滋賀報知新聞(ニュース)平成15年7月4日第13523号


会長に西澤氏を再選

八日市市観光協会が総会

地域文化や経済の発展目指し
=イベント開催などで市をPR=

引き継ぎ受けるウインズ八日市
(湖東・八日市市)
 八日市市観光協会の平成十五年度通常総会は、このほど八日市ロイヤルホテルで開催され、会長に西澤高弘氏を再選するとともに、本年度に取り組む事業などを決めた。

 席上、協会事業の発展に尽力の中川治雄副会長と地域振興、まちの活性化に貢献のほない会を功労者として表彰し、八日市大凧会館と関西電力八日市営業所を市のPRに寄与したとして感謝状が贈られた。

 また、今年のウインズ八日市に選ばれた小垂由理香さん(23)と小泉敦子さん(28)の二人に選任書が手渡され、磯部早苗さんと権並こころさんからウインズ八日市のタスキが引き継がれ、旅行クーポン券など記念品が贈られた。

 本年度の主な事業として、蒲生野万葉まつり(九月十三日)、大空と遊ぼうヨ!フェスタ2003(十月十八日)、桜まつり(来年三月二十五日―四月十五日)、箕作山ハイキング(十一月と来年春)、大凧バスツアー(十二月八日)、新春凧揚げ大会(来年一月十二日)などを開催する。

 このほか、観光案内・PR看板の設置と整備、まちかど博物館を情報発信基地として強化、各イベントへの協力、観光PRグッズの製作販売、観光協会ホームページを開設するほか、会員(現在二百八十三団体)の拡大などに取り組む。新役員は次のみなさん。

 【会長】西澤高弘(吉かつ)【副会長】中川治雄(丸中製麺)岩嶋益明(八日市ロイヤルホテル)田中日出美(近江鉄道)【専務理事】邑田利雄(市経済産業部長)【常任理事】西村良三(八日市商工会議所)小嶋太郎(布引焼窯元)山田敏一(大凧保存会)阿部秀二(江州音頭保存会)冨田正敏(滋賀報知新聞社)今宿市郎(近江酒造)緑川修(関西電力)辰巳育男(松下電器産業)辻本宏雄(観光ボランティアガイド)磯貝武司(太平楼)
 【監事】外村芳夫(喜楽亭)回渕治二(花治商店)松吉桂三(大凧会館)【名誉会長】久保謹吾(元会長)【顧問】中村功一(市長)松下修治(議長)今宿市郎(商工会議所会頭)西沢久夫(県議)小寺裕雄(同)


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争点は合併政策の中身へ

愛東町長選挙

=植田 ずっと推進=
=村山 やっぱり推進=

植田茂太郎候補
村山栄候補
(湖東・愛東町)
 一日告示された愛東町長選挙は、前町議の植田茂太郎氏(63)=外=と元町職員の村山栄氏(63)=園=の新人二人による激しい選挙戦が繰り広げられ、前半戦を終了した。争点と思われた八日市・五個荘・永源寺・愛東・湖東一市四町合併問題は同選挙前に大きな進展をみたことで、それまで慎重姿勢だった村山栄候補が推進へと方針を転換、真っ向勝負を期待した有権者は選挙の争点が霞(かす)んでしまったと拍子抜け。新たな争点は、合併政策の中身に移った。


 植田氏は合併実現を公約の第一に掲げ、町議有志十人(定数十二)から全面支持を受け、合併等調査特別委員長として六月議会での法定協議会設置議案の決議を見届けた上で、議員辞職(六月二十三日)して立候補。

 町政の安定を築いて順調に来た権並町政の継承・発展による合併後の将来に向けたまちづくりに住民と共に取り組みたいと、一貫した合併推進への信念を主張している。

 同じ合併推進でも、これまでの実績とすでに動き出している合併実現に向けての進行を止めることなく、着実に進めていく自信をのぞかせ、その違いを強調する。

 村山氏は住民との対話重視によるまちづくりをと、一市四町で進みつつある合併問題での民意集約の必要性を訴え、また、四十年あまりの行政マンとしての実績を今後の町政にと、いちはやく町長選に名乗りをあげた。

 しかし合併の情勢は告示を間近に控え、その思いとは逆に大きく動きはじめた。特に湖東町、愛東町での動向をながめながら、現状の流れに逆えないと判断し、立場を推進に軌道修正し、選挙に臨んでいる。

 この軌道修正が急であったため、合併の進め方や植田氏との違いを十分に有権者に理解してもらえるかどうかが終盤の支持票拡大のカギを握る。

 合併問題以外に町の課題として両氏共、少子高齢化、農業後継者、道路整備などを挙げ、植田氏は農林省職員や町議会の経験を、村山氏は四十年あまりに及ぶ町職員の経験をそれぞれ生かした専門的な取り組みも公約に掲げる。

 出陣式には、植田陣営に中村功一八日市市長からの激励文が届き、村山陣営には上野幸夫県議が応援演説に駆けつけるなど、合併関係市町からも熱い視線が送られている。

 かつて八日市市側との合併を県に嘆願した歴史をもつ愛東町住民にとっての五十年来の悲願に向け、わずか一年七か月の短い任期で、合併スケジュールをにらみながら、植田氏「愛東町らしさ」、村山氏「愛東町の個性」を、新市の中で主張できる対等合併の適任者選出が有権者にゆだねられた。

