滋賀報知新(ニュース)平成15年2月16日第13385号


八日市いきいき大賞

アピアで社会福祉大会

健康高齢の前川さんと橋本さん
=積極推進の個人や団体も表彰=

(湖東・八日市市)
 第三十七回八日市市社会福祉大会(市・市社会福祉協議会・県共同募金会八日市支会主催)は、十七日に駅前アピア四階のアピアホールで開かれ、市民一人ひとりが健康で生きがいのある豊かな社会を願うとともに、社会福祉関係者が一堂に会し「福祉都市八日市」の実現を目指す。

 午後一時半からの大会では、元気都市ようかいちの名にふさわしく、健康でいきいきと活動を続け、地域文化の向上に寄与する高齢者(八十歳以上)を「八日市いきいき大賞」として中村功一市長が表彰する。このほか、福祉施設や共同募金、善意銀行への多額の寄付や、地域福祉発展への貢献、ボランティア活動に取り組む個人や団体も表彰を受ける。

 いきいき大賞に選ばれたのは、前川ウメさん(野口町、八十九歳)と橋本太三郎さん(芝原町、八十四歳)の二人。前川さんは、七十五歳から共同作業所で草履(わらぞうり)づくりに励み、地域の伝統工芸の継承に寄与している。一方、橋本さんは、大凧保存会に入会以来、長年にわたって若手会員の技術指導を行うとともに、国内外に広く伝統文化を伝えた。

 このほか大会では、落語家の橘家円三さんが「向う三軒両隣・精神のすすめ」を話す。市長表彰の八日市いきいき大賞を除き、大会で表彰を受けるのは次のみなさん。

 【共同募金八日市支会長感謝】奥村芳恵、熊木友恵、坪倉庄一郎、中澤真弓、赤十字奉仕団、国際ソロプチミスト八日市、建部地区町民祭実行委、市軟式野球連盟審判部、県宅地建物取引業協会八日市支部、仏教会市辺分会・玉緒分会・御園分会、京セラ、京セラ滋賀八日市工場社員一同、京セラコミュニケーションシステム滋賀事業所一同

 【市社協会長表彰】平井三千代、松本敏子、神戸保子、垣内輝子(民生・児童委員)加藤美代(赤十字奉仕団)饗場勉(老人クラブ)澤田好三(傷痍軍人会)故諏訪助蔵(市辺地区福祉協力員)森澤吉雄、岡田久、宮原正吾、安田洋子、佐々木清子、松本明(玉園ハイム)上野田敏江(散髪ボランティア)井上公子、巽綾子(ホームヘルパー)光井哲也、瀬川みつえ、小原恵里子、太田裕子(ソーシャルワーカー)平田地区花いっぱいまちづくりボランティア、ボランティア・グループピノキオ

 【同感謝】西村和子、平井伊佐実、NPO明るい社会づくり運動滋賀県協議会八日市支部、亥会、イチバン・コーポレーション、京セラ労組八日市支部、銀香、国際ソロプチミスト八日市、湖東信用金庫、東洋ラジエーター八日市製作所OB会、陽泉院


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ウェット方式からドライ方式へ

施設ではなく、意識と工夫

=3年間の取り組みの成果を発表=

学校給食の衛生管理についての取り組みの成果が発表された研究発表会
(湖東・八日市市)
 「やればできる。自信がついた。みなさんも発想の転換をしてみてください」と八日市市立布引小学校の調理員、西村嘉津江さんが、壇上で胸を張って発表した。

 十四日、県内外から給食に携わる関係者らが参加し、午前中の八日市南小学校での給食調理場見学や健康教育公開授業に引き続いてアピアホールで開かれた研究発表会で、文部科学省の衛生管理推進地域に指定され、平成十二年度から三年間取り組んできた「安心で、安全な給食を提供するための衛生管理のあり方を考える――ウェット方式からドライ方式への転換を見定めた衛生管理の研究――」の成果を披露したもの。

 平成八年の「O・157」による食中毒事件を機に、全国で給食関係の衛生管理の方法が見直されはじめ、それまでの水や温水での洗浄や水が床にこぼれるのがあたりまえの調理作業などの“ウェット方式”から、調理室内で細菌が繁殖しやすい環境をつくらないように床や調理施設などに水をこぼさない、また、水気を残さない“ドライ方式”への移行が求められるようになった。

 旧来のウェット方式の施設はそのままでどのようにしてドライ方式の作業に移行するか、学校栄養職員の廣田美佐子さん(八日市南小)は発表「調理員と共に歩んだドライ運用への足あと」の中で「最初は調理員さんとの闘い」だったと表現した。

 調理員の意識改革へ向けた苦悩と努力で、学校長をはじめ学校、業者にも伝わり、学校ぐるみでの衛生管理や栄養に関する教育や指導の徹底、周辺地域で最も規格が厳しい同市への適温納入のために運搬車両を改造した森野商店の森野俊昭社長ら納入業者の協力なども得ることができた。

