滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月15日第13562号


第1回 喜多スポ杯学童野球

選手の成長占う真夏の大会

八日市勢など出場13チームが対決
=16、17両日 長山グラウンドで熱戦展開=

(湖東・八日市市)
 第一回喜多スポーツ杯争奪学童軟式野球大会(八日市市軟式野球連盟・喜多スポーツ主催、滋賀報知新聞社後援、内外ゴム・ミズノ・エスエスケイ・アシックスローリングス協賛)は、十六、十七両日に八日市市上大森町の長山公園グラウンドで開催され、二日間の熱戦を繰り広げる。

 大会には、地元八日市の六チームをはじめ、永源寺二チームほか近江八幡、安土、竜王、愛東、湖東から各一チームの計十三チームが出場する。十六日午前七時半からの開会式では、保護者や大会関係者らが見守る中、選手約二百五十人が堂々の入場行進を行う。

 横瀬治大会運営委員長(市軟連少年部長)の開会宣言に続き、中島敏大会長(市軟連会長)、喜多高義大会副委員長(喜多スポーツ社長)らから激励を受け、西村一成審判長の訓示に続き、永源寺ファイターズの木下舜介主将が参加十三チームの団旗を従え選手宣誓する。

 試合開始は午前八時半。初日は、一回戦で地元八日市勢が近隣市町からの参加チームをA・B両ゾーンに分かれて迎かえ撃ち、初戦を制した八チームがベスト4に挑む。二日目(十七日)は、午前八時半から準決勝と決勝、三位決定戦を行い、二日間にわたる大会の幕を閉じる。予備日は二十三日。

 春から夏にかけて猛練習で鍛えた各チームの力と技が激突し、シーズン中に培ったチビッ子の成長を占う上で、見どころの多い大会となる。決勝戦終了後には、アトラクションとして「五年生試合」(中村スポーツ主催)も予定され、市内六チームの五年生以下の選手と母親が参加する。


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戦争の悲惨さ、平和の尊さ

中野公民館で学ぶ会

体験談や当時の品々から
=小学生や地元住民の心に=

当時をしのぶ品の数々
(湖東・八日市市)
 終戦の日を前に八日市市立中野公民館で「戦争を学ぶ会」がこのほど開かれ、地域住民や小学生が戦争の悲惨さと平和の尊さをあらためてかみしめた。

 参加者はまずビデオ「凧になったお母さん」で、空襲の火の海の中で子どもを必死に守ろうとして力尽きてなくなる母親と、母の必死の努力で生き延びた五歳の子どもも、結局十日後に餓死してしまうという、戦争さえなかったら父親と一緒に幸せに暮らせていたかもしれない、その時代に短い命を終えた母子の悲劇に戦争の罪を心に刻んだ。

 従軍看護婦としてインドネシアのジャカルタで若い兵士たちとともに生と死に直面した経験をもつ山田富久さんから、戦場最前線で死を何度も覚悟した状況、終戦を聞いて「これで日本に帰れる」と思った心境、戦後五十八年が過ぎた今日再び若者たちが戦場に送り込まれようとしていることへの危機感、世界平和への願いなど、当時を思い出して時折声をつまらせながらの話を、戦争体験者の心の叫びとして聞いた。

 さらに、中野地区老人クラブ製作の紙芝居「わたしと戦争」で、地域に語り継いで行かなければならない戦争体験を通して、あらためて平和の大切さをを学んだ。

 このほか、「戦争中の記録と品展」も開かれ、地元の人達の協力により、当時の新聞、軍服、防空頭巾、「八日市飛行第三聯隊」除隊記念手ぬぐいなど、当時を物語る品々が紹介された。


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語り継ぐ使命と責任

写真と絵で知る 戦時中の暮らしや思い

=近江日野商人館で「日野と太平洋戦争展」=

展示品を見ながら戦時中の生活を思い出す来館者ら
(湖東・日野町)
 昭和二十年八月十五日、昭和天皇が戦争終結の玉音放送を行ってから、五十八回目の夏が来た。戦争を実体験した人々の高齢化が進み、その体験を直に聞く機会が少なくなってきた戦争を知らない世代に、戦争が一般市民に与えた影響について視覚を通して理解を深めてもらおうと、日野町大窪にある近江日野商人館で「第十六回日野と太平洋戦争展〜写真と絵で伝える日野と太平洋戦争〜」が三十一日まで開催されている。

 毎年、戦争をテーマに企画展を手掛けている同館の正野雄三館長(76)は、本土決戦が行われるとの噂が飛び交った終戦間近に衛生兵として出兵し、その後小学校教諭として教鞭を取った経験を持つ。「本当の戦争は教科書では理解できない。当時の国民が不自由を強いられ、恐怖に脅えた気持ちを、実際に使われていた物品などを通して学習すると実感へと変わる。また、二度と起こしてはいけないことを知ってほしい。しっかりと体験した者には、後世に伝える使命と責任がある」と語り、最も身近な町民の暮らしぶりから戦争の非道さや平和の大切さを訴えかけている。

 戦時中に写真機を持っていた家庭は極わずかで、戦後には兵隊の写っている写真などを所持していると進駐軍に罰せられると言われ、多くの住民が焼いてしまった。しかし、今回、日野町内の写真店に戦争初期の頃に撮影された貴重な写真が残存していたことが分かった。

