滋賀報知新聞(ニュース)平成15年6月23日第13512号


1市4町 合併協議会設立へ

八日市市6月議会で議決

八日市・永源寺・五個荘・愛東・湖東
=新市建設へ具体的協議に着手

(湖東・八日市市)
 八日市市六月定例議会最終日の二十日、これまで任意に検討を加えてきた協議内容に永源寺、五個荘、愛東、湖東四町の合意が得られたとして、追加提案していた一市四町(法定)合併協議会の設置に対する賛成議決を行った。

 一市四町合併協議会の規約内容によると、協議会の名称を「八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会」とし、事務所を八日市市に置くほか、合併の方式や期日、新市の名称、市役所庁舎の位置、新市建設計画の基本五項目を含む約三十項目にわたり、合併に伴う協議を進める。

 法定協議会は、一市四町の首長五人と各議会選出の議員十人、学識経験者二十二人以内で構成し、事務レベルで協議する幹事会(各市町の助役、収入役、総務・企画担当部課長で構成)や、一部事務の調査、審議を行う小委員会などを下部組織として設置する。

 他の四町の議決を待って、正式に七月から法定協議会を立ち上げ、協議会事務所を八日市市役所別館に開き、職員二十人体制で新市設立に向けた基本的な計画作成や行政サービス、事務事業の調整などを行う。協議会に対する同市の負担金は四百四十万円。

 すでに一市四町は、五月から任意の協議会を設立し、特例法期限内(十七年三月末)の合併を目指し協議を進めている。合併の方式を新設とし、既存の名称を使わず、新市にふさわしい名称を住民から公募することにしている。

 新市まちづくり計画でも、策定メンバーに公募十八人を加え、住民と中学生全員を対象にしたアンケートを行うほか、シンポジウム開催などで意識の把握や意見の反映に努める。

 これまで二回開いた任意の協議内容を新たに設立する法定協議会に引き継ぎ、十七回の会合を持った上で、十六年五月の合併調印、同六月の合併議決などを経て、平成十七年二月十一日の新市誕生を目指す。


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あぜの雑草消え、アジサイ美しく

地域の環境活動に花添える

=八日市市林田町 夏にはソバも=

道行く人の心和ませるアジサイの花
(湖東・八日市市)
 八日市市林田町の道沿いに、市民の植えたアジサイが色とりどりの花を咲かせ、道行く人の目を楽しませている。

 同町の環境と農業を守る会(西村重保代表)が、農地のあぜや土手の雑草に代わるきれいな花でいっぱいにしようと、三月に苗を植え、育ててきた。

 町内ではこれまでにも、川に愛知川の丸石を使った石積み、竹林を「わかたけ公園」に整備、竹炭づくりや竹細工体験、転作田でのヒマワリやコスモス栽培による農村景観形成、空き缶拾いなど、環境や農業への積極的な活動を町ぐるみで行っている。

 さらに、今年は転作田でのソバの栽培にも取り組み、ソバの花、そば打ちなどを楽しむことにしている。

 これまでの活動に加え、今年のアジサイ、ソバの栽培で、地域の環境、農業、健康の活性化にも元気な“花”を咲かせ、実を結ぼうとしている。


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法定協議会の設置議案

五個荘町議会 賛成多数で可決

2議員から反対「時期尚早」
=慎重な議論と住民説明を=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町六月定例議会最終の二十日、八日市市と永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町でつくる東近江一市四町合併協議会の法定協議会設置議案が審議され、賛成多数で可決された。

 合併調査特別委員長の西村實議員から調査報告が行われ、五月三十一日から計四回開かれた住民説明会での様子を「住民間に「神崎は一つ」「能登川町と一緒に参画を」の要望が高い」と報告した。委員の中からも「湖東・愛東の問題(合併アンケートと愛東町長選)などがあり、確かな状況になるまで見送ってはどうか」の声があったものの、合併アンケートでの住民意向や八日市を中心とした枠組みへの議会決議を受け、一市四町合併の法定協議の設置に賛成したいという結論を出した。

 これに対し、保守系議員と共産党の二議員から反対討論が行われた。森澤文夫議員は「行政と議会が両輪のごとく合併の説明会を開いたが、住民からは「神崎は一つがよい」とする要望や意見が多かった。住民の理解が得られるまできめ細かな説明会が必要であり、もう少し慎重な議論が求められる」と要望した。

 一方、共産党の川嶋重剛議員は「合併の枠組みはこの指止まれ形式。住民不在のまま出来上がったものであり、時間がないとの理由で驚くべきスピードで進められようとしている。三町合併の場合は、任意から法定協の立ち上げまではそれなりの議論・説明が行われたが、一市四町合併はたった二回の任意協で法定協を立ち上げようとしている。慎重な審議と住民への説明をするべきだ」と厳しく指摘し、法定協の設置は時期尚早と話した。

