滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月21日第13567号


湖南の中核病院目指す

9月1日オープンの「近江草津病院」
最新鋭の医療器機が勢ぞろい

=24日、関係者ら招き盛大に竣工式=

(湖南・草津市)
 平成十三年十一月から草津市東矢倉町に建設が進められていた「近江草津病院」(開設者・福西亮氏)がこの二十四日に竣工し、九月一日にオープンする。同病院は、特定医療法人徳洲会(徳田虎雄理事長)が経営指導をしている。滋賀県では初めて同グループの病院が誕生するだけに、注目を集めそうだ。
PET(陽電子放射断層撮影=近く設置)
CT(コンピュータ画像撮影)
MRI(磁気共鳴断層撮影)


 湖南地域の中核的な総合病院を目指す同病院は、敷地面積が約一万四千八百平方メートル、延べ床面積が二万千九百平方メートル、地上六階、地下一階の鉄筋コンクリートづくり、駐車場の収容台数が二百二十四台で、病室が二百床となっている。

 診療科目は、内科(消化器、内分泌、循環器)、外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、泌尿器科、皮膚科、リハビリテーション科。

 医療設備は、MRI(磁気共鳴断層撮影)、CT(コンピューター画像撮影)、DSA(デジタル血管造影)、PET(陽電子放射断層撮影)、CAG(心臓カテーテル検査)、RIと最新器機を揃え、医療施設もICU(集中治療室)、CCU(冠動脈集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)、PICU(周産期特定集中治療室)、日帰り手術、LDR(居住型分娩室)、患者食堂、日帰り手術センター、健診センター、透析センター(二十五床)と充実している。

 病院のコンセプトのひとつが“ゆとりスペース”。三、四、六階の各病棟の廊下幅は二・八メートル、一階の外来診察の廊下も幅四・五五メートルとゆったりサイズである。

 また病室は、個室が五十二室(床)、四人部屋が三十六室百四十四床、ICU二床、NICU一床、GCU一床の計二百床だが、四人部屋のすべてにトイレを設置。患者一人当たりの平均病室スペースも、八平方メートル(普通は平均六・四平方メートル)と広くなっている。

 玄関は、車椅子用になだらかなスロープ、各階段も段差を低くするなど、人に優しい“ハートビル工法”を採用。味気ない病室の食事だけでなく、患者食堂も設けている。

 同病院では、特徴として、年中無休で二十四時間救急受付け体制▽入院保証金、大部屋の室料差額は無料▽冷暖房費無料▽患者からの贈り物は、一切受け取らない▽医療技術・診療態度向上に絶えず努力▽各種健康講座を通して地域をサポートーーなどを挙げている。

 九月一日から診療が始まるが、外来診療時間は、平日の午前診療が午前九時〜正午、夕診は午後五時〜七時、土曜日は午前九時〜正午。

 なお、八月二十四日の竣工式には、徳洲会関係者、滋賀医大、京都府立医大など大学病院関係、地元自治会など約千二百人の参加が見込まれている。

 同病院開設準備室の小玉正智室長談「“誰もが安心して最善の医療を受けられる”地域医療づくりを担っていきたい」

 徳洲会の徳田虎雄理事長談「生命を安心して預けられる、身近で頼りがいのある病院を目指している」


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

国際理解講座で学ぶ

中国の環境問題

=31日、草津市で開講=

(湖南・草津市)
 財団法人滋賀国際協会は三十一日、国際理解講座「国際環境協力を考える〜よみがえれ中国の森〜」を草津市立市民交流プラザで開講する。研究者や林野庁職員を講師に迎え、中国の森林の現状、環境協力の必要性、実際の取り組みについて学習し、理解を深める。

 午後一時半から始まる講座では、NPO環境保全ネット代表の北川秀樹氏(龍谷大学法学部助教授)が「中国の生態環境の状況と日本の役割」をテーマに語る。

 続いて現地リポートは、元中国四川省森林造成モデル計画プロジェクト造林担当の河合正宏位氏(林野庁関東森林管理局職員)が、現地の森林造成の取り組みを報告。さらに湖南省湘西自治州の現況は、高田信男氏(県国際協会常務理事)が話す。

 地球上の森林減少は年々加速し、一九九〇年から十年あまりで日本の総面積の二・五倍(約九十四万平方キロメートル)が失われた。とくに中国では目覚ましい経済発展と引き換えに、砂漠化による黄砂の被害や森林の保水機能の低下による洪水被害が顕著になっている。

 定員八十人で、受講無料。申込みと問い合わせは、〒520ー0801大津市におの浜一丁目一│二〇ピアザ淡海二階、財団法人県国際協会(電話077ー526ー0931)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

希少植物ザゼン草の

栽培セットを開発

=有限会社アグリ今津=

開発した栽培セット
(湖西・今津町)
 今津町の有限会社アグリ今津は、ザゼン草を家庭で育てられる「ミニザゼンソウボトル」を開発した。群生地の日本最南端である今津町では、環境の変化から年々減少し、県は緑地環境保全地域に指定している。

