滋賀報知新聞(ニュース)平成15年5月12日(月)第13470号


八日市市ふれあい農業小学校

汗と泥にまみれて学ぶもの

=6校全校で順次 田植え始まる=

田植え作業に精を出す八日市西小学校五年生
(湖東・八日市市)
 年間を通じた農業体験で、農業、食料、労働、環境、生物などを総合的に学ぶ「ふれあい農業小学校」が、八日市市内の全小学校の五年生を対象に今年もスタートした。

 同事業は昨年から総合学習の時間の授業として取り組んでいるもので、全校での実施は今年がはじめて。
 田植えから、除草、稲刈りまで、米ぬかやアイガモを使った無農薬による米づくりを地元農家などの協力で実際に体験し、その中から様々な経験や学習へと発展させていく。最後には、地域の人や学校の児童たちが一緒になって、自分たちの作った米でおにぎりやもちを作って味わい、苦労して収穫した米の味を自分たち自身でかみしめる。

 六日にはトップを切って八日市西小学校五年生四十八人が、学校近くの田んぼ(柏木町 約三アール)に入り、市の農業委員やJAグリーン近江職員らの指導でで田植えを行った。

 今後、二十二日までに他の五校も田植えを行う予定で、約四百人が泥の中で腰をかがめての田植え、カマがうまく使えず悪戦苦闘するだろう稲刈り、古い農具を使っての脱穀作業などが実施される。


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結論は、今月下旬までに出す!

合併の岐路に立つ蒲生町

1市4町側か郡3町をめざすか?
=新体制の日野町議会とも協議=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会は九日、町三役と合併担当職員を交えた合併調査特別委員会(福島賢治委員長、八人)を開き、今後の町が進むべき方向性について話し合った。

 これまで同議会では、六月議会で法定協議会立ち上げ準備を進めている一市四町(八日市市、永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町)からの参入の申し入れを受け、八日市市議会と日野町議会と別々に開いた話し合いの結果、先月十九日に「慎重に考える必要があり、議会としてしばらく静観する」との見解で統一し、一市四町側へは選択肢を失わないよう事務レベルの参加を認めた。

 これを受け、同二十八日に開かれた一市四町の合併に向けた「首長・議会代表合併検討会」に、角清和助役と森島章企画課長が出席し、(同町の参入を待たずに)一市四町で論議を進めてほしいとの判断を伝え、参入を決めた場合は受け入れてもらえるよう要請した。

 これに対し、一市四町側からは、蒲生町に対して「参画するか否かの回答のタイムリミットを二十六日まで」とし、「法定期限内の合併実現」と「一市五町以外の枠組みを考えていない」との三項目の考えが示された。

 午前九時から開かれた特別委員会では、一市四町から示された三項目が報告され、住民に新たな枠組みでのまちづくり構想を提示する説明責任や周辺町の動向また国の方針の変化から法定期限内の合併を必ずしも堅守しなければいけない状況かどうか、蒲生郡三町を目指した日野町との合併などが議論されたが、結局、結論に至るまでの判断材料に乏しく、未だ狭間で揺れる複雑な心境が再び、浮き彫りとなった。

 最終的には、国の特例法見直しに関する動きも視野に入れ、議員がさらに見識を深めたうえで判断すべきだ、との方針で一致した。

 まずは、十三日午後一時半から開く全員協議会に、県から福井正明・市町村振興課参事を講師に招き、県下の状況と国の方針などから判断材料を探る学習会を開くことにした。

 また、日野町議会が同日午後二時から、改選後初の議会を招集し役員改選を行うため、新体制が整い次第、両町議員の意見交換の場を早急に設置し、その中での議論を踏まえた上で、行政と議会の議論を深め、五月下旬まで(十九〜二十一日の間)に結論を出すことで落ち着いた。
一旦立ち止まってまちの将来を模索している蒲生町の選択によっては、日野町は取り残される。


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日野町鎌掛の正法寺で

=妖艶な樹齢300年の藤の滝=

約80センチまで伸び満開の花房が訪れた人々の五感を楽しませる
(湖東・日野町)
 棚いっぱいの藤が咲き揺れ、昔ながらの田園風景が残る里山に甘い香りを漂わせ、訪れた人の心をほぐしている。日野町鎌掛にある鈴鹿国定公園の特別景勝地「正法寺」は、別名「藤の寺」と呼ばれ、地元住民が藤棚を守り続けている。

 臨済宗妙心寺派の禅寺である同寺には、安産の守護仏として厚く信仰されてきた十一面観世音菩薩や国の重要文化財指定を受ける石造宝塔、地獄の王様が鎮座する閻魔堂など希少価値の高い文化財が残されており、先人の信仰心や鎌掛の里の歴史にも触れることができる。

