滋賀報知新(ニュース)平成15年2月13日(木)第13382号


甲賀郡

中島トップで、 ほか横一線

春の県議選動向(2)
衆院選の代理戦争も
=骨肉の争いの甲西町=

【甲賀郡(定数五)】
中島 武嗣55 自現1
家森 茂樹51 自現2
高井 八良65 無現1
桐山ヒサ子64 共現3
青木 善政69 無現2
菅沼 利隆57 自新
(湖南・甲賀郡)
 郡部では県内最大の選挙区である甲賀郡の有権者は、前回選挙(平成十一年)と比べて三千七百四十六人増加の十一万二千九十七人(昨年十二月二日現在)となっている。現在のところ現職五人、新人一人による少数激戦になりそうだ。総選挙をにらんで地盤強化を図る自民の岩永峯一衆議院議員、民主の奥村展三・同党県連副代表の代理戦争としても注目される。

【高山周治】


 中島は、大票田の地元・水口町を手堅くまとめる一方、農協出身の強みを生かして農家や、土山町の茶業関係者へ浸透を図り、前回に続いてトップ当選を目指す。ボーダーラインを前回より千票高い一万千票と予想している。

 前回は最下位当選だった家森は、その反省にたって地盤の甲賀町を固める一方、同じ自民・中島の地盤である水口町を除く郡内各町に選挙事務所を設け、商工会や消防団の人脈を生かして票の上積みを図るなど安定した戦い。高井の地盤である甲南町へも攻勢をかけている。

 信楽町の高井は、再選について「今月の中旬以降に明らかにしたい」とするが、総選挙での民主党の方針も絡み流動的。高井の後継者として奥村が推す甲南町の会社社長である森嶋克巳(59)が下馬評に上っているが、本人は固辞しており微妙なところだ。

 桐山は、出身の土山町から水口町へ攻め込もうと、今回も水口町に事務所を設置する。宣伝カーで郡内全域を回って、無党派層の支持を訴える。前回は最大の票田である甲西町で三千票を取ったが、今回は候補予定者二人が立つため、同様の得票は難しいと危機感を募らせている。

 青木は、同じ甲西町から出る新人で町議(六期)の菅沼の出馬に神経をとがらせる。このため早くも先月二十五日に奥村・民主党副代表を招き新春の集いを開き、支持者四百人に県議選へ向けた団結を訴えるなど着々と準備。後援会の引き締めを図りながら、甲西・石部両町を固めるとともに、トラック協会などへ支持を広げる。

 岩永の後押しもあると見られる菅沼は、地元の新興住宅地・菩提寺を中心に甲西・石部両町で支持拡大を目指し、青木を追い上げる。先月二十六日には決起集会を開き、支持者二百人を集めて気勢をあげた。甲西町スポーツ少年団の会長を務めていることから、父母へ訴えも。

 現在のところ、中島がトップを走り、そのほかの五人が横一線に並ぶ混線となっている。
 (湖南地域の各選挙区情勢については次号、掲載の予定)


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水口出身のJリーガー

井原選手が講演会

=引退パーティーも=

井原選手

(湖南・水口町)
 現役引退する浦和レッズの元日本代表DF、井原正巳選手(35)=水口町出身=が、講演会を二十二日午前十時からサントピア水口で開く。当日は町内のサッカー少年団を招待する。参加無料。午後一時からは引退パーティーを同施設で開く。参加費は会員六千円、非会員八千円(記念品あり)。

 井原選手は、守山高と筑波大を経て日産(横浜マリノス)、ジュビロ磐田、浦和レッズで活躍。J二百九十七試合、日本最多の国際Aマッチ百二十三試合に出場し、「アジアの壁」と言われる抜群の技術でファンを魅了した。
問い合わせは、主催の後援会の奥村弘氏(電話0748-62-8274)へ。


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18年度 琵琶湖環状線開業へ

=実現に尽力の 石田県議に聞く=

地域発展に力を注ぐ石田県議
(湖西・高島郡)
 琵琶湖周囲を直流列車で結ぶ琵琶湖環状線が、平成十八年度に開業する。この計画が実現することで京阪神とのアクセスが向上し、鉄道利用者の増加が図れるとともに、通勤・通学圏の拡大により地域活性化が図れると期待されている。そこで湖北・湖西地域の自治体などで構成する琵琶湖環状線促進期成同盟会の会長代行として活躍している石田幸雄・県議会議員(高島郡区選出)に、現状と課題について聞いた。

 ----計画の背景は。

 石田 JR線の電化方式は直流が採用されているが、長浜〜永原間(二十九・五キロ)のみが交流のままだ。この区間は直流専用列車は乗り入れできないため、老朽化した交流・直流両用列車で細々とつないでおり、乗り換えも不自由な状態だ。
 直流化すれば、京阪神方面から琵琶湖線、湖西線への新快速列車の乗り入れがスムーズになるだけでなく、琵琶湖の周囲を環状運行する鉄道網を形成され、南高北低とされる県内経済の均衡ある発展が望める。

 ----JR西日本との交渉は難航したと聞いている。 

 石田 県と湖北・湖西地域の十九市町村は、旧国鉄及びJR西日本に直流化を長年にわたって要望してきたが、利用客が少なく採算に問題があるとして実現に消極的だった。そこで県北部における観光客の増加を図ろうと、行楽シーズンにSL北びわこ号を運行させるなどキャンペーンを繰り広げた。

