滋賀報知新(ニュース)平成14年10月7日(月)第13244号

八日市市 青少年の主張大会

第33回の開催要項決まる

社会に対する役割と責任
=地道な生活体験など募る=

(湖東・八日市市)
 “聞いてよ体験、考えよう未来を、私は今…”をテーマに、今年も「八日市市青少年の主張大会」(市、市教委、市青少年育成市民会議、滋賀報知新聞文化振興事業団主催)は、十一月四日に市役所別館(旧勤労福祉会館)大ホールで開催されることが決まった。

 新しい時代を切り開くエネルギーを秘めた青少年を、たくましく心豊かに育てるには、家庭はじめ学校、地域社会、職場がそれぞれの役割を明確にしながら、青少年にふさわしい環境を大人がつくる必要に迫られている。

 一方、青少年も自らが社会を形成する一人としての役割と責任を自覚し、目標に向かって努力し続けることも重要として、時代を担う青少年が「今、何を考え」、それに対して「どのような行動を起こしているのか」など、自分たちが日ごろから考えていることを豊かな感性と自由な発想で市民に訴えてもらう。青少年への真の理解と関心を高める目的で毎年開かれ、今年で三十三回目となる。

 今回の意見発表は、自覚と責任を持って社会参加するために「日常の言動に責任を持つ」ことが大切になることから、家庭や学校での生活や、職場での出来事、団体や地域での社会活動など、体験を通して学んだことや反省したことを題材に選び、意見を発表してもらうことにした。

 審査については、特に日常生活で地道に実践した体験が高く評価され、原稿を見ながらの発表や時間(持ちタイム五分)の長短は減点の対象とし、最優秀や優秀賞、優良賞などを選ぶ。

 小学校の部(市内六小学校から各一人)と中学校の部(同三校から男女各一人)については学校を通じて募集する。このほか、青年・一般の部(十人)は広く市民などから募ることにした。

 高校生、大学生、職域・地域の二十六歳までの青少年が対象となる。市内在住・在勤・在学で意見発表に意欲のある人は、十八日までに市青少年育成市民会議事務局(子どもセンターひばり内)へ原稿を添え申し込む。詳しくは同センター青少年対策室(TEL22―0120)へ問い合わせる。


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酒蔵で陶芸と書の展覧会

「芸術の秋」見つけた

=藤居本家 箏ライブ演奏も=

作品の前でこの展覧会にかける思いを語る山田浩之さん
(湖東・愛知川町)
 NHK朝の連続テレビドラマにも登場し、全国地酒百選に選ばれた「旭日」の醸造元である愛知川町長野の蔵元「藤居本家」で、芸術の秋に浸る陶芸と書の展覧会がはじまった。

 まずはじまったのが「百つぼ展」。アメリカに生まれ、信楽焼を学び、信楽の地に窯を構える傍ら県立陶芸の森で指導員を務め、現在は三重県上野市で創作活動を続けているダレン・ダモンテさんと、信楽焼を代表する今注目の若手陶芸作家の山田浩之さんの、二人の焼いたつぼ百個を一挙に展示する。

 「これだけの会場に展示するため、これまでで一番力が入りました」と山田さん。以前に会場を訪れた山田さんが、「ぜひここで個展を」と申し入れ、希望がかなって以来、「この会場に見合う作品を」と作品づくりに専心、約半年を費やし、二人が別々に作った作品を県立陶芸の森に持ち寄って、のぼり窯で一緒に約二週間かけて一度に焼き上げた。

 会場がある二階へ上がると、まず目に入ってくるのは、今回の展覧会を象徴しているような大小のつぼがくっついたまま偶然に焼き上がった作品。そして、土や焼け具合によって微妙に違うそれぞれ個性をもった大小百個のつぼが、とどっしりと広い会場に整然と並べられている光景は、まさに圧巻だ。

 連日、作者本人が会場にやってくるほか、最終日の十三日午後二時半からは同会場で、箏奏者の第一人者として国内外で活躍している市川慎さんと菊地奈緒子さんによるライブパーティーも開かれる。総ケヤキ造りの空間とつぼの胴内に、箏の音色が共鳴して、荘厳な響きを創りあげる。会費は二千円(酒、軽食付き)。

 つづいて二十日からは、志賀町在住の女流書道家・森本叶さんのはじめての個展となる「書展」が開幕。二十八日まで量感あふれる作品を披露する。
 太い柱と板張りの床、一歩足を踏み入れると圧倒されそうな総ケヤキ造りの「けやきの大広間」で開催される秋の陶芸と書の展覧会では、自慢のお酒の「きき酒」もできる。

 藤居本家では「きき酒をしながらゆっくりと芸術に向き合い、ゆったりと時間を過ごしていただければ」と来場を呼びかけている。問い合わせは、藤居本家(TEL0749―42―2080)まで。


