滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月5日第13553号


不審者・変質者の出没が急増

地域で子供たちを守る

=子どもセンターが研修会開く=

不審者・変質者から子どもを守る研修会

(湖東・八日市市)
 市内で五月下旬から不審者・変質者の出没が急増していることを受けて、八日市市立子どもセンターは、このほど八日市署の協力を得て「不審者・変質者から地域で子ども達を守る」研修会を市役所別館大ホール開いた。

 被害に遭った子供が子ども一一〇番ハウスに助けを求めてくるケースが多いことから、三百四十か所のハウス設置宅が出席し、不審者や変質者の出没状況ほか、発生時の対応について八日市署員から学んだ。

 実際に子供が助けを求めてきた場合の対応や警察への通報の仕方、不審車両のナンバーの覚え方などの説明を受けた。意見交換では、子ども一一〇ハウスをもっと子供に周知させるための方策や、民家の少ない農道などでの安全対策について話し合われた。


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ふれあい楽しい

納涼「夏まつり」

=清水苑で入所者ら笑顔=

懐かしの名曲などを、キーボードに合わせて歌うお年寄りら
(湖東・五個荘町)
 社会福祉法人六心会 清水苑(堤誠治理事長、五個荘町川並)の「ふれあい夏まつり」が二日、同苑食堂およびデイサービス・在宅支援センターホールで行われ、入所者やその家族らが楽しい一時を過ごした。

 清水苑は、加齢や病気等により家庭での常時介護を受けることが困難になった高齢者のため、長期の特別養護や短期入所、日帰り介護、介護支援サービスなどを行う施設で、春のお花見や七夕祭り、クリスマスパーティーといった四季ごとの催しをはじめ、地域や子どもたちとのふれあいを大切にする家庭的なサービスを行っている。

 同祭も、利用者と家族・職員らが交流し、ふれあいを通して心豊かに生きていくことを目的に、開館当時の平成六年から続く恒例の夏まつり。

 この日は夏らしい天気に恵まれ、浴衣を着た子どもたちやボランティアグループらが続々と来苑。苑内には約二百三十人が集まり、「さざなみ会」(安土町)によるキーボード演奏や、たくましく成長した小・中学生の和太鼓集団「飛鼓」(五個荘町)、広域で活躍する「すみれ会」(八日市市)の大正琴演奏を楽しんだ。

 来賓には、前田清子五個荘町長、水土里ネットえちがわの北川弥助理事長、五個荘町社会福祉協議会の小串勲会長らが参席するなか、北川氏が「何事もプラス思考になって楽しく過ごして下さい。それが一番の幸せであり、長生きの秘訣」と特徴あるユーモアを盛り込みながら話し、後に続くコンサートで懐かしの名曲「鳴くな小鳩よ」「憧れのハワイ航路」等を一緒に合唱した。

 もう一つのメイン・模擬店では、職員らが腕によりを掛けたおでん、炊き込みおにぎり、みたらし団子などが並び、ビールを嬉しそうに空けながら口に頬張っていた。


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竜王町にも「1市5町合併」提案

近江八幡市が実現性のある「夢」へ

隣接市町からの正式申し入れに
=福島町長「住民の声でしか動けない」=

福島町長に要望書を手渡す川端市長
(湖東・竜王町)
 川端五兵衛近江八幡市長が一日に竜王町役場を訪れ、新たな合併の枠組み一市五町(近江八幡、竜王、蒲生、日野、安土、能登川)のまちづくりを提案した冊子と要望書を、福島茂町長に手渡し正式な申し入れを行った。

 川端市長は、「二、三年で着手できるものにターゲットを絞り、合併に夢を感じてもらえるよう実現可能なものだけを冊子に挙げた。これをたたき台に話し合いをしてほしい」と前置きした上で、本庁機能の分散や住民票取得など行政の窓口サービスの電子化、テレビ電話による在宅診療、全国どこへかけても市内通話料金を可能とするIP電話網の構築、光ファイバーを使った総合病院や診療所、開業医の連携医療、水環境の整備、環境こだわり農業や女性高齢者の加工品生産の推進など新市まちづくりの具体案を示した。

 また、「広域化すればするほど、文化や歴史、地域の交流が薄らぐのではないかとの声もあるが、コミュニティーづくりさえしっかりしておけば濃厚なつきあいができる」と語り、市内の地区単位などで姉妹関係を結ぶことで、祭りの担い手不足の解消や自分の町を見直すきっかけになると説いた。

