滋賀報知新(ニュース)平成14年12月8日第13315号


3期目へ所信表明

八日市市の中村功一市長

市民とのパートナーシップ
=市政運営方針6本柱掲げる=

所信を述べる中村功一市長
(湖東・八日市市)
 初選挙で三選を果たした八日市市の中村功一市長は三日、十二月定例市議会の開会冒頭で、提出議案の説明に先立ち、三期目スタートに際しての所信表明を行った。選挙戦を通し多くの市民から支持を受け、三たび市長の重責を担うことになった中村市長は、改めて「責任の重大さを感じ、市民福祉の向上と八日市市の発展に尽くす」と、決意の一端を述べるとともに、市政運営への協力を求めた。

 中村市長は就任以来、清潔・公平・公正を政治姿勢に、市民の思いを肌で感じ、市民の目線に立って市政を担当してきた。この基本姿勢を崩さず、二期八年の実績を柱に、市民とのパートナーシップを深めながら、着実な発展を目指すとしている。

 厳しい社会情勢の中で、この厳しさに果敢に挑戦し、時代に合った自治体改革を進めながら、さらなる「『やさしさ』と『たくましさ』が実感できる元気都市」に努力したいと、三期目の市政運営方針に六本柱を掲げた。この柱に沿って推進する諸施策は次のようにまとめている。

 【やさしさが、かようまつづくり】介護を充実させ、助け合いの精神を持って、お年寄りが地域で暮らせる取り組みほか、特別擁護老人ホーム(市辺町)の設置支援、痴呆の早期発見・早期診断を行う支援センター的な施設整備、高齢者も気軽に取り組めるスポーツ・健康づくりの環境整備、交通危険箇所の改良

 【あなたの個性が輝くまちづくり】市の審議会委員など三分の一を目標に女性を登用し、市民サイドの各種団体や自治会への女性浸透、子ども虐待防止ネット整備、幼稚園三歳児保育の推進、乳幼児の医療無料化

 【豊かな文化にふれるまちづくり】歴史・伝統資産の発掘に努め、情報発信することで観光振興や地域活性化を図るほか、生涯学習・生涯スポーツ振興へ市民活動センター的な拠点整備、第二期布引運動公園の整備

 【元気に人々がつどい働くまちづくり】商店街振興へ本町商店街アーケードと金屋大通り風物時代館の改修・公衆トイレ新設・石畳風路面改良、農業振興へは消費者が安心できる地産地消の推進・環境こだわり農産物の普及、効率的な経営を図る土地改良の推進、吸い込みなどを生かした排水処理槽の設置と市街地排水を受ける筏川・清水川・中野大川の整備、市内循環バス「ちょこっとバス」の本格運行

 【美しい緑あふれるまちづくり】持続的発展が可能な循環型社会へゴミ再資源化・生ゴミの堆肥化・新エネルギーの導入・自転車都市の見直しほか、河辺いきものの森の全国情報発信

 【自立した足腰の強い自治体づくり】二市五町での市町村合併を基本に愛東・湖東を加えた「東近江は一つ」を目指すとともに、時代に即した組織・機構の改革、民間活力・発想の導入、職員のコスト意識徹底、事務事業評価による行政コスト削減、電子自治体の推進

 厳しい財政状況の中で、具体的に提示した事業・施策が「任期中にすべて実施できない」とした上で、今後のまちづくりに目標を持ち「確かな道筋を付けるところまで着実に進めていきたい」と締めくくった。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

入館者15万人を達成

大阪から来た広島さん

=世界凧博物館八日市大凧会館=

中村市長(左)から記念品を贈られ喜ぶ広島さん(右)
(湖東・八日市市)
 八日市大凧を世界の凧とともに紹介している世界凧博物館八日市大凧会館(八日市市東本町)の入館者がこのほど、十五万人を突破した。中村功一市長が十五万人目の入館者を玄関で出迎え、記念品を贈るなどのセレモニーで祝った。

 大阪府吹田市の人権協吹六地区委員会の一行四十五人がこの日の開館と同時に一列にならんで入館、中ほどを歩いていた公民館事務員の広島美恵子さん(48)が松吉桂三館長に「おめでとうございます」と声を掛けられ思わずびっくり、みんなと一緒に幸運を喜んだ。

 中村市長から記念の今年の祝成人二十畳敷八日市大凧「天馬空を行く」のミニチュアを贈られた広島さんは、「子どもが小さいころに親子で凧あげをした記憶がよみがえりました。とてもいい思い出になりました」と、喜びを満面の笑顔に表わしていた。

 このほか同館から、同委員会に凧揚げの絵のレプリカ、一行全員にミニ八日市大凧がプレゼントされた。

 同館は平成三年五月二十五日にオープン。海外や日本の凧収集・展示、八日市大凧の紹介・資料収集・製作などのほか、「大凧のまち八日市」の拠点施設として凧づくり教室などの開催による凧文化の普及などに取り組んでいる。同七年十月に五万人、十年十一月に十万人の入館者を記録、平均年間入館者は約一万三千人。現在開催中の企画展「昆虫凧の世界」が好評で、十五万人達成は予想より二か月早かった。

年賀状に八日市大凧使って
かわいいヒツジでごあいさつ
スタンプと撮影用ミニ大凧


 世界凧博物館八日市大凧会館は年賀状で八日市大凧を全国にピーアールしてもらおうと、玄関ホールにスタンプと写真撮影用二畳敷八日市大凧を設置して、市民に利用を呼び掛けている。

