滋賀報知新(ニュース)平成14年9月29日第13235号

2市5町 合併協議会正式発足へ

長かった枠組み議論が終結

準備会で議論加速
=確認事項も全会一致=

最終回となった2市5町合併研究会の第6回会合
(湖東・広域)
 八日市市、蒲生、日野、永源寺町の1市3町でつくる東近江東部地域合併協議会に近江八幡市、愛東、湖東町の1市2町の参入を受け入れることを決めた2市5町合併研究会の最終(第6回)会合が、26日午後7時半から八日市市役所別館で開かれ、前回会合で1市3町が1市2町に示した9項目の確認事項の合意が全会一致で得られ、法定の合併協議会の立ちあげに向けて2市5町が正式に取り組むことが決まった。

 今回の会合では、1市3町が示した確認事項について1市2町が持ち帰って協議した結果の報告から始まり、まず、川端五兵衞近江八幡市長が「(前回の会合で)2市5町の枠組みを選択していただいたことに感謝申し上げる」と前置きしたうえで「提示された確認事項案については異論はなく、概ね了承するが、新市の事務所(市役所)の位置の決定については、2市5町の協議会設置後の議論となるように(希望として)お願いしたい」と要請した。

 続いて権並清愛東町長は「1市3町の確認事項案に順守する」、また宮部庄七湖東町長も「特に異論はない」と受け入れを表明した。

 川端市長が新市の事務所の位置の決定時期の延期を要請したことに対して八日市市議会の志井弘議長は「(1市3町の)小委員会の決定を尊重しながら2市5町で決定する方向に持って行くようにしなければ議論は前に進まないので、(2市5町の協議会の中で)同意を得たい」と発言、来年1月に2市5町の法定協議会が立ち上がるまで決定を待つ方がよいとの考えを示した。

 また、蒲生町の坂谷清治郎議長も「議論がスムーズに進むよう2市5町で決めていくべきだ」と志井議長の考えを支持。さらに奥野弘三日野町長は「小委員会の決定は2市5町の中で決められたことではないので、フェアーに議論していくことが大切だ」と追認した。

 これらに対しての反対論は出なったことから、同会合では2市5町の合併協議の中で新市の事務所の位置を決定することで了解が得られた。

 2市5町の間で確認事項の承認が得られたことから、今後の対応の検討に移り、 事務局側から確認書の交換は、会合の場でという形でなく各市町に確認書を持ち回り、市町長が署名、捺印する、との案が提示され、これを了承した。

 10月には、加わった1市2町から1市3町合併協議会に職員を派遣して2市5町合併協議会の準備会を発足させ、各町間の事務レベル協議を先に進めることを申し合わせた。5月10日の初会合から取り組んできた2市5町合併研究会の任務は今回で終え、閉会とした。2市5町の法定協議会が立ち上がるまでは準備会で議論が進められる。

 県内の合併協議会の中で議論の推移とともに枠組みが拡大していったのは2市5町だけ。また、2市が一緒になる合併の枠組みも県内初となる。(畑 多喜男)


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実物そっくり西川さんの作品

巨大昆虫が八日市に出現

=大凧会館で特別展示=

凧作りのおもしろさを作品の解説とともに熱く語る西川さん
(湖東・八日市市)
 広げた羽が四メートルもあるカブトムシなど、巨大昆虫二十一匹が八日市市に集まった。

 世界凧博物館八日市大凧会館の2002特別展示「昆虫凧の世界――4mのアトラス現わる!!――」が二十六日に開幕し、三重県伊勢市在住の凧作家、西川正之さん(57)が作製した本物そっくりの昆虫凧が、館内を飛び交っている。

 子どもたちだけでなく昆虫ファンの大人にもあこがれのアトラスオオカブトムシをはじめ、チョウ、トンボ、カマキリ、今回の展示に向けて丹精込めて作り上げたゲンゴロウやスズメバチなど六点を含む二十一点を展示。

 いずれの作品も、昆虫採集による実物の観察、昆虫博物館や図鑑などでの研究を重ね、その構造や色まで正確に再現しているだけでなく、実際に揚げることもでき、大空を舞う昆虫凧の写真や映像の展示も行われている。

 保育園児だった長男にせがまれてつくった平面凧が凧揚げ大会で入賞した時、立体の鳥凧に魅せられ、仕事の合間をみて鳥凧を作り始めてからは、凧作りのとりこになってしまった西川さん。その後約十年間で約六十点の鳥凧を作り上げ、各地での大会参加や、企画展示などで絶賛され、テレビや雑誌でも多数紹介されている。

 その経験を生かし、今度は昆虫の凧をと昆虫凧製作に没頭するようになり、これまでに約四十点を完成。鳥と昆虫の凧合わせて百点を超す作品は、胴と羽を分解して保管する自宅三十畳の部屋をいっぱいにした。

