滋賀報知新聞(ニュース)平成15年7月7日第13526号


木内ぬゑさんの作品140点

絵手紙の魅力伝わる

=20日まで 八日市市立図書館=

作品展を開いている木内ぬゑさん
(湖東・八日市市)
 四季折々の風景や動植物の絵に心あたたまる文章を添えた、木内ぬゑさん(69)=志賀町在住=の絵手紙作品展が八日市市立図書館二階風倒木ギャラリーで二十日まで開かれている。

 五十歳代に絵手紙を学んで以来、気の向くままに作品を描き続け、夫が亡くなったのを機に三年前、四十五年間暮らした東京を離れて娘の嫁ぎ先である志賀町に身を寄せ、展覧会開催や作品集出版など、新たな創作活動を展開している。

 会場には約百四十点の作品が展示され、淡い水彩画に子どものころ聞いた昔話や思い出などを題材にしたメッセージが、見る人に木内さんの慈愛に満ちたほのぼのとした雰囲気を伝える。


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政所小学生が招待

お年寄りと一緒に「チャムパーティー」

=長生きして来年も来てね=

日頃の感謝を込めて、地域のお年寄りにメッセージを贈る児童たち
(湖東・永源寺町)
 政所茶の産地・永源寺町政所の政所小学生二十九人が三日、学校茶園で摘み取った新茶を振る舞う「チャムチャムパーティー」を開き、招待されたお年寄り三十五人らがお茶を囲んでの楽しい一時を過ごした。

 同小学校では、地域産業の継承と環境学習を兼ねた体験学習として学校茶園を栽培しており、五月には住民の協力を得ながら新芽の摘み取り作業を行っている。

 パーティーは、日頃お世話になっているお年寄りらを招いて、合唱や学習成果を発表しながら一緒にお茶を楽しむ交流会で、企画から招待状の配布まで全て子どもたちが行い、会場には願い事を吊した七夕飾りや一枚一枚画用紙で作ったアジサイの歓迎横断幕などを飾り付けた。

 十年目のこの日は、合唱や劇、学習発表のほか、四月から練習を重ねてきたという合奏が披露され、子どもたちの一生懸命な姿に大きな拍手が贈られた。また、連想ゲームも盛り上がり、「ハイ、ハイ」と手を上げるお年寄りの姿が微笑ましい。

 製茶されたお茶は約一〇・二キロにもなり、ほのかな香りを漂わせながら一人ひとりに振る舞われた。この日を楽しみにしていたというおばあさんは「歌や劇などみんな上手。昔を思い出して、子どもになった気持ちで楽しんでいます」と喜んでいた。

 最後に、子どもたちから「学校茶園をしっかり育て、政所の歴史を守っていきたい。お茶は健康に良いと言います、長生きして来年も来てね」とメッセージが贈られ、感動しながら「ふるさと」を大合唱した。


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心揺さぶる奇跡の人

「親が変われば子どもも変わる」

=本日 蒲生町で講演会=

講師の長田百合子さん
(湖東・蒲生町)
 二十六年間に一千件以上の心のメンタルケアを行い“奇跡のおばちゃん”との異名を持つ講師・長田百合子さんの家庭教育講演会「親が変われば子どもも変わる〜子どもの声が聴こえますか〜」(主催=蒲生町家庭教育特別講座)が、蒲生町あかね文化センター大ホールで六日午後七時から開催される。

 今や不登校やひきこもりは約十四万人いるといわれ、子ども自身だけでなく周りを取り巻く環境や大人の複合的な問題が絡み合っている場合が多い。子どもの問題の発生源にもなりうる家庭を、今一度、大人が見つめ直す機会となればとの思いから同講演会が企画された。

 二児の母でもありテレビでもお馴染みの長田さん(48)は、愛知県内で地域に密着した補修学習塾を経営する傍ら、いじめや不登校、非行、ひきこもりなどで悩む子どもの家庭に自ら出向き率先して問題解決にあたってきた。また、親を対象とした「長田塾」や子どもを預かる「長田寮」を開き、子育て不登校いじめを救う会の会長も務めている。

