滋賀報知新(ニュース)平成14年10月12日(土)第13250号

中山道四〇〇年

五個荘〜武佐宿をゆく

=27日と9日に街道ウォーク=

(湖東・広域)
 中山道の宿駅制度制定から四〇〇年の今年、街道沿いを舞台に様々なイベントが開催されており、今月二十七日と十一月九日には、歴史と町並みを探訪する街道ウォークが行われる。

 二十七日は、近江商人ゆかりの町と戦国時代を想う「近江中山道400年街道ウォーク」が行われ、五個荘から武佐宿までの道のりを歩く。参加者は午前九時にJR近江八幡駅に集合する。参加費五百円(保険料・入館料)。定員は先着百五十人。問い合わせは近江八幡市教育委員会文化振興係(0748―36―5529)へ。

 十一月九日は、近江商人の足跡をたどる五個荘町近江商人博物館の「第三回歴史ウォーク」で、集合場所のてんびんの里文化学習センターから、近江商人博物館→金堂・川並の町並み→中山道→中央公園→景清道→てんびんの里文化学習センターまでを歩く。集合時間は午前九時半。参加費三百円(保険料・入館料)。定員五十人。問い合わせは近江商人博物館(0748―48―7101)へ。


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中村功一後援会が事務所開き

八日市市長選 300人が必勝期す

=会員2万人に推薦も80団体に上る=

300人が駆け付けた事務所開き
(湖東・八日市市)
 来月に迫る八日市市長選に立候補を表明している現職の中村功一氏(70)の後援会事務所が八日、同市中野町の市立中野公民館近くに開かれた。事務所開きには、代議士や県議、近隣の首長らが激励に訪れ、約三百人の支援者が集まり後援会活動への結束を誓った。

 十一月十日告示、同十七日に投開票される市長選に、中村市長は六月議会で出馬表明を行って以来、支持者らが中心となって後援会結成に向け地道な活動を続けてきた。共産を除く市議十六人が支援を打ち出しているほか、後援会に七千世帯、二万人が入会し、政党や各種団体からの推薦は八十団体に上る。

 来賓には、小西理衆議院議員、山元勉衆議院議員、奥村展三元参議院議員、北川弥助県議、中島敏県議、西沢久夫県議、川端五兵衛近江八幡市長、小串勲五個荘町長、望田宇三郎前八日市市長、今宿市郎八日市商工会議所会頭らが顔を見せた。

 小西代議士は「市長としての仕事を十分に果たしておられる、市民がしっかり実績を認める時が来た」と激励し、山元代議士も「長い経験から市長として花が咲き、今回の選挙は実を結ぶチャンス」と、行政経験五十年の歩みをたたえた。

 このほか、「市長にふさわしい人物」(北川県議)、「課題意識の重要性を教えてもらった」(西沢県議)、「事業成果をみるにつけバトンタッチした甲斐があった」(望田前市長)などとエールを送り、中島県議は「勝利を確信したら負ける。危機感を持ち力を合わせ圧勝したい」とゲキを飛ばした。

 市町村合併問題に絡んで、川端市長が「行政実績から東近江のリーダーとして地域の発展に頑張ってもらわなければならない」との心境を述べ、小串町長は「東近江と愛知郡二市十一町の一本化に向け努力してもらいたい」と、八日市の市長でなく広域から三選に期待を寄せた。

 市長与党十六人の市議を代表して松下修治議長は、蛇砂川新川カットや道路整備など、市が抱える最大課題が着実に動き出したことのほか国立病院の充実に触れ、中村市長の「政治力・人物もさることながら、惜しみない努力と苦労のたまもの」との見解を示した。

 後援会の奥村晃一郎会長(前商工会議所会頭)が、二期八年の実績を高く評価し「三期目を託したい」と支援を訴え、井田公副会長(前自民党八日市支部長)は「天狗にならないよう努力しよう」と協力を求めた。

