滋賀報知新聞(ニュース)平成15年4月21日(月)第13449号


目指すは 「生きる力」の育成

八日市市教育研究所が報告

テーマに沿って課題探る
=新たな学校づくりに挑戦=

(湖東・八日市市)
 八日市市教育研究所は、市内の各校・園における教育研究活動をまとめた「平成十四年度研究紀要(第三十三巻)をこのほど作成し、幼・小・中学校の全職員約三百人に配布するとともに、各教育機関や関係者にも活用してもらい、教育の充実と発展に役立てることにした。

 今年四月からの小・中学校の新学習指導要項の完全実施を受け、子供の「生きる力」を培い「心豊かでたくましい子ども」の育成を目指して、市内の一幼稚園、六小学校、三中学校ほか、先生グループが各テーマに沿って研究を行い、その報告を一冊(A4判、九十五ページ)にまとめている。

 研究テーマは、一人一人の道徳性の芽生えを培う―ゆったり、じっくり、生活する姿を求めて―(建部幼稚園)ほか、小学校では▽主体的に行動できる子供を育てる―ものや人に主体的に働きかけ、自ら課題を見つけ、問題解決できる力を育てる―(玉緒)▽「生きる力」の育成を目指して―一人ひとりが気づきを生かし、互いにかかわり、求め続ける総合的な学習のあり方―(御園)▽自ら学び、考え、表現する子どもの育成―”自分らしさ”が輝く学習活動を目指して(八日市北)▽一人ひとりの学ぶ力を育てる南っ子タイムの創造―一人ひとりの課題設定と評価の実践を通して―(八日市南)▽一人ひとりが瞳を輝かせ、ともに学びあう子どもの育成=学ぶ楽しさ、生きる喜びが実感できる学習のあり方を探る『総合的な学習の時間』を中心に=(八日市西)▽一人ひとりの願いがかなう総合的な学習の実践―主体的に表現する喜びのある授業をめざして―(布引)――をテーマにそれぞれ研究を行っている。

 中学校では▽自ら学び、自ら問題解決していく生徒の育成(玉園)▽意欲をもって主体的に学習に取り組む生徒の育成―学習意欲を高める評価の工夫―(聖徳)▽豊かな心をもち、自ら考え、主体的に学習・活動できる生徒の育成〜生徒の意欲を引き出す「評価」の在り方〜(船岡)――がそれぞれのテーマだった。

 このほか、グループ研究では、コンピューターやインターネットを使った授業と情報教育ガイドライン作成、生徒指導からみた子どもの問題点と課題、教育相談における一年間の取り組み、各学校での「総合的な学習の時間」への指導と評価ほか、不登校の事例から「子どもの明日を拓く柔らかな子ども理解」を報告している。


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八日市大凧 シーズン到来

コンテストへ夢託す

=職場や地域、愛好グループら=

ミニ大凧づくりに取り組む参加者
(湖東・八日市市)
 桜が終わったと思えば、続いて八日市大凧の季節が到来。八日市市東本町の世界凧博物館八日市大凧会館別館で、「八日市大凧まつり」(五月二十五日 愛知川河川敷)のミニ八日市大凧コンテストに出場する、凧づくりがいよいよ始まった。

 十七日から始まった第一回目の講習会には、コンテストの常連組や初参加のグループ、職場や地域の四団体が参加。紙継ぎ、骨組み、下絵、色付け、つり糸調整など、会館職員や八日市大凧保存会メンバーに教えてもらいながら、延べ六日間の予定で、連夜の作業を続けている。

 今回初参加の「鉄腕アトム」は、少年野球の中野チビッ子クラブOB(中学一年生)でつくるチーム。大人たちに負けない立派な凧を揚げようと、力を合わせて熱心に作業に取り組んでいる。

 五月八日からの第二回講習会には八チームが参加、同十八日には講習会に参加しないチームも含めてコンテスト参加凧が布引小学校グラウンドに集まり、テスト飛翔も行う。また、交流を続けている伊吹町の子ども会も二十六日に凧づくり作業を行い、交流を深める。