 西川さんの凧作りは鳥、昆虫に留まることなく、行員勤めを終えてたっぷり時間ができた今後は、タコや魚、ウナギなど羽のない海や川に住む生き物から、電車、「最後には天馬を」と無限の夢を広げる。そして、「八日市大凧まつりにも、ぜひ参加したい」と、八日市での凧の交流を楽しみにしている。

 同展の会期は十一月二十五日まで。入館料は一般二百円、小中学生百円。水曜日・第四火曜日・祝日の翌日休館。問い合わせは、同館(TEL0748―23―0081)まで。


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10月2日から

ネット上で蔵書検索OK

=近江八幡市立図書館 =

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市立図書館(田代守館長)は、10月2日からインターネット上で館内の蔵書検索や貸し出しの予約などが行えるサービスをはじめる。11月1日までの1か月間をコンピュータプログラムに不都合がないかチェックする市民モニター期間とし、11月1日から正式なサービスに移る。

 今回のサービス開始は、市の光ファイバーケーブルが市内の最後となっていた沖島にも結ばれ、2日から開通するのに合わせ整備を進めていた。

 検索ページには、「図書の検索」、「雑誌の検索」、音楽CDや映画、アニメのビデオなどの「AV詳細検索」、「雑誌のタイトルからの検索」と探したい図書に関係する字句から選び出せる「フリーワード検索」の5つの検索項目を設定。

 また、読みたい本が蔵書としてあるか、ないかを調べることや、ある場合の貸し出し予約、また貸し出し状況や借りしている本の返却日などがネット上で簡単に分かるようにした。ただし、貸し出しに関する項目は、同図書館発行の貸し出しカードを保持していないと、個人コード番号が入力できないため見られない。

 また、新刊本のお知らせや探し出した図書をどういう方法で知らせて欲しいかを伝えられる伝言板「予約申込みのメモ」も設けた。

 同図書館には近江商人やヴォーリズに関する図書が多く集められおり、コンピュータには蔵書15万冊分のデータを収録した。

 検索ページへのアクセスは、市ホームページのトップ画面から出来る。直接のアクセスは10月2日からhttp://www.library.city.omihachiman.shiga.jpへ。


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再発防止を真剣に

万全な対応策はあるのか?

=近江八幡市 =

(湖東・近江八幡市)
 沖島浄化センター改良工事の競争入札妨害で市職員が逮捕される不祥事を受けて近江八幡市は、職員と同じ容疑で逮捕された土建業者が経営する辻建業社(市内船木町)を25日から1年間の指名停止処分にした。

 市では再発防止と市政への信頼回復に向けて川端五兵衞市長が、25日から2日間かけて各課職場をまわり、直接職員から同類の問題がないかどうかなどを聞き取りする懇談の場を持つとともに職員を管理する立場にある所属長と市倫理委員会との合同協議会を開催した。

 また、建設工事契約審査会を来月1日に、コンプライアンス委員会を同4日に開催し、それぞれの今後の役割と対応策を協議することにしている。

 事件が発覚してからの市の素早い対応は、川端市政が生まれた経緯や市長就任後に市の体質改善を強く求めた市民の信頼がやっと回復しかけた途中に再び失墜を招いた引責の重みが、大きな踏み台になっている。

 24日に全職員を集めた市長訓示での川端市長は「就任後、一番に目指していた大切なものを失い、再びスタートライン立つことになってしまった」という無念さが言葉尻に伺え、職員に語りかけるように綱紀粛正を訴えた。

 百歩譲って、甘い誘惑に動じない職員となるべき当然のモラルを持ち続けることが人間である以上難しいのならば、たとえ社会倫理に反する思惑を抱く職員がいたとしても、そうした問題が起きない独自の行政システムを考え出し、実行に移すことが最も市民が期待する対応策ではないだろうか。


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新しい魅力に迫る

「近江商人探訪」長浜で開催

=30日まで参加者募る=

(湖北・長浜市)
 県AKINDO委員会は三十日まで、「近江商人ふるさと探訪ウォークin長浜」の参加者を募集している。

 全国を駆けめぐり、我が国商業の礎を築いた「近江商人」は、県の無形の資産であり、その進取の気性や卓越した情報力など優れた“智恵”は、平成の大不況と呼ばれる現代にも通じる。この「近江商人」を輩出した地を訪ね、その偉業を知ってもらおうとするもの。

 「近江商人」のふるさとは、近江八幡、五個荘、日野、高島、湖東が一般的だが、今回の開催が初めてとなる長浜を「近江商人」の切り口で探訪することにより、長浜の新しい魅力に迫る。

 開催日は十月十九日、開催場所は長浜市旧長浜町界隈。募集人員は百人。参加費用は二千五百円。スケジュールは@オリエンテーション=曵山博物館A長浜探訪ウォーク=安藤家、知善院、長浜御坊大通寺、長浜御坊表参道界隅―など。

 申し込みは、往復はがきまたはFAXで郵便者号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、特定非営利活動法人 三方よし研究所まで。問い合わせは(電話0749―22―0627)へ。


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