滋賀報知新(ニュース)平成15年3月12日(水)第13409号


高齢者福祉・介護保険

両計画の見直し案まとまる

サービス向上への体制整備
=19年度目標 健康づくりや地域ケア=

中村市長に見直し案を手渡す田中会長
(湖東・八日市市)
 八日市市の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の見直し案がまとまり、このほど田中慱一会長(滋賀文化短大学長)から中村功一市長に手渡された。

 今回の両計画は十五―十九年度を一期とし、策定にあたっては、アンケート調査や説明会での意見など、示された市民の意向を参考に、保健・医療・福祉関係者ほか公募市民で組織の推進会議(十四人)と運営協議会(十三人)で検討してきた。

 見直し計画では、元気な高齢者から支援が必要な高齢者まで、すべての高齢者を視野に入れ健康づくり、生きがいづくり、介護予防、生活支援などを通じ、要介護状態になることをできる限り予防し、高齢者の総合的な健康福祉の向上を目指している。

 具体的には、住み慣れた地域や家庭で安心して自立した生活が送れるよう、生活支援の充実に加え、痴呆性高齢者への対応や訪問による健康相談、介護予防の一層の促進に努め、在宅生活を支えるための基盤整備に重点を置いている。また、要介護認定者を一八%以上に増やさないことを目的に、介護予防や健康づくりなどの施策の事業達成を評価する目標も設定している。

 高齢者福祉は、市民と行政とのパートナーシップや地域全体のかかわりの中で推進していく必要から▽住み慣れた地域社会での生活支援▽自己選択を保障するための権利擁護システムの確立▽生活の質向上のための支援▽ノーマライゼーション理念の実現▽民間活力、多様なサービス提供主体の参入促進―の五項目を基本理念に見直しに取り組んできた。施策展開への基本目標は次の五項目。

 ◯よ 余暇を楽しく、生きがいのある人生(高齢者の社会参加・生きがい対策の推進)

 ◯う 生み出そう、のばそう健康寿命(高齢者の健康づくり)

 ◯か 介護を社会全体で支える(高齢者と家族を支える介護サービスの充実)

 ◯い いつまでも、住み慣れた地域で暮らせる(地域ケアの推進)

 ◯ち 地域で利用、あったかサービス(生活支援を図る保健福祉サービスの充実)


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PR兼ねてプレイベント

みんなで元気になろうよ

=21日オープン 8日/1週館=

ライブ演奏などが繰り広げられたプレイベント
(湖東・八日市市)
 八日市市の金屋大通りに新しいコミュニティースペースとして生まれ変わる「8日/1週館」のオープンを前に九日、地域の人たちへの御披露目を兼ねたプレオープンイベントが開かれ、家族連れらでにぎわった。

 旧びわこ銀行八日市西支店を利用して八日市まちかど博物館風物時代館として親しまれてきた施設の賃貸契約が切れたことから、まちの活性化につなげようと前田範夫マエダクリーニング社長らが民間非営利組織「8日/1週館」を新たに組織して、シンガーソングライターの北村謙さんのプロデュースにより、1週間に八日来たくなる八日市町衆が集う施設として、ビートルズの同名の曲からヒントを得てネーミング、二十一日の本格オープンをめざして準備を進めている。

 この日のプレオープンイベントでは、市内外のアマチュアやプロのミュージシャンによるカントリーやフォークソングなどの生演奏を繰り広げたほか、フリーマーケットなども人気を集めた。

 前田代表は、「こんな時代だからこそ、自分たち自らが楽しいものを創りだし、様々な人や文化が交流できるネットワークで元気のあるのもをつくりたい」とオープンに向けた意欲をあいさつで披露した。

 同館では開催行事など最新情報を携帯メールで配信するサービスを実施する。メール会員になるには、「00118@8888.tv」に空メールを送るだけ。詳しくは同館(TEL0748―22―8821 ホームページhttp://www.bcap.co.jp/eightdaysaweek/)へ。


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前田町長が初登壇

五個荘町3月議会・一般質問に議員10人
傍聴者1日で85人

=1議席空席「自動失職はなぜ?」=

町長として初登壇する前田町長。10議員の質問に傍聴者85人が集まった。
(湖東・五個荘町)
 所信挨拶で前田町長は「町長という重責をいただき、毎日が思っていた以上の責任を感じている。また、議員活動中は何かと申し訳なく思っている。議会と行政は両輪のごとく、互いに理解・協力していかなければならない」とした上で、公約である情報公開等の推進に理解を求めた。

 先の町長選で共産を除く全議員が前町長を支持し、議員と前田町長の関係悪化が懸念されるなか、前田町長が選挙公約に挙げた「教育・福祉・環境・合併・町長室」の具体的施策と政治理念について十議員が質問に立った。

 まず、教育については県の教育方針から引用し「豊かな人間性を持ち、生きる力・考える力の教育を行う」と答えた。環境では、住民と行政の共働体制づくりを目標に、とん挫した三町合同ISO14001を町単独事業として引き継ぎたいと表明。今年十一月初旬を認証取得予定としている。