 コンテストには今年も県外組を含むチームが多数出場し、デザイン、絵に意味をもたせる“判じもん”、三十秒アピール、実際の飛揚ぶりを競う。


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染色と木工のデュエット

2人展「春の風・春の森」

=永源寺町立図書館で23日まで=

自然の温もりを感じさせる野田さんと小林さんの2人展
(湖東・永源寺町)
 永源寺町在住の自然作家、染色の野田浩二さんと木工の小林朗さんによる「春の風・春の森 二人展」が永源寺町立図書館ギャラリーで開かれている。四月二十三日まで。

 野田さんは、平成八年から永源寺町相谷で風野工房を開く自然派の染織家で、風をイメージさせる爽やかで温かみのある作風で人気を集める。長野県出身の野田さんは、京都で学生生活を過ごしたあと友禅染の技法を修得。甲賀町から永源寺町に工房を移し、自然の美しさを活かした「染飾布」として卓布やのれんなどを制作している。

 小林さんは、和南に開く工房・AKIRA WOODWORKで注文に応じたオリジナルの家具、小物を制作する。東京で設計に携わったあと、二年間の自転車旅行で木工の世界に入り、天職として長野県白馬村で研鑽。木の温もりを最大限に生かした作品を手がける一方、暮らしそのものが美しく、楽しくあるようにと個々の生活空間に合わせたデザインを考える。

 ギャラリーには、ワークデスクやチェストなどが置かれ、その上には華を彩る卓布が添えられる。また、卓越したデザインの暖簾は和・洋どちらにも溶け込み、伝統の中にモダンさを感じさせるシャープな作品で、現代風からレトロ調まで多彩な展示となっている。

 開館時間は午前十時から午後六時まで。月・火曜・祝日休館。問い合わせは同図書館(0748―27―8050)へ。

 


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幻の桜

エイゲンジ満開

=いま見ごろ=

華やかに咲き誇るエイゲンジザクラ
(湖東・永源寺町)
 永源寺町内で、花の大きさが約五センチにもなる幻の桜「エイゲンジザクラ」が見ごろを迎え、その華麗な姿で道行く人びとの目を楽しませている。

 エイゲンジザクラ(prunus lannesiana cv.Eigenji)は、かつて永源寺の境内を彩っていた里桜の一種で、濃緑の葉とともに大きな花弁を開かせる。また、先端と外面がやや濃くなった微淡紅色をし、最大十三枚にもなる花びらは八重桜に似て美しい。

 残念ながら今では自生はなく、語源の「永源寺」に復活を図ろうと町商工会女性部(左近八重子部長)が平成十一年に植樹を始め、毎年、国立遺伝学研究所などから苗木を購入。今年は、永源寺の裏山にあった「石仏八十八カ所巡り」が復元されたことを記念して同山を中心に三十本を植樹し、これまでに計三百本を植えた。

 満開に咲き誇るのは、初年度に植えられた町産業会館前、愛郷の森、渋子駐車場などで、約二メートルほどの高さまでに成長した。


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「近江日野しゃくなげ大使」

吉村さんと浦さん

=日野観光の顔に=

吉村文栄さん
浦ひろみさん

(湖東・日野町)
 日野観光協会(奥野弘三会長)は、平成十五年度「近江日野しゃくなげ大使」に、吉村文栄さん(19)と浦ひろみ(23)のいずれも町内在住で会社員の二人を選び、同町役場でこのほど選任式を行った。

 日野町の観光振興の顔となる大使二人は、選任式後に町内の観光名所について研修を受けた。

 五月三日の日野祭や石楠花観光を皮きりに、八月のサマーフェスタinひの二〇〇三や同月に竜王町で予定されている第三十一回東近江統一行事、九月のグリムMTBフェスティバル、十一月の日野町産業フェアなど、さまざまなイベントのPRを町内外で行う。

 吉村さんと浦さんの選任期間は、平成十五年四月六日から同十六年三月三十一日まで。


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