滋賀報知新(ニュース)平成15年4月5日(土)第13433号


告示 県議選

八日市市選挙区(定数2)

政党を軸に支持拡大狙う2現職に
=無党派市民党の新人が果敢に挑戦=

(湖東・八日市市)
 四日告示の県議選八日市市選挙区(定数二)には、自民公認の中島敏氏(55)=三期=と無所属(民主・社民推薦)の西沢久夫氏(50)=一期=の二現職ほか、無所属(市民党)新人の小寺裕雄氏(42)が立候補し選挙戦に向け着々と準備を進めてきた。現職二人に新人一人が挑む三つどもえの激戦が予想され、各陣営に危機感が走る。

 当初、無投票の様相を見せていた県議選だが、さきがけ全盛期から保守地盤を守ってきた自民党八日市東支部は、保守本流の自民県議が必要として、小寺氏を担ぎ出した。しかし、推薦願いを党県連本部に提出したにもかかわらず、書類不備を理由に推薦候補とは認められず、さきがけ本拠地に残る自民ねじれ現象は今も尾を引く。

中島 敏氏
 早々と自民公認を得て四期に挑む中島氏は、自民党滋賀4区支部長の岩永峯一衆院議員(自民党県連会長)の全面的なバックアップを受け、業界や各種団体などの組織固めを強化し、選挙戦への体制を整えてきた。

 これまでの支援母体ときめきの会が裏選対に回り、草の根的に支持拡大を進める一方、表選対を預かる自民市議六人らは、三期十二年の実績と人脈を誇る中島氏の四選に向け、党内の締め付けとともに組織の強化を図る。

 
西沢久夫氏
一方、再選を期す現職の西沢氏は、民主党公認を辞退し推薦候補として立候補する。旧さきがけが持つ五千票のうち、自民に三千票が流れ、民主の歩留まりは二千票だった。公認候補では保守への流票阻止と浮動票獲得が遠のくとの見方だ。

 武村同友会と連合が組むスクラム体制は万全だ。決起集会には武村正義元蔵相、奥村展三元参院議員(民主党滋賀4区総支部長)も応援に駆け付け、旧さきがけ勢力の健在ぶりを見せ付け、久々の選挙に燃える同士の結束は固まった。

小寺裕雄氏
 党内事情から自民推薦が得られなかった小寺氏には、同情が寄せられるとともに、政党色に染まらない若手新人としての期待が集まる。柔道(三段)で鍛えたガッツと積極性を全面に出し、クリーンと新鮮さが共感を呼ぶ。

 同級生や元JC(青年会議所)、元PTA仲間ら五十人が選挙母体を支える一方、組織に頼らない手づくり体制で臨み、どぶ板的な活動を積み上げてきた。出遅れカバーや知名度アップとともに、人物の売り込みに余念がない。

 各選挙事務所での出陣式は、中島氏(大凧通り沿い八日市文芸会館前)午前八時、西沢氏(外環状線沿い関西電力前)同八時半、小寺氏(大凧通り沿い旧平川医院前)同十時。

 中島 敏 昭和四十一年、彦根東高卒。平成三年、滋賀県議会議員に初当選。JC(青年会議所)理事長、南部地区区長会長、県びわこ空港総合交通対策特別委員長、県監査委員など歴任。現在、市軟式野球連盟会長、自民党八日市支部長、党政調会長代理、党第4選挙区支部幹事長。三期目。聖徳町一―一九。

 西沢久夫 大谷大卒業後、昭和四十九年に八日市市役所入り。平成十一年、県議会議員初当選。連合滋賀執行委員、連合滋賀湖東地区協議会議長、さきがけ滋賀組織局長など歴任。現在、滋賀地方自治研究センター理事、民主党滋賀県連幹事。一期目。東本町六―一四。

