滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月20日第13566号


傷跡から学ぶ

八日市市の平和祈念展

=図書館で各種展示開催中=

飛行隊の門柱を中島さん(左)の説明を聞きながら見学する子どもたち
(湖東・八日市市)
 八日市市で、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴える「平和祈念展」が開かれている。

 市立図書館では二十一日まで、戦後五十八年の月日がたった今も続けられている海外での遺骨収集や慰霊巡拝の様子を写真や遺品で紹介する展示、小中学校で取り組んでいる平和学習の成果発表、日本初の民間飛行場として開設され大空への夢を育みながら、戦時中は陸軍飛行場として多くの若者を戦場に送り込んだ八日市飛行場の歴史を振り返る展示が行われている。

 また、十四日と十六日には、小学生の親子を対象にした「市内戦跡巡りと平和学習」も実施され、訓練中に起きた墜落事故で亡くなった二人の搭乗員を慰霊する「留魂(りゅうこん)の碑」(長谷野)をはじめ、空襲から飛行機を守るために布引丘陵に造られた「掩体壕(えいたいごう)」、米軍機からの空襲の傷跡として残る御園小学校の「弾痕(だんこん)の石」などを、郷土史家の中島伸男さんと一緒に見学したほか、戦中戦後の食糧難の時代につくられた「すいとん」の試食、大森町の西堀喜久江さん自身の体験を元に作られた紙芝居やビデオ「夏服の少女たち」を鑑賞して、恐怖、苦しみ、悲しみに包まれた戦争下での生活、社会について学んだ。


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中チビが初大会を制す

第1回喜多スポ杯学童野球

御園スカイラーク準優勝
=健闘及ばず安土、八日市北=

初大会を制し喜びに沸く中野チビッ子クラブ
(湖東・八日市市)
 第一回喜多スポーツ杯争奪学童軟式野球大会(八日市市軟式野球連盟・喜多スポーツ主催、滋賀報知新聞社後援、内外ゴム・ミズノ・エスエスケイ・アシックスローリングス協賛)は、お盆休みの十六、十七両日に八日市市の長山公園グラウンドで開催された。

 小雨に見舞われながらも二日間の熱戦の中から、中野チビッ子クラブと御園スカイラークが決勝進出を決め、投打がかみ合った中野チビッ子が4対1でスカイラークを下し、初大会となる喜多スポ杯を制した。

 八日市勢二チームが抜け出した決勝戦は、今シーズン優勝候補の一角に名を連ねる中野チビッ子が、夏場にかけてめっきり力を付けたスカイラークとの両雄対決となった。両投手の好投が光る中でスカイラークは、二回表に先取した一点が守り切れず、最終六回裏に中野チビッ子の集中打を浴び、四点を取られ逆転負けを喫した。

 三位決定戦では、スカイラークに惜しくも5対4で敗れた八日市北スポーツ少年団と、中野チビッ子に10対7と攻め寄った安土野球スポーツ少年団が対戦し、三回裏の大量六点に守られた安土が8対5で八日市北を退けた。

 初大会には、地元八日市の六チーム、近隣市町から七チームの計十三チームが出場し、春から夏にかけて鍛えた力と技のほかチームワークを競い合った。開会式で中島敏大会長(市軟連会長)は「フェアープレーに徹し、全力で試合に挑み、ミスを次回に生かして欲しい」と励まし、出場十三チームの団旗を従え永源寺ファイターズの木下舜介主将が「力いっぱいプレーします」との選手宣誓を行った。

 表彰式では、喜多高義大会委員長(喜多スポーツ代表)の成績発表に続き、深紅の優勝旗が中野チビッ子の瀧田拓哉主将に、準優勝盾がスカイラークの渡辺隼主将に手渡され、上位三チームの各選手に記念メタルを贈ったほか、最優秀選手には投打に活躍した中野チビッ子の谷大毅選手が選ばれた。

 一方、アトラクションの低学年試合(喜多スポーツ主催)では、市内六チームの五年生以下の選手と母親が参加し、決勝で玉緒レッドスターズに4対4の抽選勝ちした御園スカイラークが初優勝を飾った。

