滋賀報知新(ニュース)平成15年4月10日(木)第13438号


県議選 県内一斉街頭啓発

棄権しないで必ず投票を

=不在者投票は午後8時まで=

有権者に投票を呼びかける運動員――八日市駅前で――
(湖東・八日市市)
 十三日に投開票される県議会議員選挙に向け、有権者に投票日の周知と投票を呼びかける県内一斉の街頭啓発が九日、県内主要駅前や大型スーパー前などで行われた。

 近江鉄道八日市駅でも、八日市市明るい選挙推進協議会のメンバーと東近江地域振興局担当者が、電車やバス利用者、高校生送迎の保護者らに、「十三日は県議会議員選挙の投票日です、必ず投票を」と声をかけながら、啓発資材を配布した。

 投票は、十三日午前七時から午後八時まで各投票所で行われる。また、当日都合の悪い有権者のために、不在者投票が各市町村役場で十二日までの毎日、午前八時半から午後八時まで受け付けられている。


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身近な行政目指す

西沢久夫候補の個人演説会

地域マッチの自治体づくり
=生活を支援する姿勢を貫く=

(湖東・八日市市)
 県議選八日市市選挙区(定数二)は、二現職に一新人が挑む三つどもえの激しい選挙戦を展開し、中盤に入っても横一線の様相に変化がみられず、さらに厳しさが増してきた。自民公認の中島敏候補(55)=三期=、無所属(民主・社民推薦)の西沢久夫候補(50)=一期=の二現職と、無所属新人の小寺裕雄候補(42)の三人が連日連夜、し烈な選挙戦を繰り広げている。

 二期に挑む西沢候補は毎夜、三会場をこなす個人演説会で「初挑戦は武村正義元衆院議員にすがって当選させてもらった」と前回を振り返る。しかし、今回は「四年間の私の活動に評価が下される選挙と認識し、政治に携わり学んだ経験を二期に生かしたい」と、再度の挑戦に力添えを願った。

 自治体(市町村)自体が力を持たなければ「地域にマッチした行政は不可能」とした上で、地方分権(権限委譲)の推進によって「行政が身近なものになる」と訴え、政治理念「身近な生活を支援する姿勢」を貫くことに、理解と支援、協力を呼び掛けた。

 自治体の体力強化は「市町村合併に求められる」とし、他の県議がはっきりしない中で、市民の協力を得ながら「独自の考え(八日市市を中心とした枠組み)」を示すことができた。今や、つながりの深い八日市・永源寺・五個荘・愛東・湖東などで「新たな枠組みが検討さている」と報告し、市民の目に止まらないまでも、市将来の方向性に対する熱意を強調した。

 応援に駆け付けた連合滋賀の中村憲市副会長は、政治の現状を「多数の論理がまかり通っている。何とか変えなければいけない」と訴え、地域のためだけでなく「大きな場で働いてもらいたい」と今後の活躍に期待を寄せた。さらに、二期目へのジンクスに打ち勝ち「二選も制す」との意気込みを持って、必勝に向けた尽力の発揮を促した。

 谷宇一郎後援会長代行は、現状分析「二、三番手の争い」を報告し、新しいものを求める無党派層の動向で「選挙が決まる」と、体制の引き締めに協力を求めた。各会場には地元選出の志井弘、高橋至、村田晴一、中村肇、藤野道春の支援市議五人が張り付き、西沢候補の二選必勝に余念がない。


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日野町鎌掛の「しゃくなげ學校」

体験活動で知る自然の魅力  

第1期生を募集中
=20日開校=

廃校になった鎌掛小がしゃくなげ學校の拠点に!
(湖東・蒲生郡)
 NPO蒲生野考現倶楽部(森田英二代表)は、閉校した日野町立鎌掛小学校を活用して二十日に開校する「しゃくなげ學校」の第一期生を募集している。

 里山や日野川、しゃくなげの群生地のすぐそばに位置するしゃくなげ學校では、「里山の知恵が地域をつくる」をコンセプトに、里山の調査研究や環境文化、地元の資源を生かした体験活動、総合学習、自立支援、活力ある地域づくりなど、都市部と地元の人々が親睦を深めながら、三世代交流を基本に数々の体験活動が展開される。

