滋賀報知新(ニュース)平成14年12月17日(火)第13325号


どうする、安土と能登川町

3町合併は事実上白紙に

残された3つの選択肢
=「東近江へ」、「2町で残る」、「単独」=

安土町議会会派「ニューウェープ」が12月議会に提出した安土町内の住民アンケート結果(回収数234通)
五個荘町の住民アンケート結果
(湖東・広域)
 五個荘町議会が、12日に開会した12月議会の初日にこれまで進めて来た、3町の合併枠組みを見直し、「東近江は1つ」をめざしている2市5町側の枠組に参画することを共産党議員を除いた議員の賛成多数で決議したことを受け、小串勲町長と杉山忠蔵議長が翌13日、能登川町役場に集まった安土町と能登川町の町長、議長らに議決に至った経過を報告した。

 五個荘町議会の決議は、背任行為との見方も示している安土、能登川の両町からは、3町合併を否定する大きな問題だとして五個荘町に厳しく詰め寄った。

 午前9時半から正午過ぎまで続いたこの日のトップ会議では、今後の対応を話し合うまでは到底進まず、五個荘町は民意を反映した合併を選択し、安土、能登川町はこれまでの取り組みを重視する考えを改めて示した。

 しかし、話し合いの中で、杉山議長が「(小串)町長が、どんな方法で説得しようとしても議会としての考えは変わらない」と強い意志を示したことで、3町合併の実現は事実上、不可能になった認識が広がった。

 今後は、五個荘町が求めている3町一緒に2市5町側に参入するのか、それとも五個荘町が離脱した後の安土、能登川の2町で合併を目指すのか、あるいは2町が合併そのものを断念してそれぞれ単独町でいくのか3つの選択肢が残された。

 五個荘町の離脱決定で3町合併を進める法定協議会の存在意義がなくなった以上、25日に安土町で開催される第12回協議会は休会にするか、経過報告会に変える手続きが取られるものと見られる。同時に小串町長は協議会会長を辞任し、同協議会を一旦白紙に戻し、今後の方向を決める3町間のトップ会談の開催が必要になる。

 その際に五個荘町は、「東近江は1つ」になれるように2市5町側への参入を呼びかけるものと思われるが、2町がすんなりとそれに応じるかどうかはまだ未定。その決定は、住民の反応と今後の2町協議にかかっている。

 能登川町の杉田久太郎町長は、2町で新たに取り組むのか、2市5町側に参入するのかは、もう行政の判断では難しいので、町民の意向を聞いた上で今後の方向を決めることが望ましい、との考えを示している。

 また、安土町の仙波秀三町長は、13日に開かれた町議会の会派代表質問に「現在の段階で3町が正式に分裂した訳ではないが、善後策は今後詰めていきたい」と答弁。「安土市」に内定した3町合併は、白紙に戻らざるを得ない状況になった認識を示した。

 五個荘町の小串町長は「住民の意向と議会の決定を無視して3町合併を進めることは出来ない。これまでの住民説明会や協議会の広報などでも3町合併を推奨してきたが、住民アンケートの結果、3町合併を支持した回答が30%にも届かなかったことは、一生懸命取り組んできたが、住民に理解を得られていなかったことと受け止めており、反省点である」と話している。

 3町合併が破談になった後も3町間にいつまでもわだかまりが残らない、きれいな形の後始末が望まれる。

(畑 多喜男)


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1市3町虹のかけ橋

スタンプラリー

=特産品をプレゼント=

(湖東・広域)
 八日市・永源寺町・愛東・湖東地域振興協議会は、一市三町を巡る「虹のかけ橋スタンプラリー」を実施している。

 実際に各市町を訪れ、良さを知ってもらおうと企画され、応募者の中から抽選で十人に素敵な特産品がプレゼントされる。スタンプポイントは、八日市大凧会館(八日市市)、eタウンマーケット八風(永源寺町)、あいとうマーガレットステーション(愛東町)、西堀栄三郎記念探検の殿堂(湖東町)の四か所。

 年内中に〒527―8527八日市市緑町一○―五、市役所商工観光課内虹のかけ橋スタンプラリープレゼント係(TEL24―5662)へ送付する。プレゼントの発送をもって発表にかえる。