 展示会場には、大日本国防婦人会と書かれたたすきや日の丸の小旗を振りながら日野駅や上野田雲雀野で出征兵士を見送る風景、懐かしの我が家へ帰ってきた兵士の遺骨を羽織袴の正装した男性たちが迎える行列、空襲に備え川からバケツリレーする防火訓練の様子、雲雀野氏郷像の前で記念撮影する男子中学生、大阪から疎開してきた子どもたちなど、当時の人々の思いや声が聞こえてくるような写真約三十点が並ぶ。

 中でも、自ら志願して出兵し一時帰宅を許された中学生が戦時中でありながらいきいきと何の曇りもない表情を浮かべ弟と一緒に写っている写真が、国のために天皇のために尽くし死に行くことが男の美学とされた時代背景を物語っている。

 また、戦争が進むにつれ人々の暮らしが苦しくなり、ガソリンの変わりに油を作るため松の根を起こし、銀不足を補うため寺の釣鐘を供出、日野商人が保持していた金の大判や小判を差し出すためのお別れ会のほか、食料不足の中で空腹を満たすためのイナゴ取りや麦に岩塩やイモなどを加え作ったふな焼き作りの風景を、正野館長が自らの体験と町内の戦争体験者から聞いた話を基に絵で表現している作品約百点のうち五十点が常時展示されている。

 天皇陛下のご真影や教育勅語が収められている奉安庫に最敬礼する子どもや満州の山を開墾し田畑にするため義勇軍として出発を控えた小学生高学年の壮行会、日野小講堂で行われた町葬、疎開児童が家が恋しくて涙する姿など、戦時中の子どもへの徹底した教育ぶりと我慢することが当たり前だった日常生活をうかがい知ることができる。

 さらに、召集令状や防空頭巾、寄せ書きされた日章旗、千人針、陸軍の鉄かぶと、砂の入った紙製の文鎮、衣料切符、配給靴、竹の皮のぞうりなど戦時中使用されていた実物約五十点や満田良順氏が作成した近江日野の歴史年表から昭和十六〜二十年までを抜粋した日野と太平洋戦争年表が紹介されており、戦時中を生き抜いてきた来館者は「あーこれ使っていたなあ」と懐かしく思い出しながら今の平和をかみ締めていた。

 他国で行われている空爆の様子が映像で瞬時に見ることができ、その脅威を知りながらも戦争から逃れられない現状を踏まえ、正野館長は「今こそ、戦争とは何か、本当の平和とは何かを考え直す時期にきている。戦争を体験した人に子どもたちと一緒に来てもらい、展示品を糸口に戦時中の経験を語り継いでほしい」と記憶を子どもたちの心に留め記録として残す重要性を強調していた。

 入館料は、大人三百円、小人百二十円。休館日は、月曜日と金曜日。問い合わせは、同館(電話52―0007)まで。

 


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「2町まちづくり研究会」設置へ

蒲生町議会が合意

1市5町の支持論もある中

=冷めかけたか?竜王町への熱意=

(湖東・竜王町)
 竜王町に蒲生郡3町での合併取り組みを日野町とともに呼びかけている蒲生町議会が8日に開いた全員協議会で、法定期限内の合併を目指し、まずは日野と2町でまちづくりに関する協議を進めながら、竜王町への参画要望を平行して行っていくことで合意した。

 午後1時半からの会議では、竜王町への申し入れの結果や近江八幡市から提案された1市5町(近江八幡、竜王、蒲生、日野、安土、能登川)の新たな合併の枠組みについて報告され、各議員が順番に考えを述べた。

 議員からは、「遠回りしながらでも東近江1つになることが我々の願いであり、近江八幡市と竜王町は切っても切れない仲である」や「日野・蒲生に固執するのではなく、(近江八幡市の動きが)大同合併につながる可能性もあるのではないか」といった1市5町のまちづくりへ構想を支持する意見も聞かれたが、「近江八幡市が提示した1市5町のまちづくりには、現在の各町の課題が羅列されているだけだ」や「期限内を目指すなら3町しかない。日野とどういったまちづくりができるのかできるだけ早くまとめながら、竜王町への継続的な声かけを」との意見が大半を占め、2町でのまちづくり研究会の立ち上げを承認した。

 一方、「仮に、日野と蒲生の2町で合併するにしても各町のここを生かすといったまちづくり計画を出さなくては、住民理解が得られず障害になる」や「どういうまちづくりが必要なのか足元の議論をしなくてはいけない。日野と合併する必要性を住民に明確にする責任がある」と住民への説明責任を果たすよう求める声が上がった。

 蒲生、日野町の行政と議会には、竜王町に参入も求めていく当初の熱意は、冷めて2町で合併を進めて行きたいという、雰囲気が漂っているように伺える。


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県下初の女性専門外来

診療予約、受付開始

=近江八幡市民病院=

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市民病院は、9月1日から開設する「女性専門外来」診療の予約受付を11日から始めた。

 女性特有の病気や恥ずかしさが伴う症状を女性医師に診てもらうことで心理的な負担を軽減し、病状の早期発見、早期治療につなげていくことがねらい。 診察には10年以上の経験のあるベテラン女性医師が交代で「女性総合外来」と「更年期・思春期外来」の2科を担当する。

 女性総合外来は、主に男性医師に相談しにくい病気やどこに相談すれば分からない症状で悩んでいる人を、更年期・思春期外来は、年齢やホルモンなどの関係などが重なって身体の不調を起こしている病状で困っている人を対象としている。

 いずれも予約のみの診療で、受付には専用電話(電話33−3197)を設けている。受付時間は、土、日曜日と祝日、年末年始を除く毎日午後2時から午後5時まで。
 


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