滋賀報知新聞(ニュース)平成15年9月9日第13583号


法泉寺寄席10周年特別企画

特別ゲストに桂米朝

=読者プレゼント5人を招待=

桂 米朝さん
(湖東・八日市市)
 法泉寺寄席世話人会(増田洲明代表)は、十一月二十四日に上方落語の大御所らを招き、十周年記念特別企画「第二十回法泉寺寄席」を八日市文化芸術会館で開催する。

 八日市市建部堺町の法泉寺(住職・増田代表)本堂で開く「法泉寺寄席」は、開演されてから十年を迎えるが、これまで五十人の落語家が出演し、演じた演目は八十五題に上り、延べ二千二百人が上方落語を楽しんでいる。

 午後一時開演の十周年記念には、人間国宝の桂米朝さんを特別ゲストに迎えるほか、四代目桂文我、四代目桂梅團治、桂三歩、桂つく枝、桂まん我の各氏が出演する。入場料(全席指定)は前売り三千円、当日三千五百円で、法泉寺、八日市文芸会館、アルプラザ八日市で発売中。詳しくは法泉寺(TEL22―2814)へ。

 なお、滋賀報知新聞は、五人を十周年特別企画法泉寺寄席に招待する。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号ほか紙面感想を書き、二十日までに〒527―0015八日市市中野町一〇〇五、滋賀報知新聞社「法泉寺寄席招待」係(TEL25―1111)へ送付する。

FAX(22―8855)やEメール(s-hochi@mx.biwa.ne.jp)も可。

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地域住民もたくさん参加して

防災・救急の備え再確認

=愛東町と八日市市でイベントや訓練=

「八日市市防災総合訓練」での消防隊員による救助訓練
(湖東・八日市市)
 「救急の日」(九月九日)を前に、防災・救急意識を高めようと、愛東町では六日に「防災救急ひろば2003」が、八日市市では七日に防災総合訓練がそれぞれ行われた。

 あいとうマーガレットステーションで開かれた「防災救急ひろば2003」は、愛知郡広域行政組合消防本部が、管内住民に防災や救急意識を体験やクイズに参加しながら高めてもらおうと毎年開いているもので、今年もたくさんの親子が参加した。

 駐車場の一角に設けられた体験コーナーでは、受け付けでもらったプリクラカードを首から下げた子どもたちが保護者らと一緒に、はしご車、地震、煙、応急手当、消火の各体験に長い列をつくり、全部回れば修了の記念品がもらえるシールを集めながら、防災や救急の知識を広げていた。

 またステージでは、隊員らが手づくりの紙芝居や◯×クイズをはじめ、応急手当教室などを行い、とっさのときの対応を子どもたちにも楽しくわかるよう啓発した。

 このほか、パネルや車両、防災用品、写真などの展示もあり、熱心に見学する親子の姿が見られた。

 八日市市防災総合訓練は午前六時半から市立八日市南小学校運動場で、近くを通る百済寺断層でマグニチュード7・2の直下型地震が発生し、道路やライフラインが寸断され、家屋損壊や火災、事故など多数の負傷者を出す災害が市内各地で起きていることを想定した関係各機関と住民参加による約六百五十人規模の総合訓練を行った。

 地震発生とともに、市内在住の市職員約百五十人がそれぞれの担当エリアの被害状況を把握して報告する非常召集訓練、消防団員と職員が住民を避難させる避難誘導訓練、避難場所の小学校に着いてからはバケツリレーなど初期消火訓練や炊き出し訓練、救助・消火訓練などが繰り広げられた。


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漂泊の日本三大歌人「宗祇法師」

ふるさと能登川で五〇二回忌

=偲び、連句大会も開催=

能登川の生んだ歌人、宗祇法師を偲ぶ「宗祇法師502回忌」
(湖東・能登川町)
 能登川町伊庭の正厳寺(福島崇雄住職)でこのほど、宗祇法師を偲ぶ「宗祇法師502回忌法要・連句大会」がいとなまれ、顕彰する住民ら約五十人が同法師の偉業を讃えた。

 宗祇法師(飯尾宗祇・いのおそうぎ=一四二一〜一五〇二年)は、和歌の西行法師、俳句の松尾芭蕉とともに日本三大漂泊歌人と称される室町時代の連歌師で、戦国の世へと争乱が増す中において、人・自然・平和を愛する文学として全国を行脚。民衆に歌の楽しさを広め、和歌から俳諧への過渡期を開いたが、一五〇二年九月六日、箱根湯本(静岡県)で終焉を迎え、門人らに奉じられながら曹洞宗桃園山定輪寺(同裾野市)に葬られた。

 近年まで、同法師の出身地は紀伊説(和歌山県吉備町)と近江説(滋賀県能登川町)があったが、出生に関する唯一の記述「身産江東地(近江国東部で生まれ)」が見つかったことで、平成七年に故・金子金治郎広島大名誉教授が「宗祇の生家は近江守護大名佐々木六角家の重臣伊庭家」(「国語と国文学七月号」東京大学国語国文学会出版)と発表。七十年間の研究成果が実り、故郷の能登川町では宗祇法師顕彰会が誕生し、その後の調査が進められている。

 法要は、同顕彰会の呼びかけで毎年行われているもので、喚鐘の音が堂内に響き渡ると福島住職の先導により読経が続いた。このあと、里田祥大さんによる奉納吟が行われ、同法師が能登川で詠んだ「かげ涼し 苔に塵なき 庭の松」を詩吟と共に書き記した。

 「かげ涼し」の歌は計三点あるが、いずれも仏道に帰依した同法師らしく、人々の平和を願ったものとなっている。後に続いた講話「宗祇さんの人間性」で同顕彰会の長谷川美雄さんは「かげ涼しは、釈迦の言葉(葉の無い木の下でも仏に守られて涼しい)に相通じ、繖山(古くは神山)に守られた能登川の自然、平和を大切にしたい。また、親族の面影が想い出され、懐かしく心が和らぐ―という意味が込められている」と説明し、同法師の故郷・能登川を連句の里として残していきたいと話した。

 このあと、境内の門徒会館で連句大会が催され、したためてきた連句が披露された。なお、連歌は、短歌一首を二人以上でつくる続け歌で、五・七・五字の長句と七・七字の短句を交互に連ねる(長連歌、鎖連歌とも言う)韻文学の一つ。


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無投票への流れ加速か?

