滋賀報知新(ニュース)平成15年3月15日(土)第13412号


県と近隣景観形成協定結ぶ

八日市市の2自治会

=知事が認定 今里と柴原南町=

(湖東・八日市市)
 県の「ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例」(風景条例)に基づき、八日市市の小脇町今里と柴原南町の両自治会が近隣景観形成協定地区の指定を受け、このほど国松善次知事から認定書が交付された。

 協定制度は、自治会や町内会において、建物の形や色彩の調和、緑化など景観に関する事項について、お互いに取り決めを結び、相互に協力し合って美しい住みよいまちづくりを進めていこうと設けられた。

 小脇町今里自治会(四十六人)が取り組む「狛の長者伝説が育む緑あふれるうるおいのある郷づくり」では、伝説を郷土の誇りとしながら、植栽活動を通じて住民相互の親睦を図る。

 一方、柴原南町自治会(五十五人)が推進する「小川が流れる美しい花と緑の町づくり」では、小川の清流を守り花緑の多い潤いのある町づくりを進め、住民相互の連携と親睦を図り、住みよい町を目指す。


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ガラス玉と勾玉セットで出土

能登川町・猪子山古墳群で県内初

渡来文化の受容形態わかる発見
=あす16日 歴史講演と現地説明会=

金環などが見つかった敷石の隙間
(湖東・能登川町)
 能登川町埋蔵文化財センターは十三日、同町猪子の猪子山古墳群(六〜七世紀初頭)から、勾玉と平玉を配した装飾具がセットで見つかったと発表した。日本在来の勾玉と渡来系の管玉などが同一墳から出土したのは珍しく、県内では初めての発見となる。

 百基余りある猪子山古墳群のうちの五十二号墳(直径十三メートルの円墳)から見つかり、石室(全長七メートル以上)最奥の玄室床から、ガラス製の管玉四点・小玉三点・粟玉二点と碧玉製の平玉一点、瑪瑙製の勾玉一点、金環二点の装身具、および蓋附坏などの須恵器が見つかった。

 ガラス製の管玉は、栗東市の和田一号墳で見つかって以来県内二例目で、碧の平玉とあめ色の勾玉を中心につないだ首飾りと考えられる。

 これらの装身具がセットで見つかるのは県内で始めてであり、古墳時代に詳しい水野正好・奈良大教授は「渡来系の管玉と日本在来の勾玉が同じ古墳から出土していることは大変興味深い。この地域における渡来人の受容形態がわかる貴重な例」と関心を寄せている。

 古墳群は、繖山山系の北側(通称・猪子山)に点在する百基余りの円墳群で、県緊急雇用創出特別対策事業(町内遺跡詳細分布調査測量)として能登川病院に近接の猪子山三十号墳と五十二号墳、岩船神社北側の二十三号墳を調査したもの。

 同センターでは「ガラスの製造技術は当時まだなく、多くが大陸からの伝来品です。近隣の古墳から見て、被葬者は渡来系豪族または氏族との関連がうかがえる」と話している。

 説明会は、十六日午後一時から町中央公民館(JR能登川駅東口から徒歩三分)で開かれる。水野教授の歴史講演「はじめの古墳、おわりの古墳 神郷亀塚古墳と猪子山古墳群」とスライド上映のあと、徒歩で現地へ移動する。定員は当日先着順で二百人。参加無料。現地説明会のみの参加も可(午後三時から能登川病院裏、駅から徒歩八分、雨天決行)。問い合わせは町埋蔵文化財センター(0748―42―5011)へ。


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経済セミナー

笑いを商売繁盛に繋げよう

=19日 能登川町商工会館=

(湖東・能登川町)
 能登川町商工会館で十九日、日本笑い学会理事を務める矢野宗宏氏の「経済セミナー」が開かれる。入場無料。

 笑いを商売繁盛に繋げようとするセミナーで、その秘訣を自身の体験を通して語る。開催時間は午後六時半から八時まで。

 矢野さんは、落語研究会部長を努めた関西大学を卒業後、プロ入りの誘いを断って八光信用金庫に入庫。金融経済新聞社主催の人間広告塔コンテストでグランプリに輝き、平成九年にアメリカ・オクラホマで開かれた国際ユーモア学会へ日本代表として参加。落語家についての発表を英語で語るなど注目を集め、翌年からは日本笑い学会の理事に就任。昨年からユーモアコンサルタントとして独立し、中小企業や自営業者のためのアドバイスを行っている。

