滋賀報知新(ニュース)平成15年2月5日(水)第13374号


2市5町の枠組み崩壊へ

八日市市が住民意見まとめる

隣接の平田地区でも大差みられず
=六割以上 近江八幡市との合併にノー=

意見集約結果 (各地区別 単位%)
地区  1市  2市 その他
平 田 31.6 42.9 22.5
市 辺 50.4 16.5 33.1
玉 緒 82.5  5.7 11.8
御 園 66.8  8.0 25.2
建 部 71.5 14.6 13.9
中 野 72.4  5.2 22.4
八日市 58.0 17.3 24.7
南 部 58.8 10.3 30.9
平 均 65.3 13.0 21.7
(湖東・広域)
 八日市市は三日、二市五町合併枠組みに市民から意見を聞く住民説明会を終え、集約した意見を市議会合併検討特別委員会に報告した。六割以上が「八日市市を中心とした枠組み」を望み、近江八幡市を含む二市中心は一割強にとどまっている。六日開会の東近江東部地域合併協議会(二市五町)で結果を報告した上で、離脱に理解を求めるものとみられる。

 住民説明会は、先月を中心に約一か月をかけ、市内百七十自治会のうちほとんどの百六十五自治会を対象に八十四会場で開かれた。合併枠組み問題に関心を示す二千二百九十四人が参加し、うち約半数の千九十人から用紙記述による意見が提出されている。

 寄せられた意見は、「一市」(八日市市中心)、「二市」(近江八幡市と八日市市中心)、「その他」(枠組みに明確な判断が困難)に大別され、「一市」が全体の六五・三%を占めた。「その他」(二一・七%)を除き「二市」は一割強(一三・〇%)にとどまり、八日市市民の六割以上が近江八幡市との合併を望んでいないことが集約結果から伺える。

 「一市」か「二市」に限ってみると、二市の百四十二人に対し、七百十二人が一市を支持している。市内八地区のうち、近江八幡市に隣接し二市推進要望を提出している平田地区で、二市(四二・九%)が一市(三一・六%)を上回ったものの、他の七地区は圧倒的に「一市」が多い。

 二市へ見直し要望が提出されている五地区では、玉緒(八二・五%)を筆頭に、中野(七二・四%)、建部(七一・五%)、御園(六六・八%)、南部(五八・八%)と明確に一市を支持し、要望が出されていない八日市(五八・〇%)、市辺(五〇・四%)でも一市が過半数を超え、近江八幡市との合併にノーサインを出している。

 平田地区を除き二市推進で一割以上を示したのは、八日市(一七・三%)、市辺(一六・五%)、建部(一四・六%)、南部(一〇・三%)の四地区にとどまり、残る御園(八・〇%)、玉緒(五・七%)、中野(五・二%)のほとんどは八日市市中心を訴え、二市を中心とした枠組みに見直しを求める結果となった。

 これを受け、八日市市議会の市町村合併検討特別委員会(高村与吉委員長)は、継続審議としていた二市五町合併協議会設置に関する議案の可決はできないとして、臨時議会の開催を求め、民意を反映して再考(同協議会設置提案の取り下げ)を促す決議案を提出することにした。

 この決定は、続く全員協議会でも了承され、十三日に開く臨時議会に提案される。中村功一市長が提案した同協議会の設置議案を否決することに対し、市長不信任につながるとする議会側の配慮が働いたものとみられる。

 昨年十月に二市五町合併協議会立ち上げへの確認書を交わしながらも、市民団体による枠組み見直し請願や、五個荘町の三町合併協議会離脱問題に端を発し、八日市市は自治会別の住民説明会を開き、民意の確認に努めてきた。中村市長は「市民の声や議会結論を重く受け止め判断したい」とコメントした。

 確認書に基づき協議会設置を議決した他の一市五町は、八日市市側に最終結論を迫っていたが、六日に開かれる二市五町協議会で、今回の住民説明会で得た結果「二市による枠組み見直し」を報告し、態度「離脱」を表明することにしている。


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季節は春へ、景気も早く雪解けに

年男らが「福は内、鬼は外」

=太郎坊宮 節分厄除大祭=

福豆や福もちを懸命に取り合う参拝者
(湖東・八日市市)
 節分の日の三日、八日市市小脇町の太郎坊宮で節分厄除大祭が行われ、大勢の信者らが今年一年の福を授かろうと参拝に訪れた。

 正午から参集殿前の御聖域広場では「福豆撒(まき)神事」も行われた。特設された紅白の幕が張られた舞台上には、家内安全、家運隆昌、諸業繁盛などを祈願した北は関ヶ原町から南は甲南町までの今年還暦を迎える年男七人と神社総代六人の合わせて十三人が、赤や青の頭巾、羽織袴(はかま)、裃(かみしも)の出で立ちで上がり、「福は内」「鬼は外」の掛け声とともに、福豆約三千袋、たね銭入り福もち約五千袋を威勢よくまいた。

 舞台前では少しでも多くの“福”を授かろうと断続的に小雪が舞う天候の中にもかかわらず三々五々詰めかけた参拝者約百人が待ち構え、神事が始まると両手を広げたり、かさを逆さまに広げたりして、頭上から降り注ぐ“福”を懸命に受け取っていた。

