滋賀報知新聞(ニュース)平成15年5月23日(金)第13481号


地域社会のオピニオンリーダーへ

県信用金庫大会開催

=4金庫から1000人参加=

(湖東・八日市市)
 県立八日市文化芸術会館でこのほど、第五十一回「滋賀県信用金庫大会」(県信用金庫協会主催)が開催され、加盟の金庫から約一千人が参加した。=写真=

 滋賀県は、高度経済成長に合わせて有数の内陸工業県に発展し、電気機械や金属等の加工組立産業が進展した。しかし、バブル崩壊後は景気が沈み、企業倒産や失業率が高水準で推移するなど極めて厳しい状況にある。

 金融界でも不良債権問題の早期解決のため、国の「金融再生プログラム」に沿った構造改革を展開しており、強固な金融システムの構築を図っている。

 同大会は、これらの意識高揚と始まった新長期経営計画「しんきんチャレンジ21」の推進を図るもので、来賓に県知事、近畿財務局大津財務事務所長らが参席するなか、加盟する四金庫から約千人が参加。永年勤続表彰や優績店舗表彰のあと、幹事金庫の湖東信用金庫・飯田直樹氏から大会宣言が読み上げられた。

 宣言は、地域金融機関としての使命達成に全役職員が団結し、地域の負託と信頼に積極的に応えていくことを誓うもので、地域社会のオピニオンリーダーとしての活動に(1)中小企業の健全な発展(2)豊かな国民生活の実現(3)地域社会繁栄への奉仕―を挙げた。

 また、信頼性を高める「リレーションシップバンキング」を二年間で強化し、金庫のビジネスモデルとして健全化・収益性向上を図るとした。

 永年勤続と優績店舗表彰は次の通り(敬称略)
【永年勤続者表彰】
 ▽彦根信用金庫=清水和人・平田喜一・松田浩一・近藤全高・松林秀樹・三輪昌弘・北川敦則・澤田藤司隆▽長浜信用金庫=井上豊治・大依裕治・小野清隆・神谷正彦・小林吉隆・角田峰治・平居孝太郎・森秀行・梅原敦司・高田幸夫▽近江八幡信用金庫=山本清・松吉久治▽湖東信用金庫=岡正基・辻川和久・奥村俊幸・木村浩美・田中千恵子・安井和江

【十四年度優績店舗表彰】
 ▽第一グループ=1位彦根信用金庫本店営業部、2位長浜信用金庫米原支店、3位彦根信用金庫平田支店▽第二グループ=1位彦根信用金庫秦荘支店、2位長浜信用金庫やわた中山支店、3位近江八幡信用金庫中主支店


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八日市 大凧まつり

25日 愛知川八千代橋下流

日本一の100畳敷き揚げる
=イベント満載 国内の伝統凧も参加=

(湖東・八日市市)
 八日市市に初夏を告げる今年の「2003八日市大凧まつり」は、二十五日に同市建部北町の愛知川河川敷(八千代橋下流)で開催される。

 空には、全国から招待された伝統凧や、市民ら手づくりのミニ大凧などが揚げられ、子供の成長を願う家族連れなどに楽しい一日を過ごしてもらおうと、会場では数々のイベント、バザーなどの催しを開き、大凧のまち八日市にふさわしい盛大なまつりを繰り広げる。

 午前九時二十分からの開会式では、まつりに華を沿える風の女神や国内から集まった凧仲間も紹介され、中村功一市長の開会宣言に続いて、第九in八日市実行委が制作した「歓喜の歌」(二十畳)と、八日市郵便公社の「真っ向サービス」(八畳)の二枚が揚げられオープニングを飾る。

 メインの百畳大凧は、縦十三メートル、横十二メートル、重さ七百キロで、左右対称に尾長鳥を一羽ずつ「一人(一鳥)ひとり(一鳥)」を描き、下部の朱文字「輝く」で、人権をテーマにした大凧は「一人ひとりが輝くとき」と読ませる判じもん。会場などで募った引き手百人がドラの音を合図に、風の状態をみながら午前十一時半から午後三時の間に数回揚げる。

 まつりを盛り上げる国内の珍しい伝統凧にも目が離せない。白根大凧(新潟)や甲州かるた凧(山梨)、越中だいもんだるま凧(富山)、内灘マーク凧(石川)、浜松凧(静岡)、名古屋古流凧(愛知)、文楽凧(大阪)、播州長六角凧(兵庫)、むかで凧(香川)など、一都二府十七県の約四十団体から二百五十人が招待され、まつり会場を盛り上げる。

