滋賀報知新聞(ニュース)平成15年6月14日第13503号


いにしえ偲ぶ 蒲生野短歌会

会場で詠む作品を募集

船岡山「万葉まつり」メイン
=大賞に 賞金7万円と歌碑建立=

(湖東・八日市市)
 この秋に八日市市で催される第二十一回蒲生野万葉まつりに先だち同実行委員会は、まつりメイン「蒲生野短歌会」で詠まれる作品を募集している。

 同短歌会は、毎年秋に同市の野口、糠塚両町にまたがる万葉の森船岡山で開かれる蒲生野万葉まつりのメイン行事で、入賞作品が会場で読み上げられるとともに、大賞作品(最優秀)に選ばれると、短歌を刻み込んだ歌碑が船岡山山頂に建立される。

 額田王(ぬかたのおおきみ)と大海皇子(おおあまのみこ)との相聞歌で知られる万葉の里蒲生野にふさわしい作品や、ゆかりの八日市市を題材にした短歌を募集している。県内外や年齢に制限はなく、一人二首以内なら誰でも応募できる。三首以上は無効。

 審査会(選者・歌人の中野照子さん)で、蒲生野大賞(賞金七万円)、紫野賞(同五万円)、標野賞(同三万円)の各一首を選ぶほか、特選(七首)と佳作(十首)にそれぞれ記念品を贈る。このほか、大賞作品を歌碑(高さ一メートル、幅六十五センチ、奥行き三十センチ)に刻み、来年の同まつりで船岡山散策道に建立する。

 四百字詰め原稿用紙(縦書き)の右半分に作品二首(一首も可)と、左半分に郵便番号、住所、名前(ふりがな)、年齢、電話番号を書き、出詠料千円(郵便定額小為替)を添え、七月十八日(必着)までに〒527―8527八日市市緑町一○―五、市教委生涯学習課内蒲生野短歌会係(TEL24―5672)へ送付する。

 自作で未発表に限り、提出後の作品訂正は認めない。表彰式を九月中旬に開く蒲生野万葉まつり会場で行い、入賞作品(二十首)と入選作品(五十首)を入選短歌集にまとめ、応募者全員に配布する。

 昨年の短歌会には、全国各地の二百三十人から四百五十四首の作品が寄せられ、県内百三十五人(うち市内二十三人)、県外の百十五人から応募があった。十回目を迎えた短歌会も内容的にレベルアップし、格調の高さとともに全国展開への定着を裏付けている。


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筏川からの引水事業から200年

先人の偉業にさらなる感謝

=八日市市三津屋町の出目祭=

地元の人たちが見守るなか、水に感謝する神楽が奉納された記念祭
(湖東・八日市市)
 八日市市三津屋町にある神明社で、先人の偉業に感謝して毎年行われている「出目祭」が由来となっている筏(いかだ)川からの引水完成から二百年を迎えることから、このほどこれを祝う記念祭が行われた。

 利水に恵まれなかった同地域に、周辺一帯の大庄屋だった「出目又左衛門」と小脇郷の総庄屋「今宿市右衛門」により、筏川から水を引く事業が施されることで、同地域での水の苦労を解消することができた。

 この引水実現(一八○三年)は地域の人々にたいへん感謝され、その偉業は「出目大明神」として同社に祭られ、地域の人々によって御田植祭と出目祭の形で今に伝えられている。

 今年がちょうどそれから二百年。二人の直系である出目弘さんと今宿市郎さんの二人を招き記念祭を開き、氏子や地元の人たち約百人が同社に集って、水の恵みに感謝する特別の神楽を奉納するなどして、祝った。

 深尾昭治郎二百年記念祭実行委員長は、「先人のご苦労に感謝を捧げ、これからも出目大明神様の御加護を」と祭を締めくくった。

 祭に招待された出目弘さんは、「出席させていただいて感激しています。(先祖ゆかりの)地域の人たちと交流でき、幸せです」と、感動を隠せなかった。


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時代衣裳と人形で見る

大陸・半島カラーロード展

天平〜平安〜江戸
=商人本宅、塚本邸できょうから2日間=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町金堂にある近江商人本宅・塚本喜左衛門邸で、日韓交流文化の一端を見る特別展『大陸・半島より渡来したカラーロード「時代衣装と人形展」』が十四、十五日の二日間、県内初公開され、五十体におよぶ天平人形などが展示される。入場無料。