 このあと、北川留吉議員から設置の賛成討論が行われ、審議の結果、賛成九人反対三人の賛成多数で可決された。

 五個荘町議会では、全世帯三千三百二十九戸で実施された合併アンケート(五個荘町区長連絡協議会主催)の結果を受けて、昨年十二月議会で三町合併の見直し決議を可決しており、同町では民意の反映として八日市市を中心とする一市四町合併に参画している。

 しかし、合併アンケートでは六百八十九人(二八・七%)が「3町がよい」と答えており、三町合併の破たんと神崎郡を割る今回の枠組みに対して不満の声があるのは事実。また「広域合併」を選択した千百二十一人(四六・六九%)のなかにも能登川町との関係を心配する声が多く、こうした不満や不安が先ほどの住民説明会で表れた結果と見られている。

 これについて前田町長は、神崎郡のつながりは切っても切れない仲として参画を望むものの「合併は町の政策課題であり最終判断は能登川町自身が行うもの」と話す。いずれの自治体も、迫る合併期限のなかでどれだけ民意を反映できるか、自治のあるべき姿について自問の時を過ごしている。

 


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地域の安全守る

「命がけの仕事」体感

=西大路小4年生が県警機動警察隊見学=

プロペラが回り出し帽子を押えながら離陸の瞬間を見学する児童ら
(湖東・日野町)
 日野町立西大路小学校四年生が十九日、同町北脇にある県警機動警察隊(今江明弘隊長)を訪れ、警察業務について学んだ。

 これは、小学四年生の社会科学習の中で、教科書に「安全なくらしを守る」(大阪書籍)という単元が含まれていることから、地域の安全を守る警察官の生の声や訓練風景を見聞きし理解を深めようとするもの。

 筆記用具を片手に二十七人の児童らは、まず、機動隊員二十三人の訓練を見学した。盾を持ち運動場の中央まで駆け出し、号令に合わせての一糸乱れぬ動きや突然の銃声に、「すごい」や「びっくりした」と圧倒されていた。

 続いて、男子児童三人が重さ約二百五十キロある白バイ起こしに挑戦。交通機動隊員が、反射剤と交通安全を呼びかけるうちわを手渡し、「交通ルールを守らない人を検挙する仕事。勤務中に九カ所骨折した人もおり、みんなの安全を守るため業務に付くには練習が欠かせない」と語り、板の上で足がつかないよう白バイにまたがりバランスを取ったり、訓練の一つでもあるトライアル競技用バイクで急斜面を登るなど、日頃の訓練の賜物ともいえる技を披露した。児童は「わあー。信じられないことばかりが起こってる」と歓声を上げる一方、「命がけの仕事やな」と警察官の任務の重要性を実感し、男児が握手を求めた。

 次に、「わくわくしてきた」と思わず体育館まで小走りで移動した児童を迎えたのは警察音楽隊員十九人。昭和三十四年に設立された同音楽隊は、ゆったりした曲から軽快なリズムのものまでさまざまなジャンルの音楽を行進しながら演奏し、その計算され尽くした動きの数々に児童は見入っていた。

 さらに、航空隊のヘリコプターを前に、隊員が「夜間に離発着できるのは県内で唯一この施設だけ。ヘリコプターは竹トンボと同じ原理」とヘリの構造や災害救助方法、五人ワンクールで構成している隊員の勤務状態を説明した。児童らは、飛行場で安全な場所に待機し、プロペラが回転して発生する突風にあおられながらもヘリが離陸する瞬間を、帽子を必死に押えながら体感した。

 今後、児童は授業の中で、「警察官は何時間くらい睡眠を取っているのか」や「仕事はしんどいか」、「パトロールは一日に何回するか」、「服の特徴は」など質問して分かったことや見学で実感したことを基に記事を書き、「警察図鑑」として一冊の本にまとめることにしている。


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民族楽器が放つメッセージ

音楽から元気を「無国籍音楽」

=7月12日 あかね文化センターで=

(湖東・蒲生町)
 音楽から元気を「無国籍音楽」が七月十二日、蒲生町あかね文化センター小ホールで開催される。

出演は、アフリカの民族楽器カリンバやコラを弾きながら歌う異色のシンガーソングライター・ひきたまさん。大阪府出身のひきたまさんは、学生の頃からバンド活動を始め、独学で歌や作詞作曲を学んだ。身一つでどこにでも行ける吟遊詩人のようなスタイルを持ちたいと、西アフリカの吟遊詩人グリオが使う弦楽器・カリンバと南アフリカに広く分布し地域ごとに形や名称が異なる庶民の楽器・コラに目を付け、弾き語りでの独自の世界を確立した。

 ひきたまさんのステージは、民族楽器やアコースティック楽器の持つ波動や古代に人間が初めて楽器を奏でたときのような音楽の原点が感じられ、現代的なものとの融合を図りながらも無国籍文化が味わえるオリジナリティの高い演出で、観客はいつの間にか引き込まれていく。

 入場料は五百円(当日受け付けで徴収)。開演時間は、午後二時(開場は午後一時半)。問い合わせは、蒲生町文化体育振興事業団(電話0748―55―0207)まで。


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