滋賀報知新(ニュース)平成14年11月16日(土)第13290号

元職と2新人の三つどもえ

激戦展開の八日市市議補選

知名度バックの吉田候補に
=組織の小谷、深尾両候補挑む=

小谷保夫候補
深尾重一候補
吉田 勲候補
(湖東・八日市市)
 八日市市議会議員補欠選挙(欠員一)には、元職と新人二人が立候補し、一議席を巡って、いずれ劣らぬ激戦を展開している。無所属で自民党八日市支部ほか、地元自治会や平田地区連合自治会の推薦を受けた会社役員の小谷保夫候補(63)と、共産党公認で農業の深尾重一候補(64)の二新人が、無所属で元職ながら支援組織を持たない会社役員の吉田勲候補(58)を激しく追い上げている。

 自民党八日市支部(支部長・中島敏県議)の推薦を受け先月二十八日に出馬表明した小谷候補は、告示直前になって地元の上羽田町南方自治会と平田地区連合自治会の推薦を受け勢い付いた。地元自治会役員や支援者らが選挙事務所に張り付き、同支部所属の市議らとともに支持拡大を図る。

 小谷候補は、支援者を前に「政治は素人だが新人らしく戦い、裏切ることなく地元発展に尽くす」と訴え、南良朗選対本部長(同町南方自治会長)も、市議空白地帯となっているこの地域から「何としても当選さしたい」と闘志を燃やす。中盤以降は平田地区を中心に個人演説会を開き、地元固めを積極的に進める。

 共産の深尾候補も告示三日前の七日に立候補を表明した。豆田昇一郎選対本部長ら共産市議三人が事務所を引き締め、新人だけに名前の売り込みと組織票(約二千票)の掘り起こしを徹底的に行い、出遅れ感の取り戻しを図る。

 深尾候補は、中学卒業後は農業一筋に打ち込み、市農業委員を務めるなど農業政策に詳しい。本人の人望も厚く、組織バックとともに地元の市辺地区への浸透も広がってきた。個人演説会も十五日夜に地元の三津屋公民館と東市辺会館で開く。

 一方、組織を持つ二新人から挑戦を受ける吉田候補は、支援組織がないだけに苦しい選挙戦を強いられている。二十年前の市議初当選から親交を深める支援者らが中心となって選挙事務所を支え、危機感より「負けてられない」との緊迫ムードが漂う。

 吉田候補は、一党一派に属さない「市民派宣言」を行い、これまで温めた政策の中から「市民のために将来を見据えた政策を提言していきたい」と街頭演説などで訴えている。市議二期と県議選出馬三回の経験を持ち、候補者自らがはいずり回る選挙に情熱を燃やす。

 今回の市議補選は、市西部となる平田、市辺、小脇地区からの立候補が片寄った。組織支援を得た小谷(自民)と深尾(共産)両候補が地元浸透を図る一方で、無名新人のハンデを全市的にカバーできるか、手づくり選挙ながらも顔と名前が一致する知名度をバックに、吉田候補が無党派、無関心層へ食い込めるかが焦点となる。


 小谷保夫候補 八日市高卒。部品加工会社役員。平田幼稚園PTA会長、南方自治会組長などを歴任。上羽田町八一七。

 深尾重一候補 蒲生中卒。農業。JAグリーン近江総代、滋賀農民連産直農協組合長など歴任。農業委員(四期目)。三津屋町八三九。

 吉田勲候補 近江高卒。環境資源開発会社役員。市議(二期)、自治連合会副会長など歴任。中国・上海大研究員。小脇町二三一三。


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大空と遊ぼうよ!フェスタ2002

青空の下で秋風と仲良し

=新種目の手投げグライダー大会も=

お父さんに手伝ってもらいながら自作のグライダーを飛ばす参加者
(湖東・八日市市)
 八日市市の布施公園でこのほど、日本初民間飛行場発祥の地を記念した「大空と遊ぼうよ!フェスタ2002」(市観光協会主催、市・市教委・八日市商工会議所後援)が開かれ、楽しいイベントなどに大勢の市民らが参加した。

