滋賀報知新(ニュース)平成14年10月15日(火)第13252号

シンボル『繖山』から伝言

佐々木六角と合戦攻防史

=3町に46カ城、地域守る共通性=

観音寺城と合戦・暮らしを伝える『繖山合戦攻防史』
(湖東・広域)
 湖東平野にそびえる繖山。同山を中心に胎動する安土町・五個荘町・能登川町では、三町の歴史文化を知り、個性や共通性の中から指標を探る「リサーチきぬがさ山事業」を行っている。

 能登川町立博物館で始まった第三十八回企画展『繖山合戦攻防史』はその第二弾で、繖山を拠点にした近江守護職佐々木六角氏を焦点に、合戦の歴史と住民の暮らしを伝える。

 観音寺山とも呼ばれる繖山は、日本五大山城の一つ「観音寺城」の拠点で、鎌倉・室町両幕府の有力武士、佐々木六角氏が統治していた。城の名が載る最も古い文書は「太平記」であり、建武三年(一三三六)と観応二年(一三五一)の動乱でその名を見ることが出来る。

 当時の観音寺城は戦国末期とは異なり、主に合戦用の戦闘施設として使用されていた。定住していたのは「小脇館」(現八日市市小脇町)、「金剛寺館」(現近江八幡市金剛寺町)で、過去の発掘調査から居館跡や堀跡などの遺構が見つかっている。

 このような変遷のなか、戦国の激しさが増し、居住&攻防を備えた本拠地「観音寺城」に改修。造成宅地なみの居住区が設けられ、中世城郭では珍しい総石垣造りの巨城へと成長していった。

 しかし、家臣との緊張関係が崩れ、文亀二年(一五〇二)と永正八年(一五一一)に伊庭の乱が勃発。以後、援助した浅井氏との合戦や観音寺騒動(後藤賢豊父子を佐々木義弼が謀殺)が起こるなど、統治力は徐々に衰退し、近江侵攻をかけた織田信長によって六角勢力は終焉を告げた。

 館内には、小脇館跡・金剛寺館跡・観音寺城跡から出土した天目茶碗や火縄銃・弾のほか、「観音寺城絵図屏風」(乾徳寺蔵=五個荘町川並)、「安土記」(県立安土城考古博物館蔵)など約百点余りが展示されている。

 また、滋賀県には千三百もの中世城郭があり、この内の四十六カ城が三町内に分布している。内訳(町境を跨るため一部重複)は、▽安土町=安土城(下豊浦)・観音寺城(石寺、宮津)・常楽寺城など八カ城▽五個荘町=観音寺城(川並、清水鼻)・金堂城・佐生城など二十二カ城▽能登川町=安土城(南須田)・観音寺城(北須田、南須田)・伊庭城など二十二カ城―で、「近江を制す者は天下を制す」の通り、軍事の要衝「湖東」に館や城が集中。また、背後の防衛に欠く観音寺城の擁護機能も果たしている。

 会期は十月二十日まで。入場無料。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。なお、十一月から土・日曜と重なる祝日は開館し、休館日(月・火曜)に続く水曜を代休とする。


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立候補予定の6陣営が出席

八日市市同日選で説明会開く

市長選は中村、丁野両陣営
=市議補選で吉田氏ほか2陣営=

立候補への説明を受ける各陣営
(湖東・八日市市)
 八日市市選挙管理委員は九日、市長選と市議会議員補欠選挙(欠員一)の立候補予定者説明会を市役所三階の議会会議室で開き、出席の六陣営が立候補への手続き、選挙運動、公費負担、運動費などについて説明を受けた。

 市長選には、すでに立候補を表明している現職の中村功一氏(70)と、元県職員の丁野永正氏(59)の両陣営から後援会会長や事務局長、出納責任者らが出席し、熱心に説明を聴いた。

 一方、市議補選では、出馬表明を終えた元職の吉田勲氏(58)ほか、未定としながらも加藤晋三氏(49)の陣営が出席している。また、自民党から畑博夫支部幹事長(市議)と元職で元県議の小林優氏(64)が顔を見せ、南部地区での人選を終え「近日中にも調整したい」との意向を示した。このほか、出席の豆田昇一郎共産党支部長(市議)は、両選挙への候補擁立に向け「人選を進めている」と話ている。

 補選出馬に触手を動かすものの考慮中とする加藤氏は、元JC(青年会議所)メンバーで、商工会議所青年部や同県連合会の会長を務め、現在は商店会連盟会長のかたわら、若手勉強会「ほない会」を組織し、開市記念祭を企画するなど、まちづくりに情熱を燃やしている。加藤写真館経営。金屋二丁目一―六。