16日告示の竜王町議選

現職8人、元職1人、新人5人が出馬
=村型選挙で固まる候補者選び=

(湖東・竜王町)
 任期満了に伴う竜王町議選は、十六日の告示を前に、立候補者の顔ぶれがほぼ出そろった。これまでのところ定数十四を上回る立候補予定者もなく、無投票の公算が大きくなった。選挙協定を結ぶ地域ごとでの調整がまとまり、村型選挙の色合いが濃厚となっている。(文中敬称略) 

 立候補を表明しているのは、山口喜代治71(四期、西出)、若井敏子52(三期、小口)、村井幸夫58(二期、岡屋)、中島正己53(一期、山面)、川嶋哲也65(一期、林)、勝見幸弘50(一期、田中)、西隆62(一期、庄)、岡山富男41(一期、山面)の現職八人。 

 新人では、若井冨嗣60(三期、鏡)から図司重夫54(鏡、農業)、若井幸雄72(二期、川守)から近藤重男65(川守、農業)、西村太三郎60(一期、小口)から中村義彦65(薬師、元町職員)にそれぞれバトンタッチするほか、谷口明69(一期、西川)の死亡に伴い辻川芳治50(須恵、会社員)が、新たに寺島健一59(新村、元JA職員)が名乗りを上げ、新人五人が選挙態勢を整えた。

 また、元職では、二期務めた竹山兵司62(西山)が返り咲きを狙う。
 西と竹山、若井(共産)の三氏以外はすべて地区推薦を得ており、地域ぐるみで議会に送り込む村型選挙が根強く、地域協定枠組みの構図となっている。

 七日までの状況では、弓削地区が候補者選びに奔走したが擁立まで進めることができず、空白地域の橋本地区や新興住宅地の美松台で自立の動きも見られたが出馬表明までは至らなかった。今後、新たな自立の動きがなければ、無投票となる見込み。 


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安土町に 津村・新町長が誕生!

現職に909票の差をつけ初当選

2町の合併にノーの判断
=草の根の戦いに勝利=

支持者に囲まれ、当選を喜ぶ津村孝司・新町長
(湖東・安土町)
 任期満了に伴う安土町長選の投票が7日行われ、即日開票の結果、津村孝司氏(54)が3、743票を獲得し、現職の仙波秀三氏(72)に909票の差をつけて初当選した。投票率は69・36%だった。

 上豊浦の津村氏の選挙事務所には、開票が始まった午後9時ごろから支持者が次々と詰めかけ、開票所から送られてくる開票速報を見守る中、刻々と上積みされていく得票を注視し、当選を祈った。午後9時40分、当選が伝えられると事務所内に大きな拍手と歓声がわき起こった。

 午後9時45分過ぎ、津村氏が事務所いっぱいの支持者らに割れんばかりの拍手で出迎えられると、選挙事務所は当選を祝うムード一色に染まった。

 あいさつに立った津村氏は「勝因は、市町村合併の問題が大部分を占めていると思う。これまで町民の意見を聞かなかった役場の姿勢に(住民が)ノーとの判断を下し、能登川町だけとの枠組みにもノーを示したものと受け止めている。(就任後は)財政改革に努めたい。対話行政をキーワードにまちづくりを推進したい。(みなさんの)このパワーこそが、あすの安土のまちづくりの源になる」と述べ、大勢の人々の支援に感謝するとともに、新町長としての意欲を見せた。

 当選祝いに駆けつけた川端五兵衞近江八幡市長は「最大の勝因は、住民のみなさんの良識の勝利だ」と祝辞をのべ、合併に向けてともに魅力あるまちづくりに取り組んでいくことに期待を寄せた。

 今選挙戦では、合併の枠組みが最大の争点になり、将来のまちづくりの方向性を握る問題だけに選挙前から有権者の大きな関心が寄せられ、その結果に近隣市町からも注目が集まった。

 近江八幡市を視野に入れた広域合併を主張した津村氏が、能登川町との2町合併の推進を訴えた仙波氏を破ったことは、合併の枠組みについて住民投票と同じ意味を持つ重い結果といえる。

 選挙期間中、仙波陣営に能登川町の杉田久太郎町長や正・副議長などが応援に入り、仙波氏が強調していた町行政間の信頼関係を軸にする2町のみの合併を住民は支持されない結果となった。

 これまで町では、住民説明会を実施し、2町合併で推進すること決め、議会もこれを追認していたが、今回の選挙で住民の意向を十分に聞き入れて判断したものかどうかその真意を疑う結果となったことから、町民を代表する議会としてもその責任と見直しが迫られることになる。

 今選挙では、従来の組織をバックにした陣営と有志からスタートした手作りによる陣営の違いがはっきりしていたことや支持層の年代のすみ分けが鮮明に見えるなど、これまでの安土町にはなかった選挙戦が展開された。町民の戦術に対する町民の意識の変化も広がった。津村新町長の任期は10月1日から。


安土町長選開票結果 (投票率69・36%)
 当選 津村 孝司(無所属) 3,743票 
    仙波 秀三(無所属) 2,834票 

 


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