滋賀報知新(ニュース)平成15年2月25日(火)第13394号


垣見さんの原画27点が呼び止める

御代参街道の魅力をイラストで

=八日市駅展示スポットで 小小ん坊=

まちの魅力を紹介した垣見さんの作品でつづる「まちかどイラスト展」
(湖東・八日市市)
 地元の良さを再発見してもらおうと、八日市市女性職員グループ「アゼリア」と本町商店街の「本町レディーズ会」でつくるまちおこし女性グループ「小小ん坊(しゃしゃんぼう)」は昨年、その魅力を満載した「御代参街道ふらふら帖」を作成。そこに使われたかわいいイラストの原画を紹介する「まちかどイラスト展」が、近江鉄道八日市駅の展示スポットで開かれている。三月三十一日まで。

 作品は市内の画家、垣見真由美さんが御代参街道沿いにある名店や文化財などを描いたもので、今回はそのうち二十七点と、イラストが掲載されている「御代参街道イラストマップを展示する。

 やさしいタッチのイラストには、「みんなで歩きたい 雨の日も 晴れの日も さあ歩こう」「おいしいネって にっこりしてくれてありがとう」「食べる楽しみ 四季の楽しみ」「昔の人たちの手仕事を見直してしまいます」など、心なごませる言葉が添えられている。

 電車やバスの時間待ちの人も、駅に仕事で来た女性も、楽しいイラストの前に来ると、思わず足を止めてしまっている。


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消費者心理つかむ手法伝授
農産物直売の未来を語る
=関心高く県内各地から約150人参加=

迫力ある山本氏の話しに聞き入る参加者ら
(湖東・竜王町)
 農産物の販路拡大や効果的な産地直売の在り方について検討する農産物産地直売研究集会「ファーマーズ・マーケットフォーラム」(主催=県経営構造対策推進委員会)がこのほど、竜王町山之上の農村環境改善センターで開かれた。

 農業所得の拡大と地域農業振興を目的に、直売や特産物加工販売の取り組みが各地で広まりつつある。今回の研究集会でも、直売所やJA、市町村農業委員会、農業管理センター、各地域振興局農業振興課、地域興しマイスターなど関係者ら約百五十人が参加したことからも直売所経営への関心の高さがうかがえる。

 「農産物の産地直売、これからの運営と戦略」をテーマに、身近な直売所の運営状況についてアグリパーク竜王の溝口明専務取締役が事例紹介し、参加者らは直接直売所の見学を行った。

 続いて、「農産物産地直売これからの運営と戦略」と題して、農業マーケティング研究所の山本和子所長(43)が基調講演した。地域おこし戦略ブレーンとして活躍する山本氏は、五十人で年商一億円の売り上げを出している直売所など全国各地の事例をあげながら、「生産者の魅力が人を集める。和む、ほほえましい、おやっと消費者に感じさせる心の機微を店頭でいかに伝えるかがポイントになる」と、常に情報を待っている消費者心理をつかむ手法を伝授した。

 また、「アグリパーク竜王の直売所は年間約三千万円の売り上げがあると聞いている。直売所の中で、人集めに効果的な果樹や加工品があるかないでは利益に大きな差を生む。販売面積や果樹園が整っていることから考えても一億円に達してもいい直売所だ」と語り、来場者はチャンスロスを少なくする販売方法や値ごろ感を演出する価格設定についてメモを取りながら聞き入っていた。

 山本所長をコーディネーターに、奈良県當麻道の駅の庄田三代子駅長と農事組合法人湖北町農産物直売組合の前川周一組合長、竜王町あえんぼグループの松村和子会長がパネラーとして、産地直売の課題と今後の在り方を討論した。


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野村町の民家に

宅老所「ふれあいサロン」

=主婦グループ「ほっとはうす」=

ふれあいサロンを運営する主婦グループ「ほっとはうす」
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市野村町に地域の中のお年寄りを近所で迎え入れる宅老所「ふれあいサロン」が18日から開設された。

 家族の中で過ごしているような温かで安心できる小規模ケアを目指ざす40〜60歳代の主婦グループ「ほっとはうす」(中江しげ子代表・10人)が運営するもので、昨年7月から準備を進めていた。同町の民家の離れを借り、25日から受け入れを始める。

