滋賀報知新(ニュース)平成14年11月15日(金)第13289号

第1回東近江圏域淡海の川づくり検討委員会

専門家と住民 河川整備を激論

=河辺林の重要性や人のかかわり方など提案も=

(湖東・広域)
 地域の実情にあった河川整備計画策定に向け、住民参加による意見集約や調査、検討が県内の各一級河川で進められている。このほど、「東近江圏域淡海の川づくり検討委員会」の第一回会合が八日市中央公民館で開かれ、愛知川や長命寺川(蛇砂川)の川づくりについて、専門家らを交えて意見交換が行われた。

 委員会愛知川部会には、河川、環境、文化財の専門家である大学教授、県行政担当、彦根・八日市・永源寺・五個荘・能登川・愛知川・湖東・愛東の流域自治体各首長、漁業や土地改良関係団体代表、水防団長、ボランティア代表、流域住民からの公募による「愛知川川づくり会議」の代表者、一般傍聴者の、約八十人が出席。

 今回は「愛知川改修における河畔林(河辺林)のあり方」と「流域の水循環と流水」の二つの課題について、県の計画や川づくり会議で出された意見などの報告を聞いた上で、話し合いに入った。

 川づくり会議からは住民の意見として「河辺林が荒れており、自然環境管理を県外の先進地に学ぶべき」「清らかな水が流れる昔の愛知川にもどしてほしい」「上・中・下各流域のつながりある活動が必要」「頭首工から水が取れない」など、切実な願いを含む熱心な意見が出された。

 また、環境の専門家である小林圭介委員が「河辺林はコンクリート護岸と比べものにならない“生きた構築材”としての治水機能」を強調。嘉田由紀子委員は「川から遠ざけてきた子どもを川に近づける川づくりのためにも、川づくり会議に若い人や子どもたちに入ってもらいたい」と提案した。里山ボランティア“遊林会”の西村治委員から「洪水時の河辺林の役割」や「河辺林の手入れの必要性」など、人と河辺林のかかわりについての実践から得た成果も報告された。

 これら委員による意見交換を受けて、一般傍聴者からも意見を聞き、愛知川への熱い思いによる、さらに熱心な議論が続いた。


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女性4人が一日消防官

火災予防啓発に大活躍

=愛知川消防署=

一日消防官を務めた左から藤田さん、藤沢さん、山田さん、橋本さん
(湖東・愛知郡広域)
 九日から始まった秋の全国火災予防運動で愛知郡広域行政組合消防本部は、管内の事業所から選ばれた一日消防官による火災予防啓発活動をこのほど行った。

 一日消防官を務めたのは、橋本由里カさん(ホシデン エフ・ディ)、藤沢涼子さん(JA湖東)、藤田由美子さん(近江温泉病院)、山田美穂さん(日本電産滋賀技術開発センター)の四人。

 平塚真一消防長から委嘱状を交付された四人は、愛東北幼稚園や老人福祉施設やまびこなどを訪問して、やさしい笑顔で防火指導や啓発を手伝ったほか、このほどオープンした泰荘町のけんこうプールやセルフ給油所などでも防火設備や危険物などの立入検査に立ち合った。また、もみじ狩りの観光客でにぎわう百済寺や買い物客が集まる量販店などでの街頭啓発活動にも一役買うなど、精力的に防火を訴えた。


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第5回発表会 かわいく元気に

フロアいっぱいに演技

=新体操クラブStella=

日頃のレッスンの成果を披露した発表会
(湖東・八日市市)
 第五回Stella新体操発表会(新体操クラブ・ステラ主催、八日市市体協・滋賀報知新聞社後援)がこのほど八日市市立布引運動公園体育館で開かれ、生徒たちが日頃のレッスンの成果を披露した。

 クラブに通う四歳から中学一年生まで五十二人の生徒が各クラスごとの団体や個人で、リボン、ロープ、ポール、フープ、クラブなどの演技をフロアいっぱいに、かわいらしく、美しく、元気いっぱいに表現した。

 会場には両親らがカメラやビデオを片手に大勢詰めかけ、一つひとつの演技が終わるたびに、惜しみない拍手が選手たちに送られていた。

 今回の発表会にはジュリアス新体操クラブ(滋賀県)、ミュゼRG(奈良県)の生徒も賛助出演し、お互いを刺激しあった。また、龍谷大新体操部(京都府)のお姉さんたちの華麗でダイナミックな演技に思わず息を飲んだ。

 最後に全員で発表会を締めくくり、生徒たちはそれぞれの新たな目標を胸に秘めていた。


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銅鐸はつくられたのか?

