「土笛コンサート」
「蒲生町消防団ポンプ操法訓練大会」
竜王町議会に3町合併を
基本構想案作成へ初会合
滋賀報知新聞(ニュース)■平成15年7月30日(水)13548号
環境ネットが参加者募集
水質調査と田んぼ調査
=身近な河川・内湖・池など=
(湖東・広域)
東近江環境保全ネットワーク(環境保全に取り組む管内11団体で組織)は、地域の身近な河川や内湖、池などを対象にした「一斉水質調査」と、無農薬の不耕起栽培を行う「田んぼの生きもの調査」を実施することにし、両調査への参加者を募集している。
水質調査では、住んでいるところや学校周辺などの川や池、内湖など五地点で、CODを測定するパックテストで得た結果を調査票に記入し、感じたことや水の汚れを少なくする方策などのアンケートに答えてもらう。これらの報告から水質の現状把握と問題点を発見し、今後の水質保全行動に役立てる。
調査期間は8月1日から10日までで、参加者に送られてきたパックテスト(5個入り)や標準比色表、採水試験方法・結果の見方に基づき記入した調査票、アンケートを返送する。パックテストは180セットを配付(先着順)する。
CODは、水の汚れを見る指標で、水中にある物質(主に有機物)が酸化する時に消費される酸素量のことで、1ppm以下ならヤマメやイワナ、3ppm以下でサケやアユ、5ppm以下ならコイやフナが住めるといわれている。
一方、田んぼの生きもの調査は、4年以上にわたって無農薬の不耕起栽培、2年間の冬期湛水を行っている田んぼ(蒲生町葛巻)で、8月8日(午前9時半―午後零時半)実施される。この田んぼには多くの生きものが住んでいるといわれ、今回初めて調査することにした。
稲についている生きものや水の中の生きものを採集して分類し、琵琶湖博物館や農業試験場の指導を受けながら、観察・記録を付け意見を交換する。魚、昆虫、クモ、カエル、ザリガニ、カメ、貝、イトミミズ、ミジンコ、プランクトン、ウキクサ、藻、雑草など、田んぼや田んぼ周辺に住んでいる生きもの全てが対象となる。参加費は無料だがNPOが準備する昼食代500円が必要。高校生以上の先着20組。
両調査への希望者は、東近江地域振興局環境課内、東近江環境保全ネットワーク事務局へ、電話(22―7759)かFAX(22―0411)、Eメール(DC42@pref.shiga.jp)で申し込む。
中野亘さんの
「土笛コンサート」
=申込み受付中=
(湖東・八日市市)
八日市市在住の陶芸家・中野亘さんによる「土笛コンサート」が三日、永源寺町立図書館で開催される。
京焼八代・高橋道八氏に師事した中野さんは、南米ペルーでプレ・インカの土器を研究し、昭和六十年に八日市市に工房を設立。毎年、各地で個展を開き、高台寺(京都市東山区)のライトアップでは、電球を灯した焼き物八百個を配置し、地中から沸き出す生命力をほのかな光で表現した。
また、古代の音「土笛」に魅せられ、縄文・弥生時代のレプリカやオリジナルの土笛を自作。音の神秘やエネルギーを体感してもらおうと、社寺や能楽堂を中心に土笛コンサートを行っている。
午後二時開演。入場無料。申し込みは同図書館(0748―27―8050)へ。
技術身につけ無駄のない動き
「蒲生町消防団ポンプ操法訓練大会」
=小型ポンプの部 本部班2年連続優勝=
無駄なくきれのある動きで優勝した本部班
消防操法技術の錬磨と万が一に備え敏速適正な団体行動の習得を目的とする「平成十五年度蒲生町消防団ポンプ操法訓練大会」が二十日、蒲生町民グランド南側駐車場で行われ、同町消防団(奥田兼司団長)第一~三分団の団員約百六十五人が参加した。
午前六時半から始まった同大会では、分団旗を先頭に団ごとに列を組み入場行進し、角清和助役が「日頃の成果を十二分に発揮してもらいたい」と開式の言葉を述べ、第一分団第四班の西田衛団員が山中壽勇町長と奥田団長を前に選手宣誓し、健闘を誓った。
まず、八月三日に開かれる県消防操法訓練大会に蒲生・日野両町を代表して出場する蒲生町消防団第一分団第二班が、五人でホースをつなぎ二カ所の火点に放水するポンプ車操法の模範演技を披露し、機敏で無駄のない動きに出場選手は自らの動きを再度確認していた。
続いて、ポンプ車の部(三チーム参加)と四人でホースをつなぎ一つの火点に放水する小型ポンプの部(十チーム参加)の二部門に分けて行われ、「いくぞ。よし」との号令から出場選手の表情が緊張感に満ちたものに一転し、「ええぞー」や「最後まで集中」、「思いきり行け」との仲間の声援を背に、早朝や深夜に繰り返し完璧に身に付けた操法を手順通り正確に披露していた。
集合からホースの延長、火点目がけての放水、収納、服装点検、終了報告まで一連の動作を、日野消防署員が審査。規律や敏しょう性、士気、操法要領遵守度などを盛り込んだ持ち点百点から、指揮者や一・二・三・四番員の個々の技能とホース延長タイムを減点方式で採点し総合得点で順位が争われた。
審査の結果、ポンプ車の部で第二分団第九班が、小型ポンプの部で第三分団本部班がそれぞれ優勝に輝いた。二年連続の優勝を手にした本部班の安井善也班長(39)は、「タイムは後から付いてくるものだと考え、ポンプ操法の技能習得に力を入れたことがよかった。選手たちがよくまとまってくれた」と喜びを噛み締めていた。
日野消防署南出張所の安井利治所長は、「選手みなさんの姿、士気、規律、節度は心を引き付けるものがあり、敬意を表したい。火災発生時は、今と同じメンバーが揃うとは限らないので、想定ポジションを変えて訓練し、町民の期待に応えうる活動をしてほしい」と講評し、訓練の継続を呼びかけた。
なお、最優秀選手賞の受賞者は次の通り(敬称略)。
【ポンプ車の部】指揮者=奥村美徳(第一分団第三班)▽一番員=小堀直喜(第二分団第九班)▽二番員=福永喜一郎(第二分団第九班)▽三番員=小林和之(第二分団第九班)▽四番員=吉岡裕之(第三分団第十班)
【小型ポンプの部】指揮者=森島毅(第二分団第七班)池内智(第三分団本部班)▽一番員=角忠範(第三分団本部班)安井茂(第一分団第一班)▽二番員=安井政幸(第三分団本部班)丸山傳男(第二分団第七班)▽三番員=野邑佳孝(第三分団本部班)古谷弘一(第一分団第一班)
蒲生・日野町議会が正式要請
竜王町議会に3町合併を
初アタックは、不調?
