滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月7日第13555号


平和の決意を次の世代へ

13日に県遺族会がリレー行進

平和祈念館の 早期実現要望
=戦没者への思い新たに=

写真は恒例のリレー行進風景
(湖東・彦根市)
 五十八回目の終戦記念日「八月十五日」が今年もやってくる。アメリカが「力の論理」により、イラクへ進攻して軍事的勝利を得たのを受け、政府はイラクへ自衛隊を派遣するイラク復興支援特別措置法案を国会に提出し、七月二十六日に可決成立した。あくまで「非戦闘地域」への自衛隊派遣と政府は力説するが、戦闘地域との線引きは事実上難しく、集団的自衛権の行使につながるとの指摘もなされている。さらに膝元では、北朝鮮の核問題が浮上するなど、広島・長崎に原爆を投下された世界で唯一の被爆国日本の軍縮・核兵器廃絶への悲願は、届きそうにない。

 このような中、わが国の平和の礎(いしずえ)となった戦没者に対し、改めて追悼するとともに、この地球上に再び戦争遺児をつくってはならないという決意のもと、財団法人県遺族会(山田利治会長)はこの十三日、大津市から竜王町〜蒲生町〜日野町〜永源寺町〜五個荘町〜安土町〜能登川町を経て彦根市まで「第二十二回慰霊と平和祈願リレー行進」を繰り広げる。

 午前九時に県庁前で国松善次県知事に対し「平和の尊さを次の世代に伝える県立平和祈念館の早期実現」などの要望書を手渡した後、竜王町(午前十時二十分〜十時四十分)〜蒲生町(十一時〜十一時二十分)〜日野町(十一時四十分〜正午)〜永源寺町(午後一時十分〜一時三十分)〜五個荘町(二時〜二時二十分)〜安土町(二時四十分〜三時)〜能登川町(三時三十分〜三時五十分)をリレー行進し、彦根市の県護国神社へは五時に到着予定。リレー行進には、約千二百人の参加が見込まれている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

13〜15日に

県護国神社で

=みたま祭り=

(湖東・彦根市)
 県護国神社(彦根市)では十三日〜十五日の三日間、境内で「第二十七回みたま祭り」が営まれる。今日の平和と繁栄の礎になった県下の戦没者三万余人を慰霊する。

【十三日】午後五時、慰霊と平和祈願リレー行進到着式。六時からみたま祭り奉告祭。県遺族会会長、同理事代表、同婦人部代表、みたま祭り実行委員長、地元遺族会理事(護国神社に参拝する県会議員の会代表)らによる玉ぐし奉典が営まれる   

【十四日】午後六時三十分から点灯式【十五日】午前十一時三十分から正午まで終戦記念式典。午後六時〜六時三十分まで県下戦没者慰霊祭。午後六時三十分から点灯式。なお三日間とも、海外戦跡遺骨収集写真展、戦跡巡拝記録映画上映会が開催される。

全国戦没者追悼式
県内から
150人参列


八月十五日、東京の日本武道館において、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、全国から遺族代表を招いて、政府主催の戦没者追悼式が行われる。
 滋賀県からは、遺族代表約百五十人が参列する。県代表の献花者は、米原町の成宮栄枝さん(79)、最高齢者は守山市の鈴木軍治さん(85)となっている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

町田忠史「パス画展」

心穏やかにする近江の四季

絵をバックにコンサートも
=希望が丘文化公園で=

繊細で動きのある町田さんの絵に見入る来園者
(湖南・甲西町)
 町田忠史「パス画展」が三十一日まで、県希望が丘文化公園青年の城中ホールギャラリーで開催されている。

 京都市出身の町田さん(59)=甲西町在住=は、同市立日吉ケ丘高校で日本画を学んだ。NHK趣味の講座「友禅に親しむ」の講師を務め、県立石部高校の壁画の原画制作にも携わった。県内で個展を開く一方、甲西町菩提寺のふれあいギャラリー「彩芸楽」で常設展をオープンするなど、作家と地域の人々との交流の場へ積極的に参加している。

 窓越しに新緑を満喫できる会場には、琵琶湖畔を描いた「黄昏」や黄色の花で一面が覆い尽くされた「早春」、凛とした中にも柔らかさを感じる「竹林」、つぼみが開き始め生命観あふれる「近江妙蓮」、昔の原風景がよみがえる「暮色」、石畳の重々しさが伝わる「静寂」、春の匂いがしてくるような「桜花」、雪をかぶった山々と紅葉のコントラストが美しい「初冬」、紅葉に包まれた「深秋」など、三号から四十号の大きなものまで約三十点が展示されている。

