滋賀報知新聞(ニュース)平成15年5月16日(金)第13474号


この1年を要約 市政ガイド

八日市市まちづくりの手引き書

15年度の施策概要や事業計画
=元気都市への資料集など掲載=

発行の「市政ガイド」

(湖東・八日市市)
 八日市市は、本年度の運営方針や施策の概要、予算の輪郭、事業計画などをまとめた「市政ガイド」(平成十五年度版)を作成し、市政を理解してもらおうと希望者に無料配布している。

 A4判、七十五ページを六百部作成し、十七日開催の自治連合会総会で各自治会長百七十八人に手渡され、これを基に市政研修会を開くなど、八日市市のこの一年が一冊に要約されている。一般配布(部数に制限)は市役所企画課(TEL24―5610)で受け付けている。

 中村功一市長が本年度に打ち出す運営方針「時代の変化にまけない俊敏な対応と明日に向けたビジョンを持つ年」に基づき、市が歩むべき方向を示しながら、各施策の必要性を明らかにしている。時代の厳しさをバネとして、今までの価値観や常識にとらわれず、企業やNPO、市民と協働して、元気に新しい時代のまちづくを提案している。

 「やさしさ」と「たくましさ」が実感できる元気都市ようかいちの実現を目指す一方、パートナーシップを重点テーマとした本年度予算は一般会計百四十二億円、総額二百八十三億円。厳しい財政状況の中で、市民と行政がともに元気を出し果敢に挑戦するとともに、市民生活に密着した事業を優先させた。

 十万人規模の定住型、内陸型の地方中核都市を目指す市町村合併、市民と行政との協働によるパートナーシップのまちづくりほか、人権、福祉、環境、文化、観光、農業・経済の活性化、都市基盤の整備、スポーツの振興、人づくりなどに取り組む。

 ガイドは、各担当課別に事業内容を分かりやすく解説しているほか、主要事業の年間予定表も掲載している。また、自治会など地域活動への参考にと、巻末に「元気都市づくり資料集」を加え、補助や支援制度の概要をまとめるなど、この一冊はまちづくりへの手引き書となる。元気都市づくりへの支援事業は次の通り。

 【美しいまちづくり】近隣景観形成協定▽ごみステーション設置▽生ごみ堆肥化処理容器購入助成▽緑の街づくり事業補助▽苗木無料配布▽河川愛護作業推進

 【暮らし安心まちづくり】小型動力ポンプ設置▽消火栓ボックス・備品購入、ヘルメット購入助成▽除雪機械購入補助▽防犯灯・生活安全灯設置

 【楽しいまちづくり】共同募金配分事業・こどもの遊び場助成▽児童遊園整備▽ニュースポーツ用具貸出▽ニュースポーツ出前講座▽食品加工機貸出

 【豊かなまちづくり】元気なまりづくり推進▽リサイクル活動推進助成▽健康づくり支援▽ふれあいサロン▽生涯学習出前講座「ちょっときてえな講座」


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

八日市・永源寺・五個荘・愛東・湖東

7月の法定協議会設置へ

=15日に合併検討会を立ち上げ=

(湖東・八日市市)
 八日市市と永源寺・五個荘・愛東・湖東の四町は、十五日午後二時から「1市4町合併検討協議会」を八日市商工会議所四階の大ホールで開催する。五月中に検討会を立ち上げ、六月議会での議決を経て、七月から法定協議会を設置することで合意し、特例法期限内(十七年三月)での合併を目指すとした。

 東近江地域での合併協議会が白紙に戻って以来、一市四町の議会を中心に合併の枠組みや取り組みについての協議が進められてきた。行政側も、日常の生活圏域内での枠組みや、破たんを招くことなく前向きに協議できる枠組みとの共通認識で一致している。

 四月には、合併検討の場として首長・議会代表合併検討会を設置し、協議会設置に向けた具体的な協議を進める一方、事務レベルでも合併協議に向けた諸準備や事前の事務事業調整を行ってきた。

 同時に、一市四町枠組みへの参画も視野に入れ検討を進めている蒲生町は、日野町との話し合いの結果に基づき、今月中に最終判断されるものとみられる。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

マーケット市友好親善使節団来市

もちつきなどで交流深める

=19日まで ホームステイしながら=

中村市長から歓迎のあいさつを受ける団員

(湖東・八日市市)
 八日市市の姉妹都市、米国ミシガン洲マーケット市からの友好親善使節団(ポーレット・リンドバーグ団長、九人)が九日から八日市を訪れ、市民との活発な交流を続けている。

 十一日には念仏寺(池田町)でのもちつきパーティーに招かれ、慣れない手つきで約五升のもちをついて、ホストファミリーや近所の人たちと一緒にきな粉もちやあずきもちにして味わった。

 これは、同寺住職で市立御園小学校教諭の北崎裕章さんら、昨年マーケット市を訪問した八日市市の友好使節団「オサメント・クラブ」のメンバー十七人が、ぜひ日本の風習を楽しんでもらおうと計画。もちのほか、メンバーが焼いたお好み焼きやたこ焼きも囲んで、交流を深めることができた。

 また、御園小学校と姉妹校だったウィットマン小学校が残念なことに閉校したため、この日、リンドバーグ団長から新たにサンディー・ノール小学校との交流を始めたいとの提案があり、同校からの御園小児童と北崎教諭へのメッセージとプレゼントが手渡された。

