滋賀報知新(ニュース)平成15年4月7日(月)第13435号


県内景気は小康状態

財務省景気予測調査

回復みせる売上高と経常利益
=2年ぶり設備投資計画に意欲=

(全 県)
 財務省大津財務事務所は、県内景気予測調査の結果をこのほど発表した。これによると、全産業での景況判断は、悪いながらも三期連続して縮小していた下降幅が拡大に転じた。しかし、売上高の増収や経常損益の増益を見込んでいる企業も多く、中小企業の設備投資にも意欲がみられるなど、全体的には回復をみせているものの、まだまだ予断の許さない小康状態が続いていることが分かった。

 調査は、県内の金融・保険業を除く資本金一千万円以上の法人企業百三社を対象に、二月時点で現状(一―三月)、見通し(四―六月と七―九月)を対象に行い、製造業五十社(回収率九〇・九%)と非製造業四十一社(同八五・四%)から回答を得た。

 全産業における景況判断では、前期に比べ「上昇」と「下降」の構成比が「下降」超となっているが、製造・非製造ともに下降幅は大幅に拡大している。規模別では大企業が横ばいで、中堅・中小企業は大幅な下降超だった。先行きについては、中堅企業で下降超が減少し、大企業は上昇超に転じる見通し。

 売上高は、製造業で対前年同期の増減率に比べ六・七%、非製造業で一・九%それぞれ増収を見込み、経常損益も製造業で黒字転化、非製造業で二・八%の減益となるものの、全産業では一○八・七%の増益を見込んでいる。

 中小企業の設備投資は、製造業で一五・五%増、非製造業で二九・六%増となっていることから、全産業では一六・八%増と、二年ぶりに前年を上回る計画となった。金融機関の融資態度は、製造業で「ゆるやか」超に転じ、非製造業でも「きびしい」超幅が縮小しているとの判断を示し、全体的に横ばい傾向がうかがわれる。

 雇用面を規模別にみると、大企業・中小企業で過剰幅が拡大している反面、中堅企業では縮小となった。先行きの見通しでは、全産業で過剰幅が縮小するものの、四―六月期のパート数に「増加」超幅の拡大がみられる。


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春のメロディー

県内 桜だより

=見所紹介=

桜のトンネルで知られる海津大崎
(全 県)
 やわらかな光に包まれて春を謳歌する桜樹。可憐な蕾や薄紅の花弁は美しく、山や水辺に華を添えている。そこで、すこし足を伸ばせば楽しめる県内の桜スポットを紹介してみた。

 ☆海津大崎=約六百本のソメイヨシノが桜のトンネルをつくる。無料。見頃は四月中旬で、十二日と十三日には湖西線マキノ駅前などで桜まつりが開かれる予定。マキノ駅から国境行のバスで「海津1区」下車すぐ、またはマキノ高原行のバスで「海津大崎口」(右回り・左回りで二十二分異なる)下車、徒歩五分。

 ☆びわ湖バレイ=四月中旬からソメイヨシノ、ヤエザクラなど約千本が咲き誇る。無料。五日から二十一日まで桜まつりが開かれる。湖西線志賀駅からびわ湖バレイ前行(一時間に約一本)のバスで「びわ湖バレイ前」下車すぐ。

 ☆奥比叡・延暦寺境内=約千本のヤエザクラがあり、四月下旬から五月上旬が美しく見られる。拝観料五百円。桜まつりは十九日から五月五日まで。湖西線比叡山坂本駅からケーブル坂本駅行のバスで「ケーブル坂本」下車、ケーブルに乗り換え「ケーブル延暦寺」から徒歩八分。

 ☆三井寺=ソメイヨシノ、ヤマザクラなど千五百本が咲きそろう。四月上旬から開花。五日午後七時からはライトアップコンサートが開かれる。五百円。その他のライトアップ期間中(十七日まで)の午後六時半〜九時半は無料。湖西線西大津駅から徒歩二十分、またはJR大津駅北出口から徒歩二十分。

 ☆石山寺=四月上旬から中旬が見頃で、ソメイヨシノ、ヒガンンザクラ、カンヒザクラ、シダレザクラ、ヤマザクラなど多種千本。拝観料五百円。JR石山駅から大石行または石山寺経由石山団地行のバスで「石山寺山門前」下車すぐ。

 ☆安土城跡=お弁当に最適な江藤の丘には、約三百本のソメイヨシノが植えられており、午後五時から九時まではライトアップが行われる。見頃は四月上旬。無料。JR安土駅から徒歩二十五分。

 ☆彦根城=千三百本余りあるソメイヨシノ、シダレザクラが城一帯を薄紅色に染める。見頃は四月上旬から中旬。無料(入山の場合は五百円)。恒例のご城下にぎわい市と夜桜照明は四月二十日まで。

 ☆長浜城・豊公園=琵琶湖をロケーションに約八百本のソメイヨシノが楽しめる。見頃は四月上旬から中旬。夜桜見物は午後六時半から九時まで。無料。


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願いや思い、森林づくりに託す

山桜・もみじの樹木オーナー

=あど木っずランドで植樹=

53人の参加者を集めて行われた植木オーナーの植樹
(湖東・安土町)
 安土町文芸セミナリヨの裏山斜面に広がる森林公園「あど木っずランド」でこのほど、山桜とモミジのオーナー植樹が行われ、四季の美しさを表現する造林が施された。

