滋賀報知新(ニュース)平成15年1月31日(金)第13369号


ふるさとの山を登ってみませんか

市民らの手で登山道整備着々

=箕作山ハイキングコース 定例登山も=

晴れれば八日市市街地から鈴鹿の山々、琵琶湖方面の絶景も楽しむことができる
(湖東・八日市市)
 身近な山を市民に手軽に楽しんでもらおうという市民らの手でハイキングコースの整備が進められている八日市市と安土町・五個荘町の市町境にある箕作(みつくり)山を巡るハイキングが、八日市市職員有志の呼びかけで昨年末から月一回のペースで実施され、参加した市民らが冬の山の自然を楽しんでいる。

 今月行われたハイキングにも大勢の参加申込があったが、あいにくの雨で一旦は中止となりかけたものの、熱心な参加者が集合場所に集まってきたため強行実施しすることに。

 この日は結局、地元自治会役員や市議らを含む十九人が参加、八日市駅から松尾神社、延命公園、太郎坊宮、赤神山、箕作山、十三仏、万葉の森船岡山、万葉の郷ぬかづか、ふれあいの道、金柱の宮跡を巡り、八日市駅に戻る「天狗(てんぐ)コース」約七キロを歩いた。

 参加者らはハイキングを楽しみながら、持ってきたノコギリでコースをさえぎる倒木の伐採や、手づくりのコース案内板(三か所)の設置作業にも汗をながした。

 世話係を務める市商工観光課の廣田清和さんは、「ハイキングを通じて健康、環境、観光に取り組むなかで、ふるさとの山を愛し、自分たちで守っていこうという意識の形成へのきっかけづくりにしたい」と話している。

 今回のようなハイキングは定期的に継続することにしている。また、個人やグループでいつでも楽しむこともできる。問い合わせは、廣田さん(TEL0748―24―5662)へ。


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障害者虐待の

サングループ事件

=考える市民集会=

(湖東・五個荘町)
 肩パット加工工場(五個荘町、平成八年倒産)社長が知的障害のある従業員に虐待を繰り返し、死者四人、行方不明者四人を出したサン・グループ事件の判決が、三月二十四日に大津地裁で出されるのを前に、「サン・グループ事件」の被害者を支える会は、劇やシンポジウムを通じて障害者の人権を訴える市民集会を二月二日午後二時からピアザ淡海(大津市)で開く。入場無料。

 集会では、弁護士による構成劇「サン・グループ裁判のドキュメント」に続き、「サン・グループ裁判から見る日本の社会」をテーマにシンポジウムを開く。同事件弁護団団長の田中幹生氏をコーディネーターに、映画「学校。」原作者の鶴島緋沙子氏、県育成会会長の今井一夫氏、弁護団の青木佳史氏がシンポジストとして意見交換する。

 サン・グループ事件は、平成七年に被害者、家族、支援者が告発し、明らかになったもの。被害を受けた知的障害のある従業員十五人と死亡者の家族が、和田繁太郎サングループ社長から暴力を受け年金を横領されたことや、国・県関係施設が障害者を同グループへ就職させ、その後問題が明らかにあるにもかかわらず放置したとして賠償を求めている。

 同会は、「障害者がともに生活しているのが普通の社会であるという理解を深めてもらうのと共に、国・県の責任と役割を問い、その責務を果たしていくことを求めたい」としている。問い合わせは桑原祥子氏(電話077│526│4003)まで。


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政中&青中 来春統合へ

すっかり顔馴染み

=カルタを囲んで交流会=

和気藹々と楽しんだ両校合同のカルタ大会
(湖東・永源寺町)
 永源寺町立政所中学生と青野中学生の交流を図る「合同カルタ大会」がこのほど、青野中学校体育館で行われた。

 現在、政所中の全校生徒は二十九人、青野中学生は百九十四人の計二百三十三人で、平成二十四年には政中生八人、青中生百六十六人にまで減少すると予想されている。

 このため、教育環境を充実させようと両校の統合が進められ、来年四月には「永源寺中学校」として新たにスタートする。現在、公募した校章・校歌の選考や、校則・制服アンケート結果の議論が交わされており、一年後の統合をめざして着々と準備が進んでいる。また、来月末には武道館も完成する見込み。