=「何回でも来る」と熱意=
(湖東・蒲生町)
蒲生郡でまとまる合併を選択した蒲生、日野両町の正副議長が25日、竜王町役場を訪れ、竜王町の若井冨嗣議長に、3町合併に向けての取り組みを求める要望書を手渡した。
蒲生町議会からは、坂谷清治郎議長と外池文次副議長、日野町議会からは奥村嘉三議長と杉浦和人副議長が、両議会を代表して正式な申し入れを行った。
両議会の要望書では、行政のつながりや日野川水系で育まれてきた歴史文化、連携事業など竜王町との接点のほか、住民説明会で多数を占めた「蒲生郡を分断することなく、3町合併」を理想とする住民意思など議会が協議を重ねてきた経緯に加え、「3町での合併について竜王町議会で検討してほしい」と、合併推進を求めている。
要望書を受けて若井議長は、「竜王町は終始一環して、広域行政の取り組みや県が示したパターンなどを考慮した上で東近江1本を目指す方向で住民理解を得ている。足元を見つめ自らの基盤となるまちづくりを考えている最中であり、まだ地元固めができていない。合併しないとは言っておらず、将来に渡っては合併は必要であると考えている」とこれまでの姿勢を堅持するにとどまった。
坂谷議長は、「雰囲気は以前と変わっていなかったが熱意は受け止めてもらった。町民から発せられる意見に基づき進めてきた竜王町の現状も理解できるが、(議会は)蒲生町民と汗をかくと約束しているので、何度でも要請する」と粘り強く要望活動を続ける決意を示し、奥村議長も「同じまちづくりを考えるのであれば、3町のまちづくりを考える勉強会の開催について、前向きに検討するとの返答を得た」と合併する、しない以前にまちづくりを話し合う場を設けることを提案したことを明らかにした。
これについて、若井議長は「今まで一緒に取り組んできた経過もあり、そういった機会(勉強会)があれば、お互いにいいまちづくりをしたいので議会内で協議したい」と一歩前向きな私見を示した。
山中壽勇蒲生町長と奥野弘三日野町長は後日、福島茂竜王町長と会見し、3町合併についての要望書を手渡すことにしている。
ところで、近江八幡市では、今のところ合併について表だった動きはないが、合併を機に考えられる新しいまちづくりへの取り組みや広域行政の課題が解決できる道筋が開けることから合併推進の意向を強く持っている。
しかし、近江八幡市と一緒になりたいという積極的な町が現れないところに苦慮している現実がある。
近隣町の住民に近江八幡市政の実状を知る機会が少ないことから偏った先入観が浸透していたり、感情的なこだわりが壁になっているのではないか。近江八幡市と合併することで何が出来るようになるのか、どんなまちづくりが可能なのかを示した「合併マニフェスト(数値目標を明示した公約)」のようなものがあれば、近隣市町やその住民が同市との合併を考える助けになるに違いない。
駅前を交通バリアフリーに
基本構想案作成へ初会合
=近江八幡市=
25日サンビレッジ近江八幡で開かれた初会合
高齢者や身体障害者、妊婦などが安全に、そして安心して公共交通機関やそれと連携する駅や周辺の道路、広場などが利用できるよう計画を練る近江八幡市の「交通バリアフリー基本構想検討委員会」の初会合が25日、サンビレッジ近江八幡で開かれた。
初会合には、学識経験者や公共交通事業者、道路管理者、警察、市、住民の代表で構成する委員22人が出席。委員長に若井郁次郎大坂産業大教授を選んだあと、今後の取り組みについて協議し、国の交通バリアフリー法に基づきJR近江八幡駅とその周辺地区を対象に基本構想案づくりを進めていくことを決めた。基本構想案の作成にあたり、高齢者や障害者等の団体代表者を交えたワークショップを行い、今年末に最終案をまとめあげるスケジュールを確認した。