 ザゼン草は山の湿地や谷川のほとりなどに群生し、二〜三月にかけて咲くサトイモ科の多年草。仏像の光背に似た仏炎に包まれた姿は、僧侶が座禅を組んでいるようにみえることから「座禅草」と名付けられている。

 開発されたミニボトルは、県農業試験場が昨年開発した増殖技術を活用したもので、小瓶の中のゼリー状の培地に苗を植え込んでいる。培地には必要な養分が含まれているため、水やり、肥料などは不要で、培地がなくなれば取り出して路地、鉢に移植すればよい。開花するまでは七年かかるという。

 来年二〜三月に販売が開始される予定で、定価は七百円程度の予定。問い合わせは有限会社アグリ今津(0740ー22ー3955)まで。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

快適なたまり空間―「道の駅」―

新たに4駅登録

=県内は竜王町と栗東市の2個所=

(全 県)
 近畿地方整備局管内でこのほど、新たに竜王町の「竜王かがみの里」と栗東市の「アグリの郷栗東」、京都府竹野郡弥栄町の「丹後あじわいの郷」、大阪府南河内郡河南町の「かなん」の四駅が道の駅として登録された。

 今回、四駅が登録されたことで、第一回登録(平成五年)から同管内の道の駅は計八十九駅、全国では四十二駅が加わり七百四十三駅となった。

 県内には、土山町の「あいの土山」と朽木村の「くつき新本陣」、新旭町の「しんあさひ風車村」、愛東町の「あいとうマーガレットステーション」、大津市の「びわ湖大橋米プラザ」、近江町の「近江母の里」、栗東市の「こんぜの里りっとう」、湖北町の「湖北みずどりステーション」、草津市の「草津」の九個所が道の駅の登録を済ませている。

 現在、建設中の竜王町鏡の国道八号線沿いにある「竜王かがみの里」は、周辺に渡来文化の足跡が残っており、遺跡・遺物も多数発見されている。また、外観の烏帽子のモチーフになった源義経が元服した「元服池」が現存し、中山道の宿場「鏡宿」として栄えた場所でもある。地域振興と広域情報の発信の場として、物産販売や歴史展示、飲食・休憩施設の整備が進められており、今年十一月にオープン予定。

 また、県道片岡栗東線に面する「アグリの郷栗東」は、新鮮な地元農産物の直売所や製造過程が見学できる加工所、うどん・そば・パンの加工体験ができる機能と施設を有し、農業者と消費者との交流が図れる。休館日は火曜日。営業時間は午前九時半から午後六時まで。問い合わせは、アグリの郷栗東(電話077―554―7621、ファックス077―554―7622)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

芸術をもっと身近に

第57回「県美術展覧会」

=4部門で作品募集=

(全 県)
 県は、十一月二十二日から開く「第三十三回県芸術文化祭」の美術展覧会作品を募っている。

 創作活動の成果を広く発表し、芸術を身近に鑑賞できる場として開く今年五十七回目の歴史ある展覧会で、十一月二十二日から十二月七日まで県立近代美術館で開かれる。入場無料。休館日は十一月二十五日と十二月一日のほか、展示替えのため十一月二十九日を閉室とする。

 展示は、前期の「平面・立体」が十一月二十八日まで、後期の「工芸・書」は十一月三十日から最終日までとなっているが、入賞作品については全部門とも前期・後期を通じて展示される。

 募集部門と作品規格は次の通り。

 【第一部 平面】(日本画、洋画、版画、その他平面作品)、大きさは20号(72・7センチ×50センチ)以上〜100号(162・1センチ×162・1センチ)以内。ただし、版画は下限を設けない。展示できるよう額装などの配慮をする(額、マットは作品の大きさに含めない)。

 【第二部 立体】(彫塑、その他立体作品)、大きさは展示の状態で縦・横2メートル、高さ2・5メートル以内。手動可能で展示上危険でないもの。

 【第三部 工芸】平面作品は縦・横それぞれ2・2メートル以内(外装を含む)。立体作品は重さ40キロ以内、縦・横・高さの合計が2・4メートルを超えず、その一辺が1・5メートルを超えないもの。

 【第四部 書】仕上げ寸法が3平方メートル以内(一辺が2・42メートルを超えない。軸表装は不可)。篆刻刻字出品も可能だが、大きさは手動が可能なもの。

 応募資格は、県内に在住または通勤・通学する人。出点数は平面二点以内、立体二点以内、工芸一点、書一点で、公募の展覧会ですでに陳列した作品は不可。出品料は作品一点につき千三十円となっており、指定の出品申込書に必要事項を記入し、出品料を添えて搬入時に持参する。

 搬入は、十一月十五・十六日の午前十時から午後四時まで。場所は県立近代美術館搬入室。審査は十八日に展示会場で行われる。

 入選作品には、各部門ごとに芸術文化祭賞一点(副賞十万円)と、特選が数点(副賞二万円)贈られる。これらの作品は、同展覧会に引き続き、長浜・安曇川・八日市・水口の各文化芸術会館で開かれる巡回展で展示される。

 出品申込書は、県立近代美術館のほか、各県立文化芸術会館、地域振興局、市町村文化行政担当課(美術館・博物館・図書館・公民館等)に配布されている。詳しくは県県民文化課(077―528―4631)へ。
 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