滋賀報知新聞(ニュース)平成15年5月1日(木)第13459号


県下4地点 基準値超える

14年度地下水質測定結果

環境基準に基づく調査28項目
=八日市 日野で 有機塩素化合物を検出=

(湖東・広域)
 県琵琶湖環境部はこのほど、平成十四年度地下水質調査結果を発表した。

 それによると、県内十五市町の百地点で、人の健康に係る地下水環境基準(以下、環境基準)が定められている項目など二十八項目について調査したところ、有機塩素系化合物で二地点、硝酸性窒素および亜硝酸性窒素で二地点の計四地点で新たに環境基準を超過する検出があった。

 このうち、有機塩素化合物について環境基準を超過したのは、彦根市内で一地点(シスー1,2―ジクロロエチレン、同時に環境基準以下でトリクロロエチレンを検出)、浅井町内で一地点(シスー1,2―ジクロロエチレン、同時に環境基準以下でテトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、1,1,1―トリクロロエタンを検出)であった。また環境基準以下で検出されたのは、大津市内で一地点(トリクロロエチレン)、水口町内で一地点(四塩化炭素)となっている。

 有機塩素系化合物以外の項目については、大津市内、びわ町内それぞれ一地点で硝酸性窒素および亜硝酸性窒素が環境基準を超えて検出された。なお、過去に地下水汚染が確認されている地域の追跡調査で、彦根市内一地点、守山市内一地点、八日市市内一地点、水口町内一地点、日野町内二地点においても、環境基準以下で有機塩素化合物が検出され、また、守山市内四地点で砒素が検出された。

 検出井戸周辺調査は、概況調査などで新たな検出があった六地点で、それぞれ検出した項目について周辺調査を実施した。大津市真野普門においては、トリクロロエチレンが、他の地点で検出されることはなかった。また、硝酸性窒素および亜硝酸性窒素は、検出された地点ではあったものの、環境基準を超えなかった。水口町城内では、四塩化炭素がさらに二地点で環境基準以下で検出された。彦根市馬場一丁目においては、シスー1,2―ジクロロエチレンがさらに十一地点で検出され、うち五地点で環境基準を超えて検出。また、テトラクロロエチレンが三地点で環境基準以下で検出された。浅井町内保では、トリクロロエチレンがさらに九地点で検出され、うち一地点で環境基準を超えた。

 この他では、シスー1,2―ジクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,1,1―トリクロロエタンがそれぞれさらに一地点で、環境基準以下で検出された。びわ町大浜においては、硝酸性窒素および亜硝酸性窒素がさらに七地点で検出されたが、すべて環境基準以下であった。環境基準を超える検出は、概況調査の一地点のみであった。また長浜保健所が受付けた井戸水の依頼検査結果で、虎姫町内においてテトラクロロエチレンが検出されたことから、地下水質測定計画に準じて周辺調査を行ったが、テトラクロロエチレンが十地点で検出され、そのうちの二地点で環境基準を超えて検出された。また、トリクロロエチレンが一地点で環境基準以下で検出された。


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マレーシアでの世界大会など

新たな仲間たちを展示紹介

=幻の逸品も登場 八日市大凧会館=

大会の模様やマレーシアの凧を紹介する「参加展」
(湖東・八日市市)
 世界凧博物館八日市大凧会館(東本町)は、今年二月にマレーシアで開催され、百畳敷八日市大凧が参加した「第八回パシグダン国際凧フェスティバル」の様子を紹介する「マレーシア凧揚げ大会参加展」と、昨年度中に同館が収集した凧を紹介する「平成十四年度収蔵品展」を開いている。六月十日まで。

 大会参加展では、八日市・庄和・白根の日本三大大凧が共演したフェスティバルや現地での交流活動の模様を写真パネルで紹介していえるほか、マレーシアの凧十一点や、競技に使われた計測器などを展示、記録ビデオで大会の臨場感を味わうことができる。また、民族楽器なども併せて紹介され、現地の生活文化なども学ぶことができる。

 収蔵品展では、福岡県の「から傘唐人」や新潟県の「心棒いか」など、国内外の約二十点を紹介。中でも、昭和初期に廃絶した大阪府の「勝間凧(こつまいか)木版刷り」は幻の逸品として、凧愛好家の注目を浴びること間違いなし。

 現在の大阪市住吉区玉出付近にあった勝間村で、幕末から大正時代までは輸出品として、また、昭和の初期までは住吉大社参拝みやげとして人気を集めた。その技術は、関西鯉のぼりの「高儀の鯉」に受け継がれ、今日に至っている。

 その構造には特徴があり、中心となる部分に「鯉にまたがる金太郎」「徳利と通帳をもつ豆狸」などユニークで色彩豊かな図柄が描かれ、両側に「袖」「たもと」「風袋」などと呼ばれる風を受け流す部分が別に着けられる。

