滋賀報知新聞(ニュース)平成15年7月8日第13527号


八日市南高開放講座

園芸と食品加工

=16日まで受講者募集=

(湖東・八日市市)
 八日市南高校(山本辰己校長)は、八月から開く学校開放講座「手軽にできる園芸と食品加工」(全五回)への受講者を募集している。

 初心者を対象に野菜、草花、果樹などの園芸や食品加工について、講義と実習をセミナーハウスと農場で行い、実習で作ったものは家庭に持ち帰ってもらう。受講料三千円で定員三十人。

 希望者(二十歳以上)は、往復はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、十六日(消印有効)までに〒527―0032八日市市春日町一―一五、八日市南高校開放講座係へ送付する。内容は次の通り。いずれも午後一時半から三時間。

 【8月2日】手作り食品(手打ちうどん)【同23日】花づくり(パンジーの播種・ハボタンの鉢上げ)【9月6日】果物づくり(ぶどうの収穫・調整)【10月11日】手作り食品(チキンロールとヨーグルト)【同18日】野菜づくり(イチゴのプランター栽培)


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新愛東町長に植田茂太郎氏

=合併への錨上げる=

集まった支持者と一緒に万歳して当選を喜ぶ植田氏
(湖東・愛東町)
 任期満了に伴う愛東町長選挙は六日投開票が行われ、前町議で新人の植田茂太郎氏(63)が、同じ合併推進を掲げて立候補した元町職員の新人村山栄氏(63)を大差で破り、初当選を果たした。これにより、新市まちづくりの錨(いかり)が上げられた。

 午後九時四十分すぎ、当選の一報が外集荷場の当選祝賀会場に入ると、会場前いっぱいに詰めかけ吉報を待っていた支援者から大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 植田氏は新人対決の厳しい選挙戦を振り返り、支持者へ感謝の気持ちを込めながら、「一市四町合併実現の公約が多くの町民に賛同していただいたと確信させていただきました。新しい町に向かって夢と活力ある“愛の田園(まち)愛東”の良さを確立するため、皆さんとともに全力を挙げてがんばりたい」と、力強く新町長として抱負を語った。

 当選祝賀会には合併を進める一市四町をはじめ、広域行政を継続する秦荘・愛知川両町、隣接の甲良・多賀両町などから市町長・議長、県議らが祝福に駆けつけた。

 中村功一八日市市長「今日ほど(愛東町までの道のりを)近く感じたことはありません。手に手をとって助け合い、補い合い、理解をしながら、共にまちづくりを」、久田元一郎永源寺町長「両町間の新橋建設へ、一緒にがんばりましょう」、宮部庄七湖東町長「合併を一緒に進める湖東町にとっても大きな意義に」、前田清子五個荘町長「すばらしい宝いっぱいのまちづくりを」、地元の上野幸夫県議「さわやかなアジサイの花のようにがんばってください」、選挙戦最終日には応援にも駆けつけた西沢久夫県議「本当に町を思う心が票に結びついた。いっしょにまちづくりに励みましょう」、小寺裕雄県議「同じ市民としてまちづくりに励んでいきたい」など、当選を祝った。

 現職の権並清町長も「新町長には最後のラスト・エンペラーとして町の行方を見定めでほしい。見事合併するまで、さらなる町民の支持・支援を」と、新町長誕生を喜んだ。


愛東町長選挙開票結果
当選 植田 茂太郎(無新) 2236
   村山  栄 (無新) 1414

投票当日有権者数 4370人
投票者数     3677人
投票率      84.14%



 植田茂太郎(うえだ・しげたろう)県立短大卒。農林水産省退職後、平成十二年二月から町議一期約三年五か月、産業建設常任委員長・合併等調査特別委員長を務める。六十三歳。外。