 合併問題については「三町合併に反対した議員の一人であり、住民の声を聞きながら八日市市を中心とした合併を目指したい。民意の把握については広報を通じた意見集約を考えている」と話し、行政と議会の思うところは同じだとして議員に協力を求めた。

 比較的に穏やかに進むと思われたが、前田町長が議員時に反対していた「北公園」「オフトーク通信」「貴船の土地問題」の質問になると、議場内に不穏な雰囲気が漂った。

 北公園の整備は新年度予算案に組み込まれ、疑問点があると繰り返していたオフトーク通信も「良いものが出来た、十分に活用していきたい」と回答。貴船の土地問題に至っては「今のところ問題ない」と反転しており、質問に立った西村吉平議員は「選挙で訴えていたのは何ですか。選挙公約を反故することになる」と厳しく指摘した。

 また森澤文夫議員も、出馬に際して前田町長が議員を自動失職したことから、一議席空席となったことに言及した。

 同町では、平成十一年に議員定数が二議席減っており、現在十四議員で構成している。このため、一議席空いたことに対する民意反映を指摘してのもので、森澤議員は「一月七日に記者会見を開くなど、告示の二週間前には出馬を表明している。本当に町民のことを考えるのなら議席の空席を避けるために辞職願(告示の十日前までに出した場合、補欠選挙で定数を確保できる)を提出するのが筋だ。なぜ、空席のままとなる自動失職を選んだのか」と追求した。

 これに対して前田町長は「議員の定数減は民意が反映されにくくなるという問題でもある」と認識しながらも、「(提出しなかったのは)様々な事情がある」と答え、自身の都合を理由とした。

 


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オンリーワンのガイド目指して

県内の観光ボランティア

=約360人が蒲生町で研修=

蒲生町観光ボランティアガイド協会を代表して活動報告する安井裕子さん
(湖東・蒲生町)
 県内の観光ボランティアガイドグループ(二十七団体)が一堂に集う「淡海観光ボランティアガイド交流研修会」が、蒲生町を会場にこのほど開かれ、参加者約三百六十人が互いの活動について情報交換した。

 現在二十五の県内観光ボランティアガイド団体が加盟する「淡海観光ボランティアガイド連絡協議会」の主催で、滋賀の魅力を県内外の観光客へ発信するためグループ相互の連携を深めることを目的に、秋十月と冬三月の年二回にわたり同研修会を催している。 

 午前九時半から始まった研修会では、冒頭、同連絡協議会の中田幸子会長が「物質的欲求から、人々は癒し精神文化を求めている。これは、ボランティアガイドの来訪者へのもてなしにも共通することで、ナンバーワンのガイドではなく、障害者や高齢者にも対応できるオンリーワンであってほしい」とあいさつした。

 開催地である蒲生町観光ボランティアガイド協会(瀬川進太郎会長)を代表して安井裕子さんが、実際にガイドをしているときの写真などスライドを交えながら活動報告を行い、五日に県観光連盟と県商工観光政策課が共同で開設した県内ボランティアガイド団体のホームページ(http://www.info.kankou-shiga.or.jp/v-guide/)を紹介した。

 続いて、「ボランティアとは」と「お客様に喜ばれるガイドのあり方」、「充実した組織と運営方法について」、「ボランティアガイドによる地域づくりとのかかわり」の四つのテーマごとに分科会が開かれた。

 八日市市、近江八幡市、安土町、日野町、竜王町、五個荘町、野洲町など十二団体のメンバーが参加した第四分科会では、ボランティアガイドと地域のかかわりについて、「来訪者の声をコース設定に生かしている」や「経済的潤いがないと、自己満足に陥り地域の活性化につながらない」との意見が出され、町おこしを含めた活動展開の重要性が話し合われた。

 午後からは、古代の息吹きを感じる蒲生町内を旅する現地研修が、四コースに分かれて実施された。参加者らは、町の文化や歴史、人々の思いに至るまで伝えるガイドが担う役割を再認識し、今後の活動に生かそうと蒲生町ボランティアガイドの説明に耳を傾けていた。


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福祉住環境コーディネーター

受験対策講習会

=受講生募集=

(湖東・近江八幡市)
 障害のある人や高齢者が不便なく暮らせるように屋内のバリアフリー化や寝たきり老人の介護に適した室内の改造など、より快適な住環境を提案したり、指導したりする「福祉住環境コーディネーター」になるための資格試験の合格を目指す対策講座が近江八幡商工会議所で開かれる。

 今回は、これまでの初級クラスの3級と、レベルアップを目指す人のために2級の2講座で、3級は4月16日から6月11日までの毎週水曜日午後6時半から2時間15分、全8講座を開講。2級は、4月11日から6月13日まで毎週金曜日午後6時半から午後9時まで、全9講座を開く。

 講師は、京都大学大学院工学研究科教授・田中紀之氏。受講定員は各30人で受講料は3級2万5千円(非会員3万円)、2級3万3千円(非会員3万8千円)。

 ちなみに前回3級の講座受講者で60%余りが合格している。受講申し込みと問い合わせは同会議所(電話33−4141)へ。


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