 今回から新たに手投げグライダー大会も加わり、約三十人の子どもたちが自作のグライダー(紙飛行機)を、風の様子を見ながらゴムを利用して大空に向かって飛ばし、滞空時間を競った。

 今回で八回目となるライトプレーン大会には、県内外から一般総合、一般市民、ジュニアの三部門に約四十人が参加。やや強い風にふわりと乗ったライトプレーンは会場を飛び出して行った。

 このほか、スポーツカイトチームのサンダーボルトによるデモンストレーションも行われ、五機のカイトの見事に息の合った編隊飛行が参加者の目を釘付けにした。

 会場内では、フライングディスクターゲット、ブーメラン製作、竹とんぼ製作、凧づくり、紙飛行機製作など、子どもたちに夢のある体験コーナーも設けられ、作品づくりに取り組み、できた作品をテスト飛行するほほ笑ましい親子の姿も多く見られた。

 また、八日市飛行場の写真パネル展示や、ライトプレーンなどをそろえた空の店、地元物産を集めたバザーコーナーも人気を集め、名物の大空ナベやうどん、ラーメン、地酒などの飲食コーナーが、少し冷たい秋風で冷えた参加者の体をあたためた。

 手投げグライダー大会とライトプレーン大会の結果は次の通り。

【手投げグライダー】(5回試投の上位3回の合計)
 優勝 図司明里紗(市内尻無町)27・5秒▽2位 八木鉱二(市内小今町)27秒▽3位 大槻香南子(市内松尾町)26秒

【ライトプレーン】(3回試投の合計)
 ◯一般総合の部 優勝 国領秀男(市内林田町)180秒▽2位 高見正三(東大阪市)167秒▽3位 川阪末継(大阪市)162秒
 ◯一般市民の部 優勝 図司信夫(清水二丁目)159秒▽2位 加地功(幸町)158秒▽3位 中村誠(市辺町)144秒
 ◯ジュニアの部 優勝 古賀正也(下羽田町)100秒▽2位 吉田篤史(小脇町)79秒▽3位 堤陽介(妙法寺町)62・3秒


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先を見極める

商いの必需品「算盤展」

=近江商人屋敷で開催中=

全国のそろばんを集めた「商いと算盤展」
(湖東・五個荘町)
 五個荘町金堂の近江商人屋敷・外村宇兵衛家で、商いの必需品“そろばん”を集めた「商いと算盤展」が開かれている。

 近江商人にルーツを持つ江戸、明治創業の商店・企業が、幾多の激動を乗り越え、現在も隆盛を極めている。成功に導く商人の心とは何か―、同町観光協会では、先を見極める勘定に焦点を当て、金銭出納や数量計算、利害損得等を予測した「そろばん」と「大福帳」を展示している。

 そろばんは、一三〜一四世紀に中国で完成した簡易計算機で、日本には一六世紀中頃(室町時代末期)に梁上二珠・下五珠の形で伝わった。その名が載る最も古い文献は文禄四年(一五九五)出版の「ラ・ポ・日対訳辞典」で、江戸時代初期には梁上一珠・下五珠の新型が登場。現在のような梁上一珠・下四珠が使われはじめたのは昭和十三年(一九三八)からで、電卓が普及するまでの間、用途に合わせて様々なそろばんが生み出された。

 館内には、上二珠の中国そろばんや長崎そろばん、上一珠の雲州そろばん、大津そろばんなど全国各地のそろばんが展示されている。なかでも、古着屋で使われた古手屋そろばん(復刻版)は造りが凝り、弾いても計算した珠が乱れないようになっているほか、筆などが入れられるように引き出しが付いている。

 会期は十二月二十三日まで。開館時間は午前九時半〜午後四時半。月曜と祝日の翌日休館。大人四百円、高校生三百円、子ども百五十円。問い合わせは五個荘町観光協会(0748―48―6678)へ。


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伝統家屋から現代芸術を発信

日野町で「秋の桟敷窓アート」

8会場で工芸作家20人が出展
=16、17日開催=

歴史を感じさせる日野製薬発祥の家・正野薬店(日野町村井)
(湖東・日野町)
 伝統家屋から現代芸術を発信する「秋の桟敷窓アート」が十六、十七日の二日間、日野町村井にある正野薬店一帯で開催される。
 この展覧会は、街並を活かす桟敷窓アートの会(世話人=中田穣代表)が、昨年五月から春(五月)と秋(十一月)の年二回定期的に開いているもので、今回で四回目となる。

