滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月6日第13554号


戦没者の英霊を追悼

英霊にこたえる会が総会

ふるさと八日市の繁栄を誓う
=新会長に回渕治二氏を選任=

戦没者の御霊に菊の花を手向ける遺族ら
(湖東・八日市市)
 英霊にこたえる会八日市支部(回渕治二会長、約千四百人)は三日、八日市市戦没者英霊追悼式ほか、第二十六回支部総会を市立中央公民館大ホールで催し、故望田宇三郎前会長の後任となる新会長に回渕治二氏を選出した。

 戦没者英霊追悼式には、遺族ら約百五十人が参列し、犠牲となった英霊に対し恒久平和を願い、ふるさと八日市の繁栄にまい進することを誓った。

 菊の花一千本が飾られた祭壇を前に、国松喜次知事が託した「戦没者の死を無駄にしないよう、戦争の悲惨さ、平和の尊さを後世に引き継ぐ努力が必要」とのメッセージが読み上げられた。

 続いて中村功一市長は、サイパン戦跡慰霊に思いをはせ「ふるさとの地を踏むことなく犠牲になられた英霊に対し、悲惨な戦争を語り継ぐのが平和を享受する者の務め。二十一世紀が平和の世紀になるよう努める」と深々と頭を下げた。

 吉崎宗太郎市遺族会長も「戦争をくり返してはいけない。英霊から見れば孫の時代に入り、単なる昔話に終わることを危惧する」などと呼びかけ、戦争の犠牲となった英霊を前に追悼の言葉を捧げた。

 このほか総会では、新しく就任した回渕会長が「祖国に繁栄をもたらした英霊に感謝の念を持ち、命の尊さを訴えることこそ英霊にこたえる唯一の道。いつまでも顕彰することを誓う」と述べ、県が八日市市に建設計画する「平和祈念館」の早期実現をはじめ、戦没者の遺骨収集や世界恒久平和への貢献などを強く訴えた。


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さよなら「ヤルンカン号」
偉大な夢 子どもたちへ
=西堀榮三郎手づくりヨット解体=

熱心に見学する子どもたち
(湖湖東・湖東町)
 西堀榮三郎記念探検の殿堂(湖東町横溝)に野外展示されていた西堀氏の偉大な遺志が刻まれた手づくりヨット「ヤルンカン号」が、老朽化のため解体されることになり、二日開かれた「さよならヤルンカン号」で地域の子どもたちや関係者が最期の別れを惜しんだ。

 西堀家からヤルンカン号の寄贈により、同館の開館当初からシンボルとして展示されてきたが、四季を問わず自然にさらされての展示により損傷が目立ってきていた。

 この日を前に船室天井部分が解体され、これまで見ることのできなかった船室内部が姿を表わし、特設デッキから船内が公開された。子どもたちは探検家・西堀榮三郎の大いなる足跡の一ページをその目で確かめるように、熱心に見学していた。

 このほか、後部マストを輪切りにして「YALUNG KANG」の焼き印を押す記念プレートづくりや、第四十三次南極地域観測越冬隊に参加して今春帰国した中村俊弘さん(土山町出身)が持ち帰った南極の氷の「太古の音」を聞いたり、本物のペンギンに触れてみるなどの催しも開かれ、南極や世界の海といった大きな夢に、子どもたちの冒険心をかき立てた。いつの日か、湖東町から西堀氏を超える大物探検家が登場するかもしれない。
 解体される実物に代わって、同館に十分の一の模型「ヤルンカン号」が展示されている。


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道路にストップマーク

必ず止まって右・左

=愛知川署と管内各町=

愛知川署員と一緒にストップマークを張り付ける子どもたち
(湖東・愛知川町)
 愛知郡四町と愛知川署は、子どもたちの交通安全啓発を兼ねた「ストップマーク」の道路への張り付けを順次行っている。

 子どもたちが道路に飛び出すことのないよう、カエルやパンダの3Dキャラクターが「とまれ みぎみて ひだりみて」と安全確認を促す図柄の描かれた縦約三十センチ、横約五十センチのステッカー状のもので、住宅地や集落の出口付近に張られる。反射式で、ドライバーへの視認性にも優れている。

