滋賀報知新聞(ニュース)平成15年4月24日(木)第13452号


問われる候補者の基本姿勢

=大津市議選で市民団体が質問状=

(湖西・大津市)
 二十七日投開票の大津市議選に向け、議会のあり方や議員の基本姿勢などの質問を市民から募集していた大04-24-津市の市民グループ「アクション21」(事務局責任者=中川学氏)は、告示(二十日)前に立候補予定者に回答を求め、ホームページで公開中だ。回答を得たのは、十九日現在で二十七人(うち一人が引退)。
 中川氏は「意外だったのは、単なる○、△、×の回答だけでなく、その理由もきっちりと書いてもらったことだ。」と話している

 そこで、ホームページの一部(二十六人)について、本紙では実名をアルファベットに置き換えて紹介してみた。なおホームページのアドレスは、http://www.action21.info/answer.html


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投票率は、10ポイントダウンの44%前後か

27日投開票の大津市議選

市北部、中部で大激戦展開
=台風の目の存在の仲野、園田=

(湖西・大津市)
 統一地方選後半の大津市議選(定数三十八)は二十日告示され、現職三十一人、新人十三人の四十四人が立候補し、二十七日の投開票日に向けて激しい選挙戦を繰り広げている。党派別では、共産六人、公明五人、民主三人、自民一人、無所属二十九人。投票率は、先の県議選の投票率が約一〇ポイント落ち込んだ影響で、市議選も前回を約一〇ポイント下回った四四%前後と見られ、当選ラインは二千票程度に下がりそうだ。そこで学区別に中盤動向を追ってみた。なお十九日現在の有権者数は、二十三万八百三十四人。文中敬称略。  

      【石川政実、高山周治】


伊香立
 泉恒彦は、伊香立学区を中心とする強力な後援会によって、支持の拡大図る。
 共産の下尾慧子は、大津日赤の組合員をバックにし、市北部での浸透に躍起。
 

真野
 新人の磯野博次は、出遅れ気味だったが、地元や周辺の新住民に支持を訴える。 

真野北
 現職の吉田範久は、民主の推薦を受け関西電力の組合員を軸に手堅くまとめる。

堅田
 前回トップの細川源太郎は、地盤から二新人が出るため十自治会がフル稼動。
 新人の仲野弘子は、今堅田を中心に、市全域で女性票の掘り起こし台風の目。 元市職員の藤井邦男は、周辺の新興住宅や市役所、比叡山延暦寺に支持訴える。

仰木
 武田平吾は、仰木や仰木の里をほぼ固め、真野、葛川地区にも支持を広める。
 

仰木の里
 公明の高橋健二は、地盤を固めながら党員の固い票を上乗せして安定した戦い。
 

雄琴
 出遅れ気味の池見喜八郎は、地元の雄琴、下坂本、雄琴観光協会などを固める。
 

坂本
 中江忠洋は、坂本を中心に、三期の実績や政策を訴え、地元の支持を呼びかる。
 

唐崎
 白子貞治郎は、同学区連合会や各種団体の推薦を得て下坂本にも攻勢をかける。
 共産の塚本正弘は、唐崎から日吉を連日街頭演説し、票の掘り起こしを徹底。
 

滋賀
 新人立候補に危機感を募らす北林肇は、檀家を中心に、手堅く地元を堅める。
 大橋勉元市議の娘の粉川清美は、創価学会の推薦を受け市全域に支持を広げる。
 民社、社民推薦の岡田啓子は市民団体や自治労を中心に草の根選挙を展開する。
 

長等
 西村弥は、丸屋、菱屋、長等商店街など学区南部を固め、底力を発揮している。
 中嶋左近は、福祉団体や、長等を中心に藤尾、滋賀などの周辺学区へも浸透図る。 出遅れた猪飼廣一は、飲食業での人脈や引退する金井長純の地盤へ浸透狙う。
 

逢坂
 新人の川口美智子は、逢坂学区を中心に、女性票の掘り起こしに躍起である。
 地区推薦のない園田寛は、連日の駅立ち。全市的に支持を広げ、台風の目に。
 節木三千代は、新人二人の出馬に危機感。教育、福祉問題を掲げ女性票吸引へ。
 

中央
 世古正県議の事務局長の堀井幸男は、自民公認で中央、平野学区をほぼ固めた。
 

膳所
 学区自治連合会顧問の西村良平は、別保、中庄、杉浦地区を懸命にまとめる。
 神社宮司の嶽山順平は、膳所だけでなく平野学区へも懸命に浸透を図っている。
 共産の杉浦智子は、膳所、晴嵐、田上、上田上、青山学区で福祉充実訴える。
 