 韓国・日本・中国にある色を通して文化交流を振り返り、韓国全土で薄れていく韓国色の再認識とともに、日本の着物と家屋(江戸時代のもの)がどのような形で継がれているかを伝えたいと、韓国放送公社KBSが番組「特集ドキュメンタリー・カラーロード」の取材要請をしたもので、近江商人の子孫で塚喜商事(株)を開く塚本喜左衛門社長が出展を協力した。後援は五個荘町。

 当日は、渡来文化が日本に入る黎明期から、影響を色濃く映した天平時代などを「天平貴族の宴」「源氏物語・六条院の四季」「平安貴族の衣装」「江戸時代の衣装」で再現するほか、平安貴族の衣装コーナーでは、映画「千年の恋」(吉永小百合ら出演)で使用された十二単などが展示される。

 時間は午前九時から午後四時まで。撮影の様子は第四作「千年の感覚、韓国の色」として韓国全土に放送(八月十八日から二十一日)される予定。

 


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横断歩道・自転車・通学路

安全確認で自分を守ろう

=湖東第一小学校 教室開き再確認=

しっかり安全を確認して横断歩道をわたる児童
(湖東・湖東町)
 湖東町立湖東第一小学校で全校児童二百二十三人を対象にした交通安全教室が開かれ、愛知川署のお巡りさんらの指導で、横断歩道の正しい渡り方や自転車の安全な乗り方を学んだ。

 児童は、登下校時に道路を歩くときや横断歩道を渡るときの注意点、自転車に乗っているときに気をつけなければならないことなどについて話を聞いたあと、人形を使った交差点での左折自動車による巻き込み事故、飛び出しによる衝突事故の実験を見学。人形が車とぶつかったり、ひかれたりするたびに「あー」と声を出したり、顔を歪め、その恐ろしさを実感していた。

 このあと一・二年生は、校門前の横断歩道に移動して横断歩道の正しい渡り方の実習を行い、「右見て、左見て、もう一度右見て」など、一つひとつの動作をチェックしてもらいながら、毎日渡っている横断歩道の安全な渡り方を再確認した。

 同校校門前の道路はカーブで見通しが悪い上に、緩やかな下り坂になっており、スピードを落とさず通過するドライバーも多く、校門の反対側には大きなカーブミラーも取り付けられている。口が酸っぱくなるほど「安全確認」が、お巡りさんから子どもたちにたたき込まれた。

 三年生以上の児童は、校庭に設定された自転車安全運転競技用のコースを使っての六年生による実技を見学。走行中の安全確認、安全点検、正しい姿勢などを学んだ。

 同校は交通安全教育に力を入れ、毎年全校児童による交通安全教室を実施している。また、先日の愛知川地区自転車大会では、団体と個人で優勝した。 


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15か国の駐日大使一行が熱い視線

活気ある農業 目の当たり

=あいとうマーガレットステーション視察=

施設内を視察する大使ら
(湖東・愛東町)
 道の駅・あいとうマーガレットステーション(愛東町妹)を十二日、チュニジア、ベルギー、アイルランド、タイなど十五か国の駐日大使が視察に訪れた。

 外務省が各国の日本に対する理解と認識を深めてもらう事業の一環として、地方の実情を見聞してもらったもので、十一日に湖国入りした一行は、琵琶湖博物館、彦根城、農機製造企業、うみのこ体験乗船、長浜市街など、県内の文化や産業を、三日間にわたって視察している。

 このなかで、あいとうマーガレットステーション視察は、県内農業加工施設の成功例として紹介。権並清町長や藤関明雄館長から、同ステーションの事業や町が取り組む菜の花エコプロジェクトなどについて説明を聞いたあと、さっそく館内を視察した。

 大使らは、地元産物の直売やそれを使った加工品、環境に配慮したこだわり農業の町ぐるみでの取り組みなどについて関心を示し、次々と質問を投げかけていた。


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