 翌十二日には、使節団一行が市役所に中村功一市長を表敬訪問し、リンドバーグ団長が「来年は姉妹都市提携二十五周年、八日市市の市制五十周年の記念すべき年。さらに友好の輪が広がるよう、滞在中に八日市の皆さんと交流を深めたい」とあいさつしたのにこたえ、中村市長が「見学や交流、体験を通じて、八日市や日本の文化に理解を深めてもらいたい」と歓迎した。

 一行は、市内の一般家庭にホームステイしながら、十九日まで見学や交流を続ける。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

一服の潤いを

雨宮龍神社に涼水通る

五個荘町のボランティアグループ
=構想から2年 無動力ポンプで引水=

雨宮龍神社の手洗い場に通水した水を飲み、喜びを味わう永田さんらボランティアグループ

(湖東・五個荘町)
 五個荘町宮荘の永田久さん(65)と坪田末治郎さん(68)。三十年来のつき合いを深める二人がコンビを組み、ボランティアグループ「住まい110番・環境整備」として活動を展開。このほど、まちの氏神様として祀られる雨宮龍神社に給水設備を設け、無動力ポンプによる「雨宮龍神社揚水計画」を完成させた。

 明神さんと親しまれる雨宮龍神社は、標高二百九十九メートルの繖山山頂に鎮守する水神様で、山裾に広がる十カ字の氏神として毎年七月十九、二十日に祭礼が行われている。

 しかし、境内には水や電気が通っておらず、水を確保するためにはバケツによる担ぎ上げが必要だ。また、自然散策を楽しむ登山者も増え、二人は「なんとか水を引きたい」と給水設備の設置を計画した。

 昨年まで配管設備会社を経営していた永田さんは、山の落差を利用した無動力ポンプに着目し、神社と反対側の山腹(西へ一・五キロの繖山)に集水タンクを設けて谷水の引水を計画。二年前から坪田さんと整備を始め、地元住民の協力を得て標高三百二十メートルの山腹まで機材を担ぎ上げた。

 無道力ポンプは、高低差による空気圧と弁の開閉で水を送る装置で、水撃(ウォーターハンマー)の圧力で高さ百三十メートルまで一気に揚水、あとは、峠を越えた雨宮龍神社まで流れ落ちるしくみで、境内の手洗い場に水が流れ出ると大きな歓声で喜び合った。現在、毎分四〜五リットルの水が流れており、クリーンエネルギーによる癒しの水となっている。

 完成式には、ボランティア協力した地元住民や登山愛好家らも集まり、「よくやったな」と労をねぎらいながら、さっそく流れ出る涼水に喉を潤した。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

ホタルの舞う田の稲作体験事業

キーワードは「環境との調和」

=親子で苗の手植えに挑戦=

恵みの雨でより一層ぬるぬるとした田んぼの中、バランスを取りながら苗を植え付ける参加者ら

(湖東・蒲生町) 
 東近江地域振興局主催による「ホタルの舞う田の稲作体験事業」の田植え体験とサツマイモの植え付けが十一日、蒲生町下麻生のほ場で行われ、東近江農業管理センターが実施主体の週末ふれあい農業体験に参加している親子やJA滋賀蒲生町、役場職員ら約三十人が、恵みの雨が降る中、ぬるぬるとした土の感触を楽しみながら苗を手植えした。

 同事業は、清流でしか見ることのできないホタルが舞うような環境にやさしい田の実現と、環境こだわり米の栽培について、消費者でもある参加者に田植えから収穫までの体験を通して理解を深めてもらうことを目的に、同振興局が策定した三カ年計画「東近江・水のふるさとまるごと体験事業」の一つとして取り組んでいるもの。

 これまでに、五個荘町、竜王町で同事業が実施され、今年で計画最終年を迎えることから蒲生町での開催が最後となる。

 午前十時から始まった田植え体験では、JA滋賀蒲生町・井上修三組合長が約十三アールのほ場を提供し、環境こだわり米の一種で滋賀県産品種「秋の詩」の苗を参加者が植え付けた。

 この苗は、バカナエ病を防ぐため、種子の段階で六十度の湯に十分間浸した後、すぐに水につける温湯(おんと)消毒を、田の管理を行うJA滋賀蒲生町が事前に施しておいたもので、減農薬による米栽培が実践されている。

 八日市市から参加した三浦祐子ちゃん(5)と真梨ちゃん(7)は「苗を土に入れるときが一番おもしろかった」と田植えの魅力を存分に味わい、母親の美智子さん(37)は「日頃食べているお米がどんな大変な思いをして作られているかを知っておく必要があると考えた。娘二人なので、特に、スーパーなどで売っている状態ではなく、実際の田んぼで見て体験しておいしいお米になるまでの過程を伝えておきたいと思い参加した」と話していた。また、父親の好雄さんは、トラクターに挑戦し「いい経験をさせてもらった」と語り、親子そろって農家の苦労を体感していた。

 作業後、ファームトピア蒲生野いきいき農園に移動し、地元で収穫した米で作られたおにぎりをほおばり、午後からのサツマイモの苗植えに備えて休息をとった。続いて、学習会が開かれ、農業改良普及センターの職員が農業排水や環境調和型農業について解説した。

 今後、六月に草取り体験とホタルの観察会、九月中旬に稲刈りと芋掘り体験が催される。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