滋賀報知新(ニュース)平成14年10月23日(水)第13263号

ライトプレーン大会

製作教室などへの参加者募る

大空フェスタのメイン行事
=11月9日 秋の布施公園で開催=

(湖東・八日市市)
 八日市市観光協会は、十一月九日に民間飛行場発祥の地を記念したイベント「大空と遊ぼうヨ!フェスタ2002」を同市布施町の布施公園で開催する。

 日本で初めて民間飛行場が設置された同市は、一方で江戸時代から受け継がれてきた伝統文化・日本一の八日市大凧も名高い。大空に限りない挑戦を続け、空に夢とロマンを求めた先人たちの偉業をたたえ、この歴史的、文化的背景を基に、子供から大人まで楽しめる地域おこしのイベントを催すことにした。春の大凧まつりに続く空のイベント第二弾となる。

 メインは、日本初の民間飛行場発祥の地を記念した「第八回ライトプレーン大会」(ゴム動力模型飛行機)に加えて「第一回手投げグライダー大会」(紙飛行機)を初開催する。

 ライトプレーンは、自作の飛行機を三回飛ばし、その飛行時間(一回の最高は一分間)の合計を競う。一般(高校生以上)は総合の部と市民の部、ジュニアの部(中学生以下)の三部門に分かれ、一般市民の部以外には市外の人も参加できる。先着百人。

 手投げグライダーには、中学生以下なら市内外を問わず誰でも参加でき、五回飛ばした中で上位三回(一回最高一分間)の合計で順位を決める。カタパルト式も可で、先着五十人。

 いずれも優勝、準優勝、三位にトロフィーと賞品が贈られるほか飛び賞もある。申し込みは市役所商工観光課内、観光協会事務局(TEL24―5662)へ。

 また、大会を前に飛行機の製作と飛翔教室を開く。二十六日午前九時から大凧会館別館(同市東本町)で開く製作教室には誰でも参加でき、京都フリーフライトクラブと八日市スカイフレンズの指導で飛行機を作る。参加費はライトプレーン五百円、グライダー三百円で、いずれも材料費込み。電話で観光協会事務局へ申し込む。先着三十人。同日午後二時から布施公園で開く飛翔教室では、専門家の指導で調整の仕方や揚げ方のコツが伝授される。参加自由で無料。

 このほか、フェスタ当日午前九時半からの会場では、大空をテーマにした各種の楽しいコーナーが設けられる。気球体験、フライングディスクターゲット、ブーメラン・竹とんぼ製作、八日市飛行場パネル展、名物「大空なべ」、うどん、炊き込みご飯、物産即売、空の店など。


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豊国溜の改修工事を前に

メダカやタヌキモを救え

=愛東町住民らが捕獲・採取大作戦=

採取されたタヌキモ
(湖東・愛東町)
 今や貴重ないきものとなっているメダカの救出大作戦が、愛東町大覚寺にある豊国溜でこのほど住民らの手で行われた。

 豊国溜は今では防火用水程度にしか利用されなくなり、メダカのほか、珍しい食虫植物のタヌキモにとって、静かな生息場所となっていた。ところが、この豊国溜が全面改修整備されることになり、これらの貴重ないきものを保護するため、捕獲、採集することにしたもの。

 この日朝から町内の子どもたちや町職員、県職員ら約二十人が網とバケツを持って集合、大作戦に取りかかった。

 参加者が集まるまで水面近くを悠々と泳いでいたメダカたちも、突然の人間の襲来を受け、小さな黄色い花をつけたタヌキモや枯れ枝の下などに身を潜めてしまい、網での捕獲は悪戦苦闘が続く。
捕獲されたメダカ

 それでも大人たちは童心に返って、メダカを捕まえるたびに大喜びで歓声を上げ、子どもたち以上に大はしゃぎしていた。

 一方、前日から沈めておいた仕掛けにはたくさんのメダカが掛かり、「ここのメダカは大きいんちゃう」とか、「オスとメスはどうやって見分けるの」など、参加者のメダカへの興味は尽きない。

 この日捕獲したメダカと採取したタヌキモは参加者が自宅に持ち帰り、水槽や田んぼなどで育て、来年春の工事完了後に再び放流することにしている。

 ただ、自宅での育成条件、改修後の溜の環境条件など、メダカやタヌキモが生育できる条件が整うかどうか、気掛かりであることも確か。


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天神さま 菅原道真公

御神忌1100年大祭

=栗見大宮天神社で盛大に=

御祭神 菅原道真公に「豊栄えの舞」を奉納する少女たち
(湖東・能登川町)
 学問・道徳・技芸の神として信仰される天神・菅原道真公。今年は菅公没後一一〇〇年の御神忌にあたり、全国の天満宮・天神社で神忌大祭が行われている。能登川町神宮の栗見大宮天神社でも「菅原道真公千百年式年大祭」を斎行し、神楽や演芸を奉納、受験生や家族づれら約四百人の人出で賑わった。

 菅公は、十一歳にして漢詩を作るなど学問・能書・武芸に秀でた文章博士で、五十五歳の時に学者としては異例の右大臣に任命された。しかし、時の権力者・左大臣藤原時平らによる詫言にあい、延喜元年(九〇一)に九州大宰府へ左遷、心身ともに衰弱し、悲運にも延喜三年に五十九歳でその一生を閉じた。

