10月付句&12月前句募集
日野町石原にある福本りんご・梨園
滋賀障害者職業センターまとめ
事業所数、前年より233件減少
表彰式では、上位三チーム各選手の首に記念メタルが掛けられ、秦荘の北川諒選手と、長峰の高尾洋志選手に最優秀選手賞を贈ったほか、活躍した二十五人に優秀選手賞、十人に敢闘賞が手渡された。それぞれの名前が読み上げられるたびに、選手やスタンドから歓声が沸き、やっと緊張の糸が切れた少年の顔にあどけなさが戻った。
1・1・3平成杯は、少年野球のシーズン開幕を告げる「春の長山杯」(姉妹大会)とともに、終わりを告げる県下最大の出場チームを誇り、これまで勝利を目指して頑張ってきた六年生の健闘をたたえるほか、残る五年生以下の選手を励ます大会である。吉澤大会長が常に言う「継続は力なり」の通り、少年野球で培った努力を中学校に行っても生かしてほしいとの願いが込められた大会でもある。
連句の里づくり
10月付句&12月前句募集
=25日に「宗祇近江路散策の旅」=
(湖東・能登川町)
連歌師・宗祇法師を研究する宗祇法師顕彰会(能登川町)では、法師のふるさとである能登川をPRするとともに、連歌の普及を目指した「連歌づくり」を行っている。今回は十一月付句と一月前句を今月十五日まで募集している。
宗祇法師(一四二一~一五〇二年)は、和歌の西行法師、俳句の松尾芭蕉とともに日本三代歌人と称される室町時代の連歌師で、故・金子金治郎広島大名誉教授による学説「宗祇は能登川の生まれ」(平成七年発表)により、出生地は能登川として紹介されている。
募集するのは、(1)「丹精の 菊が葦簀(よしず)に 囲まれて」(尾中金一さん作、新宮東)に続く七・七の付句と、(2)「野点の席に 紅葉舞い散る」(村田ハルさん作、伊庭)に続く五・七・五の付句。また、一月にふさわしい(1)五・七・五の長句(2)七・七の短句―の前句も募っている。
ハガキまたは所定の用紙に「十一月付句」「一月前句」と明記し、作品(楷書でふりがな)と住所、氏名、年齢、電話番号を明記して、町総合企画課または役場玄関ロビー、総合文化情報センター設置の投句箱へ。
ただし、前句(1)(2)に対する付句と、前句(1)(2)の投句はそれぞれ一句のみとなっている。問い合わせは町生涯学習課内の同会事務局(電話0748-42-9926)。
なお、十一月二十五日に研修旅行「宗祇近江路散策の旅」が行われる。参加費は三千五百円。希望者は八日までに申込みを。
夫婦で築き上げたりんご栽培
日野町石原にある福本りんご・梨園
=五感を満足させるりんご狩り=
「お客さんの喜ぶ顔が見たいから」と元祖りんご園の味を守る福本きぬこさん
日野町石原にある観光果樹園の福本りんご・梨園(福本きぬこ代表)では、赤く色づき食べ頃サインを出すリンゴが木々いっぱいに実り、甘い香りを漂わせ、りんご狩りに訪れた人の五感を楽しませている。
石原地区には、三つのりんご園があるが、元祖は同園。約四十年前に、先代の福本誠一郎さんが、長野県でりんご栽培を学び、同地区にゴールデンデリシャスという種類のりんごの苗木を植栽した。息子・善男さんが跡を継ぎ、その妻・きぬこさんとともに、六反から始めた果樹園を一丁五反まで広げた。
二人は、甘くておいしいりんごを少しでも多くの人に味わってもらおうと、軌道に乗るまで独自の改良を重ねた。「畑、畑と一日中畑にいた。家で家事をしていると、早よ来いと夫から電話がかかってくるほどだった」ときぬこさん(60)はこの四十年を振り返る。
十二~二月にかけて冬の間、一人で約千本のりんごの剪定を行う善男さんの後を、きぬこさんは追いかけながら枝を拾い、夫婦ともに同じ夢に向かって地道な作業を繰り返した。
福本夫妻のりんご栽培の成功は、北でしか育たないとされていた常識を覆し、日本の南限として脚光を浴びた。その後、西日本へと広がりを見せ、リンゴ栽培の先駆け的存在となった。
寝食を忘れてりんご作りに打ち込む中、平成十二年二月、善男さんは風邪から肺炎を患い、携帯用の酸素マスクをかけながらも、木の植え替えをしていた。帰宅してから、病状が悪化、数日後には帰らぬ人となってしまった。
「夫は、遊びもせず、亡くなる直前までりんご作りに携わり、りんごに命をかけた」と、きぬこさんは夕日のように真っ赤に染まったりんご園をじっと見つめる。同園の常連は「旦那さんのりんごへかける情熱に惚れた。人柄が大好きだったから毎年来ている」と語り、善男さんのりんごにかけた一途な思いは今も息づいている。
きぬこさんは善男さんが命と引き換えに残したりんご園を、夫の姉や親戚の協力を得ながら、守り続けている。「あーいう風にしてはったなと、姉と話しながらりんご作りに取り組んでいる。一人での作業もあり、夫がいないのはやっぱり寂しい」と顔を曇らせる。
最愛のパートナーを失ったきぬこさんを、りんご作りに向かわせるのは、「来年の秋も来るからおいしいりんごを作っていてね」という客の言葉だという。「地味で辛抱し通しの仕事でも、お客さんの喜ぶ顔を見ると苦労も吹っ飛ぶ。元気な間は続けていきたい」と、善男さんとの思い出を胸にりんごへと心を傾ける。