 さらなる激戦が予想される後半戦に向けて、両陣営とも、一票でも多くの支持拡大に向け、「選挙では最後まで何が起こるかわからない」と陣営内を引き締める。


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世紀を越えて受け継ぐ伝統

木地師の祖「惟喬親王祭」

=永源寺町蛭谷で7月21日=

巻物のひもにヒントを得て、手引きろくろを考案したという惟喬親王
(湖東・永源寺町)
 木地師の里・永源寺町蛭谷で七月二十一日、ろくろ技術を伝えた惟喬親王の遺徳を偲ぶ「惟喬親王祭」が行われる。

 千百年以上もの歴史がある木地師文化を次代に伝えようとする祭りで、神事や篠笛演奏、のど自慢などが催される。午前九時開会。場所は惟喬親王御陵。

 また、二十日午後六時には前夜祭が開かれ、蛭谷の皇学園(すめらがくえん)で講演会や映画上映、絵画・写真展示などが行われる。

 惟喬親王(八四四〜八九七)は第五十五代文徳天皇の第一皇子だが、惟仁皇子との皇位継承争いに敗れて深山に隠れ、小松畑(現在の君ヶ畑)の山中を仮御所として隠住。のちに同所に金龍寺を建てたほか、二十二歳で八幡宮を勧請して帰雲庵(蛭谷の筒井峠)を建立し、この間に、ろくろを使った挽物技術を伝えたとされる。

 木地製品は瞬く間に広まり、同地一帯が筒井千軒・小椋千軒・藤井千軒と呼称されるほど木地師が隆盛を極め、里人らから「木地師の祖神」として崇められた。これらの呼称は現在の地名ともなっており、小松畑を君ヶ畑、金竜寺を高松の御所として尊称されている。

 問い合わせは、同町総務課(0748―27―1668)または蛭谷区長の小椋さん(0748―29―0340)まで。

 


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永源寺町遺族会が

15年度役員総会

=3本柱で事業計画=

犠牲となった398人の御霊に黙祷を捧げる遺族たち
(湖東・永源寺町)
 永源寺町遺族会の平成十五年度役員総会がこのほどセンター永源寺で行われ、戦争によって犠牲となった町内三百九十八人の御霊に黙祷を捧げたほか、新年度の事業計画と予算審議および役員改選が行われた。

 同遺族会は、悲惨な戦争を二度と繰り返さず、自らの体験を次代の人々が味わうことのないように「平和の大切さ・命の尊さ」を訴えており、今日の平和の礎には幾多の尊い犠牲があった事実を遺骨収集写真展などを通じて伝えている。昨年度は、海外戦跡慰霊巡拝や全国戦没者追悼式への参列のほか、平和祈願リレー行進等を行ってきた。

 今年度の活動方針は▽英霊顕彰の推進▽戦没者遺族の福祉向上▽次世代への継承(命の尊さ、平和の大切さ)―の三本柱で、七月六、七日の神崎郡3町合同一泊研修を皮切りに、町全忠霊塔巡拝、慰霊と平和祈念リレー行進、戦没者遺族町内一人暮らし家庭慰問などを計画。今年度の歳入歳出予算百十七万九千八百十七円(対前年度比二万七百十三円減)とともに全員一致で可決された。

 このあと役員改選が行われ、会長に奥居清一郎氏を再任、副会長に井ノ口善夫氏、岩嵜五三郎氏、小柴文治氏を選んだほか、理事に西村正氏、図師幸三氏、市田和夫氏、高木節子氏が就任した。


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県内でも深刻、ヤミ金融被害

安易な借金が命取りに

=摘発業者のポスター撤去=

電柱などから回収されたヤミ金融業者のポスター
(全 県)
 県警生活保安課、草津、近江八幡署の合同捜査班は先月5日、正規のチケット店を装ってヤミ金融行為を行っていたシグマグループの経営者ら4人を出資法違反で逮捕するとともに、近江八幡市や大津市内などの電柱に貼られていた営業ポスターを撤去する指導を行い、これまでに約5千枚を回収させた。

 同グループは、県公安委員会から古物営業許可を得て、正規のチケット店を開業したように見せかけ、客に対し法定利息の約33倍もの暴利をむさぼっていたもので、「いざというときは携帯を切って捨てたりして連絡を待て」など摘発のがれのマニュアルの作成や、売り上げ台帳、顧客名簿など違法営業の実態がばれる書類を駅のコインロッカーに隠すなど計画的な犯行を重ねていた。関係者らが逮捕されてからは営業は停止になっているが、ポスターが貼られたままになって街の美観も損ねていることから同グループの従業員に指導し、「金券20万円迄即決」などと書かれたポスターやチラシを撤去させた。

 こうしたヤミ金融の暗躍は全国各地で目立っており、14日には大阪府八尾市でヤミ金融業者の返済に困った高齢者3人が鉄道自殺する事件も起きている。

 ヤミ金融は、客に返済能力があるかどうかの審査も行わず電話1本で簡単に、まずは1〜2万円の小口から貸し出すことから、高齢者にもその被害が広がっている。

 このため、国会でヤミ金融対策法の制定作業が進められているが、善良な市民をむしばんでいる実態は、相当根が深いと見られており、自殺者も跡を絶たない深刻な状態になっている。

 携帯電話番号だけが書かれた融資あっせんのチラシはもとより、欲しい物があれば、簡単にお金が借りられるような印象を与えてしまうテレビCMが頻繁に放映されていることも問題になっている。


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