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素早く正確に初期消火

応急消火の部 蒲生町役場が準優勝

=日野消防署が初期消火大会開催=

息の合った応急処置と消火で準優勝に輝いた蒲生町役場チーム
(湖東・日野町)
 初期消火において消火器や屋内消火栓を有効に使う早さと正確さを競う「第二十一回初期消火大会」(主催=東近江行政組合日野消防署)がこのほど、日野消防署庁舎前で行われ、蒲生・日野町から民間企業や役場関係者ら約七十人が参加した。

 午前九時から始まった同大会では、指揮者の号令から操作後の報告に至るまでの一連の作業にかかる時間と器具取り扱いの的確さ、号令の出し方などを、日野消防署員が減点方式で審査し、総減点数が一番低いチームから順位を決めた。 

 一チーム二人が出場する“応急消火の部”(十八チーム)では、一一九番通報の後、倒れている負傷者の手と足に応急処置を施し、安全区域まで担架で搬送、消火器と三角バケツによる消火活動を行った。規定タイム(八十五秒)に最も近い八十八秒を出し、操作減点ゼロと無駄のない動きを見せた(株)オーケーエムBが優勝した。

 準優勝は、蒲生町役場の松村康男さん(25歳、税務課)と平井智美さん(25歳、住民課)の若手コンビで、息の合った適格な消火作業が光っていた。昨年も準優勝だったという松村さんは「がむしゃらにやっただけ」と力を出し切った様子で、平井さんは「練習の成果が出てよかった」とほっとした表情を浮かべた。

 また、“屋内消火栓の部”(十二チーム)は、一チーム三人で、屋内消火栓からホースを延長し二カ所の標的に放水。四十四秒台を出し、ホース使いや的を狙う姿勢が終始安定していた日野町役場が優勝を果たした。

 閉会式では、優勝、準優勝、入賞者に賞状と楯、記念品が藤川茂幸日野消防署長から手渡され、健闘をたたえた。

 なお、蒲生町内の入賞者は次の通り。
 【応急消火の部】準優勝=蒲生町役場、入賞=京セラ(株)滋賀蒲生工場


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絵画に込めた心に触れる

「野口謙蔵小品展」

=7日まで 蒲生町あかね文化センター=

初期から晩年に至るまで野口芸術の足跡をたどる来場者
(湖東・蒲生町)
 自然の心を描き出す近代洋画家「野口謙蔵小品展」が、蒲生町あかね文化センター小ホールで開催されている。入場無料。

 同展は、野口謙蔵顕彰会(中嶋高名会長)を中心とした野口謙蔵小品展実行委員会が、個人や町の所蔵品など世にあまり知られていない作品を集め、野口画伯の絵画に込めたメッセージを来場者に感じてもらおうと企画したもの。

 愛好家でも目にする機会がなかった展示作品は、四号〜十二号までの小品で、初期のものから抽象画的な要素をかいま見せる晩年のものまで約六十点。中には、ご子息が唯一所有している「夫人画」も飾られており、絵画からあふれ出る温かみや生命力に来場者は足を止めじっくりと見入っていた。また、どの作品も、年代を感じさせる趣きのある額縁に収められ、大切に保管されていたことがうかがえる。

 淡い色から深みのある色までを使いこなす色彩感覚や、平凡な風景の中にひそむ自然の力を見つけだす鋭い視点が独自の世界を確立しており、故郷を愛する野口画伯の気持ちがひしひしと伝わってくる。

 会期は七日まで。開催時間は、午前九時半〜午後五時(入館は午後四時半まで)。問い合わせは、同センター(電話55―0207)へ。


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東老蘇に歴史の証

「根来(ねごろ)陣屋跡」など石碑建立

=町づくり実行委員会=

奥石神社境内に建立された石碑「根来(ねごろ)陣屋跡」
(湖東・安土町)
 安土町東老蘇地区の真ん中を通る中仙道沿いにこのほど、「中仙道」と「陣屋小路」の道標2基と「根来(ねごろ)陣屋跡」の石碑1基が同時に建立された。

 県の近隣景観形成地区を指定を受けている同地区の町づくり実行委員会が建立したもの。中仙道沿いの同地区公民館前から奥石神社方向に入る小路は古くから「陣屋小路」と呼ばれており、その突き当たりに中仙道が栄えた江戸時代に「根来陣屋」が置かれた。

 「鉄の根来衆」で有名な根来家が寛永10(1633)年、当地を領地(東老蘇686石、西老蘇13石)として拝領。元禄11(1698)年の領地替えで関東の1500石と愛知郡上中野、下中野、野洲郡五条、安治、富波沢700石とを交換した時期に当地に陣屋を設け、代官所を置いたと伝えられている。

「陣屋小路」の石碑は公民館前に、「根来陣屋跡」は跡地の奥石神社境内に建立された。また、「中仙道」は、国道8号線と中仙道とが交わる奥石神社東側の沿道に据え付けられた。ともに石材は御影石。

 同地区では20日に老蘇中仙道400年祭記念事業が計画されており、訪れる人々の関心を集めるものとみられる。。


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