 いずれも来年の成人式に新成人によって揚げられる祝成人二十畳敷八日市大凧を元に作製されたもので、来年の干支(えと)の未(ひつじ)と「友」の文字で「フレンドシップ」は、年賀状にもふさわしい半じもんとなっている。

 利用時間は二十三日までの午前九時から午後五時。水曜日休館。問い合わせは同館(TEL0748―23―0081)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

CAPプログラム組み込んだ講演会

子どもの人権にスポット

=9日 蒲生町あかね文化センターで開催=

(湖東・蒲生町)
 CAP(子どもへの暴力防止)プログラムを取り入れ、子どもの人権に焦点を当てた「蒲生町人権講演会」(主催=蒲生町)が九日、同町あかね文化センター小ホールで開催される。入場無料。

 世界十五カ国、国内で百以上のグループが取り組んでいるCAPプログラムは、いじめや虐待、誘拐、性暴力など子どもたちを取り巻くさまざまな暴力から、大切な心と体を守るためにできることは何かを子ども自身が考える。

 “子どもは無力で何もできない存在ではなく、行動の選択肢と自分を守ろうとする気持ちがあれば暴力から身を守ることができる”との基本的な考えに立ち、子どもたちが有する安心、自信、自由の三つの権利を、親や教職員、地域の大人たちが理解することからプログラムは始まる。

 今回は、平成八年に県内で発足したCAPグループが、「子どもの力を信じて〜CAPプログラムを通じて楽しく考えましょう〜」と題して、ロールプレイ方式(参加者にも配役して進める)による暴力をテーマとした寸劇の披露とともに、CAPスペシャリストの久保宏子さんらが講演する。子ども向けワークショップ(参加型学習)を大人用に改変しており、参加者が自らの考えや意見を発表する中で子どもたちを暴力から守る有効な対処方法とサポート体制を学ぶ。

 また、蒲生町人権学習推進協議会(森隆一郎会長)が「人権ふれ愛メッセージ」を募集し、寄せられた八百八十七作品から選出した二十一作品の入賞者の表彰式を行う。 

 開催時間は、午後六時半から。問い合わせは、同町役場企画課人権政策広報係(電話55―4881)へ。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

「安土ぶらんど館」オープン

町商工会が開設・運営

イルミネーションも点灯
=駅前にチカチカ1万個=

オープンする「安土ぶらんど館」
(湖東・安土町)
 JR安土駅前の旧観光案内所が、来年4月から「安土ぶらんど館」として生まれ変わるのを前にあす8日、オープンする。

 旧観光案内所は、町観光協会が駅前の新案内所に移設する平成12年3月までの12年間、町内の観光施設や地元特産品などを広く紹介するPR館として利用されていたが、手狭になったことなどを理由に駅正面の貸しビルに移設されたあと、空き家になっていた。

 このため、町商工会が安土の物産を展示紹介する新しい町のビジネス情報館として再利用することになり「安土ぶらんど館」と命名した。

 正式オープンは来年4月からで、それまでの間、どのような物産を扱えば良いのか、また、継続的な運営方法を探る試行期間とし、関心にある人々からアイデアを募るプレオープンとする。

 町民参加の交流ネットワークの拠点と位置づけ、町の特産や地域環境を活かした新ビジネス発掘の場としての役割を目指している。その一例として趣味の手作り作品や農産物の展示即売、個人商店の新ビジネス、高齢者や学生、フリーターへの提供などが考えられている。

 同商工会では、どのような設備があればよいか、また、手作り作品や農産物の紹介などの情報を一般から広く求めるアンケート調査を行い、利用者の要望に沿った運営を進めなから駅前の新しい顔として誕生させたいとしている。開設後は職員1人が常駐する。

 あすのオープンには、西の湖のヨシの草木染や、ちまきづくりを紹介する写真パネルや物産パンフレットを置いて、その取り組みをPRする。

 このオープンにあわせ、同日午後5時から駅前に設置されたクリスマスツリーのイルミネーション点灯式を行う。

 毎年、商工会が歳末商戦のPRを兼ねて駅前の広場に飾り付けしているもので今年は、高さ約6メートルのクリスマスツリー(樹木はドイツトウヒ)5本を設置し、合わせて1万個の豆電球が点滅するイルミネーションを飾り付けた。

 点灯時間は午後5時から午後10時半の間で、恵比寿講の来年1月10日まで信長像のライトアップとともに年末年始の駅前を彩る。

 点灯式では、駅前でおでんや焼き鳥などの模擬店が出店され、一般の見物人を迎える。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

伝統の技巧に魅せられて

八幡靴に挑戦

=女性2人が技能習得へ=

伝統技能・八幡靴の製作に取り組む山本さん(左)と東野さん
(湖東・近江八幡市) 
 近江八幡市の伝統的地場産業で手縫いの技能を伝える職人が少なくなった「八幡靴」の製作に2人の女性が挑戦している。

 浅小井町の東野有見子さん(33)と友人の山本詠子さん(31・大阪市在住)で、東野さんは、20歳頃から革製品に興味を抱き、ぜひ自分で作ってみたいとの意欲に燃え、京都府八幡市内の靴工房で修行を始めた。

 手作り靴の魅力に引かれて地元八幡町の靴工場に頼み込み、技能習得に励んでいる。山本さんは東野さんの誘いを受けて一緒に取り組んでいるもので2人は、毎週土曜日に同工場を訪れ、数少ない熟練職人から皮の扱い方や加工法、靴の形に仕上げていく手縫いの技巧を学んでいる。

 東野さんは将来、手縫い靴の個展を、一方、山本さんは、自分の経験から市販されている靴のサイズが合わず悩んでいる人にピッタリの靴をつくってあげたいとの夢を持っている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