滋賀報知新聞(ニュース)平成15年9月7日第13582号


山上小学校 3年計画で改築

校舎棟の工事始まる

=造成地で安全祈願祭=

校舎改築工事の安全を祈願し、玉串を奉奠する久田町長
(湖東・永源寺町)
 永源寺町山上小学校(植田建次校長、全校生徒二百二十五人)の校舎建て替えに伴う「改築工事安全祈願祭」がこのほど、同小学校隣地の造成地で行われ、久田元一郎町長らが工事の安全を祈願して玉串を奉奠。来春の完成を目指して工事が始まった。

 改築工事は三年計画によるもので、今年度に校舎棟(四千百二十三平方メートル)を新設し、平成十六年度にプール(五百平方メートル)と体育館(二千三百七十七平方メートル)、十七年度に運動場(八千平方メートル)とビオトープ(八百平方メートル)のほか、遊び場・実験実習地となる観察自然体験の森(二千平方メートル)などを順次整備する予定。

 新校舎は、鉄筋コンクリート造り二階建て、延べ床面積約四千百二十平方メートルで、ウッドデッキを配した中庭を囲むようにロの字形に建設される。敷地面積は現在地の一万四千二百九十四平方メートルと、新たに造成した八千四百八十九平方メートルの計二万二千七百八十三平方メートルの大きさがあり、「慣れ親しんだ場所で」との声を受け、現有校地での改築となった。建設工事費は八億二千四百二十五万円。完成は来年春の予定で、新学期には新しい校舎に子どもたちの声が響く。

 現校舎は、昭和三十八年七月の竣工から四十年が経過、体育館は四十四年、プールは三十年と老朽化が目立ち、旧規格であることから非耐震構造と安全性の問題を抱えていた。また教室も狭く、現在の教育カリキュラムに合った特別教室(パソコンルームなど)の設置は不十分であり、保護者が来校するための駐車スペースも不足している。

 このため、PTAや地域住民らが、子どもたちの安全と教育環境の改善を図ろうと改築の請願を町議会に提出し、満場一致で採択。翌十三年から建設委員会が設置され、改築に向けての調査・協議が進められてきた。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

投票の棄権は、危険!

町の将来を決める明日の1票

合併の枠組みの決定責任
=住民がとる絶好の選挙=

あすの投票を待つ選挙ポスター
(湖東・安土町)
 対抗馬に勝つ前にまず、暑さに勝たなければー。冷夏を取り戻すかのような厳しい残暑の中で展開されている安土町長選は、いよいよきょう1日で幕が下り、あすの投票で有権者の審判が下る。

 新人の津村孝司候補(54)と現職の仙波秀三候補(72)の一騎打ちとなった今選挙では、合併の枠組み問題について有権者が最大の関心を寄せていることから、両候補ともいくつかの公約を掲げているものの、1票を投じる住民が、これまでの町の合併の取り組みについてどのように受け止めているのか、その状況把握に注視しながらの戦いを展開している。

 両候補が掲げている公約には、町の方向性が鮮明になってこそ実現性に期待が持てるものも少なくなく、まず、合併がどうなるのかが先決問題と受け止める住民が多いのではないだろうか。

 このため、津村候補は、3日の個人講演会から合併問題を中心とした演説にシフトし、2町のみの合併ではなく広域合併の必要性を訴え、支持を求めていく戦術に切り替えた。一方、仙波候補もこれまで2期8年の実績報告に加え合併問題に重点を置いた演説に力を入ており、両候補の主張の違いがより鮮明になっている。

 ややもすると、選挙を有利に戦うために有権者が最も関心を寄せている行政課題を雲中に引き込むような作戦が少なくない選挙戦の中で、今回の町長選は、両候補とも主張を変えることなく、有権者にその判断を問う姿勢は、どちらを支持するかとは別に評価できるのではないだろうか。

 津村候補が主張する生活圏である近江八幡市を視野に入れ、行財政効率が高く、行政資産を共有できる広域合併を目指すべきだ、とするのに対し、仙波候補は、広域合併の前に行政間の信頼関係がある能登川町との2町合併を進め、段階的なまちづくりが必要と主張。

 この合併の枠組みに対する両候補の主張によく耳を傾けると、安土町民が日頃、隣のまち近江八幡市をどのように思っているのかという問いの答えを住民に求めているともいえるのでないか。

 合併協議の末、新しいまちが誕生するともう後戻りは出来ないだけに、どの市や町と一緒になるのかは将来の住民にとって大事な問題である。新市の青写真となる新市建設計画は、合併したあとでも見直しは可能だが、合併の枠組みは変えられないことから、次の合併が来るまで、その決定責任を誰が取るのかも考えなければならない。

 本当は、任期のある首長や議員ではなく、今、安土町に生きる住民がその責任を果たせることが一番望ましいのではないか。今回、争点がはっきりした選挙戦になったことで、投票はその責任を果たせる絶好の機会ともいえる。

 子や孫の将来の住民に、住民の一人として合併をどう判断したのか、説明できるよう、あすの投票は大切な1票といえる。

(畑 多喜男)