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あゆみ福祉会コンサート

「月の音 聴いてる」

=20日 八日市文化芸術会館で=

(湖東・八日市市)
 あゆみ福祉会は、二十日午後六時半から「月の音聴いてる」コンサートを県立八日市文化芸術会館で開く。

 コンサートでは、近江八幡市出身のウクレレシンガー・ソングライター蜂谷清香さんのホットなライブと、南米アンデス民族音楽「フォルクローレ」をベースにした四人組グループ「ティンクナ」の演奏ほか、作業所仲間の合唱などもステージを飾る。

 入場料は、高校生以上が二千円、中学生以下と障害者が千五百円で、当日はそれぞれ三百円増となる。コンサートの収益金は障害者のグループホームの建設資金に充当される。

 


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手打ちに挑戦 味も格別

=御園地区子ども会の体験塾=

楽しそうにそばを打つ親子
(湖東・八日市市)
 八日市市御園地区子ども会の親子約五十人が、市立御園公民館で自分たちの育てたソバを使ってそば打ちの体験を行い、自らの手による手打ちそばをみんなで味わった。

 完全学校週五日制を活用して、同市五智町の宇川作雄さんから借り受けた休耕田二十アールで、九月にソバの種をまいて育てながら観察を続け、先月親子で刈り取り作業を行った。

 収穫したソバの実は約百七十キロで、業者に製粉してもらってできたそば粉のうち約三十キロを使って、収穫の喜びをみんなで分かち合おうと、この日の「そば打ち体験塾」開催となった。

 打ち方のコツを教えてもらって、手や顔に白い粉をつけながら親子でそば打ちや、そばを細く切る体験に挑戦。悪戦苦闘の末、約四百人分のそばを打つことができ、打ちたてのそばをさっそく湯がいて、月日と労力をかけてようやくでき上がったそばを、みんなでじっくりと味わった。

 同会の田中四郎会長は、「育てる、収穫する、食べる、の三つの喜びを味わってもうことで、食べ物への感謝の気持ちをもってもらいたかった。これからも様々な社会体験ができる機会をつくっていきたい」と、できたてのそばに舌鼓をうった。


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西日本大会出場決定!

小学生34人の「西大路ジュニアブラス」

初めての単独コンサート
=21日に開催=

熱のこもった練習を続ける西大路ジュニアブラスメンバーら
(湖東・日野町)
 蒲生・日野・水口町内の小学四〜六年生三十四人で編成する西大路ジュニアブラス(若林正秀代表)が、二十一日に日野町町民会館わたむきホール虹で初めて単独で開く「クリスマスコンサート」(入場無料)に向け、熱のこもった練習を続けている。

 同ブラスは、ブラスバンドの指導経験がある蒲生西小学校の教諭である若林正秀代表(47)が、日野町西大路公民館で八年前に、自ら所有している楽器を使って子どもたち十人に教えたのがきっかけで、年々入部希望者が増えている。

 若林代表は、「一人ひとりが楽器を奏でられるだけでなく、仲間で音色や呼吸を合わせて演奏する楽しさを知ってほしい」と、互いの気持ちを重ね合わせ一つの音楽を作り上げる喜びを子どもたちに伝えている。

 トランペットやトロンボーン、アルトホーン、チューバ、打楽器などそれぞれの楽器を手にした子どもたちは、練習が始まると休憩時間の無邪気な表情とは一転して真剣そのもので、集中力が途切れることなく何度も同じ練習を繰り返していた。

 蒲生町青少年育成大会や西大路地区敬老会などで演奏経験を積み、ようやく自らが主役となりスポットライトを浴びるコンサートが実現できることから、週一回の練習を二回へと増やした。今年は、保護者会も結成され、子どもたちの演奏会をバックアップしている。

 子どもたちの努力が実り、来年二月九日に神戸文化ホールで開催される全日本管楽合奏フェスティバル西日本大会に、県の推薦を受けて出場することが決定した。

 一足早いクリスマスコンサートでは、「マーチングドリーム」や「学園天国」など計八曲を披露する。開演時間は、午後一時(開場は午後零時半)。問い合わせは、同ブラス・若林代表(電話0748―52―2921)へ。


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