 最後に壇上に立った中村市長は、合併協議が進む中で「二年後に八日市市の名前が消滅しようとしている。この二年間で四年分の働きを約束し、最後の市長として燃え尽きたい」と、残された課題解決に向け「果敢に挑戦する」との意気込みを示し、惜しみない支援と協力を願った。

 今回の市長選には、元県職員の丁野永正氏(59)が「市民の選ぶ権利を取り戻そう」と、無投票阻止を訴え立候補を表明している。 


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体育館がまるでライブハウス

アカペラにノリノリ 親も子も一体感

=聖徳中PTA 「共育」に手応え=

まるでライブハウスのように盛り上がったコンサート
(湖東・八日市市)
 八日市市立聖徳中学校体育館でこのほどPTA主催の「心なごむ アカペラコンサート」が開催され、全校生徒、教諭、保護者約一千人が一緒にプロのハーモニーを楽しんだ。

 「共育 ――共に活動し、学びあい、豊かな心を育てよう――」を今年度の活動方針に掲げる同校PTAが、子ども・親・教師が一緒に音楽を聴き、何かを感じ、ほんのひとときでも心を通わせて一体感を味わおうと開いた。

 この日招いたのは、神戸を中心に、人の声のあったかさを通じて和やかな気持ちになってもらえるステージを心がけて活動を続けている男性三人、女性三人の混声アカペラグループの「Real Blend」。

 「夜空ノムコウ」(SMAP)、「Best Friend」(Kiroro)、「星になれたら」(Mr.Children)などの曲が始まると、広い会場はその美しいハーモニーに心奪われ、うっとりと耳を傾け、また、「プレイバック パート2」(山口百恵)、「個人授業」(フィンガー5)などアップビートな曲には手拍子を打つなどしてコンサートを楽しんだ。

 コンサート後半になると、ステージからの「立ってもいいよ」と促され、最初は遠慮がちだった生徒や保護者も、演奏に乗り、次第に体や表情もほぐれ、堰を切ったように後列の生徒や保護者がステージ前に出て、中にはステージに上がる生徒も登場するなど、ライブハウスを思わせるようなノリで、会場が音楽を通して一つになることができた。

 コンサートを鑑賞した女子生徒は、「テレビでアカペラを見たことはあるけど、生で聴いて感動した」と、まだ冷めやらぬ興奮を抑えながら感想を話してくれた。

 今回のコンサートを企画した同校PTA研修部の竹山昌代部長は、「想像していた以上に盛り上がり、子どもと親とが一体になれた。きょうの成果をこれからの活動につなげたい」と、今後へつながる“何か”を感じた自信の笑顔で語った。


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不登校生をサポート

スペースwillがメンタルフレンド派遣

個人の状態に合わせた方法で
=「希望を持たせてあげたい」=

スペースwill代表の松浦弘美さん
(湖東・竜王町)
 「学校でやり残したことがあるような気がしていた」と語るのは、不登校生の意志を尊重しながらサポートする民間団体“スペースwill(ウィル)”の松浦弘美代表(47歳、竜王町岡屋)。同団体は十月一日から、教員やカウンセラー、福祉士などを目指す大学生を、不登校で悩む子どもたちの所へ派遣するメンタルフレンド事業を独自にスタートさせた。

 松浦さんは、大学を卒業後、小学校の教諭となり、新任の頃に同和地区の不登校生と出会った。ドラえもんが大好きだった児童がなぜそこまで夢中になれるのかを知りたくて、必死に漫画を読んだ。何度も家庭訪問するが、両親からは「先生は差別者だ。先生がもっときちんと学級経営をし勉強を教えてくれれば。子どもにはもっと力がある」と訴えられる。

 無力感を味わい、学力保障や人権問題に積極的に取り組むようになる。この経験が、平成三年に教師を辞めるまでの十五年間、そして現在に至るまで活動の原点になっているという。