 入館は一般二百円、小・中学生百円。水曜日・第四火曜日・祝日の翌日休館。問い合わせは、同館(TEL0748―23―0081)まで。


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全国一斉にオープン

日本列島植木植物園

=情報提供やアドバイスに好評=

全国一斉の日本列島植木植物園
(湖東・五個荘町)
 二十九日のみどりの日に、全国一斉の「日本列島植木植物園」(社団法人日本植木協会主催)がオープンした。北海道から鹿児島までの圃場四十五園が一斉に開いた植木植物園で、滋賀県からは松居農園(五個荘町)と中西園材(守山市)が参加。能登川町に木楽ファームを開く松居農園では、朝早くから植物愛好者や家族連れらで賑わい、馴染みの樹木や珍種までを興味深げに見て歩いた。

 同植物園は、植木生産者が自園や畑などを開放し、自由に散策や樹種の学習ができるもので、構想をあたためてきた日本植木協会(幡谷勉会長)がインターネット上に「本園」を開設。参加する全国各地の畑を「分園」として開園し、収集した植木の特性や植栽地の適性情報を発信するもの。また、直接に専門家からアドバイスを得ることもでき、お気に入りの植木が見つかればその場で購入することができる「観賞・学習・購買」のオープンナーセリー。

 松居農園では、六百以上ある樹木に名札を取り付けて特性や育成方法等を紹介するほか、初心者でも気軽に楽しめるようにと気候風土に応じた樹種を生産。植え付け時期や手入れ方法などをアドバイスしている。

 また、希少種などの保護種展示によって自然環境を学ぶ見本園としても努めており、種の保護や樹芸文化の伝承も訴えている。ちなみに、老木の保存方法や植生復元などの助言・提案はネット上の「本園」で見ることが出来る。

 同園の松居隆地さんは「観賞だけでなく、専門家から直接アドバイスを受けられるのが大きな特色だと思います。また、珍種など希望の樹種が見つからない場合は気軽に相談して下さい」と話しており、緑と人を結ぶコミュニティーとなっている。

 


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昭和37年以来41年ぶり

蒲生町 優良議会表彰を受賞

=歴代議長や議員が集まり祝賀会=

歴代議長らを前にあいさつに立ち現議員と決意を新たにする坂谷議長
(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会は二十九日、全国町村議会議長会の優良議会表彰受賞を記念して、現職議員や歴代議長、議会OBら約四十人が参集し、同町岡本にある日本料理ますやで祝賀会を開いた。

 昭和三十七年から四十一年ぶり二度目となる同賞は、三月三日に開かれた県町村議長会で坂谷清治郎議長に表彰状が手渡され、健全な議会運営が高く評価された。

 祝賀会では、前議長の福地泰幸氏が、「町民の思いや願いをくみ上げなければならない議会には、行政との車両の両輪としての役割も課せられている。大輪の花が咲いたこの受賞を契機に、さらなる躍進と発展を」と激励した。

 続いて、山中壽勇町長は「蒲生町が発足して五十年近くなる。先人の協力や教示を受けながら、議会制民主主義を重視した取り組みの成果が表れた。この表彰に恥じないよう議会と行政が一体となって共に努力していきたい」と協力を呼びかけた。

 前町長で第八代議長の安井一嗣氏が、「町発足から十年間に町長が三人交代するなど政争の町と言われた時期もある」など昔を振り返り、「市町村合併など大きな課題を抱えているが、議会制民主主義の真髄を念頭に置き、議会が専門的な勉強をして、その上でたたき台を作り住民に示してほしい」と期待を寄せた。

 先輩の思いや期待を一心に受ける第十九代現議長の坂谷氏は、「三月三日は五代目の議長を務めさせていただいた父親の命日にあたる。親子で議長をさせていただくのは蒲生町では初めてだと聞き、その巡り合わせに胸を熱くした。先輩方の努力を無にしないよう現議員とともに一生懸命がんばらせていただきたい」と喜びをかみ締め、現議員らとともに町の抱える課題と住民意見の集約に力を尽くす決意を新たにした。


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鈴鹿馬子唄全国大会

=出場者募集中=

(湖南・土山町)
 鈴鹿馬子唄全国大会事務局は、六月十五日にあいの土山文化ホールで開く大会出場者を募集している。

 ♪坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る〜、鈴鹿峠は、東海道49番宿駅の土山から伊勢へと通じる交通の要衝で、峠を行き交う馬子たちによって唄い継がれた民謡が「鈴鹿馬子唄」。同大会は、馬子唄の伝承と保存、普及を図るもので、毎年多くの参加者が自慢の喉を披露している。

 募集するのは、少年・少女の部の三十人と一般の部の百八十人。表彰は、優勝・準優勝・特別賞で、一般ではさらに三〜八位にも賞状、副賞が贈られる。

 プロ、アマを問わず出場できるが、同大会の優勝経験者は不可。参加費は一般二千五百円、少年少女千円。

 詳しくは、あいの土山ホール内の大会事務局(0748―66―1602)へ。土山町のホームページでも大会要項が見れる(http://www.biwa.ne.jp/~ainotuti/)。申し込み締め切りは五月九日。


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