滋賀報知新(ニュース)平成14年11月17日第13291号

2002八日市市消費生活展

変えよう、身近なところから

=一緒に考え、参加、実践へ=

段ボールで作った携帯テーブルセットに関心する見学者
(湖東・八日市市)
 私たちの生活をもう一度見直して見ようと「2002八日市市消費生活展」(同運営委員会主催、市・まちをきれいにする八日市市民運動推進協議会協賛)が、このほど八日市駅前のショッピングプラザ・アピア情報プラザで二日間にわたって開かれた。

 会場では、「食を考えよう」「環境にやさしい生活を考えよう」をテーマに、塩分や糖分の含有量、食品表示、トレーの価格、無添加みそや有機米の試食と販売、粉石けんの実演、段ボールや古着などを利用したリサイクル作品などの各コーナーが設けられ、見学者に「身近なところからの工夫」「ごみの減量」「環境にやさしく、安全な商品の購入」などを訴えた。

 また、「私のエコライフ宣言」のコーナーでは見学者がそれぞれ、これからの生活に心掛けたいことを書いて張り出したほか、エコクイズに挑戦して知識を広げた。

 このほか、「うつくしいわが街をめざす」標語・ポスターの作品展示も行われ、美しいまちづくりへの思いを新たにした。


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たいへんだけど面白い

=能登川中学生が職場体験=

能登川中学生の職場体験風景
(湖東・能登川町)
 能登川中学校の二年生二百八十人が、十一日から町内の事業所や病院などで職場体験学習を行った。

 総合的学習「ふるさと学習」の一つで、地域社会を知るとともに、仕事の厳しさや楽しさを学んでもらおうとする取り組みで、今年で四年目を迎えた。

 同校では、一年生で地域の産業や経済等を学び、二年生で実際の職場を体験。三年生になると、これまでの学習や体験を活かしたボランティア活動を行っており、自らの将来や進路を考えるきっかけづくりとなっている。

 受け入れの一つ、埋蔵文化財センターでは、十五人が二班に分かれて発掘の仕事に挑戦。考古学や文化財についての説明を受けたあと、日本最古級の前方後方墳・神郷亀塚古墳の調査を行った。

 現場は同墳隣の竪穴式住居(古墳時代)で、朝八時半から作業を開始。中腰の仕事に辛さを感じていたが、午後には古代の地層がきれいに現れ、興味深げにスコップを進めていた。

 参加した一人は「足腰が疲れたが、だんだん形が分かってくると楽しい。今度は土器の接合や色塗りがあり、とても興味がある」と満足そうだった。


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待ちに待ったシンガポールから使節団

お好み焼き作り
関西の庶民の味堪能

=日野高校にナンファ中等学校が初訪問=

日野高校生徒(左)とナンファ中等学校生徒(右)の共同作業(日野高で)
(湖東・日野町)
 県立日野高等学校(澤幸雄校長)に、初めてシンガポールのナンファ中等学校使節団一行が九日から十五日までの日程で来訪し、授業に参加するなど生徒同士の交流を深めた。

 公用語としての英語が定着し、企業でも社員の英会話能力を求めるところが増え、グローバル化の渦の中、習得せずにはいられない言語となっている。日野高校では、こういった社会の流れに即応し、生徒の英語能力を高めようと、欧米ではなく日本に近いアジア諸国から、多民族国家でありながら英語教育が発達している国・シンガポールに目を付けた。同校教諭のつながりを基に、姉妹提携を結ぶことを視野に入れながら、ナンファ中等学校との交流を五年前から始めた。

 最初の三年間は、日野高校の生徒約二十人が、短期語学研修として毎年夏休みにシンガポールを訪問し、語学学習とともに、シンガポールに進出している日本企業で体験談を聞いたり、福祉施設マザーテレサを訪ねたりとシンガポールの内情に迫った。

