滋賀報知新聞(ニュース)平成15年9月2日第13577号


知恵の扉開く公開講座

受講募集 滋賀文化短大

実生活に役立つ知識を学ぶ
=介護や子育てなど5コース=

(湖東・八日市市)
 滋賀文化短期大学は、日常生活への知識を身に付けてもらおうと、教養や介護、子育て、デジカメ活用法などを学ぶ「公開講座」への受講生を五日まで募集している。

 同短大の教授陣らが講師を務め、薬や月の文化、食生活、中東情勢などの現代教養、家庭介護のポイント、子育てサポーター、デジカメの画像修正ほか、専門職を対象にした対人援助技術の五コースを用意している。

 受講希望者は、ハガキに郵便番号、住所、氏名(ふりかな)、年齢、性別、電話番号、受講希望講座名、託児サービス利用(子育てコースのみ)を書き、五日までに〒527―8790八日市市布施町二九、滋賀文化短期大学「公開講座」係(TEL22―3388)へ送付する。FAX(23―7202)も可。各講座は次の通り。現代教養のホテルニューオウミを除き、会場はすべて同短大。

 【現代教養講座】薬の話(9月13日)、月尽くし(同20日)、現代の食生活を考える(10月4日)、ジャーナリストから見たイラク戦争(同11日)の四回(千円)。午後二時から二時間。一般三十人。

 【専門職のための対人援助技術の基礎】援助技術の理論と展開(9月26日)、基礎的な面接技法1(10月3日)、同2(同10日)の三回(三千円)。午後七時から一時間半。福祉・保健の専門職二十五人。

 【家庭での介護を支える】痴呆性高齢者の理解とケア(9月13日)、在宅におけるリハビリテーション(同20日)、介護の実態と在宅サービスの有効な活用(10月4日)の三回(千円)。午前十時から二時間。一般三十人。

 【子育てサポータースキルアップ講座】地域の社会資源活用―潤いのある生活づくりのために(9月13日)、乳幼児期の子供の遊び・コミュニケーション(同20日)、人に寄り添う事は自分を振り返ること(10月4日)の三回(千円)。午前十時から二時間。一般三十人。

 【デジカメ活用法】デジカメで写真を撮ろう(10月4日)、画像修正に挑戦しよう(同11日)の二回(千円)。午前十時から二時間。一般二十人。


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県果樹品評会 今年のできはいかが?

ナシは愛東町産が上位独占

=イチジクも湖東町産が雪辱=

外観や味をチェックする審査員
(湖東・愛東町)
 平成十五年度滋賀県果樹品評会ナシ・イチジクの部がこのほど愛東町のあいとうマーガレットステーションで開かれ、ナシの部では愛東町産が今年も上位を独占、イチジクの部では湖東町産が二年ぶりに上位の席を奪回した。

 会場には県内の果樹園芸農家からナシ十九点、イチジク十六点が集まり、民間から“食と農のサポーター”の代表二人を加えた市場、生産関係者ら十一人の審査員による審査が行われた。今年は天候不純や台風10号などの影響を受け、作柄はいまひとつだったこともあり、審査の行方が心配された。

 審査員はそれぞれ、色や形、食味、糖度などを総合的に審査。その結果、ナシは福永久嗣さん(愛東町梨生産出荷組合)、イチジクは村田敏治さん(湖東町湖東いちじく生産出荷組合)がそれぞれ一位に輝いた。

 今後、ブドウの部が二日にびわ町で、カキの部が十月三十日に山東町と十一月二十日に今津町でそれぞれ開かれ、全品目による総合審査会で、今年度の最優秀賞などを決める。

 ナシ・カキの部の上位の成績は次の通り。
【ナシの部】一位 福永久嗣(愛東町梨生産出荷組合)幸水▽二位 苗村増和(同)同▽三位 藤澤茂右衛門(同)同

【イチジクの部】一位 村田敏治(湖東町湖東いちじく生産出荷組合)桝井ドーフィン▽二位 大橋甚之助(同)同▽三位 宮城定右衛門(栗東市いちじく生産組合)同


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地域ぐるみの防犯対策

南比都佐地区安全なまちづくり協議会

地域の子どもは地域で守る
=パトロールや緊急通報装置設置へ=

先月28日に開かれた推進大会
(湖東・日野町)
 大阪教育大付属池田小学校に包丁二本を持って侵入し子ども八人を殺害した宅間守被告(39)に、大阪地裁は死刑判決を言い渡した。わが国犯罪史上例を見ない、凶悪重大事犯と位置付けられたこの事件が、学校の安全神話を崩壊させた。二度と同じような出来事が起こらないようにと、教育機関を含め再発防止に向けた動きが全国各地で活発化している。日野署管内で今回初めて、地域ぐるみで防犯活動を展開しようと「南比都佐地区安全なまちづくり協議会」が結成され、取り組みが始まった。


