滋賀報知新聞(ニュース)平成15年6月30日第13519号


母と子のよい歯のコンクール第2次審査

最優秀賞 松井さん親子

=県大会に東近江地域代表で出場=

最優秀の松井さん親子
(湖東・八日市市)
 第五十二回母と子のよい歯のコンンクールの第一次審査を通過した東近江地域各市町の代表八組の母子による第二次審査が、二十七日に八日市市緑町の県東近江地域振興局地域健康福祉部(八日市保健所)で開かれ、安土町の松井美幸さんと友花ちゃん親子が最優秀賞に選ばれた。松井さん親子は、七月十日に大津市の大津健康福祉センターで開かれる県大会に東近江地域代表として出場する。

 昨年度に三歳児歯科健康診査を受けた八日市保健所管内二市七町の二千百二十人を対象に、各市町の第一次審査を通過した近江八幡市を除く一市七町の親子八組が第二次審査に臨んだ。審査結果は次の通り(母・子の順)。敬称略。

【最優秀賞】松井美幸・友花(安土町)

【優秀賞】谷かおり・篤志(八日市市)大福清美・彩月(蒲生町)川口清美・弓菜(日野町)川部由紀子・香織(竜王町)丸山智子・泰誠(永源寺町)岡崎亜紀子・圭吾(五個荘町)古賀典子・郁也(能登川町)


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道路愛護ボランティア「美知メセナ」

=登録第1号 ラブリーシステムイン=

(湖東・八日市市)
 県が実施している県民参加型道路維持管理ボランティア制度「近江の美知普請」で、八日市市のコンピュータサービス会社「ラブリーシステムイン」(上之町)がこのほど、東近江地域振興局管内では第一号となる「美知メセナ」に登録された。

 同社は、会社の前を通る県道雨降野八日市今在家線「駅前グリーンロード」で、季節の花などの植栽・管理による美しい景観づくりや清掃活動を続けている。

 「近江の美知普請」は、県が管理する道路近くの企業や地域住民による道路愛護活動で、制度の趣旨に賛同する団体を「美知メセナ」として登録するもの。

 登録後は、指定区間での清掃や植栽管理活動を、一か月に一回以上、最低二年間続ける。活動期間中は、団体名や活動内容を表示したサインボードを活動場所に設置することもできる。

 東近江地域振興局建設管理部(TEL0748―33―9059)では随時、登録の受け付けを行っている。


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復活! 群生いま見ごろ

愛東町 ラベンダー

=八日市市 オカトラノオ=

ラベンダー――あいとうマーガレットステーションで――
(湖東・愛東町)
 梅雨空が続くこの季節にも、人の心を和ませている可憐な花が元気に咲き乱れ、ちょうど今、見ごろを迎えている。
 愛東町妹の道の駅・あいとうマーガレットステーションでは、ラベンダーの紫色の涼しげな花とさわやかな香りが田園風景に広がる。

 毎年開園していたラベンダー園も、実は昨年、土壌の悪化で休園を余儀なくされた。土壌を入れ替え、約二千五百平方メートルの花畑に、約三千株、十五万本のラベンダーが二年ぶりに復活した。

 同ステーションでは開花に合わせて「ラベンダーフェアー」を開催。ラベンダーグッズの販売、各種体験講座、ラベンダーのジェラート・クッキー・パン・菓子などを取りそろえ、ラベンダーづくしの催しを開催している。

 また、ラベンダーの摘み取りも観光客らの旅の思い出を演出している。七月十三日まで、二十本三百円、同ステーション裏の愛東いきいき元氣館で受け付け。火曜日休園。

 八日市市の河辺いきものの森(建部北町)では、里山にオカトラノオの大群生がよみがえった。

 遊林会などによる里山保全活動で明るくなった森に、これまでひっそり身を潜めていた白いその花が差し込む日差しをいっぱいに受け戻ってきた。今年は特に、大群生を形成している。

 房状になった花全体が「トラの尾」に似ていることからその名がつけられたサクラソウ科の多年草。茎の先端に多数の白い花をつけ、しっぽが垂れるように見るのは日本式で、英国人にはグーズ・ネック「ガンの首」に見えるようだ。

 


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求められる現実直視の議論

竜王町の合併姿勢《下》

本当は厳しい町財政!
=地方分権はどうする?=

(湖東・竜王町)
 市町村合併の枠組みが決まりかけると開かれる住民説明会で、参加住民から必ずといっていいほど「合併すると税金の額が増えないか」という心配であったり、「一緒になることで何か財産的に損をするのではないか」という不安の声が、聞こえてくる。

 その不安を生んでいる考えに、大きな企業がある市や町では、その企業のおかげで住民の納税額が安くなっている、という誤解があるのではないだろうか。
 税金が少しアップしたり、また、下がったりすることが、合併の判断を決定づける重要な要素だろうか。本当は、そうではなく納税額に似合う行政サービスが受けられているのかという検証が大事で、安ければそれなりのものだろうし、高ければより多くのサービスが享受出来るはずである。

 しかし、実際にそうなっているのかといえば、判らない、知らないというのが本当のところだろう。住んでいる町や市の行政サービスの「質」と「量」がどの程度のものなのか、住民自らが客観的に判断できないのも事実だし、そうしたチェック機関も持ち合わせていない。唯一、議会がそうした役割を果たす機関であるが、ランキングを計るような観点で行政のチェックが出来ているのかといえば、疑問である。そこで住民が自ら判断できる視点をもてるような行政システムへの改革が必要になってくる。