 次は招待しようと、昨年、使節団の訪問を計画したが、ニューヨークで発生したテロ事件で中止となった。そこで、再度、使節団の訪問を打診したところ、男子生徒四人、女子生徒四人、引率の教諭二人の計十人の来校が実現した。

 使節団一行は、京都観光にも出かけ、四季のないシンガポールでは見ることのできない木の葉の紅葉に驚き、生徒らは赤く色付いたもみじを持ち帰った。日野高校の生徒宅へ一泊だけホームスティし、日本の風習にも触れた。

 また、日野町を離れる最終日の十三日、日野高校で茶道と華道、日本食の調理体験を盛り込んだ特別三時間授業が行われた。一、二時間目は、茶道・華道部の生徒が参加して、体用副を軸とする未生流の華道、裏千家の茶道を体験し、わびさびに重きを置く日本古来の文化を肌で感じていた。

 調理体験の三時間目には、ホームスティ先の生徒や生徒会も加わり、ナンファ中等学校の生徒とともに、庶民の味覚の顔ともいえる豚とえびの二種類のお好み焼きを四班に分れて作った。

 ナンファ中等学校の生徒らは、シンガポールの中心部にある日本の百貨店でお好み焼が販売されていることから知っていたものの、「作り方は知らなかった。裏返すのが一番難しかった」と、ソースや青ノリ、かつおぶしをたっぷりかけたお好み焼きをおいしそうにほお張っていた。両校の生徒らは、英語で「乾杯」とウーロン茶を掲げ、別れを惜しんでいた。同校の山下千春生徒会長は、「一緒に食事をしたり、日本の芸能人の話題で盛り上がり、とても楽しかった」と打ち解けた様子で、生徒の中には「来年もしたい」との声が聞かれた。

 平成十六年度の総合学科設置に向け研究調査を重ねている同校では、英語を生かした仕事に就きたい生徒にはシンガポールを訪問させるなど、修学旅行を研修旅行と捉え、将来就きたい職業や目標別に訪問先の選択肢を広げることが検討されている。


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「3町」か「東近江」かアンケート

安土町議会の会派「ニューウェーブ」
今こそ、民意の反映が重要

=2日間で120件の反響=

(湖東・安土町)
 安土町の無所属議員3人でつくる会派「ニューウェーブ」(津村孝司代表)が、合併の枠組みについての住民アンケートに取り組んでいる。

 五個荘町、能登川町との3町で合併協議会を立ちあげ、新市の名称も「安土市」に内定する段階まで来ている中での実施だが、アンケート用紙配布から2日間で120通余りの回答や意見が寄せられるなど、反響を呼んでいる。

 ニューウェーブは今年4月、どの政党にも属さない津村孝司氏、中村為三氏、日岡正光氏の3議員で結成した新会派で、議会内では自民党議員10人の「友愛会」に次ぐ2番目の勢力。

 アンケートは、11月4日に新聞折り込みで配布した会派の会報創刊号に掲載。「合併協議会は、3町の合併のためだけではない。幅広く協議することが根本的な考え方」との会派としての基本理念を示した上で「2市5町が『東近江は1つ』を目指して来年1月に合併協議会を立ち上げる状況の中で、(今、民意も確かめずに)3町合併がこのまま進んで良いのもかどうか」と疑問を提示。3町合併は「東近江は1つ」を前提とした取り組みであったことから、その環境が整いつつある中で「3町のまで進むのか」、あるいは「東近江は1つを共に目指すのか」の住民の意向を確かめ、どちらに進むのにしろその民意を反映した合併であることが重要との認識に立っている。

 アンケート実施の理由として「住民にもようやく、合併についての認識が高まって来た」、「行政は、合併の枠組みについて住民の意向を聞き取っていない」、「こと合併は何十年に1回という重大なことである」などをかがけ、回答への協力を呼びかけている。

 設問は「合併はどこの市町とするのが好ましいか、次の3つから1つを選択して下さい」とし、@現在進みつつある3町(安土、能登川、五個荘)がよいAどことも合併しない、B3町よりもう少し大きい合併がよい(東近江地域での)から○印を付けて、郵送で返信(料金受取人払い)してもらう方法をとっている