 南比都佐地区安全なまちづくり協議会(安井喜久松会長)は、県民の防犯に関する自主的な活動を促し支援することを目的に、県が四月一日から施行した「『なくそう犯罪』滋賀安全なまちづくり条例」に基づき、子ども安全リーダーや少年補導員、駐在所連絡協議会、地域安全連絡所に携わる区民約三十人で七月十九日に結成された。

 同地区では、連続して出没する変質者、わいせつを目的とする犯行のほか、下校途中の児童が深山口交差点高架下で、不審者に写真を撮られる事件が発生している。PTAでは、すぐに立番を実施するとともに、町へ緊急通報装置の設置を昨年九月に要望した。

 人通りの少ない同地域内の通学路で、児童らが被害者に遭う事案が毎年報告され、大人の目の届かない場所で子どもたちが危険にさらされている深刻な状況が、協議会設立の背景にはある。

 先月二十八日に行われた同協議会の推進大会では、さらに地域全体の連携を密にしようと、幼小中のPTA役員や商工会、婦人会、老人会などが新たにメンバーとして加わり、当初の会員三十人から約二倍の六十八人に増え、組織を拡大させ、地域の子は地域で守る結束を固めた。

 あいさつに立った安井会長は、「子どもたちが安心して登下校し、遊ぶことのできる環境を整えたい。学校は絶対安全な所だと思っていたが、池田小での事件以来変わってきた。一緒になって不審者を除外し、入ってこられないような地域づくりを」と会員の士気を高めた。続いて、日野署の安居弘署長が、年々増加する刑法犯認知件数など管内の犯罪動向を説明した上で「一件でも犯罪が減るような取り組みをお願いしたい」と協力を求めた。

 当面は、地区内の各団体が行ってきたパトロールや立番、防犯教室などの取り組みを継続し、徐々に統一していく方針で、保護者から要望の強い緊急通報装置の設置実現を最優先課題として進める。

 設置が計画されている通学路緊急通報システムは、半径約五百メートル以内に民家がなく、児童の通学路であるが死角の多い深山口交差点の高架下トンネル付近に、非常ボタンと犯人を音と光で威嚇し通行人に異常を知らせる装置を設けるもの。

 非常ボタンを押すと、日野町の有線放送回線を通じて日野署の有線一一〇番に自動的に緊急通報され、インターホン越しに警察官に直接助けを求めることができる。地区が独自に通報システム導入を検討するのは県下初の試み。

 「滋賀安全なまちづくり条例」には、県が掲げる対象事業のうち五つに該当し具体的な活動計画を策定して、概ね小学校区単位で防犯活動を進める団体に対し、市町村が補助する場合、県が補助金の二分の一以内で五十万円、二年を限度に市町村へ助成することができると規定されている。

 この支援制度を活用し、同協議会は通学路緊急通報システムの工事費約八十万円と商工会の車につけるマグネット式の看板等消耗品十七万二千円、事務費二万八千円の合計百万円の予算を組み、現在、町に補助金交付を申請している。

 


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合併争点に一騎打ち戦へ

安土町長選・きょう告示

現職・仙波氏と新人・津村氏
=町政の態勢維持か刷新か=

津村氏の選挙事務所
仙波氏の選挙事務所
(湖東・安土町)
 任期満了に伴う安土町長選は、きょう2日告示される。立候補に向けて準備を進めてきた現職の仙波秀三氏(72)と新人で前町議の津村孝司氏(54)の2人が届けを行い、一騎打ちの戦いが確実視されている。

 両陣営ともきょうからの選挙戦を想定して上豊浦の県道沿いに後援会事務所を開設。告示日から選挙事務所に変えて一騎打ち戦の本拠地とする。

 今選挙では、山積する町の行政課題をどのような施策で解決していくのかの政策論も見逃せないが、有権者が最も関心を寄せているのが合併問題。

 どこと合併を目指すのかの枠組みの考え方では、仙波氏と津村氏の間には大きな相違点があり、一票を投じる有権者にはどちらを支持するのか、分かりやすい争点になっている。

 仙波氏は、「能登川町の2町を基軸にした合併」を推進しているのに対し、津村氏は「広域合併」を主張している。

 具体的には、仙波氏は能登川町との2町合併を、津村氏は、近江八幡市が申し入れを行っている1市5町の枠組みで進めていくのがよいと主張。考え方を異にしている。

 2人の主張は、当初から一貫しており、津村氏は議員の時から独自のアンケート調査を行って、スケールメリットがある広域合併の必要性を訴えてきた。一方、仙波氏は、3町合併の破綻を教訓にすでに形成されている行政間の信頼関係を大切にした2町合併が適切とする考えを堅守している。