 文芸の郷がオープンして10周年を迎えるのを記念して町文芸の郷振興事業団が町民から、1人3千円の参加費で公園内の樹木の持ち主になってもらおうとオーナーを募集したところ子供からお年寄りまで幅広い年齢の町民53人から申し込みがあり、抽選で決められた植え込み場所に一本一本丁寧に植え込んだ。

 参加者の中には、子供の入学や還暦の記念など、それぞれの祝い事にちなんで植え込んだ人もいた。苗木には、名前や植樹に寄せる各自の思いを書き込んだ木製の札を取り付け、大きな成育を祈った。

 


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ネットワーク上に架空の竜王町

国の補助受け4月から本格始動

=IT活用してe(え〜)まちづくり=

悩みを解消し好評を博したドラゴン情報ハイウェイ整備研究会の相談隊
(湖東・竜王町)
 竜王町は、総務省が昨年度補正予算で創設した「地域IT活用型モデル事業(eまちづくり交付金)」の指定を受け、一年間かけて実践する「サイバードラゴンタウン実証事業」をこの四月からスタートさせた。

 これは、住民の目に見える形でITを活用したモデル事業を全国展開し、個性あるまちづくりを推進するため、総務省が各市町村や連携主体に必要な経費を、内容に応じて一千万円、一千五百万円、二千万円の三段階に分けて交付するもの。
 十五億円にのぼる国の予算がついた同事業は、四十七都道府県のうち百市町村への交付が決まり、県内では唯一竜王町が一千万円の補助を獲得した。

 これまで、竜王町では、平成十三年七月から町民のIT利用技術向上を目指して、住民と企業、行政の参画のもと「竜王町ドラゴン情報ハイウェイ整備研究会」を発足させ、ADSLを四年前から導入している町有線放送の回線を利用した町独自の情報基盤整備を模索してきた。昨年十二月には、同研究会が、ネット上に架空の町を作る「サイバー竜王町」構想やITボランティア制度の設立を提言する最終報告書を福島茂町長に手渡した。

 今回は、この提言をもとに、“竜王町からの交流と情報発信”を掲げ、サイバードラゴンタウンのサーバを設置し、e(え〜)まち交竜サイト▽ERS(え〜道の駅)サイト▽DITV(ドラゴンインターネットテレビ)サイト―の三本柱で実証事業を進めていく。

インターネットでまちづくり交竜セミナーを生中継
 IT空間での仲間づくりや地域に密着した情報交流を目指す「eまち交竜サイト」は、町民が作成したホームページ発信の場をサイト内で提供し、自己PRする喜びを町民に実感してもらうことでITレベルの向上を目指す。また、サイバードラゴンタウンの人口を増やすため、個人宅に出向き悩みを解消する「パソコンなんでも相談隊」を結成する。

 今年秋にオープン予定の道の駅を活用する「ERSサイト」では、観光資源や町の情報以外に、農産物や地場特産品のネット販売を行い、全国にPRすることで農商業の活性化を図る。

 オンデマンドによるビデオコンテンツの配信を行う「DITVサイト」は、すでに実施しているセミナーなどのインターネット上での生中継に加えて、ビデオライブラリーの設置や日頃見られない子どもの授業風景、観光客向け名所案内、発表の場としてのサークル活動報告といった動画でしか味わえない情報を提供する。

 今後、町では、有線放送職員やドラゴン情報ハイウェイ整備研究会に参加していた人の協力を得ながら、簡単ホームページソフトの開発や特産品ネット販売コンテンツ作成、町内公共福祉施設を利用し互いに教え合う講習会を実施し、サイバードラゴンタウンの人口アップ作戦を展開する。


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住民参画の記録本

「みんなで創った公民館」

=誇りある本物への追求=

刊行された本「みんなで創った公民館」
(湖東・近江八幡市)
 住民と行政が協働してまちづくりを進める近江八幡市のパートナー政策のモデルとなった新八幡公民館の取り組みをまとめた本「みんなで創った公民館」がこのほど、市教委から刊行された。

 新公民館の移転改築については、利用する地元住民が内外に誇れる理念を取り入れた設計で、利用者の立場で使いやすい施設内容を考える必要があるとの視点に立って地元住民で建設検討委員会を立ち上げるなど、官民が対等の立場で計画を進め、3月末に完成させた。

 こうした住民が主体的に参画して完成させた施設は初めてで、市では今回の評価をもとに今後も推進していく方針を示している。

 刊行された本は、地域住民の取り組みの成果を知的財産として後世に伝えていく観点も添えたもので、「どんな公民館をつくるか」、「住民の誇りと絆」、「住民参画と協働」など5章に分けて、住民の取り組みとその成果をまとめ上げている。また、住民参画の取り組みについて2人の学識者からの寄稿も掲載している。

 市民のまちづくりへの知恵を本として市がまとめたものは初めて。本はA5判107ページ。1千部作成。社会教育関係団体やまちづくり関係者に配布したが、希望者には、一部800円で頒布する。問い合わせは生涯教育課(36―5533)へ。


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