滋賀報知新(ニュース)平成14年10月19日(金)第13258号

agn 合併協議会だより第9号

3町に全戸配布

第10回会合は25日

新市まちづくり計画
=7ゾーンに分け重点施策=

(湖東・広域)
 安土町・五個荘町・能登川町合併協議会はこのほど、第九回会合(九月二十七日、安土町防災センターで開催)での決定事項および提案・報告内容を紹介する「合併協議会だより第九号」を三町全戸に配布した。

 協議会だよりでは、第九回会合で選定さた新市名「安土」および投票結果のほか、農林水産事業、商工労働観光関係事業、建設関係事業の取扱や新市まちづくり計画などの決定・提案事項等を掲載している。

 新市名は、第八回会合において提示された候補四点から選定したもので、委員三十三人(一人欠席)の無記名投票の結果、「安土」が十九票、「きぬがさ」が十四票、「近江安土」〇票、「東近江」〇票となった。

 市の下に付く町名・字名の取扱については、安土市安土○○町、安土市五個荘○○町、安土市能登川○○町のように、現在の三町名に字名を組み合わせた案が提出され、次回の第十回会合で協議される。

 三事業の取扱は次の通り。

 【農林水産事業】農業経営基盤強化促進対策事業、国・県補助金事業、町単独補助事業、米生産調整対策事業はそれぞれ合併時に調整し、農業関係団体の組織については新市で新たに設置する。水産関係事業等は現行のとおり。

 【商工労働・観光関係事業】小口簡易融資制度は合併時に調整し、中小企業者資金借入利子補給は新市において調整する。中小企業つなぎ資金貸付制度は合併時に検討。

 【建設関係事業】公営住宅使用料、小集落改良住宅使用料、都市計画区域、公園は現行どおり、建設関連事務事業は新市まちづくり計画等に基づいて実施する。

 新市まちづくり計画は、六つの基本方針と柱となる二十六施策が提案され、三町を七つのゾーンに分けて地域別の重点施策を設定している。
 七ゾーンの施策は次の通り(図参照)。

 【1全地域での施策】
 地域イントラネットの整備▽特色ある学校教育体制の充実▽防災・防犯体制強化▽コミュニティ活動の支援
 

【2広域交流軸・地域間連携軸・地域内循環軸】
 市内循環バスの運行▽幹線道路整備▽散策・サイクリングネットワークの構築
 

【3生産活動高度化ゾーン、工業促進ゾーン】
 農林水産資源を生かした地域産業▽企業誘致・新産業育成による雇用確保
 

【4健康文化交流ゾーン】
 高度医療・救急医療体制の整備▽公園の整備・充実▽地域博物館構想の推進
 

【5住宅環境共生ゾーン】
 親水公園など自然とのふれあい空間整備▽自然環境と調和する住環境の整備
 

【6にぎわい文化ゾーン】
 能登川駅周辺地区土地区画整理▽中心市街地の活性化
 

【7歴史観光ふれあいゾーン】
 道の駅および観光物産センターの整備▽安土駅・五個荘駅周辺地区の再整備▽イベント等による交流促進

 次回の第十回会合は、十月二十五日午後二時から五個荘町公民館で開催される。傍聴希望者は、会議開始十五分前までに受付する。定員を超えた場合は抽選。会議録の閲覧希望者は合併協議会事務局または三町の役場総務課へ。問い合わせは同事務局(0748―45―5577)まで。


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道路で環境美化・清掃の奉仕作業

無くならないゴミに落胆

=八日市南ロータリークラブ=

黙々と作業を続ける参加者
(湖東・八日市市)
 八日市市南部地域と蒲生町内の事業所経営者などで組織する社会奉仕団体の八日市南ロータリークラブ(上野照雄会長)は十六日、例会を道路の環境美化・清掃作業に切り替えて開いた。

 毎年の恒例行事として、今回も会員と蒲生町職員ら約四十人が参加。京セラ近くの市町境を走る町道桜川東畑田線で、約一時間半かけて除草やゴミ拾いを行った。

 参加者は金バサミとゴミ袋を手に、道路脇の溝や林の中に捨てられている空き缶やポイ捨てされたゴミを拾ったり、草刈機で雑草を刈り取ったり、二年前に設置した「ゴミを捨てるな」「まちをきれいに」「自然を大切に」「美しい地球」などと書かれた啓発看板の整備作業、溝掃除などに汗を流した。

 黙々と作業を続ける会員の口からは、「最初はまったくひどい状態で、地元の小学生に書いてもらった啓発看板を設置したこともあった。あれから比べるとだいぶんましになったが、一向にゴミは無くなりませんね」という声が、思わず漏れた。

 八日市南ロータリークラブではこのほか、ドライバーや地域住民に不法投棄の禁止を訴えるため、大凧通りから蒲生町内に入った地点に新たな啓発看板も設置した。


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創立50周年を祝う

愛知川沿岸土地改良区

永源寺ダム通水開始30年も
=農業水利への研究集会開く=

50周年の愛知川沿岸土地改良区
(湖東・愛知川町)
 愛知川沿岸土地改良区(北川弥助理事長)の創立五十周年と永源寺ダム通水開始三十周年の記念式典は、このほど八日市駅前のアピアホールで開催され、関係者ら約三百五十人が集まり、今日までの歩みを振り返った。

 一市八町八千ヘクタールの水田を潤す愛知川用水を支えてきた北川理事長は、半世紀にわたる苦難の道に対し「生涯をかけ精魂込めて取り組んできた」とあいさつし、一万人農家から献身的な努力をたたえて感謝状が贈られた。