 5月から6月にかけての住民説明会では、自由な意見を求める調査用紙が配布され、住民の意向をまとめる作業が行われているが、具体的な枠組みについて、幅広い均等なアンケート調査は行われていないことから、今回の選挙結果が住民投票の意味合いを持つことにも関心が集まっている。

 投票日(7日)までの選挙運動で、互角の戦いの両候補者がそれぞれの主張をどのように有権者に訴え、支持を広げていくのか注目される。

 両候補者とも合併する方針には異論はないことから、安土町行政もあと2年足らずで区切りをつけ、新市に生まれ変わることになる。

 合併で住民の生活基盤が大きく変わろうとしている今、合併問題の争点が鈍る選挙戦は考えられないし、有権者もその議論を求めている。


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日本初公開

本画と大下図並んで展示

平山郁夫展〜シルクロード
悠久の大地を行く〜
=ペア3組 読者プレゼント=

幅5メートル以上もある大作「故城下村民帰牧図」の本画
(湖南・守山市)
 開館五周年を迎えた財団法人佐川美術館(守山市水保町)は、新作収蔵記念『平山郁夫展 シルクロード 悠久の大地を行く』を開いている。日本初公開の大下図を含む新収蔵品をはじめ、平山氏が生涯のテーマとしたシルクロードから厳選の作品約六十点を陳列し、悠久の大地を旅した平山氏の数十年を振り返っている。

 新しく収蔵したのは、昨年の再興第八十七回院展への作品「故城下村民帰牧図」の本画と原寸大の大下図(下絵)で、六曲一隻の屏風仕立てで横幅は五メートル四十五センチにもなる。これは、同館が所蔵する作品中最大のものであり、原寸大の大下図は日本初公開として話題を集めている。

 「故城下村民帰牧図」は、インド西部ラージャスターン州の州都ジャイプルから北へ一〇キロにあるアンベールの風景で、山肌に食い込むように建てられたアンベール城を背景に牛を引いて歩く村民の姿が描かれている。

 この作品は、平山氏が平成十三年に旅した西北インド取材で構想したもので、遥かなる歴史を映しながら翌年の院展に出品。断崖にそびえる褐色の故城と空の青さが非常に印象深い。

 初公開の大下図は、取材中のスケッチから小下図を描き、本制作(本画)に取りかかる前の下絵で、いわば本画の型紙とも言うべき存在に当たる。会場では本画と大下図が並べて展示されており、制作過程の一端を見ることが出来るほか、大下図に無い絵や本画には描かれていないものなど、創作過程を想像する楽しみが味わえる。

 平山氏は、昭和五年広島県生まれで、昭和二十二年に東京美術学校(現在の東京藝術大学)日本画科に入学。安田鞍彦、小林古径らに師事し、主に日本美術院を舞台に活動している。

 生涯のテーマに選んだ「シルクロード」は、十五歳の時に被爆した苦しみから恒久平和を祈り、唐代の僧・玄装三蔵が歩んだように仏教の伝来とシルクロードシリーズを書き続けている。その文化交流と文化財保護活動が評価され、フランス政府からコマンドール勲章が授与された。平成十年には文化勲章を受章し、翌年には日本人会員としては三笠宮殿下、秋山光和教授に続いて三人目のフランス学士院アカデミー外国人会員に選ばれ、現在、日本美術院理事長、日中友好協会会長、ユネスコ親善大使を務めている。

 会期は、前期が十月五日まで、後期は同七日から十二月二十一日まで。月曜休館。入館料は一般千円、高大生六百円、小中生三百円。障害を持つ人は障害者手帳提示で本人と付添者一人まで無料。問合せは同美術館(077―585―7800)へ。

 滋賀報知新聞社では、同展の招待券をペア三組にプレゼントします。希望者は官製はがき、ファクス、Eメールに住所、氏名、年齢、電話番号、職業、本紙の感想を明記し、〒527―0015八日市市中野町一〇〇五 滋賀報知新聞社文化振興事業団 読者プレゼント「平山郁夫展」係(FAX0748―22―8855)へ。締め切りは九月九日。

 

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