24日 能登川町立図・博ホールで開催

=石田遺跡・可能性を探るシンポ=

石田遺跡から出土した青銅器作りの道具「鋳型外枠」
(湖東・能登川町)
 銅鐸研究の第一人者・難波洋三さんらを招き、青銅器生産の謎に迫るシンポジウム「銅鐸はつくられたのか?―石田遺跡の可能性を探る―」(能登川町埋蔵文化財センター、まちづくりセミナー共催)が二十四日、能登川町立図書館・博物館の集会ホールで開催される。

 青銅器作りに使う「鋳型外枠」の出土により、鋳造集団の存在が高くなった石田遺跡(能登川町山路)。この外枠には、何枚もの外枠が連ねられるよう側面にも刻み目が入り、大型の製品(銅鐸)も作れたのでは、と夢が膨らんでいる。

 開催時間は午後一時半〜四時四十五分。同センターの西邦和氏から成果報告「石田遺跡のとばりを開く」が行われたあと、野洲町立銅鐸博物館の福永清治学芸員が講演「大岩山銅鐸の復元―弥生時代の技術に挑む―」を行う。続いて、銅鐸研究で知られる京都国立博物館の難波洋三氏が登壇し、青銅器づくりの謎を追う「あかがねへの想い―青銅器生産とその背景―」を開く。

 第二部のシンポジウムは、鋳型外枠の出土で論じはじめられた「銅鐸はつくられたのか?」をテーマに石田遺跡の可能性を探る。パネラーは第一部の三氏で、コーディネーターは同センターの植田文雄氏が務める。

 入場無料。当日受付で、定員百人になり次第締め切り。問い合わせは能登川町埋蔵文化財センター(0748―42―5011、FAX0748―42―5816)へ。



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日野消防署が初の「防災フェア」

女性防火クラブ中心に150人参加

=防災製品ヒントに防火クイズ=

消火器について署員の説明に聞き入る参加者ら
(湖東・日野町)
 日野消防署は十日、全国一斉に展開されている秋の火災予防運動(九〜十五日)の一環として、「防災フェア」を日野公民館で初めて開き、女性防火クラブのメンバーを中心に約百五十人が参加した。

 暖房器具の使用や火災の発生しやすい気候となる時期を前に、住民に災害に関心を持ってもらおうと行われた同フェアには、パネル、ビデオ、クイズ、体験の四コーナーが設置された。

 会場入口では、写真と絵を用いた消防隊員の装備解説や同署予防係の野口庄一消防士長が消防署員の一日の仕事をマンガで描いた「発見!ぼくらの消防署」、防火クイズなどを掲載したチラシが手渡された。

 参加者は、会場内の防災に関する展示品をヒントにしながら、消火器の注意書きを見たり、署員の説明に身を乗り出して聞き入っていたりと、同署オリジナルの防火クイズに取り組んでいた。

 正解すると賞品がもらえるとあって、参加者らは答え合わせのため長い列を作り、正解率九十九%と優秀な成績で、「初めて知ったこともあった」とひとり一人が防災意識を高めた。

 また、署員の制服や空気呼吸器、非常持出袋、家具転倒防止用具、簡易消火器など、身近な物から触れる機会の少ない物まで約五十点が展示され、参加者は手に取り「家でほおったらかしにしてある。いい加減に考えてたらあかんな。点検しないと」と気を引き締めていた。

 このほか、パソコンを用いた地震クイズやちびまるこちゃんの防災ビデオ上映、普段なかなか見ることのできない救急車や消防車も開放された。

 同署では、「火災はちょっとした気のゆるみから発生し、大きな被害をもたらす。火を使っているときはもちろんのこと、出かける前や就寝前に必ず火の元を点検してほしい」と呼びかけている。


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