 近江の四季折々の姿を、繊細で動きのあるタッチと淡い色彩で表現している町田さんの画風は、訪れた人の心を穏やかにし、昔どこかで見たような懐かしさを感じさせる。 

 また、十六日午後二時から、町田さんの絵をバックに、松山克子さんとフルートアンサンブル湖笛の会による「やすらぎコンサート」が開かれる。琵琶湖を渡るさわやかな風のように人々の心をとらえると定評がある湖笛の会は、県内在住または出身者の女性フルーティストで構成するプロのフルートオーケストラで、海外公演などでも活躍している。当日は、「ふるさと」や「浜辺の歌」、「赤とんぼ」、「琵琶湖周航の歌」などを演奏し、気品と透明感ある音色を会場いっぱいに響かせる。 

 いずれも入場無料(公共施設で配布中の展示チラシを持参した人は駐車料金も無料)。開園時間は、午前九時から午後五時まで。休園日は月曜日。問い合わせは、同公園(電話077―586―2111)へ。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

7種の味、分かります?

滋賀県きき酒王決定戦

=入賞者に地酒プレゼント=

滋賀の地酒7種類をきき酒する参加者
(湖西・大津市)
 県酒造組合連合会の恒例イベント「全国きき酒選手権大会滋賀県大会―県きき酒王決定戦―」が九月二十三日、大津プリンスホテル・コンベンションホール淡海(大津市におの浜)で開かれる。

 地酒の良さを広く知ってもらうもので、滋賀県の地酒七種類をきき酒し、県きき酒王を決定。優勝と準優勝者には全国大会への出場権が贈られる。

 応募資格は、県内在住または在勤・在学する二十歳以上の人で、日木酒蔵元や酒類卸・酒類小売などに従事していない人。参加会費は三千円(競技終了後の地酒パーティー代を含む)。

 優勝者には、滋賀の地酒720ミリリットル詰50本と全国大会出場権、準優勝者には同地酒二十五本と全国大会出場権が贈られるほか、三位から二十位まで地酒がプレゼントされる。

 出場希望者は、応募チラシの参加申込書に必要事項を記入し、FAXまたは郵送で申し込む(仮登録)。後日、競技要項と参加料郵便振替用紙等が送られ、到着後三日以内の送金で本登録となる。定員は先着六十人。

 応募と問い合わせは〒520―0044大津市京町3―4―22、滋賀会館2階・県酒造組合連合会(077―522―3070、FAX077―522―3185)へ。締め切りは九月十日(消印有効)。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

湖青福祉会が大津に9月開設

市内初 全室個室の特養

=ユニットケアで家庭的介護=

今秋の開設に向けて進む建設工事
(湖西・志賀町)
 社会福祉法人・湖青福祉会(志賀町高城)は九月一日オープンに向けて、特別養護老人ホーム「ケアタウンからさき」を大津市見世一丁目に建設している。 市内初で県内二番目の全室個室が売りもので、「個室をただ並べるだけでなく、家庭的な介護を実践したい」と青木裕彦理事長は話している。

 約十六億五千万円を投じて建設した施設は、鉄筋コンクリート四階建て、敷地面積四千百平方メートル。少人数の家庭的な雰囲気で介護するユニットケアが特徴で、十〜十三人をひとつの生活単位とし、食堂とトイレ、浴室は生活単位ごとに共有する。個室には収納スペースが設けられ、家具を持ち込める。

 一般的に個室にすると目が届かなくなり、孤立する恐れがあると受け取りがち。ところが厚労省の調査によると、相部屋で寝るお年寄りは、同居者の目を気にして互いに背を向け、逆に孤立する傾向にあるという。全室個室制やユニットケアは厚労省が推進している「小規模生活単位型特別養護老人ホーム」と呼ばれ、全国的に広がりつつある。

 設置した湖青福祉会の青木理事長は、「個室でのプライベートを確保することで、入居者同士や社会的な交流が生まれ、心身ともに健康な生活をおくれる。個室でも介護の目が届くよう、入居者と職員の割合を二対一と多めに配置している」と、個室のメリットを強調する。

 施設は特養のほか、ショートステイ(個室二十室)、デイサービス、ヘルパーステーション、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業県内最大規模のケアハウス(個室四十八室、二人用一室)を併設している。
 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