 “後光藤”という名で親しまれ五本の幹からなる樹齢三百年以上経つ藤は、薄紫色の花が満開となり、七十から九十センチまで伸びた花房が滝のように垂れ下がっている。花言葉である「歓迎」の文字通り、訪れた人々を目と鼻で楽しませている。

 京阪神から訪れた観光客も多く、「藤娘になった気分」と藤棚の前でポーズを決め記念撮影したり、寺の階段に腰を下ろしてじっくりと眺めるなど、年に一度の藤の姿を思い思いの方法で目に焼きつけていた。

 寺を管理している地元住民によると、藤の見ごろは今週いっぱいで、徐々に散りはじめるものの入場できる最終日の十六日まで、夕焼けに映し出される藤やひらひらと花びらが散り行く姿など情緒あふれる景色が堪能できるという。

 入場する際には、保全協力金として一人二百円が必要。問い合わせは、日野観光協会(電話0748―52―6577)へ。 

 


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春の交通安全運動

11日から全国一斉に展開

シートベルト徹底や悪質運転の追放
=子供と高齢者の歩行、自転車事故防止へ=

(全 県)
 “安全をいつも心に滋賀のみち”をスローガンに、十一日から「春の全国交通安全運動」が県下一斉に展開される。

 運動は、県民一人ひとりが交通知識を深め、安全思想の高揚を図り、交通ルールと正しいマナーの実践を習慣付けるとともに、交通事故防止の徹底を目的に繰り広げられる。

 二十日までの運動期間中は▽子どもと高齢者の歩行中、自転車乗用中の交通事故防止▽シートベルトとチャイルドシートの着用の徹底▽飲酒運転等危険運転の追放――の三本柱を重点に、県民総ぐるみの運動を展開する。

 昨年発生した自動車乗車中の死者五十五人の中で、シートベルトをしていなかった人が三十二人と半数以上の五八・二%を占め、このうち着用していれば十九人(五九・四%)が助かったとみられている。

 さらに、子供(十五歳以下)の死傷者九百五十二人のうち、約半数の四百三人が自動車乗車中の被害者で、その半数の約二百六人を未就学児童、幼稚園児が占め、依然と低いチャイルドシートの着用推進にも力を入れる。

 運転者には「車に乗ったらまずシートベルト」の習慣付けや同乗者への促進、チャイルドシートの使用、家庭では出かける前に「シートベルト着用」の声かけ、地域などでは講習会や開催行事などの機会をとらえ、必要性や効果などを話し合ってもらう。

 昨年の交通事故のうち、歩行者事故は子供が約三〇%、高齢者(六十五歳以上)が約二〇%を占め、自転車事故では子供、高齢者とも約二〇%と高い構成率を示し、特に自転車が前年に比べ発生件数、負傷者数ともに増加している。

 子供や高齢者事故が多発していることから、運転者には思いやりのある運転を呼び掛ける。夜間外出時には反射材など安全用具の普及促進を図り、外出前の声かけ「車に気を付けて」の励行のほか、スクールゾーンやシルバーゾーンの安全対策を推進する。

 一方、飲酒運転や信号無視、スピード、追い越し、一時不停止などの悪質違反による事故も減少せず、死亡など重大事故に直結するため、道路交通法改正による厳罰化に併せて、飲酒を中心に悪質運転の追放に努め、交通ルールへの認識を徹底させる。

 例年五月は春の行楽シーズンとともに、交通事故の多発が懸念されることから、各地域の実情に即した安全対策や点検を推進する一方、警察は取り締まりを強化し、特にシートベルト、飲酒、スピード、信号無視、一時停止などの悪質違反の一掃に乗り出す。


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年額8万4千円

高校奨学生募集

=河本文教福祉振興会=

(全 県)
 財団法人河本文教福祉振興会(吉田基理事長)は、平成十五年度の奨学生を募集している。

 応募資格は、県内の高校に在学し成績優秀な生徒で、保護者の年収が五百万円以下、他の奨学金の受給・貸与を受けていないことが条件となる。年額八万四千円(月七千円)が年四回に分け支給され、返済の必要はない。今回の受け付けは八十五人で、一年生に限らず二・三年生でも応募できる。

 平成二年から奨学金制度を開始して以来、昨年度までの奨学生は千二百六人(延べ二千六百二人)に達し、本年度は新規を含め二百人が給付を受ける。希望者は、今月末までに応募書類を各高等学校を通じ提出する。詳しくは同財団(TEL077―525―9219)へ問い合わせる。


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