 小寺裕雄 昭和六十一年、同志社大卒。JC(青年会議所)理事長、沖野幼稚園PTA副会長、八日市南小PTA会長、市PTA連協会長、柔道スポーツ少年団育成会長など歴任。現在、アピア副理事長、駅前商業開発取締役、アクア21理事、ブックボックス専務。ミシガン留学生(第四期)。柔道三段。春日町三―一七。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

8日/1週館

金曜ライブ

=出演希望者募集=

(湖東・八日市市)
 八日市市金屋大通りにオープンした8日/1週館は、四日から毎月第一、三金曜日に開く「金曜ライブ」への出演希望者やグループを募集している。

 午後五時から九時まで自由に使え、出演へのノルマもなく、入場はチャージ無しのワンドリンク付三百円。詳しくは同館(TEL23―7233)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

河辺いきものの森

ネイチャーゲーム

=6日開催 参加募集=

(湖東・八日市市)
 春休み最後の河辺いきものの森イベント「春の森でネイチャーゲーム」は、六日午後一時半から八日市市建部北町の河辺いきものの森で開かれる。

 子供向けの楽しいネイチャーゲームが用意され、五歳―小学二年と小学三年生以上に分かれて遊んでもらう。いずれも定員二十人で無料。希望者は、ネイチャーセンター(TEL20―5211)へ申し込む。電話も可。定員で締め切る。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

マニア必見! 1形ゆかりの品々

かつての雄姿よみがえる

=るーぶる愛知川にミニ資料館=

オープンしたミニ資料館で開かれている「1形電車展」
(湖東・愛知川町)
 鉄道ファンにとってはたまらない、あのなつかしい姿がよみがえる。愛知川町観光協会は、近江鉄道愛知川駅コミュニティハウスるーぶる愛知川内の展示カウンターの空きスペースを有効利用してこのほど開設した「旅と鉄道のミニ資料館」で、「近江路を走った1形電車〜旧塗色復元車両ゆかりの品々展〜」を開いている。

 「ガチャコン」の愛称で親しまれている近江鉄道を代表する人気車両1形電車は平成十三年十月、黄色一色だった車両をかつての赤と真珠色のなつかしい姿に復元塗装してもらい、近江路をのんびりと走る姿を沿線住民や鉄道ファンに披露して、引退。

 その引退走行で使われた、さよならプレート(ドア横用と正面用)、車番プレート、除籍記念絵はがき付き乗車券など、今となっては見ることができなくなったゆかりの品々を展示している。

 同館では旅と鉄道をテーマにした展示が今後も行われる予定で、町観光協会の辻良樹さんは、「公共交通と旅の楽しさが伝わる展示を企画していきたい。フリー切符など使って、町や周辺観光と合わせて、ぜひお越しください」と、来館を呼びかけている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

草刈場の蒲生町に5陣営照準

告示の県議選・蒲生郡選挙区

自民3候補で食い合い
=組織票固める民主・共産=

(湖東・蒲生郡)
 二議席に対して五人が出馬する県議選蒲生郡区。自民党がこれまで郡内を「日野・蒲生」と「竜王・安土」に二分割していた基本線を崩し、現職の杼木捨蔵氏(61)に公認、山田尚夫氏(56)と片岡好夫氏(55)の新人二人に推薦を出すという異例の選出に、三陣営ともに共倒れの危機感を強く抱いている。一方、民主党推薦の現職・浦田一郎氏(71)と共産党公認の新人・池内登志子氏(55)は、それぞれ組織票を固め選挙戦に挑む。

 草狩り場となる蒲生町へ全陣営が事務所を開設したことからも分かるように、激戦が予想される。選挙告示(四日)直前までの各候補の動きを探ってみた。

 【杼木捨蔵陣営
 先頭を切って年明けに事務所を開いた杼木氏は、三期目に向けて竜王の保守系町議十人が地元の票固めに取り組んでいる。同町商工会館で行われた決起大会(三月二十三日)では、支持者約百七十人を前に、杼木氏が「福祉の向上、地域の基盤整備、環境保全、教育の振興、女性の社会参画促進」など具体的な課題を掲げ、二期八年の実績をアピールしながら「次代のために確実に種をまいておかなければならない。展望を抱けるまちづくりが大切。支援くださる温かいお心には仕事で返させていただきたい」と熱弁を振った。