 そして、調理員の制服とも言えるゴム長ぐつと長いエプロンが消えた。八日市南小の調理員、木場照子さんは水をこぼさない調理の実践から、「施設ではなく、調理員の工夫と意識でドライ運用はできる」と、目を輝かせる。

 最後に、指定を受けてずっと指導にあたってきた文部科学省の学校給食調査官の金田雅代さんが、今回の取り組みへの称賛と、「子どもたちがのびのびと学習していけるよう」今後の一層の努力を忘れないようにとの激励の言葉を贈った。また、八日市南小学校での取り組みを全国の学校給食関係者に紹介する同省制作の啓発ビデオを観賞した。


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和室でお好み焼きに舌鼓

日野町立西大路小

=食欲かき立てる独自の給食!!=

あつあつのお好み焼きに箸が進む児童ら
(湖東・日野町)
 “給食といえば西大路”との代名詞が付くほど児童の食欲が旺盛な日野町立西大路小学校(池村善雄校長、百五十三人)は、校内の和室でお好み焼き給食を学年ごとに三〜十日にかけて行った。

 初体験となった一年生二十五人は、畳の上に正座して、机の真ん中に置かれたホットプレートから目を離さずお好み焼きの完成をじっと待った。あつあつの湯気とともに焼き上がったお好み焼きを教諭から配られると、ソースやかつおぶしを塗り豪快にかぶりついた。食べやすいように少し小さめのお好み焼きを、児童らは「おいしい」と満面の笑みを浮かべながら何枚もお代りをしていた。

 「日本一楽しい学校給食」の実践を目標に掲げる同小学校は、平成十四年度学校給食優良校として文部科学大臣から表彰を受けた。同十、十一年の二カ年にわたり県教育委員会の学校給食推進校の指定を受けて以来続けてきた給食に関する研究と実践が評価されたもの。

 食材や調理した物の徹底管理に取り組むとともに、魅力ある給食にしようと、栽培活動や調理などどこかの段階で児童の手が加わるように工夫されている。 

 地域住民の協力を得て、サツマイモや大根、落花生の栽培活動を実施し、地域の特性を生かし茶摘み体験など自然の恵みを身近に体感する授業を設け、食材と人間との関わりを知ることで児童の食への関心を高めた。

 また、お好み焼きやお鍋、中庭での青空給食で仲間と一緒に食べる喜びと、飲み物バイキングを取り入れ何を食べるべきか自己判断させることで、正しい食生活を営んでいく力を養っている。限られた予算や時間の中で、人の営みとして必要不可欠な食べることの意味を独自の給食を通して伝えている。

 食体験の不足や味覚発達不足、誤った食の認識、食生活の乱れが、若年層の食に対する意欲喪失と好き嫌いを増幅させる背景といえる。池村校長は、学校での食育の必要性を指摘し「西大路小学校の児童は残飯がないので有名だ。子どもたちの食べる姿から体調を知ることもできる。地域との連携を図りながら、食べる意欲をかき立てる給食を続けていきたい」と話していた。

 


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篠原駅・南改札口の暫定開設へ

国鉄精算事業本部から用地取得

JR西日本と県に要望書
=近江八幡市など 1市2町の協議会=

(湖東・近江八幡市)
 篠原駅周辺都市基盤整備推進協議会(会長・川端五兵衞近江八幡市長)はこのほど、県とJR西日本に対して篠原駅の駅舎改築と周辺整備について要望を行った。

 両者への要望は、同協議会が設置された平成四年から毎年行われている。十一回となる今回の新しい取り組みの動きとして一昨年に同駅を利用する竜王町住民から五千三百九十七人の署名を添えた要望書が同協議会に提出され、駅利用者の要望の高さが具体的に示されていることや同町に雪国まいたけの工場の進出計画が決定し、従業員の通勤駅となること、さらに新駅舎完成後の駅南口広場として利用できる用地四千七百三十二平方メートルを国鉄精算事業本部から取得したことなど、駅舎改築の必要性の高まりと実現に向けた地元の具体的な準備と意欲を示した。

 特にJR側への大きな後押しとなる県に対しては、駅舎改築の支援のほか、開かずの踏切とも呼ばれる国道四七七号線上野町区間と上野町地先交差点の改良、県道安養寺入町線の道路改良、県道野洲中主線と国道四七七号線間の道路整備事業について格段の配慮を要望した。

 同協議会では、今回の要望でJR西日本側から明るい見通しの回答はなかったが、竜王インター周辺に計画されているリゾート施設の第一期施設が平成十九年に完成する予定にあわせ、駅南側に新しい改札口を暫定的に開設してもらえる取り組みを進めていく方針。

 篠原駅舎の改築と周辺整備は、近江八幡市、竜王、野洲町の一市二町の広域の課題として三市町が同協議会を設置して取り組んでいるが、市町村合併の問題とも大きく関係しており、近江八幡市と竜王町が一つになる導入剤として位置づける話もある。


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