滋賀報知新(ニュース)平成15年1月13日(月)第13351号


充実の 国立滋賀病院

今夏に全面改修工事終える

超早期脳梗塞の発見装置を導入
=明るく広々 従来のイメージ解消=

(湖東・八日市市)
 国立滋賀病院(八日市市五智町)が再スタートして二年が経過した。この間、診療科やベッド数、医師、看護婦、職員などを大幅に増やし、高度な医療機器を導入するなどして、県内でも有数の高度医療を手掛けるまでになった。これと並行して、施設の充実にも目を見張るものがある。

 昨年四月には、主として循環器疾患患者を受け入れる東2病棟が完成し、現在、第三期工事の外来棟・管理棟の増改築ほか、第四期の手術棟・放射線棟・病棟の改修工事も順調に進み三月二十日には完成させる。その後、病棟の八月末完成を待って、統合後のすべての改修工事を完了する。

 従来の暗いイメージを一新し、玄関ホールや待合ロビーは「広く明るくなった」と、患者からの評判もよい。さらに、診察室は患者プライバシーの観点から中待ち合いを廃止した。このほか、見舞いへの利便性を考慮し、売店・喫茶・食堂も改修後の新しい場所に移した。

 最先端の医療機器導入にも力を入れ、昨年は高エネルギー放射線治療装置(通称リニアック)を整備した。一時間かかった治療が数分間で済み、局部を自動的に察知して皮膚障害も起こさずガンを治療するシステムで、肺ガンや子宮ガン、乳ガンなどの患者に威力を発揮している。

 また今回、放射線科にMR(超伝導核磁気共鳴装置)の導入を計画している。短時間で検査が済み、従来のCTでは判明できなかった超早期の脳梗塞を検出することができる。また、中枢神経・脊髄・骨盤ほか全身の骨に関する疾患についても、他の機器より最も明瞭に異常が発見できる。

 この装置は、目的によって検査方法が変えられ、体に負担をかけることなく検査することが可能になる。人体内部を立体像として、画像をリアルタイムに描き出し、今までより診断価値の高い正確な情報が入手できることになる。

 病気による身体内部の変化を敏感にとらえるだけでなく、検査時間の短縮など患者の身体的負担が軽減され、病気の早期発見・早期治療に大きく貢献するものと期待されている。

 国立滋賀病院のベッド数は二百五十床で、医師四十一人や看護師百三十一人ら二百三十七人が従事している。十八診療科の中でも循環器・呼吸器・結核・ガン・エイズの総合高度医療に取り組み、救急医療ほか循環器医療についても二十四時間体制で診察を行っている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

記念式典とパーティー

八日市市成人式

=アピアと聖徳中=

(湖東・八日市市)
 八日市市の成人式(実行委主催)は、十三日に厳粛な「記念式典」とパーティ形式の「二十歳の集い」に分け催される。

 記念式典は、午前十時二十分から駅前アピア四階のアピアホールで開かれ、中村功一市長や松下修治議長、中村文幸教育長らが大人への仲間入りを祝うほか、新成人の代表十人がひとこと「はたちの思い」を語る。

 一方、午前十一時四十五分から聖徳中学校体育館で開く二十歳の集いは、パーティ形式で行われ、記念写真撮影や恩師の言葉ほか、ゲームやお楽しみ抽選会などのアトラクションもある。

 また、同校グラウンドでは、正午ごろから大凧保存会のメンバーらが成人記念の二十畳大凧「フレンドシップ」を揚げ新成人を祝う。縦五・七メートル、横五・四メートルの大凧には「異文化、異民族との友情を大切にし、戦争のない平和な世界を築こう」との願いが込められている。

 八日市市で成人を迎えるのは、昭和五十七年四月二日から同五十八年四月一日生まれの男女五百五十人。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

コミュニティーバス試験運行発車

住民の夢乗せて 暮らしをサポート

=八日市市内4路線 空白地域カバー=

関係者によるテープカットで試験運行が始まった「ちょこっとバス」
(湖東・八日市市)
 八日市市のコミュニティーバス「ちょこっとバス」の試験運行が、十一日スタートした。中村功一市長らによるテープカットのあと、午後から市内四路線での運行も始まった。

 同市下羽田町の市農業者トレーニングセンターで開かれた運行開始式では、中村市長が公共交通空白地域のカバー、高齢者や交通手段を持たない生活弱者への貢献など、市総合交通システムの充実化と運行の安全を願う式辞を述べた。

 愛称の「ちょこっとバス」の名付け親である毛利康博さん(市辺町)表彰、来賓あいさつのあと、市から運行を委託される湖国バスにキーが引渡され、田沢俊夫湖国バス代表取締役が安全走行を誓うあいさつを行った。