 この日を境に暦の上ではもう春、熱気あふれる神事は約五分ほどで終了。参拝者らは、まだまだ続く冬の寒さとともに、凍り付いた景気や暗い世相を吹き飛ばし、今年こそ明るい良い年になることを願って、手提げ袋いっぱいの“福”を家に持ち帰った。


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手づくり舞台やコンサート

親子招いて「新春お楽しみ会」

=みんなでぺったん! 住民寄贈のモチ米60Kg=

幅広い年齢層が集った新春お楽しみ会
(湖東・五個荘町)
 町内の児童や障害児者家庭の親子らを招いた「2003年新春お楽しみ会」がこのほど、五個荘町福祉センターで開かれ、ほかほかの突きたて餅や舞踊、コンサート等を楽しんだ。

 お楽しみ会は、歳末たすけあい募金の配分事業として開く恒例の新春イベントで、主催の町社協や地域ボランティア、共同作業所職員、町職員組合青年部、民生児童委員など約七十人がボランティアとして協力。地域住民と共に手作り会を広げ、交流を楽しんだ。

 舞台では、何十回も練習を重ねたという通所者(五個荘共同作業所)らの踊りやコンサートが披露され、客席からは温かな大きな拍手が飛び交った。今年は、人気の缶バッジ制作に加えてマグカップの絵付け体験も行われ、それぞれが気に入った図柄や用意してきた写真などを使ったオリジナル作品を制作。親子のスキンシップも図られ、楽しい時間を過ごしていた。

 また、玄関ホールでは臼(うす)と杵(きね)を使った名物「もちつき大会」が催され、昔ながらの餅つき風景に参加者が続々。子供たちが珍しそうに見つめるなか、絶妙の間合いで餅つきが行われ、きなこや海苔醤油、ぜんざいにして配られた。この日つかれたモチ米六十キロは、たすけあい運動の際に町内農家から寄付されたもの。

 今年の参加者は約四百二十人。学区を越えた友達づくりや、保護者間の子育て相談も繰り広げられ、核家族・少子化のなかで教育や障害福祉、高齢福祉に役立てられている。

 


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春の足音聞こえる「盆梅展」

ふっくらしたつぼみ 心和ます24鉢 

=蒲生町あかね文化センターで開催中=

桃色の花やつぼみを付けた盆梅が春の甘い香りを運ぶ
(湖東・蒲生町)
 蒲生町あかね文化センターエントランスで、初春の訪れを感じさせる「盆梅展」がこのほど始まり、ふっくらとしたつぼみや桃色の五弁花が出迎え、一時だけでも寒さを忘れる演出に訪れた人は心を和ませている。会期は二十三日まで。

 今回で四回目を迎える同展には、同町文化協会加盟の梅やさつき、菊などを栽培している「趣味の会」(田中博会長、四十二人)のメンバーが、丹精込めて育てた二十四鉢を出展した。

 ほととぎすの鳴き声が響く中、大人の身長ほどある雄大な梅や、一本一本まで手入れが行き届いた見事な枝振り、枝いっぱいについた白・紅・桃色のつぼみなど、一つとして同じ形のものがなく個性の光るに作品に来場者らは引き付けらている。

 また、盆梅には「想いのまま」や「雅」「豊綾」「白寿」「姫千鳥」とどれも風情のある名前が付けられており、作者が込めた思いや梅が醸し出すあたたかさにも触れることができる。

 甘い香りを漂わせ、満開になるのは約一〜二週間後。開館時間は、午前九時から午後九時までで、十一と十六日は休館となっている。問い合わせは、同センター(電話55―0207)へ。


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七福狸神シリーズ

「福福キップ」第3弾

=発売開始=

布袋狸神キップ
福禄寿狸神キップ
(湖南・信楽町)
 信楽高原鐵道(株)はこのほど、信楽焼を代表する「たぬき」をデザインした七福狸神シリーズ第三弾“福福キップ”の発売を始めた。

 福が来るようにとタヌキを七福神に見立てた磁器キップで、今回は「布袋狸神」と「福禄寿狸神」の二種を制作した。

 すでに「恵比須狸神」「大黒狸神」「毘沙門天狸神」「弁財天狸神」が発売されており、全国から多くの注文を受けるなど人気を得ている。

 価格は、信楽―貴生川駅間の大人往復乗車券付きで一枚九百円。大きさは縦七・五センチ、横十二・〇センチ、厚さ〇・五センチ、重さ一〇〇グラムとコンパクトになり、使用後も卓上小物として使用できる。発売数は各五百枚。

 発売箇所は、信楽駅とJR大津駅二階の大津観光物産情報センター(077―523―2752)。郵送での申し込みは、郵便番号・住所・氏名・電話番号・キップの種類と枚数を記入し、代金と送料(四枚までは普通郵便の送料、例=一枚二百円)を合わせた現金書留または郵便為替を送る。

 申込みと問い合わせは〒529―1851甲賀郡信楽町長野192番地、信楽高原鐵道株式会社総務課(0748―82―3391、FAX0748―82―3323)まで。


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