 実は、自分たちのまちの行政サービスのレベルは他市町と比較してどうなのか、はっきり評価出来る時代が目の前に来ている。その一番顕著なものが地方分権である。

 すでに始まっている地方分権は、これまで縦の序列だった国、県、市町村の関係を対等に協力しあう関係に見直し、これまで国や県にあった許認可権などの事務権限を市町村に委譲し、住民に一番近い役所で対応するという取り組み。

 県では、各市長に母子福祉資金の貸付事務など32項目を、また、市町村長には鳥獣捕獲の許可や犬の登録手数料の徴収など61項目が委譲されている。現在のところは、まだ始まったばかりなのでこの程度だが、その項目は進展する少子高齢化社会に備え、今後増えることは確かである。

 こうした権限委譲は、その市や町の規模に応じて決められており、大きいほど多数になるし、高度な権限も委任される。例えば、市や町で独自の税金を徴収し、まちづくりに活かしていくような方策も盛り込めるようになることも考えられ、自治体間の政策能力そのものが問われることになる。

 今後は国の三位一体の改革が進むと、地方自治体自らで決められる行政権限が強化され、特徴あるまちづくりが進められる環境が整っていくことは確か。どの自治体も住民が自らで決め、その責任も負う自己決定、自己責任の住民自治の構築に取り組んでいく必要がある。

 その体制づくりのきっかけとなるのが、市町村合併といわれている。これを逃すと旧態依然の行政システムで新しい行政課題に取り組んでいかなければならないという、非効率なまちづくりを余儀なくされる懸念がある。このため、県内では、単独を宣言していた朽木村が高島郡内への合併参画に乗りだし、一時離脱した土山町も甲賀郡内に戻って、合併協議を進めている。

 県内では、「合併しない」と決めているところはないが、今のところ積極的な取り組みがないのは湖南地域3市と竜王町だけ。大手企業の税収を頼りにまちづくりを進める同町も近年、ハード事業に相次いで取り組んだため、町財政は、他市町と同様に厳しい状況にある。大型事業で町の積立金(貯金)は極端に減り、地方債残高(借金)は年々増加しているという状況は、県内町村の平均動向と逆行している(上のグラフ参照)。このため、今年度の税収額が予算見積もりより減収した場合、平成16年度の予算編成では、基金の取り崩しに頼れないという、切迫した状況になるのではないかという、悲観的な観測もある。

 今後、財政的にも厳しい状況に追い込まれていく竜王町。進む地方分権にも対応していくための合併議論を、住民の前に再び開示する事が必要な時期に来ているのではないか、と心配する声が周辺市町から聞こえる。    
(畑  多喜男)


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歯は細菌による感染症

歯を失う原因の55%を占める

=8020の 最新情報=

虫歯の原因となるミュータンス菌
(湖東・全県)
 歯を失う原因の五割以上が虫歯である。臨床現場で「虫歯は伝染性感染症」であることが見直され、虫歯に関する歯科医療に変化をもたらしている。虫歯の治療に専念するだけでなく、虫歯菌(ミュータンス菌)を少なくする予防に注目が集まり、治療と予防が交差する中で、患者の選択が迫られている。特に、母親から子供に感染する割合が高く、女性は「虫歯は伝染病」との認識を深めることも大切だ。

 歯の抜ける原因は三つしかない。最近のデータによると、虫歯が五五%、歯周病が三八%、残り七%は悪性腫瘍(しゅよう)や事故による。自動車事故やスポーツなどで欠落する場合を除き、口から口に感染する虫歯と、歯の周囲に炎症を起こす歯周病の予防には、歯科医の適切な指導とともに自己管理(ブラッシング)が欠かせない。

 「虫歯の原因の一つも感染症」に注目して、歯科医師の井田亮さんは、国立感染症研究所口腔科学部の指導を受け、患者百二十人に唾(だ)液の細菌検査を行い、そのうち約六十人にミュータンス菌(虫歯の原因となる細菌)を少なくする予防治療に取り組み、三―六か月ごとに行う細菌検査から「確実にミュータンス菌は減っている」と話す。

 ミュータンス菌の除菌には、予防歯科に詳しい歯科医師の指導に基づき、熟練した歯科衛生士による専門的・機械的な歯牙清掃(病原生微生物共同体の除去)と、患者のホームケアーが必要となる。

 歯科衛生士の野邑浩美さんは「二十四万三千あったミュータンス菌が約三百分の一の七百八十に減った患者さんもあり、八〇%以上の患者さんに除菌効果が表れています。もちろん、このためには歯を溶かす酸を生み出すミュータンス菌の増殖を抑えるため、シュークロース(砂糖)を控えることも大切」と語る。

 虫歯は、歯質・食物・細菌の三要素によって生まれ、このうち一つが欠けても虫歯にはならない。もともと歯質の強い人、細菌の少ない人も存在するが、糖分を多く含んだ甘い食べ物の好きな人は、自分で抑制するしかなく、ホームケアが「検査結果を左右する」ことは明白だ。

 細菌の除菌治療を受ける、受けないにかかわらず、虫歯にかからないためには「適切なブラッシングと糖分を控えること」が井田さんの口癖だ。ミュータンス菌に食い荒らされた歯を削る、抜くなど、従来の対症療法よりも「虫歯にならない予防療法に力を入れるべき」と訴える。


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