「いらっしゃいませ」ではなく「変りはなかった。元気にしてた」との会話から始まるきぬこさんの接客からも分かるように、客の中には二世代にわたって訪れる人も多く、長い歴史を感じさせる。
初めて植栽されてから今でも見事な実がなるゴールデンデリシャスや津軽、千秋、陽光、王林、フジなど約六種類のりんごは、減農薬で栽培されている。今年は、気温が高かったが、ひどい干ばつや台風もなく、甘みも充分で最高のできだという。豊作であることから、十二月上旬まで旬のフジが味わえる。
また、園内では、約七十年前から栽培している大きくてジューシーな梨・新興(しんこう)を一キロ四百円で販売している。
りんご狩りの入場料は無料で、買取式(一キロ六百円)となっている。開園時間は、午前十時~午後五時。詳しくは、同園(電話0748-52-4086)
へ。
障害者の実雇用率、横ばい
滋賀障害者職業センターまとめ
500人以上規模企業で減少
=法定雇用率未達成は178社=
(全 県)
滋賀障害者職業センターはこのほど、昨年度の滋賀県における身体、知的障害者の雇用状況等をまとめた。
今年三月三十一日現在における身体障害者は四万千三十五人(前年比四・〇%増)で、急速に進む高齢化や業務災害、交通事故などによる障害者の発生によるものが多く、とくに内部障害者の増加が顕著だった。
知的障害者は六千七百八十九人(同四・〇%増)で、中軽度の人が全体の五四・六%を占め、前年同様に重度障害者を上回っている。
報告によると、県内に本社を持つ民間企業での障害者数は千五百六十人となり、実雇用率は前年と横ばいの一・八六%となっている。報告対象企業は前年より十一社増加したものの、雇用障害者数は三人減少しており、常用労働者の実雇用率は〇・〇二ポイントの低下。また、法定雇用率(一・八%)未達成企業は百七十八社もあり、昨年同様、未達成割合は三八・八%となった。
規模別の実雇用率は、五十六~九十九人規模企業が二・〇六%(前年二・〇〇%)、五百~九百九十九人規模企業が一・七四%(同一・七一%)、千人以上規模企業が二・一三%(同二・〇八%)と、それぞれ上昇した。
一方、百~二百九十九人規模企業は一・六九%(同一・七五%)、三百~四百九十九人規模企業は一・六九%(同一・八八%)と低下している。
法定雇用率未達成企業割合は、五百人未満規模企業で増加し、五百人以上規模企業では減少した。
小規模事業所が77%占める
事業所数、前年より233件減少
=13年の工業統計調査結果=
(全 県)
県企画県民部統計課はこのほど、昨年末における「平成十三年工業統計調査」の結果をまとめた。それによると、従業者四人以上の県内事業所数は三千七百五十二事業所で、前年より二百三十三事業所減少し、従業者数も四百七十四人減の十五万四千六百六十九人となっている。
事業所数を業種別に見ると、皮革、輸送機器など五業種で増加した一方、衣服が五十六事業所の減(対前年比一六・二%減)、金属製品が三十一事業所減(七・五%減)、一般機器が二十九事業所減(六・三%減)など十七業種で減少した。
従業者規模別では、四~九人規模で二百九十事業所(一四・九%減)減少したが、十~十九人規模では六十二事業所(八・六%増)増加。構成比は、四~九人規模が四四・一%、十~十九人規模が二〇・九%となり、二十~二十九人規模の事業所を含む小規模事業所が全体の七七・〇%を占めている。
次に、業種別の従業者数は、食料品が七百五十六人増(八・九%増)、輸送機器が六百八十三人増(八・四%増)となったものの、電気機器が千五十四人減(二・六%減)、一般機器が七百二人減(三・二%減)、衣服が四百三十七人減(一〇・〇%減)など十一業種で減少した。規模別に見ると、五百~九百九十九人規模で三千九百四十七人(三一・三%増)増えたが、千人以上規模が二千百三十一人減(七・九%減)、四~九人規模が千七百三人減(一四・五%減)、三百~四百九十九人規模が千六百三十五人減(一二・〇%減)となっている。
製造品の出荷額等では、全体で六兆五百九十七億円となり、前年より三千三百六十七億円(五・三減)の減。過去十年間の中で五兆九千七百三十一億円(平成六年)に次ぐ低い金額となり、最高であった六兆六千八百二十五億円(平成九年)と比べると六千二百二十八億円減少している。
これを地域別に内訳ると、湖南地域が七十九事業所減(六・九%減)、湖東地域が四十八事業所減(七・一%減)などすべての地域で減少。構成比は、湖南地域が二八・六%(千七十四事業所)、甲賀地域が一七・一%(六百四十事業所)、東近江地域が一六・〇%(六百事業所)の順である。
従業者数の前年比較では、東近江・甲賀・湖南地域で増加した一方、湖西地域で三百六十二人減(六・六%減)、湖北地域二百九十六人減(一・五%減)、湖東地域二百五十二人減(一・二%減)。
出荷額等の内訳を見ると、東近江地域が千八十一億九千百九十五万円減(八・一%減)、湖南地域が七百二十三億六千五百五十三万円減(三・三%減)などすべての地域で減少しており、構成比では湖南地域が三五・四%(二兆千四百五十六億七千九百三十二万円)と最も多い。次いで、東近江地域が二〇・二%(一兆二千二百五十九億三千八十八万円)、甲賀地域が一六・〇%(九千七百二十一億三百八十九万円)と続く。







