滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月8日第13556号


意識改革と再生努力を

農業者大会とサミット開催

=あすの明るい東近江農業へ=

2市7町から約400人が参加して東近江農業の再生をめざした大会
(湖東・広域)
 第二十四回21世紀に翔たく元気な東近江地域農業者大会・東近江地域集落営農サミット2003」(東近江農業管理センター・東近江地域集落営農推進会議主催)が、このほど八日市市のアピアホールで開かれ、管内から集まった約四百人の農業関係者らは、厳しい農業環境の中での東近江地域の農業の再生、活性化へ、決意を新たにした。

 大会では「東近江産米の再生への努力」「人と自然が共生する環境調和農業」「意識改革による新しい東近江農業の確立」「伝統を継承しながら集落営農で改革再生」を骨子とした大会スローガンと、「東近江の農業者が一致団結し、集落営農組織の強化により、環境にやさしい個性と活力ある農業農村の再生に邁進する」とうたう大会宣言を全会一致で採択した。

 このあと、竜王町稲作経営者研究会が事例報告「環境こだわり農産物(米)『竜の舞』の取り組みについて」でその成果と今後の課題を発表。東近江地域農業改良普及センターからは品質低下の克服と売れる米づくりへの提言「東近江産米の再生に向けて」が行われた。

 また、福岡市内で農業者育成活動を展開している五衛門倶楽部の池秀子総合企画部長が基調講演「活力ある農業へ あなたに贈る熱いメッセージ」で、“前向きの農業”をアドバイスした。


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江州音頭 総おどり

今夜 八日市駅前通り

聖徳まつり千人が会場を練る
=夜店横丁 開市記念祭も同時開催=

昨年の聖徳まつり「総おどり」
(湖東・八日市市)
 八日市市夏のビッグイベント第三十四回聖徳まつり(実行委員会主催)の第一弾「江州音頭総おどり」は、きょう八日に八日市駅前通りを歩行者天国にして、江州音頭発祥の地にふさわしく盛大に繰り広げられる。

 午前十時から、市神神社に実行委メンバーやウインズ八日市、商工関係者らが集まり、まつり成功を祈念するとともに、聖徳まつりのムードを盛り上げる。

 夏の暑さを吹き飛ばす江州音頭総おどりは、駅前通りを歩行者天国(午後五―十時)にして、江州音頭発祥の地にふさわしく市民総参加で開かれ、江州音頭の軽快なリズムと浴衣に身を包んだ踊り手の調和が、受け継がれた伝統の素晴しさをとっくり味あわせてくれる。

 夕方七時からの八風太鼓によるオープニングに続き、八日市ばやしのリズムに乗って企業、各種団体、グループなどの踊り手千人が続々と会場に集まり、同四十分からの開会式では、今年のウインズ八日市に選ばれた小泉敦子さんと小垂由里香さんの二人が紹介される。

 総おどりの開始は同八時。江州音頭の響きわたるヤグラ下では、仮装・変装コンクールなどが繰り広げられ、千人が踊り狂う輪の中に合併協議が進む四町も加わって、八日市ならではの総おどりを盛り上げる。

 会場には、アピア有志やピアシティ八日市が催す夜店横丁が店開きし、家族連れなど一万人の人出が予想される。雨天中止でテレホンサービス(TEL25―0694)を午後四時から受け付ける。

 聖徳まつりは、聖徳太子が市場を開いたとされる歴史的背景や、江州音頭発祥の地となる伝統を受け継いだ地域のまつりとして県下に知られる。九日の「延命花火大会」では千発の花火を打ち上げ、最終十日の「子どもの広場」で太子縁日や子供向けナイトシアターなどを催す。今年は、開市記念祭「八日市は妖怪地」も同時開催される。


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開市記念祭「八日市は妖怪地」

肝試し・怪画展・怪市など

=今夜 延命公園野外ステージ一帯=

(湖東・八日市市)
 ようかいちの名前の特性を生かした開市記念祭「八日市は妖怪地」は、八日から三日間、延命公園や商店街を中心に繰り広げられる。
 初日の八日は「ギネスに挑戦!世界最長の肝試しコース」ほか「妖怪地を描く怪画展」「妖怪地ミステリーツアー」「怪市(ナイトバザール)」などを催す。雨天中止。

 メインとなる肝試しは、天狗コース(世界最長八八八メートル)と太子コース(ショートコース)、河辺コース(河辺いきものの森特設コース)に分かれ、午後六時から順次、野外ステージをスタートする。
 聖徳太子一行になった参加者(五人一組)は、妖怪(おどかし役)の妨害にも屈せず、力を合わせ秘宝を探し出し、持ち帰ってくるルールで、賞品にDVDプレーヤーや最新映画ソフト、図書券などが用意されている。当日参加も可。

 同市に伝わる昔話や伝説などを形に表現した妖怪、もののけ、神様をテーマにした怪画展は、午後三時から浜野会館で開かれ、最優秀賞(図書券五千円)一点、優秀(同二千円)三点、開市賞(同千円)五点を選び、同六時半から表彰式を野外ステージで行う。

 このほか、妖怪ミステリーツアー(ビデオ版)や妖怪地百物語を行い、妖怪地不思議マップ(第三弾)も公開する。延命駐車場で開く怪市では、骨董市や妖怪グッズ、妖怪食の販売などのほか、屋台村が店を開く。