富士見
 共産市議団長のベテラン八木修は地元富士見のほか、空白の平野でも浸透図る。
 民主公認で東レ労組の安田晴彦は、体育、自然保護団体で票の上乗せを狙う。
 

晴嵐
 村木弘富は、地盤の清嵐、粟津、松原学区を中心に、着実に支持を取りつける。
 公明の藤井重美は、中小企業関係にも浸透を図って、支持の拡大に努めている。
 

石山
 公明の近藤敦樹は、南郷から大石学区を地盤に、市全域で手堅く票をまとめた。
 社民、連合推薦の清水明美は、教職員組合、市民団体などを中心に、安定した戦い。
 堀井三正は、石山学区を地盤に、晴嵐(国分)、南郷(千町)、大石へも攻勢。
 馬越誠は、出遅れは否めないが、動物愛護などを街頭でアピールしていく。
 

南郷
 前回涙を飲んだ青山三四郎は塾関係を基盤に、地元票の取りまとめに躍起だ。 初挑戦の間宮文徳は、出身の電気連合の公認や民主・連合滋賀の推薦で勢い。
 

田上
 元大津市幹部の横田好雄は、農業関係や地元田上の支持を受け、大石も攻める。
 

瀬田南
 共産の小坂時子は、保育所設置の経験生かし、児童センター整備を訴えている。
 日本精工労組の礒田英清は、連合支援で地元中心に支持を拡大し、万全の態勢。
 

瀬田
 NTT労組の初田茂は、間宮の出馬で危機感を募らせ、地元を固めるのに躍起。 

瀬田北
 公明の浜西良雄は、田上〜瀬田東学区中心に、着々と政策、実績を訴えている。
 松田昇は、新人出馬に危機感。学区推薦を受けて大萱を固め、瀬田東にも侵攻。
 奥村功は、県議選に出馬した河部哲幸の後継で、民主・連合が総力で支援する。
 

上田上
 現職の正田政郎は自治連合会の推薦を得て出馬し、瀬田学区で上積みを狙う。
今回は、市北部と市中央で候補者が乱立し激戦が続いている。
 三十八議席のうち、下位の四議席に、現職では池見、中江、西村良平、嶽山、 新人では川口、岡田、藤井邦雄、青山、磯野、猪飼、馬越がサバイバル戦を繰り広げている。

大津市議選(定数38)

-届け出順-

吉田 範久57 無現3
粉川 清美49 公現1
横田 好雄62 無新
間宮 文徳38 無新
村木 弘富60 無現4
中江 忠洋58 無現3
堀井 幸男60 自新
近藤 敦樹44 公現3
西村  弥63 無現4
礒田 英清58 無現2
川口美智子55 無新
堀井 三正61 無現1
杉浦 智子42 共現1
塚本 正弘48 共現3
奥村  功42 民新
松田  昇62 無現2
青山三四郎59 無新
磯野 博次60 無新
浜西 良雄57 公現4
高橋 健二51 公現2
細川源太郎72 無現5
下尾 慧子58 共現1
仲野 弘子45 無新
泉  恒彦55 無現1
嶽山 順平54 無現1
藤井 重美53 公現1
正田 政郎64 無現2
安田 晴彦56 民現2
北林  肇63 無現2
八木  修58 共現6
岡田 啓子56 無新
白子貞治郎54 無現2
小坂 時子68 共現4
池見喜八郎68 無現3
西村 良平79 無現5
初田  茂58 民現3
節木三千代45 共現1
清水 明美57 無現2
藤井 邦男53 無新
園田  寛56 無新
武田 平吾55 無現1
中嶋 左近51 無現1
猪飼 廣一65 無新
馬越  誠43 無新


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候補者の政策徹底比較

=27日投開票される甲西町長選=

関治夫氏
谷畑英吾氏
坂田政富氏
(湖南・甲西町)
 二十七日に投開票される甲西町長選挙は二十二日に告示され、改革継続を訴える現職の関治夫氏(68)=無所属=に対して、世代交代を唱える新人の谷畑英吾氏(36)=無所属=、合併反対を掲げる元町議の坂田政富氏(58)=共産=が挑む、激しい三つどもえ選挙が展開されている。そこで滋賀報知新聞社は、とくに▽合併▽財政再建▽その他│についてインタビューし、政策ごとに比較した。

  ●合併問題●
 平成十六年十月をめどに進める石部町との合併協議については、推進の関、谷畑の両氏と、反対の坂田氏に分かれた。
 関氏は、合併をまちづくりの手段と強調。「平成十五年中には合併による新市の将来像を町民に示す。そのため、今後も住民対象の会合を集落ごとに開き、情報を提供しながら、教育・福祉・経済・文化について意見をもらいたい」と理解を求める。

 谷畑氏は同じ立場を取りつつ、「湖南、甲賀地域との合併を望む声もあるが、合併だけが選択肢でなく、広域行政という方法もある。民意を聞きながら、社会情勢に応じて連携、合併を考えるべき」と、広域連携も併せて示す。

 一方で反対を唱える坂田氏は、現在の合併論議に住民の声が生かされていないと主張。「住民の生の声で決めたい。現在の進め方は合併ありきで、本当に民意が反映されているか疑問だ。反対意見を含めて自由な議論を保障する必要がある。法定協議会では合併の是非を含めて改めて検討すべきだ」といい、住民投票の実施を求める。

  ●財政再建●
 歳入について関氏は、納税対策課の強化による税金滞納の解消を打ち出し、「税金は財政の根幹。町民から公平に税金をもらうのは行政の責任」と、あえてメスを入れる。 