 講演会では、持ち前のバイタリティあふれる人柄と他を圧倒する迫力、目標を手にした子どもの顔がたまらく好きだという真の愛情を兼ね備え、捨て身でぶつかってきた経験から心揺さぶるメッセージを発信する。 

 入場料は無料で、事前申し込み不要。問い合わせは、同町家庭教育講座事務局(電話0748―55―4893)まで。

 


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新型肺炎患者の受け入れ訓練

近江八幡市民病院

感染防止対策は万全か
=医師ら30人が本番さながらに=

患者を見立てて行われた隔離医療の訓練
(湖東・近江八幡市)
 県から新型肺炎(SARS)対策の第2種感染症医療機関に指定されている近江八幡市民病院で1日、感染の疑いのある患者が診療に訪れたという想定で、院内の対応訓練が、市保健センターと協同して行われた。

 同病院では、今年1、500万円の予算を計上して伝染病舎の改修と最新鋭機器の導入を計画しており、今回の訓練はこうした設備の導入を前に、現場での問題点や課題を洗い直す目的も含めて実施され、医師、看護師ら約30人が参加した。

 訓練は、台湾から帰国した市内の45歳の男性が、診察に来院し、熱と咳の症状があるとの訴えから新型肺炎の疑いがあるという所見から始まり、新型肺炎の検査が必要であることを導き出す問診や診療に当たる医師や看護師らが感染しない対応、また、患者を隔離しながらの搬送方法の確認、レントゲン撮影や血液検査など検査現場での対応などマニュアル通りに出来るかどうか、 チェックした。

 また、市保健センターでは県への連絡体制や指示を仰ぐ指揮系統の確認などにも同時に取り組んだ。

 患者からの感染拡大を防ぐ伝染病舎への搬送や特殊マスクの装着、ゴーグルの使用、防護服の着用などの特別な対応なども細かく確認したほか、市保健センターでは、患者が立ち寄った場所を想定して、消毒作業にも取り組んだ。

 訓練には、患者を搬送することも考えられる消防の救急隊員らも視察に訪れ、それぞれの立場で何をすべきか、とるべき対応を探った。

 訓練を見守った川端市長は「概ね順調に目的を果たせたが、今回の訓練で明らかになった問題点を改善しながら、今後の対策を万全なものにしていきたい」と感想を語った。

 新型肺炎の拡大は、感染国で沈静化しつつあるが、再発も十分考えられることから、訓練の成果がいつでも発揮できるよう、受け入れ体制の維持や診療技術の堅守が求められる。


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共同参画に向けた

幼児用紙芝居

=作品募集中=

(全 県)
 県は、男女共同参画社会づくりの副読本として幼児のための紙しばいを募集している。

 様々な絵本や紙芝居が出版されているが、これらの中には固定的な性別役割分担の意識に基づくものも数多い。県では、性別にとらわれない個性的でのびやかな成長に役立つ紙芝居が必要として、男女共同参画社会づくりに向けた幼児向けの原作を募る。

 作品規格は、紙芝居の原画とストーリーとし、原画または文章のみの応募は不可となっている。大きさはA3判横の三枚または十二枚(表紙を含む)で、文章は四百字詰めの原稿用紙等に清書し、対応する原画のページ番号を記入する(原画の裏面にもページ番号を付す。作者名は記入しない)。応募点数に制限はないが、作品は未発表のものに限る。

 応募方法は、題名・氏名(ふりがな(ペンネームで応募する場合は本名も記入)・性別・生年月日・住所・電話番号・作品に込めた「メッセージ・思い」(四百字程度)を任意の応募用紙に明記し、封筒等に「紙芝居在中」として郵送する。

 応募資格はプロ・アマ不問で、グループでの共同製作も可能。賞は優秀賞一点に十万円の商品券、佳作二点に三万円の商品券が贈られ、優秀賞作品は製本として県内の幼稚園、保育所等に配布される。

 応募と問い合わせは、〒520―8577大津市京町4丁目1番1号、県男女共同参画課(電話077―528―3071、FAX077―528―4807、Eメールam00@pref.shiga.jp )へ。締め切りは九月三十日(必着)。


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