 また当初の計画では、四十億円(湖北・湖西の十九市町村十億円、県など三十億円)もの工事費用が必要とされ、バブル経済の崩壊後はいよいよ難しい状態になった。この後に福井県敦賀│永原間の直流化計画も浮上し、滋賀県と福井県が共同でJR西日本に働きかけることになった。工事区間が拡大したことで費用は百億円以上に膨れ上がり、負担問題の調整で長引いた。

 ----福井県嶺南地方を結ぶ構想は。 

 石田 JR小浜線(福井県上中町)とJR湖西線(今津町)を結ぶ鉄道を建設し、両地域の利便性を図る琵琶湖・若狭湾快速鉄道構想だ。この構想が実現すれば、福井県嶺南地方と京阪神が一時間半でつながるため、同県の豊かな観光資源(海水浴、魚釣り)を求めて、京阪神や中京から約二百万人が訪れると福井県は試算している。

 実現に向けては、両県で促進期成同盟会(会長=山口武今津町長、村上利夫小浜市長)を結成し、関係者で意見交換を行なっている。私も委員として参加しており、積極的に関わっていきたい。琵琶湖環状線が開業すれば、琵琶湖・若狭湾快速鉄道構想も実現に向けて動き出すだろう。

 ----湖西地域への波及効果は。

 石田 永原│姫路間を結ぶ新快速列車のダイヤが増発され、京阪神の生活圏に入り、人口増が図れる。さらに琵琶湖・若狭湾快速鉄道が開通すれば、琵琶湖環状線からの分岐点である今津町も活気づく。琵琶湖環状線の開業に向けては、駅前周辺やダイヤの整備が進められるよう、関係機関に働きかけたい。



石田幸雄氏のプロフィール
 昭和7年6月13日マキノ町生まれ。明治大学卒業。61年の県議会初当選以来、議長・副議長の要職を歴任し、現在は県議会の企画県民土木委員会、びわこ空港・交通対策特別委員会を務める。現在5期目。趣味は読書とスポーツ。今津町桜町在住。

 


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3月開催の世界水フォーラム

最終プログラム案が決定

=大津で水フェアなど多彩な催し=

(湖西・大津市)
 三月十六〜二十三日に滋賀、大阪、京都で開催される世界水フォーラムの最終プログラム案がこのほど発表された。フォーラムでは、世界の水問題を解消するために、水に関わる分野の人々が世界中から集まり、水に関する意見や情報を交換するほか、交流の場として水をテーマにしたイベントを催す。

 県内では二十、二十一の両日、大津市内で開かれる。内容的には、びわ湖ホールと大津プリンスホテルをメーン会場にして開くフォーラム分科会、県立体育館となぎさ公園、ピアザ淡海のびわ湖フェアの二本柱となっている。

 分科会では、主に▽「統合的流域及び水資源管理」▽「水と平和-水を通じた紛争解決」▽「世界子ども水フォーラム」▽「水と食と農 大臣会議」▽「その他の分科会」-の各テーマに分かれて、各国の政府、学者、NGOが話し合う。

 また、びわ湖水フェアでは三月十九│二十一日の三日間にわたって県立体育館となぎさ公園、ピアザ淡海で開かれ、市民団体や大学、企業、行政が環境に関する取り組みを紹介することで、来場者に水問題への理解を深めてもらう。

 県立体育館のアクアホール会場では「未来発信」をテーマに、四十六のイベント、河川の水質調査結果などの展示、水をテーマにした音楽祭が開かれる。「NPO県民交流」をテーマにしたピアザ淡海会場では、水を使ったミニイベント、水のある風景写真展、琵琶湖に関するミュージカルなど十六のイベントが繰り広げられる。

 なぎさ公園の「水の民話村」会場では「市民参加」をテーマにし、ヨシたいまつまつりや、水環境と共存としていた昔の暮らしを紹介する展示、伝統芸能や演劇などのイベントが催され、来場者に楽しみながら水問題への関心を高めてもらう。

 問い合わせは同フォーラム滋賀県委員会事務局(電話077-528-3354)まで。


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シンポジウム

「湖岸域の賑わいと内湖を考える」

=15日 県立男女共同参画センター=

シンポジウムのパンフ
(湖東・近江八幡市)
 琵琶湖湖岸を有する近江八幡市、中主町、守山市、草津市の3市1町が、湖岸の自然環境や景観、内湖のもつ意義と役割を見直し、どのような水環境を活かした地域づくりが進められるのかを探るシンポジウム「湖岸域の賑わいと内湖を考える」が15日午後1時半から県立男女共同参画センターで開かれる。入場無料。

 びわ湖湖南中部湖岸地域活性化推進協議会会長の川端五兵衞市長の開会あいさつのあと、東京工業大学名誉教授・中村良夫氏の基調講演「優れた自然や資源、景観などを活かしたまちづくり」に耳を傾ける。

 中村氏は、東京大学工学部卒業後、道路公団に入団したが2年後に東大に戻り助教授を務めた。

 東京工業大では、都市構造やデザイン、景観工学等を専門に研究。国土庁国土審議会専門委員や文化庁文化財審議会専門委員 、羽田空港デザイン委員会委員長などを務めている。主な著作に「風景学入門」、「景観づくりを考える」など多数ある。

 講演のあと、フルートとアイリッシュハープのミニコンサートが開かれ、第2部の事例発表に移る。

 琵琶湖ラムサール研究会代表でNPO法人・アサザ基金事務局長、村上悟氏が「霞ヶ浦アサザブロジェクトー市民主導による地域資源の活性化と自然の再生ー」をテーマに水環境分野のNPO活動の実例と成果を紹介する。


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