滋賀報知新聞(ニュース)平成15年5月3日(土)第13461号


林格 はがきスケッチ展

そこにある風景を大切に

=7日まで ギャラリー風の道=

はじめての個展を開いている林さん
(湖東・八日市市)
 八日市市小脇町の八風街道沿いにある菓匠いのうえ二階のギャラリー風の道で、「林格 はがきスケッチ展」が開かれている。七日まで。

 林さん(六十歳、清水町在住)は、まったくの独学で油絵などを創作、県や市などの展覧会でも多数入選するなど実力を持ちながら、仕事の都合で創作活動をしばらく中断を余儀なくされていたが、昨年からドライブにいくにも色鉛筆とスケッチブックを携帯し、再びスケッチに取り組みはじめた。

 季節の花、日常の風景や自然を繊細なタッチで描いた作品四十点あまり、はじめての個展として紹介する。「時間に任せて、遊び心で描いています。気軽に楽しんでください」と、来場を呼びかけている。

 同展に関する問い合わせは、ギャラリー風の道(TEL0120―81―0548)まで。


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涼しげに白く可憐に咲く

シャガ 新緑に映える

=河辺いきものの森に初夏の訪れ=

見ごろを迎えたシャガの花

(湖東・八日市市)
 八日市市建部北町の河辺いきものの森では今、白い可憐なシャガの花が咲き乱れ、蒲生のに初夏の訪れを告げている。=写真=

 森の入り口から遊歩道沿いに点々と姿を現わし、大きな木の陰にそっとたたずんで咲いてはいるものの、その白く透き通るような花びらは濃い緑の中で一際浮き立って、妖艶な雰囲気を醸し出す。

 花びらは胡蝶が舞う姿に似ており、白の中に紫と黄の模様が上品に入る。別名・胡蝶花(コチョウカ)とも呼ばれる由縁でもある。


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10人の熱い匠たち

3日間『職神工芸祭』

湖国の伝統守りたい
=若手職人が合同企画=

「職神工芸祭」で、陳列準備される作品
(湖東・五個荘町)
 歴史が厚く降り積もり、さまざまな文化・伝統が生きづく湖国―、伝統工芸もまた匠によって引き継がれ、意欲に燃える若手職人らが日々精進を重ねている。そんな心意気と技を五感で体感してもらおうと、若手職人らが企画、立案した県下初の工芸展「職神工芸祭」が五月三日〜五日までの三日間、五個荘町竜田の職人工房・人形の布施で開かれる。

 手間隙をかけて造り上げられていく工芸品は、伝統技術への畏敬の念や使用者(消費者)への心配り、そして何よりも職への情熱が込められている。

 発起人の人形師・東之湖さん(人形の布施五個荘店代表)は「われわれ職人は、伝統の技術や素材を守る良い意味での頑固さを持ち続けながら、時代に生きるデザイン性と質の高さを取り入れています。不況の中での仕事は厳しいものがありますが、素晴らしいものを遺してくれた先人に感謝し、次代に引き継いでいきたいと思う。そのためには各地の仲間が団結し、工芸品の奥深さを多くの人に知ってもらう努力が必要」と話し、同展の開催を呼びかけたところ県内各地から著名な職人十人が賛同。県下初の合同展覧会が実現することになった。

 参加するのは、麻織物・絣工房ファブリカ(能登川町)、近江一閑張・蛯谷工芸(甲西町)、自然素材と手書き染め・アトリエ藍(甲西町)、竹製品・滋賀工芸(近江八幡市)、小物雑貨・TURUlejend(長浜市)、創作人形・人形の布施(五個荘町)、瓢箪・瓢泉堂(草津市)、菩提寺窯・粟津寛三(甲西町)、ろくろ工芸・片山木工所(長浜市)、和蝋燭・大興(今津町)―の十工房。

 いずれも湖国を代表する職人で、これだけの工芸が一挙に紹介されるのは初めてのこと。県外からも注目されており、同祭を礎にして他の仲間達にも広めていきたいとしている。

 入場無料。参加型実演会も行われる。開催時間は午前十時から午後五時まで。問い合わせは人形の布施(0748―48―6288)へ。会場は、国道8号線を彦根方面へ走り、北町屋の信号から約百メートル右。

 


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五月晴れに時代絵巻

「日野祭」

町民一体となる祭囃子の音色

=桟敷窓アートやスタンプラリー開催=

日野観光協会のポスター
(湖東・日野町)
 八百年以上にわたり受け継がれてきた馬見岡綿向神社の春の例祭「日野祭」は、きょう二日から宵祭が始まる。山倉前や辻に集結した曳山は提灯で彩られ春の夜空に浮かび上がり、歩行者天国となる札の辻から南約三百メートルの区間で夜遅くまで祭囃子が奏でられ三日の本祭に向け祭りムード一色となる。