 城下町の風情を残す古い街並や姿を消しつつある桟敷窓の町家など、日野町にしかない伝統的文化を保存しようと立ち上がった同会は、地元で活躍している工芸作家を中心に作品発表の場として町家の活用方法を探っている。また、歴史の中で育まれた伝統と現代芸術の融合を図り、文化の根付く町づくりを試みている。

 中田さんは「桟敷窓がなくなっていくのはさみしい。全国的にも珍しい桟敷窓の景色を保存する運動の一環として、陶芸をしていた娘を通じてアート仲間に声をかけ、展示を始めた。町外の人が日野町に来るきっかけとなれば」と、人の行き交う活気ある町を目指し知恵を絞る。

 今回のテーマは、「日野町再発見 いいとこ発見!いいもの発見!いい出会い発見!」。元旅館だった北川家と桟敷窓をのある小島家を新たに加え、ヴォーリズ氏設計の洋館・野口家と昔ながらの商人屋敷・大窪正野家、日野の薬業の発祥の家・正野薬店、桟敷窓を保存する中田家・栗田家、蔵だけを当時のまま残す辻家の蔵の計八カ所を、会場に繰り広げられる。

 出展作家は、陶芸の井上和博・翠夫妻(日野町)、中田美穂さん(同)、高橋博道・厚子夫妻(同)、広川純さん(同)、広川みのりさん(同)、竹村嘉造さん(同)、栗田隆さん(同)、ダレン・ダモンデさん(三重県)、渡邊ふさこさん(三重県)、木工の岡井大介さん(日野町)、家具製作の北川高次さん(同)、藍染の荒木佳代子さん(永源寺町)、ステンドグラスの平田恵子さん(日野町)、ガラス工芸のの東ユキヤスさん(湖東町)、てん刻・書の斎藤江湖さん(八日市市)、織物の北川陽子さん(能登川町)、鉄工芸の畑山正之さん(水口町)、古道末吉さん(日野町)の二十人。

 新たなジャンルの作家が加わったことで、さらに芸術の幅が広がった。来場者は、作家の手作り作品を手に取り、自らの感性に響いた作品を購入することができる。
 また、地元アマチュアカメラマンの写真や絵手紙の展示、日野特産品の販売、同会メンバーが陶芸や絵画を一緒に楽しんでいる綿向きの里の仲間の作品展示も行われる。

 開催時間は、午前九時〜午後六時。問い合わせは、同会事務局・中田さん(電話0748―52―0649、Eメール:m-nakata@po.bcap.co.jp)へ。 



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作って食べて歌おう!!

30日 蒲生・日野で秋イベント

=蒲生郡子どもセンターが参加者募る=

(湖東・蒲生町)
 蒲生郡子どもセンターは、秋イベント「ロールサンドをつくり、たべよう!歌おう!」を三十日、午前と午後の二カ所に分けて開催する。参加費無料。

 自然体験や文化、ボランティア活動などさまざまな活動機会の提供と子育て支援情報を蒲生郡内の親子を中心に届ける同センターは、定期的に親子でも参加できるイベントを企画し、毎回多くの子どもたちが仲間の輪を広げている。

 今回は、午前九時半から、蒲生町いきがい活動支援センターせせらぎで、ロールサンド作りと「ウィールド・フォーク」が出演し、参加者全員が大合唱する「みんなで歌おう!」が催される。

 また、日野町にある日野公民館では午後一時半から午前と同様、ロールサンド作りのほか、音楽キャラバン隊「こーろ・ころっけ」と一緒に音楽に親しみながら楽しいひとときを過ごす。

 参加資格なし(親子での参加可)。参加希望者は、二十日までに、安土町(電話46―7215)、蒲生町(電話55―4893)、日野町(電話52―6566)、竜王町(電話58―1005)のそれぞれ各町教育委員会へ申し込む。蒲生郡以外での参加希望者は、事務局の竜王町教育委員会へ。


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