 同日選は、十一月十日に告示され、同十七日に投開票が行われる。九月二日現在の有権者数は三万三千八百二十七人。


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湖国路にコスモスの季節が到来

見ごろ、摘みごろ、写しごろ

=あいとうマーガレットステーション=

見ごろを迎え、花を摘み採る女性観光客の姿もみられるコスモス園
(湖東・愛東町)
 道の駅・あいとうマーガレットステーション(愛東町妹の国道307号沿い)のコスモス園のコスモスが今ちょうど見ごろとなり、観光客らに秋本番を告げている。

 園内には紫やピンク、白の可憐な花が秋のさわやかな風に揺れ、ドライブに疲れた観光客やドライバーに安らぎのひとときを提供している。女性客や家族連れらが、花を摘み取り、記念写真を採っているほほ笑ましい光景も見られる。

 現在開放中のコスモス園では、二十本二百円で摘み取りができるほか、コスモスを題材にしたフォトコンテストの作品募集も行われている。

 作品は本人が写したもの三点まで、カラープリントキャビネットサイズ以上、四つ切りまで。応募の締切は十一月四日(当日消印まで有効)。

 寄せられた作品は十一月六日からあいとうマーガレットステーション内に展示し、同十七日まで来館者による公開投票で一席一点、二席一点、三席二点、佳作数点を選ぶ。翌十八日に審査の結果を発表し、入賞者に通知。二十四日に同館で表彰式を行い、賞品として同館オリジナル商品などが贈られる。

 応募は、同館備え付けの応募要項に付いている応募用紙に必要事項を記入して、事務局へ直接持参するか、郵送(応募要項参照)で。問い合わせは、あいとうマーガレットステーション(TEL0749―46―1110 担当・大平)まで。


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200区画のフリーマーケット

「環境フェスティバル」

=竜王町ドラゴンハットで=

(湖東・竜王町)
 二百区画のフリーマーケットが並ぶ「チョキちゃん環境フェスティバル」が、竜王町のドラゴンハットで開催される。入場無料。

 同フェスティバルは、「人と自然との共生」の視点を取り入れた経営戦略を練る県理容生活衛生同業組合が企画運営し、今回で二回目となる。環境保全活動に取り組む企業や団体、個人も参加し、参加者のエコロジーと関わる機会の提供と環境意識の高揚を図ることを目的としている。

 会場では、リサイクルの掘り出し物が手に入るフリーマーケットのほか、「琵琶湖の環境と魚たち」をテーマにしたエコロジーセミナー(午前十時半から)が行われる。講師は、琵琶湖博物館の前畑政善学芸員が務める。

 また、環境にやさしい景品が当たるビンゴゲーム(午後一時)や環境関連企業による展示、抽選会(正午)、模擬店などでフェスティバルを盛り上げる。

 開催時間は、午前十時〜午後三時。問い合わせは、同組合事務局(電話077―586―8868)へ。



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たねや職人 全国トップクラス

洋菓子づくりに8人が入賞

デコレーションケーキと
=小型工芸菓子部門で銀賞=

中村さんの作品【銀賞】
(湖東・近江八幡市)
 全国の洋菓子職人が技術を競う「2002ジャパン・ケーキショー東京」は、今月初めに東京都立産業貿易センターで開催され、たねや(本社・近江八幡市上田町)から参加の八人が入賞を果たした。

 競技大会には、全国の菓子職人がつくった千七百三十点余りが出品され、七部門について日ごろ培った腕前を競い合った。食品衛生ほか味、舌ざわり、形状などの審査が厳しく行われ、各部門の金賞や銀賞、銅賞などを決めた。
妹尾さんの作品【銀賞】

 たねやクラブハリエからも約三十人が参加し、このうち、中村靖子さん(八日市店)がデコレーションケーキ・バタークリーム仕上げで、妹尾徹也さん(守山玻璃絵館)が小型工芸菓子でそれぞれ銀賞に輝いた。このほか、六人が銅賞を獲得し、洋菓子職人として全国トップクラスの意地をみせた。

銅賞は次のみなさん。

 田中さゆり(八日市店)デコレーションケーキ・マジパン仕上げ▽三好豊(近江八幡店)グラン・ガドー▽山田浩(同)デコレーションケーキ・マジパン仕上げ▽柴田辰美(美濠の舎)コンフィズリー&クッキー▽出路善浩(同)グラン・ガトー▽上山優(同)デコレーションケーキ・マジパン仕上げ


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