 市民総参加のまつりには、市内外の自治会や企業、各種団体などが手づくりの凧(二―八畳)を揚げ、四十チームがミニ八日市大凧コンテストでデザインや判じもんほか凧揚げの審査を受ける。図柄審査は午前十時、凧揚げ審査が午後一時から行われる。

 会場では、大凧グッズや凧の販売、ふるまい酒、食べ物各種バザー、物産の展示即売などがあるほか、八日市建設工業会主催のKBS京都によるステージショー(ゲスト・田渕岩夫、元田恵美さんら五人)や公開生放送も行う。写真コンテストの応募用紙は総合案内所、フォトクラブテントで配布される。

 百畳大凧の雄姿を一目見ようと毎年、県内はもとより京阪神、中京方面などから見物客が詰めかけ、昨年は六万人が訪れた。今年も昨年以上の人手が予想されることから、駐車場不足や交通渋滞を解消するため、八日市駅や市役所などを結ぶ無料バスが十五分間隔で運行される。会場周辺の左岸道路は、一部交通規制がひかれ、通行禁止(午前九時―午後四時)となる。雨天の場合来月一日。


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日野町議会と真剣議論

蒲生町が最終決断へ

=竜王を視野にまず2町合併か?=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会は、一市四町からの合併参画申し入れに対する返答期日が迫る中、二十一日に日野町役場を訪れ、新体制となった日野町議会と意見交換した。

 この話し合いの場は、一市四町か将来竜王町の参画を視野に入れた郡内二町での合併か苦渋の選択に、会議を重ね検討してきた同町議会が、最終の判断材料を求めて日野町議会に申し入れ実現したもの。

 日野町議会からは、「選択肢を絶たれてしまう。将来、竜王町の参画も視野に入れ、まず二町での合併を考えてほしい」や「二十年、三十年の永いスパンで考えたら、今、改革していくことが議員の使命だ」、「共通課題などからまちづくりを考えていく必要があるのではないか」と一緒に合併の取り組みを求める意見が聞かれ、名神名阪連絡道路の建設促進や二町間に中学校を新設し六百人規模の学校編成で調整する合併ビジョンなどまちづくりに関する試案も飛び出した。

 また、蒲生町議会が今回最も注目していた合併反対を掲げていた議員からは、「やみくもに合併に反対しているのではなく、住民に情報を提示した上で判断していきたい。選択肢を失うことに不安を抱いている住民がいるのも事実だ」や「住民とともに迷い悩んでいる。合併をするとなれば、いいまちづくりをしなくてはいけないとの気持ちではいる」と柔軟な姿勢が示された。

 これを受け、蒲生町議員は、「町内で大きな運動があっても互いに話し合いをしながら合併を進めていきたいとの思いがある」や「竜王の参画など広域合併を目指すためにも、まず日野町との合併を実現したい」、「『二町だけでは』と不安を抱いている住民もいるが、どのような町を作るか討議し、将来の展望を描いていくことが今与えられた使命であると思う」との声が聞かれた。

 蒲生町議会は、簡単に答えが出せるような問題ではないことから、行政との意思統一を図りながら、議員全員で慎重な審議をすることにしている。

 


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落語や漫才、歌謡ショー

「上方お笑い演芸館」

=7月6日 日野町わたむきホール虹で=

月亭八方さん

(湖東・日野町)
 日野町老人クラブ連合会と同町文化振興事業団は七月六日、上方演芸の名人たちが集結する「上方お笑い演芸館」を日野町町民会館わたむきホール虹大ホールで開催する。開演時間は、午後二時(開場は午後一時半)。

 出演は、テレビでもお馴染みの月亭八方(落語)と横山たかし・ひろし(漫才)、横山ホットブラザーズ(音楽ショー)、京山小圓嬢(浪曲)、通天閣の歌姫・叶麗子(歌謡ショー)、桂勢朝(漫談・司会)の六組。

 入場料は全席自由席で、前売り三千円、当日三千三百円。チケットは、わたむきホール虹や蒲生町あかね文化センター、県立八日市文化芸術会館、県立水口芸術会館、平和堂(日野、蒲生、水口、八日市)で発売中。問い合わせは、日野町文化振興事業団(電話0748―53―3233)へ。


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「2町を基軸」は2町で終わりか?