 同五年には、自宅で「松浦学習塾」を開設し、不登校生を抱える親の会や勉強会などにも参加する。自宅へ相談に来る人や電話での相談など、生の声を聞き「何とかしなくては」との思いを強める。

 一人でも力になれればと、同十年には、意志を表す未来の助動詞を名前に用いた「スペースwill」を立ち上げた。塾への出席が学校の出席日数となるよう学校や教育委員会に掛け合い、不登校の子どもだけの塾を昼間に開くなど、個人の状況に合わせた支援を行ってきた。

 スクールカウンセラーの認定を受けている松浦さんは、不登校になる原因について、「複合的でその悩みは深く、人格もひとくくりにはできないものの、感受性が強く、鋭い視点も持つやさしい子が多い」という。

 「遠く離れていて通えない子どもいる。待っているだけではなく、出向いて行くことも必要だ」と痛感し、メンタルフレンド事業を手がけることを決意。「不登校の子どもを抱える親の期待もあるだろうが、派遣したからすぐに良くなるものではない。まずは、子どもの心にあるものをじっくり聞くこと」が重要で、「大学入学資格検定(大検)など選択肢がたくさんあり、道が開けていることや未来があることを声かけするのが役目だと思っている」と語る。

 親と子どもの希望の相違やメンタルフレンドの資質、メンタルフレンド自身が悩みを持ち帰るなど、起こりうる問題は皆無ではない。しかし、「若い人には力がある。話し相手になるにしても、年齢が近いと共通話題も多く、心を開いてくれやすい。関係が拡がれば親の負担も少しは軽減される」と、大学生三人に期待を寄せる。
 また、松浦さんが関わった子どもたちの中には、既に不登校から脱却し、大検を目指したり、アルバイトに精を出す子どもがおり、「自分の体験を生かして、不登校生の力になってくれれば。その子の生き方を肯定できるきっかけにもなる」とスタッフとしての加入を心待ちにしている。

 県の平成十四年度学校基本調査結果では、不登校生は小学校で六百三十一人、中学校で千四百四十五人に達し、昨年度からメンタルフレンドを派遣しているものの、希望した市町村のみへの派遣となっており、県内全域までは至っていない。さらに、三年間のモデル事業であることから、平成十五年度以降は現時点ではどうなるか不明だ。

 松浦さんは、「県はもっと民間団体とつながりバックアップする必要がある。行政にも限りはあり、民間団体と話し合いや競合することで新たなものも生まれる」と疑問を投げかける。

 スペースwillでは、小・中学生を対象に希望者の要請を受けてメンタルフレンドを派遣する。料金は、一時間千円(県の設定報酬額と同額)。派遣時間は一時間から最長半日まで。内容は、派遣先の子どもとメンタルフレンドが話し合って決める。また、随時、メンタルフレンドも募集している。詳しくは、スペースwill・松浦さん(電話0748―58―1783)へ。



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鳥居移築と参道、手洗舎完成

12日に完成記念祈祷祭

=喘息封じの百々神社=

立派に鳥居の移築工事が完成した百々神社
(湖東・近江八幡市) 
 新しい水門を設けた長命川の渡合橋付け替え事業に伴う県道改修事業で、橋南詰めたもとの百々神社(深井武臣宮司)で進められていた鳥居の移設と参道の整備工事がこのほど出来上がり、12日に完成記念特別祈祷祭が行われる。

 同神社は、社を北向きに構える珍しい神社で、北風をまともに受ける神様であることから風邪やぜんそく封じの信仰が厚く、毎月4日の月例祈祷祭には京阪神や岐阜県あたりからもお参りがある。

 整備工事は今年5月から進められ、鳥居の移築とミニパーク風に石畳を敷き詰めた参道の整備、本殿にのぼる石段脇に手水舎が新築された。午前9時からの特別祈祷祭のあと、午後1時半から本社の大嶋・奥津嶋神社から子供御輿が太鼓を連ねて同神社まで練り歩き、午後2時から祭典と湯神楽が奉納される。


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