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ポイント紹介でもっと身近に

「仏画に見る仏像入門」

=能登川町立博物館で開催中=

仏像の姿や持物が持つ意味を紹介する企画展
(湖東・能登川町)
 仏像の眺め方や手に持つ持物の意味などを紹介する能登川町立博物館の第四十三回企画展「仏画に見る仏像入門」が同館展示室で開かれている。

 道端のお地蔵さんや観音様、身近な所では仏壇に手を合わせるなど、仏様を敬う心は時代が移っても変わることはない。しかし、仏様の姿形や指の結び方(印相)など、それぞれが持つ意味について詳しく知る人は少ないのではないか―。

 そこで同館では、比較的よく知られる仏様を選んで「如来」「菩薩」「明王」「天部」の四グループに分け、見分け方のポイントを図録にしたほか、アマチュア工芸家・猫又修理亮さん(ねこまた しゅりのすけ=大津市在住=)の仏画三十五点を掲げて紹介し、照らし合わせて観られるよう思考を凝らした。

 仏画は、三メートルほどの綿布とTシャツ等に描かれ、煩悩の毒を焼くという火焔光や慈愛の微笑を浮かべた如来たちが観る者を迎える。

 図録によると、如来は、悟りを開いたお釈迦様がモデルとなっているため、服装は出家時の衣一枚だけをまとい、広大無辺の智慧が詰まる肉けい相(お椀を乗せたような二段になった頭部)と螺髪(らほつ)相を表している。対照的なのが菩薩で、首飾りなどの華麗な装飾を身に付けるが、これは、王子であった頃のお釈迦様がモデルとなっているためであり、人々の願いを叶えるための様々な持物を持っている。

 一方、もともとはバラモン教(後のヒンズー教)などの異教の神々であった明王は、人々を救う仏様として祀られるようになり、燃えさかる火焔光は智慧の炎とゆるぎない仏心を象徴する。なお、同町須田にある不動の瀧も不動明王を祀った不動堂に伴うものとして知られている。また同様に、異教の神々であった天部はお釈迦様や仏法を守る役目を担い、七福神や寺門を守る仁王もこの仲間であると記し、分かりやすく紹介している。

 会期は七月二十七日まで。入場無料。月・火曜と二十三日は休館。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。

 


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戦争問題や福祉、農業、夢など

心打つ小中学生の主張と視点

=家族や地域住民ら約260人聞き入る=

最優秀賞を受賞した竜王小6年の甲津君
最優秀賞を受賞した竜王中3年・吉田さん
(湖東・竜王町)
 小中学生が日頃抱いている思いをぶつける「第十七回少年の主張竜王町大会」が四日、同町公民館大ホールで開かれ、発表者の家族や友人、地域住民ら約二百六十人が青少年の心の声に耳を傾けた。

 午後七時半から始まった同大会は、冒頭、同町青少年育成町民会議の若井治三郎会長が「日ごろ子どもたちがどういった思いで過ごしているかを知り、健やかな成長ができる環境を」と次世代を担う子どもの自主性を育てるまちづくりを呼びかけた。来賓者を代表して、福島茂町長は「十七回とも出席し、毎回、若い人のすばらしい意見を聞かせてもらっている。今後の町政に反映できるよう努力したい」とあいさつした。

 発表は、小学生と中学生の二部門に分けて行われ、同町青年団の部員二人が発表者の好きな言葉や色、出場が決まったときの感想を交えながら紹介し、発表者は一人ずつ壇上に上がり一礼した後、真正面を向き自分の言葉で語り始めた。

 大リーガー松井秀喜選手を越える野球選手になりたい夢や障害を持つ母親から学んだこと、心の栄養が取れる読書のすばらしさ、部活動で感じた自分の弱さから逃げずに立ち向かう勇気、祖父の姿を見て考えた生きがいとは、かけがいのないスポーツとの出会い、消費者に知ってほしい農業の苦労など、実体験を基にした小学生四人と中学生十四人の計十八人の子どもらの発表に会場は静まり返り聞き入っていた。