 福島町長は「広域でやってほしい、せめて東近江一本でとの町民の意向がある。住民の声を聞かなければならない。即答はさせてもらえない」と回答。同席した合併調査特別委員会の勝見幸弘副委員長が、「議員に成り立ての頃、特例法のアメもあるのだから大きな合併をすればどうかと一般質問した。合併については悲観的な考えではなく、若者に夢をもってもらえるようにしたいとの自論がある。また、希望が丘に県庁がくれば大津市に対抗できるようなまちづくりができるのではとの話しもしたことがある。(新しいまちづくりは)合併しなければできないのか」と質問した。

 県庁移転に関連付け、川端市長は「新幹線の駅が篠原にできれば県庁は引っ張ってこられると考える。バラバラでしているよりも、一市五町がまとまれば、インパクトの強い集団として県へも要望ができる」と答え、近江八幡市議会合併特別委員会の辻恪委員長が「岩永峯一衆議院議員の近況報告の中から、既存の工場移転などで莫大な費用(約七百五十億円)がかかり現段階では栗東駅はできないとの実情が浮かび上がってきた。そうなると、滋賀県に一つ新駅を作るのなら湖東駅が有力候補になってくる」と篠原駅構想の可能性を訴えた。

 近江八幡と竜王、野洲の三市町の有志議員で構成する「篠原駅周辺都市基盤整備推進協議会」の発起人でもある同委員会の大橋正光副委員長は、日野川改修の中で河床が一メートル下がることから鉄橋の補強または架け替えの際に篠原駅の位置を見直さなければならないことや野洲の村田製作所社員の通勤駅になり確実な利用客が見込めることを挙げ、「近江八幡市南部の住民よりも竜王町民に利便性があるのではないか。地域の思いがなければ難しく、将来のまちづくりにつなげ夢に終わらないよう実現を」と呼びかけ、コンサルタント会社が新駅舎建設に必要な費用を栗東駅よりも安価な約百五十億円と算出したことを付け加えた。

 これに対し、福島町長が「竜王町が駅で苦労してきたのは分かってもらえているだろうが、鉄道のことは同町の土地でもないので口が出せず、遠い所から見ているしかなかった。新幹線の新駅は住民も大いに理解してくれると思う」と実現に期待を寄せた。

 新駅舎に庁舎を併設する案が竜王町議から飛び出すなどまちづくりの一つの核として共通認識を持ったが、竜王町議からは「本当に一市五町はできるのか」との不安の声や合併ありきで進めてきていない竜王町の実情への理解を求める意見が聞かれた。

 最後に、川端市長は「合併は避けて通れるが、議論なしに避けては通れないと市民に言っている。一歩踏み出し、一緒にまちづくりの絵を描きたい」と協働を求めた。福島町長は、「いい話を聞かせてもらった。合併を批判しているわけではなく、常に相手のあること。これまで住民の声でやってきた経緯があり、住民の声でしか動けない。前向きな話を住民に問いかける」と約束し、約二時間にわたる会談を終えた。

 


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実現可能な 夢ある広域合併へ

近江八幡市が5町に申し入れ

安土町は「2町で進みたい」
=能登川町は「住民に問いたい」=

仙波町長に1市5町の広域合併への取り組みを正式に申し入れる川端市長
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市は、今年2月に2市5町の合併の枠組みが破綻して以来、新たな合併の方針で取り組む新しいまちづくりの素案をまとめた冊子「1市5町のまちづくり」ができあがったのを受けて1日、川端五兵衞市長と正・副議長、合併特別委員会の正・副委員長の計5人が、能登川、安土、竜王、蒲生、日野町の5町を訪問し、各首長と議長に1市5町合併のまちづくりについての取り組みを検討してもらえるよう正式な申し入れを行った。
 同市では、2市5町破綻後、合併の失敗を教訓に新たな合併についての市の基本的な考え方をまとめた冊子「誰のため、何のための合併か」を作成し住民が求める悔いのない合併のあり方について広く周知を図り、その後、近隣市町の状況を見守りながらその具体的な取り組みについて研究、調査を重ねてきた。

 その結果、当初の考え方であった東近江地域が1つになるビジョン合併が一番望ましい姿との指針を堅守することになったが、八日市市、五個荘、永源寺町の3市町は、早々に愛東、湖東町との1市4町の枠組みで法定協議会を立ち上げ、枠組みを変更しないことを申し合わせて合併協議が進められていることや2市5町の破綻の経過から今期に「東近江が1つ」になることは現実的に困難と判断。

 そうした中で、3町合併が破綻した能登川、安土町は2町間で、また蒲生町は、八日市市の誘いを断って竜王町の参入を目指した日野町との2町間の取り組みが進められているが、まだ、それぞれ2町、あるいは3町の枠組みが決定的な段階に至っていないことから、各市町に異論のない「東近江は1つ」に一番近い1市5町の広域合併について再考してもらえる最後のチャンスととらえ、今回の申し入れを決めた。