安土町の合併・住民説明会

なぜ今、説明会なのか
=判断材料に乏しい住民=

町内30自治会を対象に始まった住民説明会

(湖東・安土町)
 新たな市町村合併について、町民の意見を聞く安土町の「住民説明会」が、17日から始まった。今回の説明会は、町3役がトップとなった3班の職員チームを構成し、各班がそれぞれ10自治会を受け持ち、6月8日の下豊浦地区を最後に町内30地区を巡回するという、これまでで最も規模の大きい町主催の説明会となっている。

 その理由には、3町合併の失敗の反省の中に行政主導が色濃かった、という指摘や2度と前回のような失敗は許されないという、危機感を抱いていることにある。町では、3班に別れる説明会が同じ内容になるよう、役場内で事前研修会を開くなど、準備を重ねてきた。各会場では、できるだけ多くの住民の意見を正確に聞き取りたいとしてテープ録音や忌たんのない意見、要望を自由に書き込んでもらう記入用紙を参加者全員に配布し、民意の集約に力を入れている。

 20日までの説明会では、自治会ごとに参加者はバラバラで、会場がほぼいっぱいになる地域やほんの数人という新興住宅地もあり、住民の関心に大きな格差があることが伺える。

 今回は、町から「合併の必要性」と「県内外の情勢」についての説明に絞られ、あとは参加住民からの質問や意見に耳を傾けるというスタンスをとっているが、町からは、仙波秀三町長が3月議会で示した「能登川町との2町を基軸にした合併をめざしたい」という方針の色濃い説明会となっており、参加住民には「町は、2町との合併を目指す」という認識が広がっている。

 このため、各会場から「なぜ、2町なのか、ほかの選択肢もあるのではなか」という共通した質問が出されており、町がいう「2町を基軸に」の真意が伝わる説明内容になっているのか、疑問視する声がある。
 住民にとって最も知りたいことは「今なぜ、説明会なのか」という、そもそもの開催理由や「2町を基軸に」というが、相手の能登川町が「安土町との2町合併を目指したい」との意思表明がまだないのに、こちらだけで決めてしまうようなことは、いかがなものか、という疑問がある。

 「なぜ2町か」という質問に仙波町長は「能登川町と築き上げてきた関係を大切にしたい。立ち止まらずに歩きながら考えたい」と3町合併であと一歩のところまでできあがっている行政間のすりあわせ作業の協議財産を生かしたいとの考えを説明し、理解を求めている。

 しかし、住民には山があって相手が見えない町よりも生活圏域で交流の深い近江八幡市との枠組みについては、説明が足りないのではないかという受け止め方も広がっている。

 近江八幡市との枠組みの説明では「市民病院やゴミ焼却場の改築など、多額な投資が必要な施設整備が課題であり、広域行政の圏域が変わるうえ、小さな町としては負担になりなねない」という理由で同市との合併に対して一歩引く姿勢が伺える。また「人口が何倍もある市と一緒になれば事実上の吸収合併になって、、対等な合併にならないのではないか」とも説明しているが、近江八幡市の職員と新市建設計画の協議作業が対等レベルで議論できるかどうか町職員に戸惑いがあり、その消極的な姿勢が「事実上、対等ではない」いう本当の理由ではないかと、推察する声もある。

 「2町を基軸に」ということは「2町が一緒に新しい枠組みを考えられる可能性も含まれている」と、近江八幡市との1市2町の合併もありうるとの考えを示している幹部もおり、会場によって微妙な説明の違いも伺える。

 能登川町と一緒になるのなら能登川町でも同時に同様の説明会が行われるのが当然で、住民にとって新しい判断材料もないのに「なぜ、今説明会なのか」の疑問に町はまず最初に説明する必要があるのでないだろうか。

 また、町は、合併の必要性を財政面だけに偏った説明に終始している嫌いがあるが、3町合併の取り組みで示したものに近い、新しいまちづくりの可能性だけでも説明に付け加えることや住民が求める生活圏も重視した視点がないと、これまでの説明会と比べて何の進歩もないし、分かりずらい説明会として終わってしまう。

 八日市市を中心とした1市4町では、蒲生町以外はもう参入市町を望まないと決めていることから、安土町にとっては、2町との合併か、2町と近江八幡市との1市2町か、近江八幡市との1市1町か、の選択肢が残されている。

 近江八幡市と能登川町が、安土町のように合併話をいま積極的に切り出さないのは、合併が最大の争点になろう9月の安土町長選の結果に最大の関心を寄せているためで、安土町も町長選までに方向性を決めておきたいとの思いもある。町長選の結果を待って方向性を決めることも1つの選択枝かもしれない。

(畑 多喜男)


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