、寝たきり老人宅を訪問するなど様々な友愛活動や、各種スポーツ大会を行っている。また、景勝地「三島池」においてうどんコーナを設置運営し、高齢者の生きがい事業を展開している。

 ◎全国老人クラブ連合会会長表彰

 【老人クラブ育成指導功労者】
 波田芳明(82、大津市)県老人クラブ連合会理事

 【40周年記念特別表彰】
 磯島弥一郎(78、秦荘町)元県老人クラブ連合会評議員・元秦荘町老人クラブ連合会会長

 【優良老人クラブ表彰】
 稲里老人クラブ慶寿会(彦根市、藤野久男会長)=会報「なかま」を十年以上発行し、社会活動として友愛訪問・美化活動。世代間交流としてふれあい活動・秋の文化祭に取り組むなどしている。

 【優良市区町村老人クラブ連合会表彰】
 志賀町老人クラブ連合会(志賀町、松村良治会長)=夏場の水泳場や琵琶湖の清掃活動、神社仏閣や公共施設の美化活動など、奉仕活動に力を注ぐ運動を展開している。


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