 開設時間は、毎週火曜日の午前10時から午後3時までの5時間で、対象は市内在住の65歳以上のお年寄り。障害がある人でも受け入れる。

 利用料金は一回500円(昼食代)だけで、手芸やおやつづくりなどの材料費は実費が必要になる。

 代表の中江さんは「近くの保育園や幼稚園、小学校などに協力を呼びかけ、お年寄りと子供が一緒にふれあえるサロンにしていきたい」と話している。

 同グループでは、ゆくゆく週3回以上の受け入れを目指しており、NPO法人と介護保険指定事業者の認定にも取り組んでいる。

 


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便利な携帯電話に落とし穴

県内児童・生徒の利用状況

中学で3割、高校では9割が持つ
=出会い系サイトに1割が関心示す=

(全 県)
 携帯電話の利用状況について県教育委員会が行った調査によると、小学高学年で一割、中学で三割、高校になると九割が利用し、電話による会話よりもメールを使用しているケースが多く、通信手段と言うよりオモチャ的感覚で使うなど、事件につながる「出会い系サイト」にも一割が関心を示していることが分かった。

 携帯電話は、利便性の高い通信手段として青少年の間で急速に普及しているが、情報サービスなどで提供されている「出会い系サイト」が発端となる凶悪事件や児童買春などを相次いで引き起こしている。
 このことから、青少年の健全育成に向けた取り組みに対し基礎的な資料を得ようと、小学五、六年生二万七千人、中学生四万一千人、高校生三万三千五百人を対象に、昨年十月にマークシート方式で調査を行った。
 携帯電話を所持しているのは、小学生で八%(男六%、女一一%)、中学生三〇%(男二三%、女三七%)で、高校生になると九三%(男八九%、女九六%)と、学年が進むにつれ所有率は高くなり、中学から高校への進学時には五三ポイント急増している。

使用状況
 一日にメールとして家族以外と二十一回以上使用している中学生は四二%で、四十一回以上でも一九%に及んでいる。高校生は二十一回以上が三五%、四十一回以上で一五%を占め、中学生の利用の方が高い。
 深夜の使用では、中学生六八%、高校生七七%で、男女別に差はない。病院など公共施設で電源を切っているのは、小学生五七%、中学生三二%、高校生一四%と、高学年になるほど「気になるが切らない」と答え、学校でも高校男子の二四%が時間を気にせず使用している。
 一か月の使用料金は、小学生で「分からない」が四七%と最も多く、中・高生のいずれも五千―一万円(中学三二%、高校四四%)が多い。一か月の最高使用料金を五万円以上支払っているケースでは、小学生十三人、中学生百八十五人、高校になると四百七十六人もいる。

メール利用
 メールは小学生六三%、中学生九二%、高校生九七%が男女差なく使用し、知らない人と通信したでは、小学生七%、中学生三〇%、高校生四〇%だった。メールをきっかけに友人になったのは「出会い系サイト」や「サイトの掲示板」で小・中・高の四割以上を占めている。
 知らない人からのメールに対し「(気に入ったら)返事する」が小学生九%、中学生三一%、高校生三三%で、このうち「(信用できたら)会う」と、小学生で二四%、中学生三一%、高校生三三%が答えている。

サイト利用
 出会い系サイトを利用した経験を持つのは、小学生二%(男十八人、女三十二人)、中学生九%(男三百五十五人、女七百六十四人)、高校生一九%(男二千八百三十人、女三千六十六人)もいる。
 利用のきっかけは「友人にすすめられた」や「友人が利用している」が小学生二六%、中学生五〇%、高校生五七%を占め、友人の影響を大きく受けていることがうかがえる。今後も小学生一三%、中学生九%、高校生八%が「興味がある」「利用したい」とした。

今後の対策
 携帯電話は「学習活動に不必要」との認識に立ち、(特別の事情のない限り)学校へ持ってこさせないことを基本に指導し、保護者にも理解を得る一方、出会い系サイトなどで被害に遭った時には警察に届けるよう求めている。また、青少年非行防止月間の活動重点に位置付け、警察やPTA、各関係機関と連携し、幅広い取り組みを展開することにしている。


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