【決勝戦】
御園スカイラーク
010000 1
000004 4
中野チビッ子クラブ

【3位決定戦】
八日市北スポーツ少年団
011030 5
00620× 8
安土野球スポーツ少年団


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県立日野高等学校の一日体験入学

昨年の倍 生徒や保護者260人が参加

=平成16年度総合学科設置へ=

パソコンを使った授業を体験
(湖東・日野町)
 平成十六年の総合学科設置を前に、県立日野高等学校が一日体験入学を十一日に実施し、県内の十九中学校の三年生とその保護者ら計二百六十人が参加した。 昨年開かれた商業科と普通科の一日体験入学の約倍に相当する参加者が詰め掛け、生徒自身が夢の実現のためステップアップできる教育環境に主眼を置く同校総合学科への関心の高さがうかがえる。

 改編では、現在の商業科と普通科を総合学科に一本化する。学科内には、商業教育に重点を置く「ビジネス系」とコンピューターの基礎知識から応用力までを身に付ける「マルチメディア系」、県下で唯一幼児教育や老人介護の技術と知識を体験を通して学べる「福祉健康系」、特定の分野を設けず語学習得や大学進学に力を入れる「総合教養系」の四系列を設置する。

 午前と午後の二回行われた体験入学では、参加者が四班に分かれて四系列の授業を三十分間ずつ順番に回った。各系列の学習内容の説明のほか、同校教諭とワープロ部三年生の指導のもと、パソコン上で絵を描いたり、「こんにちは」や「ありがとうございました」を言う時のおじぎの角度の習得やホームポジションから手元を見ずに電卓を打つ方法など同校の授業科目であるマナー教室などを受講し、保護者も一緒になって特色をつかんでいた。

 進路選択の時期も迫り、日野中学校三年の女子生徒らは、「実際に(学校が)どんな感じかが体験できて良かった。どのように勉強するかも分かった」と話していた。

 また、来年度入学者から一新される制服の展示も行われ、生徒の関心を集めていた。

 県下で五校目となる同校の総合学科では、通学区が全県一区になることから、同学科に関するポスターを日野・蒲生以外に八日市市や近江八幡市、野洲、水口、甲西など県内二十八中学に配布し、生徒獲得に乗り出している。

 


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14陣営が出席

湖東町議選

未調整地区に動きも
=合併までの大役担う=

14陣営が出席した立候補予定者説明会
(湖東・湖東町)
 任期満了(十月四日)に伴う湖東町議会議員選挙の立候補予定者説明会が十八日午後町役場会議室で開かれ、候補者未定を含む十四陣営の三十七人が出席した。

 出席の内訳は、現職十、新人三、未定一。地区推薦型で複数の集落が順番制で候補者を立てている地区の中で、調整が遅れている地区もあり、今後さらに動きが出そう。

 一市四町合併をめざして町から市への重要な時期を担う最後の町議選。二十五日から二十七日まで届け出書類の事前審査が行われ、九月九日告示、午前八時半から午後五時まで町役場二階会議室で立候補受け付け後、五日間の選挙戦に入る。

 投票は九月十四日午前七時から午後八時まで町内九か所の投票所で行われ、午後九時から町役場三階会議室で開票が始まる。六月二日現在の選挙人名簿登録者数は、七千百六十二人。


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竹田神社での事件受け

文化財の防犯対策強化を

=県教育委員会が通達文書=

(湖東・蒲生町)
 六日夜から七日未明にかけて、蒲生町鋳物師の竹田神社で扉と施錠を破壊し本殿内に侵入して重要文化財の神像彫刻二体を持ち去る悪質な盗難事件の発生を受け、県教育委員会(西堀末治教育長)が十二日付けで各市町村教育員会教育長と文化財所有者に対して、防犯対策の再検討と強化に取り組むよう通知文書を伝達した。

 県内各地の無住寺院で未指定文化財の盗難事件が頻発しており、今後も、監視体制の手薄な時間帯を狙い、施錠や建物の一部を破壊し侵入する強引かつ悪質な手口での事件が続発するおそれがあるという。

 文化庁が作成した「文化財防犯要項」では、事故防止策として、巡回監視の徹底と文化財の点検、出入口や窓の異常の有無確認などを掲げ、非常時に備え文化財の特徴や寸法といった詳細を記入した調書作成や台帳写真の資料整理が示されている。

 また、施設設備の観点から、海老錠や内装錠の併用▽鉄格子での窓の補強▽ケース内に収め施錠もしくは柵を設置した上での文化財の公開・陳列▽防犯警報装置の設置―など被害を未然に防ぐ工夫と改善ポイントを指摘している。

 美術品に対する関心が高まる中、文化財の防犯意識の浸透と所有者や管理者、地域住民、地方公共団体、所轄警察署の緊密な体制づくりが、国民共有の財産を犯罪者の手から守る第一歩といえる。
 


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