 中でも、小学生の部で最優秀賞に選ばれた竜王小六年の甲津祐貴君は、少年サッカーの試合や練習を通じて「みんなが勝手にプレーしても点数につながらなかった。一人はチームみんなのために、チームみんなは一人のためにあるんだなあと思った。全国大会に向けチームみんなで全力でがんばりたい」と力強く述べた。

 また、中学生の部で最優秀賞に輝いた竜王中三年の吉田有美香さんは、戦争問題に触れ「国が大人が子どもたちに都合のいい考えを押し付けた。戦争を起こしたのも開発途上国を作り出したのも子どもではない。しかし、その影響を一番受けるのは心も体も子どもである。何かをしようとする気持ちと、自分たちがどんなに支援を行っても助けている側だけの人間ではないということに気づかなくてはいけない。人は皆平等であり、地球で暮らす仲間であり、仲間が困っていたら手を差し出すのは当然のこと。未来を背負う子どもとして立ち上がる今がその時だ」と訴え、具体的な数字や本の一文を織り交ぜ語尾にも強弱を付け感情がこもった発表内容に大きな拍手が贈られた。

 吉田さんは、中学生広場「私の思い二〇〇三」の県大会予選に竜王町代表として推薦され、県民会議の書類審査で選ばれると八月三十一日に長浜市民会館で開かれる本選に出場することができる。

 審査を終え、諸頭毅審査委員長(竜王中学校校長)は「出場決定から一週間と短い期間だったがすばらしい大会だった。甲乙がつけがたく審査が難しかった。自分の体験から話をしている人がインパクトが強く、何を感じ、自分はどう考えているかを述べていると訴えるものが大きかった。やればできるという自信を持ち、経験に対して何を感じ、どう考えていくかが大切」と講評した。純粋な子どもの社会を鋭く見つめる視点や夢に向って突き進むまっすぐな思いが、訪れた人の心を打った。


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環境との共生のエコ村計画

国がモデル事業に指定

全国167提案から選ばれる
=都市の再生・活性化への実験=

小舟木エコ村プロジェクトの舞台となる計画地
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡消防署前の休耕地約15ヘクタールを用地に計画が進められている「小舟木エコ村プロジェクト」がこのほど、国の環境共生まちづくりの全国モデルの指定を受けた。

 今回の指定は、全国都市再生のための緊急措置としての取り組みで、全国から応募された167件の中から、同プロジェクトが実現性の高い先進的な取り組みとして認められ、国がモデル事業として認定する7提案の1つに選ばれた。

 同プロジェクトは、県立大の仁連孝昭教授を代表とするNPOエコ村ネットワーキングが、市や県の参画を得ながら産官学民の4者が協働して環境との共生に力点を置いた新しいまちづくりを進めようというもので、今年4月には、地元のまちづくり委員会や農業団体、市、県とでつくる「小舟木エコ村推進協議会」を設立している。また、同ネットワークを中心とするメンバーらが現地の視察調査を始めている。

 国に提案された計画によると、産官学民が知恵を出し合い環境共生型のライフスタイルを実践できるまちとしての機能づくりを進め、新しい生活産業、コミュニティービジネスの創出と雇用、また、都市の再生や活性化を導く先進的モデルを実現さすことや、雨水や汚水の水環境利用や自然エネルギーなどを活用した新たな住環境システムの構築などを目指している。

 具体的には、省エネに着眼したエネルギー供給施設、環境調和型の住宅を建設する住居・コミュニティー施設、農産品の直売所や菜園などを設けた地域サービス施設、 環境と暮らしを研究する教育、研究施設、斬新な菓子工房などの産業施設を設けるとし、30ゾーンの住区に300戸、約1千人が暮らせるコミュニティー(まち)で構成する。

 全国初の実験モデルとしてその成果が注目されるが、環境と暮らしとの関わりに軸足を置いた先進的な取り組みが近江八幡市で始められることの方がインパクトが大きいとの見方もある。


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