 自然を一つの学びの場として“蒲生野の里山で夢と感動を発見”できる企画が、周辺地域の住民やサポーター(ボランティア)も参加して運営される。

 カリキュラムは、「お米作り」(五月=田植え、十月=稲刈り)と全コースに参加できる「しゃくなげ」の二種類があり、各イベント単独での参加もできる。

 具体的には、四月の開校式に続いて、五月に田植え・芋苗植え、六月に蛍コンサートと木工・藤づる加工・陶芸(宿泊体験)、七月に魚つかみ、八月に昆虫採集・星空探検(宿泊体験)、十月に稲刈り・芋ほり、十一月のきのこ狩り・収穫祭の後、終了式が行われる。

 定員と参加費は、しゃくなげコース=三十人(一万六千円)▽お米作りコース=七十人(六千円)▽五月=三十人(三千円)▽六月=三十人(五千円)▽蛍コンサートのみ百五十人(一千円)▽七月=百人(一千円)▽八月=三十人(五千円)▽十月=三十人(三千円)▽十一月=五十人(三千円)―となっている。

 対象者は、心身ともに健全な人で、小学校四年生以下の児童は保護者同伴。

 参加希望者は、住所、氏名、電話番号、生年月日、希望コース(第一、二希望まで)を明記し、電話またはFAXで申し込む。申し込みおよび問い合わせは、しゃくなげ學校開設準備室(電話・FAX0748―53―9087)へ。

 


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郷土の発展と歴史伝える拠点

「地域文化と街づくり交流館」完成

農村から激変した鷹飼町
=10時から竣工式=

集落の中に完成した「地域文化と街づくり交流館」
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市鷹飼町の旧公民館跡地で建設が進められていた「地域文化と街づくり交流館」が完成、きょう10日午前10時から竣工式が行われる。

 同町は、明治22年の東海道線開通によって集落が分断されることになったが、近江八幡駅が開設されたことでそれまでの農村地帯から人が集まる商業化への進展とともに土地開発地域が拡大、大型商業施設や工場、公共施設などが立ち並ぶ市の玄関口として大きく様変わりした。

 その発展の基盤となったのが、昭和30年代から始まった県下初の駅前土地区画整理事業に続いて取り組まれた中央土地区画整理事業や県下最大規模と注目された駅南部土地区画整理事業が、次々と農村の風景を変えていった。

 開発が進むまでは約100ヘクタールあった農耕地は、工場誘致などを含め現在では当初の15%までに減り、地域の生活形態も都市化が進んでいる。

 長年続いた土地区画整理の完工を機に、地域の発展を振り返るとともに昔から受け継がれている風習や文化、郷土の歴史を後世に継承していく地域資料館の役割を担った施設として計画。自治会内に建設委員会を設置し、どのような施設建物がふさわしいか検討を重ね、昨年11月から建築工事を進めてきた。

 完成した建物は、町並みに調和する木造2階建て(のべ128平方メートル)瓦葺きで、一階に軽スポーツも楽しめる多目的ホール、町の歴史資料を保管やIT時代に対応した収蔵庫、物置、2階には8畳の和室2室と資料整理室が設けられている。

 建設事業費は4、100万円で、うち、市が昨年に施行した「地域文化とまちづくり交流館建設補助金事業」を初めて適用し、2千万円を補助し、あとは地元が負担した。

 自治会では、竣工式の終了後、午後3時までと13日の午前10時から午後3時までの2回開館し、一般公開する。


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投票率低下に危機感

県議選・最終戦へ

=近江八幡市区=

(湖東・近江八幡市)
 県議選は折り返し点を過ぎ、後半戦に突入した。近江八幡市区では、定数2に前回の政党の枠区みと同じ3候補の選挙戦が展開されていることから有権者の中には、目新しい判断材料がなく、市内には、前回ほどの盛り上がった空気は感じられない。選挙通の間では、立候補予定者が少数の市議選に関心が集まっている。
 立候補している3候補の間で、共通の争点が前面に出ていないことから有権者の間では、投票に迷いはないようにも見受けられる。戦いの最終日まであと2日だが、投票率は、下がるのではないかとの見方が強まっている。中盤までの各陣営の動きを追った。