 式典には、太田信介農水省農村振興局長や黒木幾雄近畿農政局長ほか、国松善次知事はじめ国会議員、県議、関係市町長らが出席し、県下最大の水管理機能を果たす同土地改良区の発展を祝い、安心・安全の米づくりへの貢献に感謝した。

 西村長平副理事長には、長年の尽力に対し農林水産大臣表彰が太田局長から伝達され、農水省農村振興局長表彰が山本武理事と磯部與志夫前理事に、近畿農政局長表彰が塚本次郎理事と宇野清司総括監事に贈られ、知事表彰を杉山忠藏監事、木村貞男理事、久保田庄次理事がそれぞれ受けた。

 続く第二十回愛知川農業水利研究集会では、沢田敏男・京大名誉教授が基調講演「二十一世紀土地改良区創造のモデルを目指して」を行い、丸山利輔・京大名誉教授をコーディネーターに岡本雅美・日大教授、三野徹・京大大学院教授、大島綏子・農山漁村女性活動推進機構理事長、松本精一・近畿農政局整備部長、田中秀明・県農政水山部耕地課長の五人が意見を交わした。

 パネルディスカッションでは、日本農業再生のための食生活の改革や土地改良区の今昔、農家の土地改良区から地域の土地改良区へ、地域農業経営自体に今何が必要なのか、二十一世紀における農業農村整備、豊かな水環境・水文化の創造などについて話し合われた。


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川と触れ合う子どもたち

「日野川の水環境会議」いよいよ始動

=小中高生の参加者を募集中=

笹舟などを作り川のそばで観察する子どもたち
(湖東・日野町)
 子どもたちを中心に、川を歩き入って身近に体感することを活動目的とする「日野川の水環境会議」がこのほど、世界子ども水フォーラムでの発表に向けて本格的に動き出した。

 日野町林業センターで行われた第一回のオリエンテーションでは、冒頭、同会議の森田英二実行委員長(蒲生野考現倶楽部会長)が「日野川を愛し、最終的には琵琶湖を愛する心を育みたい。短期間ではあるが、水環境を良くする活動に取り組んでほしい 」とあいさつし、続いて参加者約三十人が順番に自己紹介した。

 小中高生以外の大人の参加者は、「昔置いてきたものを子どもたちと一緒に参加することで取り戻したい」ともう一度童心に戻って川と触れ合うことを希望したり、子どもたちとの調査に胸踊らせていた。

 続いて、参加者の希望に添って、「水の旅」「水の生き物」「水辺の植物」「水と人」「水辺のゴミ」の五つに班分けし、調べてみたい内容や調査方法などについて意見を出し合った。

 住んでいる人の立場に立って新たな視点で日野川について発見しようと、参加者はバスに乗り込み、日野川上流の平子から、下流の琵琶湖に至るまでの小旅行に出かけた。日野町の雲迎寺下付近では、車から降り、子どもたちは川のそばで、土質や植物などを手にとり観察していた。また、笹舟を器用に作り、川の流れなどを感じていた。

 仲良し四人組で参加した蒲生町在住の岡耶朱葉ちゃん(11)と岡志桜里ちゃん(13)、綾智尋ちゃん(13)、高木あゆみちゃん(13)は、日頃から川で泳いだり、魚つかみをして遊んでいるという。同会議への参加について、川のごみ問題や水質に関心を持ち「目的意識を持って取り組むことが大切」と意気込みを語る。

 次回は、二十七日でグループごとの調査へと移り、それぞれのテーマごとに外部の講師を招き、来年三月の水フォーラムに向け資料収集や研究調査を行っていく。同会議では、引き続き、小学五・六年生、中学生、高校生の参加者を募集している。問い合わせは、同町役場企画振興係・安田さん(電話52―6552)へ。



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任期満了に伴い退任

蒲生町の石岡昌一教育長

=「あかね運動」の生みの親=

退任式であいさつする石岡教育長
(湖東・蒲生町)
 蒲生町の石岡昌一教育長(66)=下麻生=の退任式がこのほど、同町あかね文化センターで開かれ、町役場職員ら約百三十人が参加した。

 任期満了により退任する石岡氏は、朝桜中学校の校長を退職後、平成八年四月五日から第九代目教育長に就任した。以来、この十五日までの六年六カ月にわたり、「いのちを大切にし、人と自然を愛し、郷土の発展に貢献する人づくり」を教育目標に掲げ、学校、家庭、地域と行政が一体となった教育行政に努めた。“あいさつ・感謝・ねばり強く”を三本柱とした「あかね運動」を推進し、心の教育の重要性を訴えてきた。

 教育設備面では、蒲生北小学校の建設や中学校グラウンドの拡張整備などを実施し、幼稚園教育充実のため三歳児保育の導入にも尽力した。

 また、幼児期から高齢者まで学習機会を提供する公民館教室にも力を入れ、学校週五日制に合わせて子どもたちの体験学習の場としてマックス体験隊の発足にもかかわった。
 午後四時半から始まった退任式では、山中壽勇町長が「ハード、ソフト面でたくさんの功績を残してもらった。温厚な人柄で、仕事の上で別れなくてはいけないのは感無量だ。長い間ご苦労様でした」と別れを惜しんだ。

 退任あいさつで、石岡氏は「これからの町づくりには、環境、健康、教育の三つのKがキーポイントとなる。心の健康のために、あかね運動が町や家庭に染み渡っていくとすばらしい町になると思う」と職員らに思いを託した。
 花束と記念品を受け取った石岡氏を前に、蒲生西小学校の八木晃隆校長が「厳しくも 慈愛あふるる 訓導を 光りと仰ぎ 明日を歩まん」と自作の句をはなむけの言葉として贈った。


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