 これに引き続き、ハンドルを預かる乗務員四人に花束が贈られ、中村市長、二十九人乗りバスを寄贈した向茂組の向茂夫社長らによるテープカットが行われ、各路線へ向け出発した。

 本格運行まで一年間の試験運行で、利用状況や市民の声などから、運行ルートやダイヤの検討などなどを行い、より利便性を図っていくことにしている。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

リサーチきぬがさ第2弾

古代にスポット「繖山と古墳」

=長さ8M 原寸大模型も登場=

雪野山古墳の原寸大石室模型(下は発見当時の写真)
(湖東・能登川町)
 先人の暮らしや歴史を探るリサーチきぬがさ山事業の第二弾、第三十九回企画展『繖山と古墳』が能登川町立博物館で始まった。県内最大級と言われる繖山の前方後円墳・安土瓢箪山古墳を中心に、猪子山古墳群、常楽寺山古墳群等の古代にスポットを当ている。また、県内最古の前方後円墳・雪野山古墳(八日市市)も取り上げ、湖東地方の二大古墳を比較検証。百四十点を超す副葬品やパネル、原寸大の石室模型も展示されている。二月二日まで。

 古墳は、四〜七世紀に造られた盛り土のある墓で、円墳や方墳を中心に前方後円墳、前方後方墳が造られた。特に、前方後円墳と後方墳は大型が多く、対立関係にあった邪馬台国VS狗奴国を区分する象徴墓とも言われている。ちなみに、安土瓢箪山古墳と雪野山古墳は前方後円墳、同町神郷の神郷亀塚古墳は前方後方墳(日本最古級)である。

 繖山の古墳は三町合わせると計三十七の古墳群(各町教委発行の遺跡分布図から)があり、個体で数えると三百基以上となる。特徴は、小型から中型の円墳が一定区域に密集した群衆墳で、代表的なものとしては、安土町役場の背面山中にある常楽寺山古墳群(六基)、同町石寺の竜石山古墳群(五基)、五個荘町川並の丸山古墳群(四基)と狐塚古墳群(四基)、能登川町長福寺の長福寺遺跡(山面古墳群の一部として十一基)、同町猪子の猪子山古墳群(百基)などがあり、館内には台付椀、高杯、銅・銀環、勾玉形石製品、円筒埴輪などの出土遺物が展示されている。

 次に、安土町宮津の安土瓢箪山古墳は、全長百六十二メートル、前方部幅七十メートル、後円部幅九十メートルの県内最大前方後円墳で、前方部に二カ所、後円部に三カ所の被葬者安置部屋が見つかった。特に、後円部中央の竪穴式石室は長さが七メートルにも及び、八日市市の雪野山古墳が発見されるまでは県内最古の古墳として知られていた。

 その雪野山古墳は平成元年に発見され、二百基以上の円墳と前方後円墳が確認されている。石室の長さは八メートル、幅二メートル、高さ一・五メートルの大きさで、粘土床(木棺を乗せる台)には長さ五・二メートルの舟形木棺が安置されていた。副葬品の三角縁神獣鏡・内行花文鏡・だ龍鏡は有名で、これらのレプリカや原寸大の石室模型(仮設階段で上部から見学可能)などが展示されている。

 入場無料。開館時間は午前十時〜午後六時。月・火曜・祝日休館(十三日が祝日のため十五日は休館、三十日は館内整理で休館)。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

携帯電話で町内情報

日野町で「配信サービス」開始

=ゴミの収集日と保健カレンダー=

携帯電話で手軽に町内情報を取得
(湖東・日野町)
 日野町は六日から、事前にメールアドレスを登録しておくと各個人の携帯電話に直接、町内の情報を配信する「日野町情報サービス」をスタートさせた。

 このサービスは、携帯電話で手軽に町内情報を提供することを目的に、同町の公式ホームページの作成を請け負っているデジタルソリューション(株)が開発したシステムを導入した。

 配信される情報は、「ゴミの収集日」(年一度更新)と「保健カレンダー」(毎月更新)。利用できる携帯電話は、NTTドコモ五〇三と五〇四シリーズのiアプリ対応機種限定だが、今後、他社機種にも対応できるよう計画が進められている。
利用方法は、携帯電話から「http://www.ds-j.com/i/rg.html」にアクセスし、画面に従ってソフトをダウンロードすれば登録が完了し、定期的・自動的に情報が配信される。毎日の通信費は利用者負担となる。

 また、日野町ホームページ(http://www.town.hino.shiga.jp/)や公民館に配布するチラシで利用方法を詳しく知ることができる。

 担当の同町町長公室情報公開係は「今後は、住民からの要望を取り入れながらサービスの拡大を行う予定だ。機種やコンテンツを増やし、いつでもどこでも町の情報を取得できるよう、利用者拡大に向けサービスの充実を図る」と行政側からの情報発信に力を入れる。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