徳永陣営
 告示当日から政策論に力を傾注している徳永氏は、年齢が若いだけではなく、若い感性、新しい感覚が今の県政に必要と主張。そして、候補者がどのような選挙を戦って来たのかで政治家は決まり、選挙のあり方も問われているのではないかと、問いかける。

 1日2か所、期間中でも10か所あまりの個人演説会は、前回よりも少ない。陣営は「政策をしっかり聞いてもらうためには、これ以上はあえて避けた」と話す。  その個人演説会では、少子化の要因の中には、若い夫婦に子育てにかかる経済的負担があり、これの改善策の一つとして就学までの乳幼児については医療費を無料化にする制度を延長するなど、介護保険のように子育てを地域社会で支えていく制度作りの必要性や改築される市民病院に県下4番目の救急救命センターの開設への取り組み、女性専門外来の導入など、これまで政治があまり光りを当ててこなかった部分にも全力を注ぎたいと力説。少子高齢化対策と健康推進施策に絞った政策論をわかりやすく展開し、女性層に支持を広げている。

 あす11日午後7時からは、市文化会館で決起大会を開き、集票に全力を挙げる。1期4年の成果と県議としての成長ぶりをどのようにアピールし、そして有権者がどのように評価するか、現職として初めての審判に緊張感を高めている。

 ただ、政策論を広く理解してもらうためには、限られた演説時間の中では限界もあるが、政策論は浮動票を得票につなげていく即戦力はありそうだ。後半戦にかけてほぼ順調な仕上がり具合と見られる。

木田陣営
 選挙カーで市内を隈無く回り、政策を訴える木田氏。人の集まる要所、要所に止まっては力強く握ったマイクから、ムダな公共事業を止め、市民の暮らしを守る政治の転換を全力で訴えている。

 現職対新人の構図からは、現職に負けないパワーが求められるが、選挙戦前から駅頭で続けてきた朝立ちや市議の経験を生かし、精一杯の戦いに挑んでいる。

 ただ、党派を超えた高い支持で、大量の個人票を持つ市議や善戦した前回の立候補者がやむを得ない事情から参戦していないことは、大きな戦力と期待されただけに残念。その分、少数精鋭の体制で機動力を生かした戦いを展開している。

 期間中は政党カーも加わり、政策を論点に各学区の隅々まで回るスポット遊説にも力を入れ、党組織票の堅守と支持票の拡大を目指している。

冨士谷陣営
 他候補と水をあける4選目の貫禄を確かなものにしている。1日3か所の個人演説会を精力的に回り、バイタリティーのあふれる選挙戦を展開。陣営では「今後こそは、トップ当選を」との期待が日々高まっている。

 人材豊富な応援弁士、市内8学区の後援会組織のまとまり、連合自治会の後方支援など万全の選挙体制を整えている。
 今回、立候補を見送った南氏の前回の得票8千票余りをどれだけ取り込めるが焦点。同じ自民党でも政治家としてのタイプや票層の違いから棄権に回る見方もあり、固定票にプラスされる保守票の上積みには過度な期待はもてない状況にある。

 陣営では投票率が低迷で終わる可能性を指摘する声もあり、50%を割ることになれば、票の上滑りで苦戦を強いられる可能性もある。

 「大きな事、小さな事、できることはさせていただく」と地元密着型の政治姿勢を強調している冨士谷氏。 「八幡には農、漁、工、商業は整っているが、都市計画に問題がある。地方分権により活発化する都市競争に勝つための策が求められる。(副知事の複数制など疑問点をあげ)情報公開と説明責任をしっかり果たし、常識が通る政治が最も大切」と政治信条に力がこもる。

 陣営の盛り上がりや個人演説会の参集率、3期の実績評価などから見ると、一歩リードの感がある。


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