 


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よみがえる迫力と感動

八日市大凧まつり写真コンクール

=全国から528点 17日まで作品展=

八日市大凧まつりの感動が伝わる写真コンクール作品展
(湖東・八日市市)
 2003年八日市大凧まつりの「第十一回写真コンクール」の表彰式がこのほど世界大凧博物館八日市大凧会館別館で行われ、推薦の高田徳一61(湖東町北清水)さんら入賞者二十六人に八日市市長らから表彰状と副賞が贈られた。また、全国から寄せられたコンクールの応募作品三百七十七点すべてを紹介する作品展も始まった。

 表彰式では審査委員長を務めた写真家の西岡伸太氏が、「例年より目新らしい作品が多かった」と講評するとともに、「大凧の大きさ、人の表情や動きをとらえるための、カメラの位置、新しい視角を工夫してみよう」とアドバイスした。

 まつりの迫力と楽しさ、まつりに関わる人々や一緒に参加した観客の様子が写された作品の数々からは、まつり当日の感動がよみがえる。

 作品展は十七日まで開催。水曜日休館。


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6月から売上げ凍結へ

栗東市のたばこ小売販売業者JTR

たばこ税の大幅な落ち込みで
=20億円の歳入欠損!?=

光ナノテック用地の造成工事が進む東部工業団地
(湖南・栗東町)
 栗東市議会は一日、臨時議会を開催し、安養寺に建設予定の「(仮称)市総合福祉センター」などの工事契約三件を継続審議とした。これは、市のたばこ税の約四五%を納めているたばこ小売販売業者の最大手JTR、JTRたばこサービスが、同業者の光ナノテックに対する市の優遇策に憤慨して、この六月から売上げ(納税)を凍結したためだ。市は今年度当初予算でたばこ税三十八億円(前年度当初比一二%減)を見込んでいたが、凍結が続けば約二十億円の歳入欠損になるため、市議会では予算執行に“待った”をかけたもの。市ではJTRと協議し、この二十八日までには打開策を示して、工事契約案件の議決にこぎつけたいとしている。  【石川政実】

 市の平成十五年度一般会計当初予算は、二百三十三億円(前年度当初比七・五%増)だが、歳入の税収は、市民税三十一億円、法人税十二億円、たばこ税三十八億円、固定資産税五十四億円、都市計画税六億円など計百四十二億円(同四・四%減)を見込んでいる。実にたばこ税が税収の約三割を占めているのだ。

 たばこ税は、たばこ小売販売業者の売上額に基づいて、同業者が営業所を持つ市町村とその都道府県に対し、「日本たばこ産業」が定率で納税する仕組みである。同税に着目した市では平成十年、小売販売業者の営業所を誘致しようと、売上げの上限五%を奨励金として還付させる「たばこ条例」を施行した。このためJTRなど大手小売販売業者三社が相次いで市内に営業所を開設している。しかし総務省から指摘があり、同条例は十一年九月に廃止された。市では小売販売業者を引き止めようと、たばこ条例に代わる「企業事業資金貸付条例」と「工場誘致条例」を制定し、十二年から施行している。

 「資金貸付条例」は、市税を十年間で五十億円以上納税する見込みのある事業者が対象。貸付限度額は五億円で、金利も低利で融資する。もちろん担保が必要。同制度を利用した事業者は、JTR、JTRたばこサービス、キシダサービスの三社だが、金利や貸付金は返済しなければならない。

 ところが「工場誘致条例」では、土地取得奨励金として、上限三億円が交付されるのに加えて、固定資産税も二分の一に減免される。光ナノテックは、六地蔵にある市東部工業団地への進出第一号で、パチンコ部品などを製造する工場を十五年度中に建設し、十六年度から操業を始めたいとしている。市土地開発公社が、用地取得と造成を請け負い、完成後に同社に売却される。

 光ナノテックが誘致されるのは、東部工業団地のAブロック(七・七ヘクタール)で、宅地部分の第一区画(約三万九千六百平方メートル)、第二区画(約一万六千五百平方メートル)、その他から構成されている。工場予定地は第一区画で、この八月に造成ができれば、建設にとりかかるとしている。

 ちなみにAブロックの総事業費は、用地取得費が八億〜九億円、敷地整備費が四億〜四億七千万円で、総事業規模は十二〜十三億円と見られている。光ナノテックが市土地開発公社から用地(第一区画部分)を購入する場合、土地代が三・三平方メートル当たり七万五千円で、それに手数料が加わると、総額は約九億千二百万円見当。ここに誘致条例で、土地取得奨励金として、上限の三億円が交付され、さらに固定資産税の減免があり、これらを差し引くと約六億円の実質支払いになる。市が十二〜十三億円を投じたものを、光ナノテックはわずか六億円で手に入れる、つまり「六〜七億円の奨励措置」である。

 JTRでは「当社にはただ事業資金を貸付けるだけだが、工場誘致企業には担保もとらずに、六億円もの奨励措置というのはあまりにも不公平だ。極端な市の持ち出しの工場誘致に奔走した市幹部には疑義すら感じる。話し合い次第では市から撤退する」と話していた。
 


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