 翌三日の本祭では 、午前七時半頃から、祭の一切を取り仕切る神調社(通称=芝田楽)が祭りの主役である稚児三人を見守りつつ、上野田にある五社神社から本通りを進み大宮へ向かう。

 同時に、今年は、西大路の仁正寺(にしょうじ)と本町の鳳仙社(ほうせんしゃ)、新町の八景閣(はっけいかく)、上鍛冶町の萬延社(まんえんしゃ)、越川町の翔鶴(しょうかく)、金英町の芳菊車(ほうぎくしゃ)、双六町の壽雙車(じゅそうしゃ)、上大窪町の瓊象社(けいしょうしゃ)、大窪町の龍虎車(りゅうこしゃ)、南大窪町の南壮社(なんそうしゃ)の曳山十基が、拍子木の合図で舵を取り、豪快な方向転換をしながら本宮を目指し、岡本町の法天地(ほうてんち)の一基だけがひばり野(御旅所)へと巡行する。

 午前十一時頃には、日野商人が寄進した豪華絢爛な幕を飾りつけた曳山全基が宮入し、カメラを構える観光客で賑わいを見せる。

 厳かに神事が行われた後、芝田楽らが御輿とともに時代絵巻を思わせる隊列を組む。曳山から奏でられる祭囃子をバックに、御旅所のひばり野に行列が向かうと祭りは最高潮に達する。夜まで鳴り響く年一度の祭囃子の競演は、練習を重ねてきた町民が一体となる瞬間でもある。

 同祭に協賛して、渡御が見物できるようにと板塀に作られた日野独特の切り窓「桟敷窓」を持つ情緒あふれる旧家や正野薬店で、「すごい祭り発見!すごい作品発見!」をテーマにしたクラフト展が三、四日の午前九時から午後五時まで開催される。

 曳山祭りを守り伝える街並の保存と新たな町の活性化を目的に、五月と十一月の年二回、地元の作家が作品を持ち寄り開いているもので、今回で五回目となる。

 藍染や陶芸、木工、鉄工芸、ステンドグラスなど工芸作家約二十人の作品展示・販売のほか、日野町の物産販売やわたむきの里の仲間の作品展、近江日野商人館との共催展示「日野祭」などが行われる。

 また、二日の午後七時から同十時まで「日野祭宵山見て歩きスタンプラリー」が催される。曳山十六基にスタンプが設置され、四ブロックに分けた指定用紙に各ブロック最低一カ所スタンプを押すと、三日午前九時から午後三時まで神社境内の日野観光協会テントで先着五百人にオリジナル記念品が手渡される。
 祭りに関する問い合わせは、日野観光協会(電話0748―52―6577)まで。


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SARS対応と情報提供

県が「対応指針」を制定

=7つの保健所に相談窓口=

(全 県)
 県は、中国を中心に流行の拡大が続く新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)について、現時点では国内での発生はみられないものの、万が一に備えた対応体制を整備するとともに、相談窓口を設ける「滋賀県における重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する対応指針」を定めた。

 世界保健機関(WHO)が発表した三十日午後四時(日本時間で同十一時)現在の世界まとめでは、死者は中国と香港を中心に三百七十二人、可能性例を含む感染者は五千六百六十三人にもおよび、死亡率が一〇%に達する可能性があると報告した。また、マカオが新たに可能性例を報告し、これで計二十九カ国・地域で広がりを見せている。

 県では、国内での発生はみられないものの、SARS患者に対する医療提供体制を定めた。指針によると、第一種感染症指定医療機関および適当な施設のある病院に協力を依頼し、県内のすべての二次保健医療圏でそれぞれ外来と入院の受け入れ医療機関を確保するようにしており、万が一、国内での流行に備えてさらなる病床の確保に努めるとしている。

 患者の移送については、SARSと認定された患者は、県が所有する感染症患者移送車を使用して第一種感染症指定医療機関などの保健所が適当と認めた医療機関に移送する。また、認定前であっても、新感染症の通報基準に該当した段階で、認定された患者と同様に保健所が移送することを定めている。

 また、不安の払拭と情報提供を目的に相談窓口を県内七か所の保健所に設置する。受け付けは平日午前九時から午後五時まで。

 SARSの情報は、県感染症情報センターのホームページ(http://www.pref.shiga.jp/e/ef45/bisei/kansen-c/index.html)で見ることができる。関連のホームページは、国立感染症研究所感染症情報センター(http://idsc.nih.go.jp/others/urgent/cumm14.html)、厚生労働省・取組状況(http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1h.html)、厚生労働省・日本におけるSARSの疑い例等の報告状況(http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1c.html)。


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