 5町への申し入れに際して近江八幡市は、広域合併することで実現性のある夢あるビジョンを持ち込み、協働しての取り組みも提案した。国内最大のヨシ原の水郷を共有する能登川、安土町に対しては、西の湖と伊庭内湖の間約1、7キロの狭さくした県道の拡幅を図ると同時に運河を開設して2つの内湖を水運で結び、円山町から長命寺、沖島、そして大同川から伊庭内湖に周回する水上交通ルートを開けることで、ヨシ原の水環境保全や新しい観光資源が作り出すことができる試案を提示。これは、すでに県に打診して、検討に値するとの評価を得ていることや、早稲田大学理工学部教授・尾島俊雄氏が、中央公論6月号で同地域の水運を活かした国際情報都市の可能性を唱った論文を発表しているなど、その計画性の根拠も示しながら、広域合併することで創造できる新しいまちづくりの可能性などについて詳しく説明し、理解を求めた。

 同市の申し入れに対して能登川町の杉田久太郎町長は「安土町とのこともあるので、難しいとは思うが(今回の申し入れを)5日に開く区長会で説明したあと、19、21日に予定している住民説明会で住民に問いたい。そして9月中旬に区長会が予定している住民アンケートの結果を尊重したい」と話した。
 また、安土町の仙波秀三町長は「将来は、こういうまちづくりが必要と思うが一足飛びには難しい」と返答し、能登川町との合併を目指す考えを改めて示した。

 今回、近江八幡市が作成した冊子「1市5町のまちづくり」は、行政や議会だけでなく1市5町の住民にも読んでもらい、みんなで合併を考える参考資料にして欲しいとの願いから、市民以外の希望者にも郵送で無料配布することにしているほか、市のインターネットのホームページにも全文を掲載し、広く意見や感想を求めている。郵送での申し込みは、市広域行政推進室(36-5561)へ。市ホームページのアドレスは、http://www.city.omihachiman.shiga.jp/

(畑 多喜男)


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日本地方新聞協会 標語募集

読者とコミュニケーション

住民の信頼と連帯を深める
=天賞者を全国大会に招待=

(全 県)
 社団法人日本地方新聞協会(中島繁治会長)は、全国の地方新聞愛読者から今秋の新聞週間にちなんだ恒例の「地方新聞標語」を募集することにした。

 地方新聞標語の一般募集は、毎年十月の新聞週間に合わせて、全国各地の愛読者に地方新聞の活動を広く知ってもらおうと、地域住民とのコミュニケーションを深めることを目的に展開される。政治、経済、文化の発展に、報道を通じて寄与する地方新聞の社会性を改めて互いに認識する機会でもある。

 昨年は全国各地から七千五百二十九通の応募が寄せられ、このうち最終審査に残った約五百点の中には、滋賀報知新聞愛読者から寄せられた作品が六割近くを占め、上位三賞のうち天賞(最優秀)、人賞(三位)を獲得するなど、ここ数年ほとんど入賞・入選を果たしている。

 今年も、全国各地から寄せられた応募作品の中から、同協会専属の選考委員会による第一次、第二次審査を通過した作品を対象に、理事会の最終審査で上位作品を決定する。天賞獲得者を十月十五日開催の第五十四回全国大会(開催地は未定)に招待するほか、入賞など優秀作品は大会式典で発表し表彰される。

 地方新聞標語の募集要項は次の通り。
 【趣旨】各地域にあって政治・文化・産業・経済の発展に報道を通じて寄与している地方新聞の姿を顕著に表現したもの。
 【天賞例】「地方紙の力が生きる時代くる」(十一年度)、「地方紙の誇りで担え文化の灯」(十二年度)、「地方紙に我が郷土の夢たくし」(十三年度)「地方紙で触れ合い深まる人と街」(十四年度)。
 【入選】天賞(賞状・賞金五万円)一点▽地賞(賞状・賞金三万円)一点▽人賞(賞状・賞金二万円)一点▽佳作(賞状・記念品)五点を選ぶ。
 【表彰】天賞者を全国大会に招待するとともに、入賞・入選作品を同大会で発表し表彰する。
 【応募】郵便はがき一枚につき一点(何枚応募も可)。はがき裏面に標語一点と郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、募集新聞名(滋賀報知新聞)を明記し、表面には「標語募集」と朱書する。
 【締切】平成十五年八月三十日(当日消印有効)。
 【宛先】〒一六○─○○一七東京都新宿区左門町六番地、小野商ビル六○一、社団法人日本地方新聞協会、新聞標語募集係(TEL03─5379─1531)へ送付する。
 


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