 伝記によると、菅公の死後さまざまな怪奇現象が続き、都だけでなく全国にも波及。崇りと恐れた朝廷はその冤罪を認め、元の右大臣に服して慰めたほか、のちに正一位左大臣、太政大臣を追贈したという。やがて、人徳と功績を偲んで神格化され「太政威徳天神」や「天満大自在天神」とするなど、現在、一万二千社ある天満宮・天神社・菅原神社の御祭神として祀られている。

 栗見大宮天神社では、百年に一度の式年大祭と二十五年ごとの祭を行っており、今年は御神忌一一〇〇年大祭として盛大に斎行した。

 宮司の辻強多郎さんは、薄れがちな「日本人の伝統と心」を継承していこうと、氏子や字住民の協力を得て神楽「豊栄えの舞」を再現し、この日のために練習を重ねた少女たちの舞や雅楽演奏を奉納。また、乙女浜地区住民による大正琴演奏など神人和楽の神賑を展開し、祝詞に一層の神威と人々の幸せを祈った。


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日本画コンクール

第4回「てんびんの里を描く」

=プロ・アマ問わず作品全国公募=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町は、隔年開催している「第四回てんびんの里を描く日本画コンクール」(町・町教委主催)の作品募集を行っている。受け付けは十一月二十日(当日消印有効)まで。

 同コンクールは、近代日本画の確立に大きな足跡を残した五個荘ゆかりの日本画家・野村文挙氏を顕彰する事業の一環として、また、町民の文化芸術の振興、日本画の隆昌を志す人材の育成を目的としており、毎回、プロ・アマ間わず全国から作品が寄せられている。

 作品は、近江商人発祥の地である同町の自然や町並みを題材に、「未来に光る清新な町づくり」のイメージにふさわしいはつらつとした作品で、▽日本画(水墨画は含まない)の平面作品で具象画▽壁面の展示が可能▽大きさが二十号以上、五十号以内▽未発表の創作▽仮縁を付ける(ガラスは不可)―の条件を満たしているもの。

 出品点数は一人二点に限り、一点出品につき出品料千円が必要。審査には、名誉町民ともなった日本芸術院会員の中路融人氏と琵琶湖文化館長で砺波市美術館館長の石丸正運氏があたり、大賞一点(賞状・副賞五十万円)、優秀賞数点(賞状・副賞五万円)、佳作数点(賞状・副賞記念品)を決定するほか、特別賞として文挙の会会長賞など数点が用意されている。

 審査結果は全応募者に通知され、来年二月二日に同町てんびんの里文化学習センター内ホール「あじさい」で表彰式が行われる。入賞作品の展覧会は同二日から二十八日まで近江商人博物館。全作品の展示は一月十九日から二十六日まで同ホールあじさいで紹介される。

 応募方法など詳しくは〒520―1421神崎郡五個荘町竜田五八三、五個荘町てんびんの里文化学習センター内「日本画コンクール事務局」(0748―48―7101、FAX0748―48―7147)へ。



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菜の花栽培で環境教育

県教委「ふれあい瞳かがやく体験事業」

BDFで「うみのこ」動かす
=県内小学校など240校が参加=

菜の花の種を一粒ずつまく日野小3年生ら
(湖東・日野町)
日野小学校(満田良順校長)の三年生六十人はこのほど、学校が所有する畑二・五アールに菜の花の種約百グラムをまいた。荒れ地になっていたことから、児童が根っこや石を取り除いた。

 児童らは五時間目を利用して、一人五粒ずつ与えられた種を大切そうに握りしめ、「早くきれいな花が見たいな」と開花を楽しみにしながら、丁寧に埋め軽く土をかぶせていた。

 この取り組みは、県教育委員会の今年度新規事業「ふれあい瞳かがやく体験事業」の一つで、環境教育を目的としており、菜の花の栽培から、資源循環のしくみや省エネルギーについて体感し、環境にやさしい生活を実行する意欲と態度を養おうとするもの。

 県内の市町村小学校二百二十七校と県立障害児教育諸学校十三校の計二百四十校が参加し、早い学校では九月から県教委から配布された菜の花の種まきが始まっており、十一月中にはすべての学校が作業を終える。

 菜種は、来年の夏前に児童の手で刈り取りが行われ、種の選別をした後、業者へと引き渡され、搾油される。絞り出すと、約六割が油かすとなることから、各学校へ収穫量に合わせて肥料として配布。残った四割を菜種油にして、給食センターなどへ配り、使用済み油を再度業者が回収し、バイオディーゼル燃料(BDF)に精製する。

 出来上がったBDFは、県内全小学校の五年生が乗船する学習船「うみのこ」に給油する。うみのこは、今年から、菜の花エコプロジェクトが精製しているBDFを使用している。

 栽培場所については、田んぼや畑が二百七十アール、プランターが千五百個、鉢が千六百個で、県教委では天候に恵まれれば、菜種四千キロが収穫できると予測している。

 日野小では、三年生が毎朝、順番に水やりを担当し、まびきや草取りを行っていく。三年二組の担任・北崎あゆみ教諭は「菜の花から油が作られていることを勉強したり、実際に栄養士さんに菜種油を見せてもらったりと知識を増やし、子どもたちはたくさん収穫できることを楽しみにしている。菜の花の栽培から、環境問題に感心を持つまで興味が広がればと考えている」と話していた。


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