 安土・蒲生でも、保守系町議が主軸となり後援会や事務所を立ち上げた。安土での票割れに危機感を募らせ、蒲生町議七人をバックに前回を上回る蒲生での票獲得に乗り出している。出陣式は、午前十時から苗村神社で行われ、竜王に軸足を置きながら蒲生、安土を含めて一日三〜四カ所で個人演説会を開く。

浦田一郎陣営】 
 三選を目指す浦田氏は、旧さきがけと民主党を地盤に、連合滋賀や自治労などの支持母体と連携して全町を対象に着実に票を集めている。日野、蒲生、安土の三カ所に後援会と事務所を設け、女性と若者の票で前回の得票数の上積みを狙う。

 約三百七十人が集まった決起集会(三月三十日)で、浦田氏は「国、県、市町村ともに財政が厳しく、施策や事業を取捨選択しなければならない。住民本位の県政を構築し、信用される議員でありたい」と監査委員の経験を踏まえ決意を語った。

 後援会では、日野での勝利を確実なものにするため支援の輪を広げる一方、労働組合など組織票の開拓にも余念がない。選挙期間中は、郡全域で一日三カ所の個人演説会を予定している。出陣式は、日野の事務所で午前八時半から。

山田尚夫陣営
 三十七年間の町行政経験を生かし県政とのパイプ役を目指す山田氏は、日野の保守系町議や蒲生町議三人、日野・蒲生の教育現場に携わっていた北村誓後援会会長の教え子らとともに、両町での知名度アップに向け、あいさつ回りで全地区を踏破するなど草の根的な活動を展開している。

 約三百五十人が集結した決起大会(三月三十日)では、山田氏が「公務員時代に築き上げたあらゆるルートやチャンネルを使って、町行政や住民とスクラムを組み地域の課題解決にあたりたい」と熱意を語り、初挑戦に深々と頭を下げた。

 出陣式は、午前八時半から日野の事務所横ニューライフの駐車場で行われ、選挙期間中は、日野二十カ所、蒲生七カ所の計二十七カ所で個人演説会を開く。

片岡好夫陣営
 永年県政へ議員を送り出していない安土を一掃するため立候補を決意した片岡氏は、三月九日に安土で事務所を開き、駆けつけた約五十人と必勝を祈願した。後援会は、中学校時代の同窓生で構成され、掲げる七つの公約の浸透に重点を置き、市民党目指してボランティア選挙を繰り広げる。

 “思いやりのある公正・公平な住民の声を聞く政治”を基本理念にとする片岡氏は、二期八年間の町議としての働きぶりに対して安土町民に評価を仰ぐと同時に、県議を輩出していない蒲生に事務所を構え、大票田・長峰団地などの集票を狙う。

 出陣式は、午前九時から安土の事務所で行われ、選挙前半(四〜六日)は安土町の各集落で祭りが開かれることから、後半から街宣活動で支持を訴える予定だ。

【池内登志子陣営】
 空港反対を唱え前回も共産党公認で出馬した池内氏は、五陣営の中で最後となる事務所開きを綺田地区で行い、支持者約六十人とともに雪辱を誓った。

 県議会を四年間傍聴し続けてきた経験から、池内氏は「今の県政を変えたいと思った。生活感覚を身に付けた女性が政治に参画しなければ政治は変わらない」と女性議員の必要性を訴える。 

 共産党は、統一地方選挙後半に行われる二町議選を視野に入れ、県議選をその前哨戦として、郡内党員の票を固めている。一方で、綺田地区など支援者から「他党批判に終わることなく、自分ができることを素直に訴えることが必要」との後押しも受け、党派の垣根を越え無党派層や女性への浸透を図る。

 出陣式は、午前九時半から綺田の事務所で行い、選挙期間中は個人演説会を予定している。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