 問い合わせは、同商工会(0748―42―1158)へ。

 


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イチョウのようにまっすぐ成長して

=蒲生幼稚園で初の卒園記念植樹=

移植ごてを持ち順番に苗木の根元に砂をかける園児ら
(湖東・蒲生町)
 蒲生町大塚地先にある町立蒲生幼稚園(角捨三園長)はこのほど、小学校入学を控えた園児六十六人と長峰幼稚園へ転入する三歳児四十三人の卒園を記念して、イチョウの苗木十一本を今年初めて園児が植樹した。

 春の訪れを感じるそよ風が吹く中、町職員が中心となって事前に配置した苗木の根元に、園児らが移植ごてやスコップ片手に順番にそっと土をかぶせた。

 佐久良川沿いに位置する同幼稚園のそばには、町所有の河川敷があり、手作り遊具が設置され、子どもたちの遊び場となっている。これまでに、日陰を作るため松の植樹が行われていたが、今回は、河川敷にもみじ十本と桜二十本、どんぐりの木十本、松十本、園内にイチョウ十一本の計約六十本が新たに植樹された。

 どの木も、季節によって葉の色を変えたり、実をつけたりと園児の目を楽しませ日本の四季を感じさせるだけでなく、どんぐりをコマにしたり、落ち葉で絵画を作成したりと造形遊びの材料として利用することができる。

 太い幹でまっすぐに伸びるイチョウの苗木は園児の背丈以上あり、「イチョウの木のようにまっすぐ成長してほしい」という親や職員の願いも込められている。

 各教室の窓からイチョウの成長を観察できることから、角園長は「植物の世話を通して、命の大切さを子どもたちに感じてもらえれば」と話していた。

 二十日の卒園式で幼稚園を巣立つ園児らは、「早く一年生になりたい」と希望に胸を膨らませつつ、「一年生になったら木を絶対に見に来る」と思い出が詰まった学びやに残していく仲間を心に刻んでいた。


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開館10周年記念「ギャラリー企画展」

芸術の宝庫 115作品が集結

=16日まで わたむきホール虹=

あらゆる分野の芸術に触れられる展示会場
(湖東・日野町)
 わたむきホール虹開館十周年記念「ギャラリー企画展〜歴代のギャラリー出展作品を振り返って〜」(主催=日野町文化振興事業団)が、日野町松尾にあるわたむきホール虹内ふれあいホールとギャラリー、玄関ロビーで十六日まで開かれている。入場無料。

 同ホールのギャラリーでは、あらゆる分野の芸術に気軽に触れられる機会を町民に提供し、日野町の文化向上につなげようと、滋賀県を中心に活躍する芸術家の個展が約三週間ずつ年間を通して途切れることなく催されている。

 平成五年一月十日の開館から十年が経過し、個展の数も約百四十を数えた。写真や絵画、陶芸、書、木工、手工芸、刺繍、押し絵、パッチワークなどジャンルを超えた同企画展には、これまで個展を開いた作家のうち約八割にあたる百十五人が自信作を一点ずつ出展している。

 中でも、畑山正之さんのアイアンクラフトによる「日野曳山」や七十歳から油絵を始め現在百歳の渡辺つゆさんの「レモンのある静物」、九十五歳の山末松次郎さんがひと針ずつ織り込んだ「すくい織」、パソコンを使った草野美和さんの「少女の叫び」が目を引き、ものづくりの魅力が伝わってくる。

 プロアマを問わず集結した作家たちの個性あふれる作品に引き付けられるかのうように、八日から始まった展示にはすでに千人を超える人が足を運んでいる。訪れた人は、「作品の種類がバラバラで、飽きない」と一点ずつじっくりと作風を味わっていた。

 開館時間は、午前九時から午後五時。問い合わせは、同ホール(電話0748―53―3233)へ。


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