 谷畑氏は、集中投資│景気拡大│税収増の方程式を唱える。「民間需要が冷え込む中、予算を切るだけではダメ。民間活力を引き出し、税収を上げたい」と、経営的手法の導入を唱える。

 歳出に関しては、関氏は、就任以来取り組んできた三セク・甲西都市整備(平成十二年六月解散)問題の完全解決を約束。清算手続きは最終段階に入り、「都市整備の肩代わりで購入したJR三雲駅広場の活用については、十五年度中にイメージをつくりたい」と話す。

 谷畑氏は、「行政評価システムを取り入れ、事業効果をチェックしてムダを削る。県のパブリックコメントシステムのような制度で住民意見を聞きながら政策決定する」と、県庁での行革経験をアピールする。

 教育・福祉の重視を訴える坂田氏は、「歳入が減っても、住民の暮らしを落とすわけにはいかない。教育費が削られる予算編成には納得できない」ときっぱり。

  ●その他の公約● 
 関氏が掲げるその他の公約は、▽公共交通(巡回バス、JRの増便)▽農業自立(地場産物の地元消費)▽都市開発(JR三雲、甲西駅の周辺整備)│など。このほか、平松にあるオウム真理教(アーレフに改称)施設の対策をはじめとする安全保障、工業団地周辺の生活環境改善など、地域密着の課題も挙げる。

 谷畑氏は、スピードとコストを重視した行政を打ち出す。「町役場に陳情しても、役場内でたらい回しにされて対応が遅いと、各地で開いた集会でよく聞いた。職員の意識改革も必要」と指摘する。

 坂田氏は、「断念した公立病院整備調査を再開すべき。新しい公立甲賀病院(水口町)建設について合意されているが、甲西町民の利用はどれだけあるか疑問」と、公的医療施設の建設を訴える。

 


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27日投開票の石部町長選
現職と新人で激しい一騎打ち
=「世代交代」なるか注目=

西岡種夫氏
内貴直輔氏
(湖南・石部町)
 十二年ぶりに実施される石部町長選挙(投開票二十七日)は二十二日に告示され、現職の西岡種夫氏(71)=無所属=、元町議で新人の内貴直輔氏(45)=無所属=による激しい選挙戦が繰り広げられている。

 「甲西町との合併を確かなものにしたい」とする西岡氏は、保守系議員八人の支援を受け、後援会組織を軸に町内全域で支持拡大に努める。個人演説会は一日三回こなす。また、町外からの転居者が有権者の過半数を占めるため、県立高校誘致や子育て支援の拡充など三期の実績を掲げ、新興住宅地での票掘り起こしに懸命だ。

 公約としては、主に▽福祉の充実▽教育文化の振興▽環境整備と健康増進│を訴える。とくに福祉については、ゼロ歳児保育から学童保育、福祉・保健一体化した保健センター整備などが一段落したことから今後は健康づくりなどソフト面で取り組みたいとする。

 一方、「世代交代を果たしたい」と挑む内貴氏は、ボランティアによる草の根選挙で追い上げを図る。個人演説会は抑えてスポット演説に全力投球し、一日二十カ所以上で支持を訴える。とくに三十│五十代の子育て世代をターゲットに、子どもの未来を考えた合併とまちづくりを訴える。小中学校PTA、スポーツ少年団の関係者を中心に支援を広げている。

 公約に関しては、▽町長報酬の一割カット▽ムダを省き町民に密着した町▽活力が生かされる住民参加の町▽合併は民意で▽子どもの視線のまちづくり│掲げる。とくに合併については、生活圏でつながる湖南地域も視野に入れたいとしている。


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佐川美術館が開館5周年展

「コバルトブルーの世界」

=南京書物院の明代・陶磁器紹介=

青花寿山波涛文三足香炉(明・宣徳期)
(湖南・守山市)
 「中国染付 コバルトブルーの世界展」が、守山市の佐川美術館で開かれている。同展は、中国三大博物館のひとつ南京書物院の所蔵品の中から、明代から清代に至る青花陶磁を中心にした中国陶磁器百十七点を展示、その全貌に迫る。七月二十一日まで。

 南京書物院は中国で最も早く創建された博物館のひとつで、一九三三年に創立された国立中央博物院を前身とする。蔵品は主に北京の故宮博物院や奉天行宮(現潘陽故宮博物院)などから選びだされた宮廷文化財であり、その大部分は宮廷の日曜陶磁器だった。

 日本で染め付けと親しまれている「青花」は、白磁にコバルトで絵付けし、透明釉をかけて焼き上げたもの。透明の釉薬によって保護された青藍色の文様は長い時間を経ても剥がれることなく、半永久的に美しさを保つ。中国元時代に本格的に生産が始まり、明代以降には宮廷用の器物を製造したことで名高い景徳鎮窯(けいとくちんよう)を中心に盛んに生産された。

 入館は一般千二百円、高大生八百円、小中学生五百円。問い合わせは同美術館(電話077│585│7800)へ。


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