 会派代表の津村議員は「アンケートを実施するに当たっては、住民がどれだけ今の状況を認識する情報を持ち合わせているのかとの心配があったが、(この大事な時に)行政が何もしないので実施に踏み切った。配布部数の1割、300件以上の回答が寄せられることを期待している」と話している。

 Eメールでも「こうした民意が届けられる場を設けてもらったことに感謝している」という住民の声が寄せられている。アンケートの回答は25日まで受付け、その結果を12月議会で町側に報告し、民意が議論のテーブルにつく場をつくり出したいとしている。

 問い合わせは、会派代表の津村議員(TEL46―4425)。Eメールは、tsumura@mx.biwa.ne.jp へ。

(畑 多喜男)

 



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まだ、不足している町の説明

3町合併・住民説明会スタート

今でも、なぜ3町がよいのか
=民意の反映求める声あがる=

3町のトップを切って13日夜、老蘇多目的研修センターで開かれた安土町の住民説明会
(湖東・安土町)
 平成16年3月末の新市誕生を目指して合併協議を進めている安土、五個荘、能登川の3町の住民説明会が始まった。24日までに安土、五個荘町はそれぞれ2回、能登川町は3回の開催を予定している。

 初日の13日は午後7時半から安土町の老蘇多目的研修センター(老蘇農協)で開かれ、会場には約70人の住民が集まった。

 冒頭、仙波秀三町長のあいさつに続いて3町合併協議会事務局がコンピュータ画面で説明するプロジェクターが準備され、これまでの経過や3町合併の必要性、新市まちづくり計画案の概要、合併協定項目の確認状況、今後のスケジュールが順序立てて説明された。

 このあと、町や議会代表が参加住民から意見や質問を受ける質疑応答の時間が設けられ、4人の住民が発言を求めた。

 そのうち1人は、3町で粛々と合併が進められていることに賛意を示し、その実現に取り組んでいる町当局を励ます内容であったが、あとの3人は、今の合併の進め方を心配する声が重なった。

 先行きを心配する3人の住民からは「3町の中心にきねがさ山があり、山の壁に挟まれる地理的な不利から合併しても本当に住民が交流できるのか。病気の時も能登川病院ではなく、八幡市民病院にみんな足が向くのではないか」と質問したのに対し仙波町長は「案ずるより生むが易いと思う。反対に山を利用する住民意識の問題の方が大切ではないか」と回答した。

 これに続き他の住民から「同じ場所で行われた昨年の説明会より、今回の参加者が少ないのは町がドンドン進めていっているので、住民が置き去りにされているという感じがあるためではないか。また、説明ではメリットばかりでデメリットが示されていない。近隣市町では状況が変化しているが、町では住民意向調査が出来ていないのでないか」と町の考えを求めた。

 これに対して町幹部から「3町で財政的にやっていける自信はある」、また合併事務局側から「今から2市5町側に参入しても、期限内の調整は難しいのではないか」との見解を示した。

 仙波町長は「大きくなければよいというものではない。顔の見えるまちづくりができる同規模の3町がよい」との考えを改めて示した。

 続いての質問では「(昨年の説明会では)東近江側に合併すると、町は吸収合併になるとの説明を受けた。それでは1市3町から2市5町の枠組みを選択した(東近江内と周辺の)町の参入は、吸収合併になっているのか」との説明の真意を訊ねた。

 町側からは「法的には対等合併ではあるが、現実の問題として人口差で吸収合併になるのではないか」との懸念を吐露した。

 最後に「町だけの思いで進んではいないか。住民アンケートはどうするのか」と質問されたが、司会者が「このまま3町で進んでもらいたい」と力強く発言した他の住民の声に押されて、町側の回答を求めず閉会を告げて午後9時半過ぎに終了。参加者等は消化不良のままに会場を去った。

(畑 多喜男)


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