 このほど湖東町僧坊では地域の子どもたちや大人約三十五人が朝のラジオ体操のあとを利用して、愛知川署員から夏休みの事故防止や交通安全についての講習、自転車への反射材の取り付けなどを行い、集落から道路に出る危ない場所に三枚のストップマークを張った。

 


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感性豊かに表現

彩―IRODORU

=草木染め200点 自然の優しい色合い=

(湖東・五個荘町)
身近なモノへの新発見と日本の色名表現に感心させられる
 色の奥深さを見せる近江商人博物館(五個荘町竜田)の夏期企画展『彩―IRODORU』が、今月三十一日まで開かれている。

 茜・東雲・鶯・蘇房―、これらは伝統的な日本の色名で、微妙に変化する空や雲、季節ごとの草花の色などを感性豊かに表現している。素材は藍、紅花、ヨモギ、桜をはじめ、ビワやクチナシなど身近な植物で、天然ならではの優しい色合いが美しく、多彩な色や自然を気づくきっかけづくりとして開かれた。

 日本の染織は五世紀頃に発達し、染織技術の発展とともに様々な色が生み出され、色名も植物や動物、生活道具等から名付けられている。特に、熟した柿色の「照柿」や雀の頭頂部の茶色を「雀茶」と表現するなど面白く、江戸時代に大流行した「団十郎茶」は、人気歌舞伎役者の市川団十郎が着ていた衣裳の色から名付けられている。

 館内を彩る作品は、町公民館講座の草木染め教室生と講師の亀田靖江さんによるもので、菜の花やローズマリー、赤キャベツで染めたスカーフ、バンダナ、Tシャツなど約二百点が展示されている。いずれも化学染料では出せない優しい色づかい


で、身近なモノへの新しい発見と色名の面白さを紹介している。
 観覧料は大人二百円、子ども百円。午前九時半から午後五時まで開館。月曜日と祝日の翌日休館。問い合わせは同博物館(0748―48―7101)へ。


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本場仕込みの振付とテクニック

ブロードウェイ発のダンス教室

=参加者と見学者を募集中=

(湖東・蒲生町)
 ミュージカルカンパニークレムスは、十六日(正午〜午後五時)に蒲生町あかね文化センターで開く本場ブロードウェイミュージカル仕込みの振付けが体験できるダンスワークショップ「ボブ・フォッシー」の参加者と見学者を募集している。

 講師は、ブロードウェイやラスベガス・ショウで振付や作品制作で活躍後、昭和五十六年に来日し、大阪を中心に宝塚歌劇団や新宿・梅田コマなど全国の劇場やホールで主に演出と振付を手掛けているジム・クラーク氏。


 振付・演出家であるクラーク氏は、大阪音楽大学や宝塚音楽学校の専任講師を務めながら、人材養成に力を入れる一方、昨年アカデミー賞最多六部門に輝いたミュージカル映画「シカゴ」のブロードウェイミュージカルのステージを担当している。
 本物のダンステクニックを体感し技術の体得を目的とするワークショップでは、ジム&ダンサーズによるミュージカル「シカゴ」ナンバーのダンシングレッスンと、ダンスだけでなく夢を持つ若者に「大切なものは何か」をクラーク氏が日本語で熱く語りかけるトークが行われる。レッスン後には、クラーク氏から直に個々にアドバイスを受けることもできる。

 また、大津市にあるピアザ淡海で三十一日に催される県主催の芸術見本市で、ワークショップで学んだことを生かし自分たちで構成したダンスを交流ステージで発表する予定となっている。

 対象者は、ワークショップが小学六年生以上のダンス経験者で先着三十人、見学のみが小学四年生以上(ダンス経験不問)で先着三十人程度。参加費は、ワークショップが三千円、見学が五百円で、当日徴収。参加希望者は、住所、氏名、連絡先電話・ファックス番号、年齢、見学のみは「見学希望」と明記し、ファックスで申し込む。

 申し込みおよび問い合わせは、クレムスダンスワークショップ担当(電話090―1241―7768、ファックス0748―37―5195)まで。
 


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