 同大会は、両校生徒の親睦を図る交流学習の一環で、二回目を迎える今回は集合ゲームや宝探しなどが併せて行われた。また、これまでにも文化祭や合宿、ウォーキング会などが開かれており、すっかり顔馴染みとなった生徒たちは打ち解けた様子でカルタを囲み、お正月中の成果を披露。読み上げと同時に弾き飛ばす生徒など、各チームともに盛り上がっていた。

 


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ネット投票で選ぶ「信長賞」

いい写真 ドシドシ

=安土町=

「信長賞」の投票が始まった安土町のHPサイト。http:/www.azuchi.ed.jp/hakkei
(湖東・安土町)
 「安土新八景フォトコンテスト」の応募写真の中から「信長賞」を決めるインターネット投票が、安土町のホームページサイトで始まった。

 同町が、郷土の魅力を写真にしてもらおうと、アマ、プロ問わず広く写真作品を募集。昨年末に応募を締め切り、町内外から寄せられた360点の作品の中から50点を選び、専門家ではなく一般の人々の視点で優秀作品を自由に選んでもらい、信長賞として表彰するもので、一般投票で入賞作品を決める取り組みは珍しい。

 信長賞では得票数で上位8点を選び、賞状と特産品を贈る。また、投票参加者にも50人(抽選)に温感テレフォンカードをプレゼントする。投票は2月16日まで。アドレスはhttp:/www.azuchi.ed.jp/hakkei 問い合わせは町役場地域振興課(電話46-7201)へ。


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心のケア、学習指導、無料相談

不登校に悩む子どもの力に

=スペースwillが本格始動=

(湖東・竜王町)
 居場所づくり、進路に向けた学習指導、心のケア。一人ではどうしようもできない悩みや不安を抱える不登校生をサポートするスペースwill(ウィル)は、昨年十二月末に県の外郭団体である淡海文化振興財団(淡海ネットワークセンター)の「第一回おうみNPO活動基金助成事業」に応募し、競争倍率十一倍の難関を突破、この一月から本格始動した。

 松浦弘美代表(47)は、年々増加する不登校生を地域で支える体制を構築しようと、十五年間の教員生活や竜王町岡屋の自宅に開設した学習塾での経験を生かし、平成十年に非営利任意団体としてスペースwillを立ち上げた。
 昨年十月から、教員やカウンセラー、福祉士などを目指す大学生(有償ボランティア)を、不登校に悩む子どもたちの所へ派遣する「メンタルフレンド事業」を独自にスタートさせた。

 精神面のサポートに重点を置く同事業は、年代の近い大学生が話しや遊び相手になりながら、子どもたちの内側に溜め込まれた思いや声にじっくりと耳を傾ける。回数・時間は話し合いによって決められる。

 また、行き場を失った不登校生の大きな問題は、学習の遅れ。松浦代表は、「大学入学資格検定など選択肢はたくさんあり、道は開けていて未来があることを伝え、希望を持たせてあげたい」と、家から一歩出て不登校の小・中学生が各自勉強できる「学習サークル」(毎週一回、一時間半)をスペースwillの教室に設けた。

 個人の段階に沿った基礎学力の定着と進路に向けて学習指導し、サークル後には体験活動や雑談タイムを企画、仲間とともに過ごす時間を持つ。また、教室に通えない場合は、ファックスで指導を行う。

 勉強以外にも、不登校生はもちろんのこと、子どもたちを支える家族の心をケアする無料教育相談「ほっとネット」(一回三十分以内)を開設した。電話やメールによる教育相談およびカウンセリングが基本となる。相談には、県スクールカウンセラー認定を受けた心理カウンセラーが対応する。電話の場合(一回三十分以内)は、毎週水曜・土曜日の午前十時から午後三時までで、カウンセリングは予約が必要。

 松浦代表は「行政とのパートナーシップが閉鎖的な教育というジャンルで、どこまで実現できるか大きな課題はあるが、一人でも多くの悩める子どもに、将来への展望を持たせるサポートを少しずつ積み重ねていきたい」と語る。相談および問い合わせは、スペースwill事務局(電話0748―58―1690、Eメールh-matsuura@rmc.ne.jp)へ。


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