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

きれいなお部屋ありがとう

園児たちが完成式

=市立八幡幼稚園=

園児たちから感謝のプレゼントを贈られてニッコリの川端市長
(湖東・近江八幡市)
 夏休み中に増改築工事が完了し、きれいな園舎に生まれ変わった市立八幡幼稚園で2日、工事の完成式「ありがとう幼稚園」が行われ、園児と保護者ら約270人が参加した。

 同園では、昨年度から3年保育をスタートしたが、保育室が不足して定員オーバーしたことから、2部屋の増築と1部屋を改築することになり、4月から工事が進められていた。増改築の3部屋は5歳児29人が入っている。

 新しい部屋は内外部の一部に木製を取り入れ、木の温もりと天窓からの採光デザインが採用されている。完成式に川端市長も招かれ、園児の代表から「きれいなお部屋ありがとう」の感謝の言葉とともに手作りの花束と首輪のプレゼントを受け「私も卒園生です、暑さに負けず楽しく過ごしてくださいね」と笑顔で応えた。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

100万円でISO認証

近江八幡で無料セミナー

=受講生を募集中=

(湖東・近江八幡市)
 東近江地域中小企業支援センターは、9日に八日市商工会議所で、26日に近江八幡商工会議所で開催する「ISO14001無料セミナ〜―100万円でISO認証〜」の受講者を募集している。

 同セミナーは、関西を中心に中小企業のみを対象としたISO14001のコンサルティングを行っているNPO法人・木野環境が講師を務め、ISO14001とは何かや認証取得に必要な費用、取り組みの具体的手順、認証取得までのスケジュールを分かりやすく説明する。また、質疑応答の時間を設けられ、セミナーの前後の時間を用いて個別相談も行われる。

 木野環境は、京都精華大学の黒沢正一助教授と学生らが「小さな組織、中小企業にもISO14001を」を合言葉に平成12年に設立したもの。黒沢助教授が独自に開発したマニュアルを基に、膨大な資料を作成しなければならない社内規則の環境版ともいえる環境マネジメントシステム(EMS)の構築を企業の現地調査を実施しながら進め、無駄な手間をかけず短期間、低価格のコンサルティングを実践している。

 これまでに、サービス業から製造業、廃棄物処理業まで多岐にわたり約40社の認証取得をサポートしてきた。また、近隣では、竜王町商工会が昨年11月に、木野環境のコンサルティングを受け安価で認証を取得した。

 参加希望者は、社名、参加人数、参加代表者、連絡先、参加日時(9日か26日)、個別相談の希望有無(希望する場合はセミナー前か後か指定)を記入し、FAXで申し込む。当日は名刺を持参。申し込みおよび問い合わせは、東近江地域中小企業支援センター(電話・FAX31―3266)またはNPO法人木野環境(電話075―702―5253)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

登録湿地10周年

あす「琵琶湖ラムサールシンポジウム」

=賢明な利用考えませんか=

次代に残したい琵琶湖の自然(写真=シンポジウムPRパンフレットから)
(湖南・草津市)
 県立琵琶湖博物館(草津市)で六日、登録十周年記念『琵琶湖ラムサールシンポジウム』(主催=琵琶湖ラムサール条約連絡協議会、滋賀県)が開かれる。

 琵琶湖がラムサール条約登録湿地となって十年を迎えた。また、昨年、今年と滋賀県において世界湖沼会議、世界水フォーラムが開かれ、新しい琵琶湖ルール「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」へとつながっている。

 同シンポジウムは、改めて琵琶湖の素晴らしさを見つめ直し、豊かな恵みを次代に引き継いでいこうとするもので、ラムサール条約の精神「賢明な利用」を実現していくにはどうすればいいのか、様々な発言を聴きながら考える。

 開演は午後一時半。来賓の清水嘉与子参議院議員(元環境庁長官)と國松善次県知事および開催地の芥川正次草津市長らが参席するなか、琵琶湖ラムサール条約連絡協議会長の丸岡一至湖北町長が開会挨拶する。

 基調講演は午後一時五十分からで、「琵琶湖における「賢明な利用」とは」をテーマに東京農業大学の安藤元一助教授が登壇する。続いて、基調報告「ラムサール条約から考える琵琶湖の保全」、「パネルディスカッション」が開かれる。

 パネラーは、安藤氏のほか、海東英和氏(新旭町長)、松村勝氏(草津湖岸コハクチョウを愛する会理事長)、宮川琴枝氏(びわ湖を守る水環境保全県民運動県連絡会議事務局長)、村上悟氏(NPO法人アサザ基金、ラムサール研究会)、蟹江志保氏(環境省自然環境局野生生物課登録調査係長)―の六氏で、それぞれの立場から意見を述べる。

 参加無料。問い合わせは、県自然保護課内・琵琶湖ラムサール条約連絡協議会事務局(077―528―3483)へ。

 なお、琵琶湖ラムサール条約連絡協議会の構成は、県と六市(大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、草津市、守山市)、十五町(志賀町、中主町、能登川町、米原町、近江町、湖北町、びわ町、高月町、木之本町、西浅井町、マキノ町、今津町、安曇川町、高島町、新旭町)となっている。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